2010年 03月 3日

The John Butler Trio

 「ひな人形は出しましたか?」というおふくろからのメールで思い出した。
 「とっとと出さねば」と焦った。
 義理母からのギフトとして贈られてきたこの人形を飾るのも、もう3回目だが、Rちゃんの記憶は今年からとなるのだろう。
 
 ちょっと少量だった朝食以来、飯を喰ってなかったからか妙に腹が鳴り、18時30分頃の東横線内でおにぎり2個を頬張りながら代官山のライヴハウス:UNITへ。
 本国オーストラリアでも絶大な人気を誇る、ジョン・バトラー・トリオのライヴへ向かった。
 
 以前、ジョン・バトラーの日本における契約レコード会社はワーナーだったが、今回のニューアルバムよりレーベルを移籍。同時にドラムス、ベースのメンバー・チェンジも行っている。
 この件に関しては、以前のJBTのバンド・メンバーであるドラムス:マイケル、ベース:シャノンらにメールでいきさつを伺っていた。
 マイケルにしろシャノンにしろ、「今度は他のミュージシャンともやってみたい、というジョンの意志を尊重し、残念ではあったが了承した」と記されたメッセージが届いた。

 新しいバンド・メンバーもお茶目な輩で、なかなか好感のもてるプレイヤーであったが、冷静に旧JBTと新JBTでは、リズムの繊細さに関しては明らかに前者の方がきめ細かい印象を受けた。
 今日の段階では、正直マイケルにとシャノンに戻ってきてほしいという気持ちが心を支配しているが、新JBTの面々がセッションを繰り返し、新たにわき起こる化学反応を得るその様も、また心待ちにすることにしよう。

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 ジョンの技量は言わずもがな。変わらなく突き抜けて素晴らしい。比べる者など誰もいない。
 定番『オーシャン』のエンディングではまたしても目頭にきた。
 演奏だけの11弦サウンドはどうにも涙腺を直撃してくる。ジョンに神が降臨する瞬間を、おいらはもう4度生で見ていることになる。

 今回どういうわけだか、スタンディングのステージ最前列中央に陣取り、終始ライヴ観戦を果たしたのだが、最後のアンコールを終え、両手を掲げてオーディエンスに挨拶をするジョンが、グーのサインでこちらのグーサインに答えてくれるアイコンタクトの配慮が嬉しかった。
 この日の焼酎が格別だったことは言わずもがなだ。

 彼らは3月24日に日本先行で待望の新作『April Uprising』を発表する。

投稿者 yonezawa : 03:47 | トラックバック(0)

2010年 02月 27日

64年のストラト

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 これまでの、すべてのbambiリハーサルを通して、個人的に最も手応えを感じた今日。
 長く封印していた64年のストラトを久方ぶりに表舞台に登場させようと、それなりの音量で鳴らしてみたところ、なつかしいファズ・サウンドが気分を高揚させてくれた。
 とても気持ちのよいリハーサルだった。バンドのテンションに感謝。

 メンバーには申し訳なかったが、本日のリハは早めに上がらせていただき、そのまま車で六本木へ。
 思いの外空いていた都心までの道中がそれなりにスムーズで、狙った駐車場もバッチリ確保出来、気分がよい。

 以前からHさんにお誘い頂いていたライヴ・ハウスへ到着。
 Hさんは、本業であられる作品の執筆だけに限らず、いつでも日本中を飛び回り、様々な分野でアグレッシヴに活動を繰り広げる素敵な才女だ。

 中へ入ると、すでに演奏は始まっていた。
 おいらが勝手に想像した音楽とは幾分傾向が違ったものの、フォーク調の可愛らしいメロウな曲を堪能した。アコギのギタリストも上手。第二部までの観客入れ替えのインターバルにおいとまし、表参道のカレーうどんで〆。

投稿者 yonezawa : 23:41 | トラックバック(0)

2010年 02月 13日

ゆらぎ

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 bambiリハーサル後も、大事をとって即帰宅。
 元気なRちゃん、しかし鼻づまり。

 45歳の頃の父親の姿を思い出す。当時おいらは12歳。
 あの頃父は、仕事で何を思い、何を目指し、どんな瞳で家族を見つめていたのか。
 今となっては知るよしもないあの頃の親父を想像してみる。
 十二指腸潰瘍になったのは今で言うストレスだったのだろうか。
 不意に意味不明の吐血をしたのは、それよりももっと後だったか。
 45歳の親父。家長と呼ぶに相応しい迫力と魅力と優しさがたくさんあった。

 アルバム発売前、来日前に思い切り来日の予習の出来る、Jeff Beckのゆらぎに心で泣こう。
http://www.youtube.com/watch?v=nwNx-SG_vr8

投稿者 yonezawa : 01:21 | トラックバック(0)

2010年 01月 25日

Dave Mason

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 先週の金曜日、新宿で食事中レコード会社SのKさんより電話がかかってきた。
 Kさんは大概用件はメールではなく電話だ。
 「…ってことでメールに詳細を書いて送りますんで宜しくお願いします!」
 受けた電話の正式な返答は今日の約束だった。

 届いたサンプルCDを聴きながら、16歳の頃を思い出していた。
 テレビでジョン・レノンが射殺されたニュースは、午後テレビを見ていた親父より知らされた。
 ポール・マッカートニーがテクノのような曲「カミング・アップ」を書いて、そのトーンに驚いたこと。ブロンディが最も売れた年だったこと。ピンク・フロイドの「WALL」に強大な衝撃と威力を感じたこと。
 同級生と授業をさぼり、我が家でLPを聴いてたら、突然その同級生の母親がやってきて「米澤くん、居ますかー? うちのKはいませんか? 上がりますよー!」っと家に上がり込んで来られ、「この馬鹿が!」と注意しながらその同級生の耳を引っ張って連れ帰ったこと。その話を聞いたおいらの母親は含み笑いをしながら「お父さんに言おうかねぇ…?」と、おいらを軽くゆすってきたこと。その時の母親の寛大さにしびれたこと。
 …思い出せばキリがない。
 つまり1980年という年代はおいらの世代にとってはかなり重要な意味を成す年だと言えた。
 
 その年リリースされた、ウエストコーストの香り漂うレイドバックしたデイヴ・メイソンの『明日へのチャンピオン』(Old Crest On A New Wave)を今、改めて聴き直しているところだ。 
 ベスト盤も含めて以下の8タイトルがが4月14日に同時発売になる模様。

It's Like You Never Left
Dave Mason
Split Coconut
Certified Live
Let It Flow
Mariposa de Oro
Old Crest on a New Wave
The Best of Dave Mason 

投稿者 yonezawa : 11:05 | トラックバック(0)

2010年 01月 20日

Norah Jones

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 虎ノ門で映画『マイレージ・マイライフ』試写を経由し、赤坂へ移動。
 赤坂BLITZで行われたノラ・ジョーンズ1ナイト・ライヴの観戦。
 冒頭からムスタングを抱えて登場したノラの姿に驚いた。蓋を開ければライヴの半分以上のトラックでギターを披露したノラ。
 ざらついたリバーブ効果に、ほんのりトレモロがかった魅力的な音色。チャーミングに奏でるギターがなんとも言えない温かき空間を演出する。

 まさしくノラ一色の世界。冒頭1曲目の歌が聴こえた瞬間、一気にノラの技量を思いしらさられる。デビュー10年前後のミュージシャンで、こうも惹きつけるヴォーカルを聴かせるシンガーは果たして何人いよう。男なら断然ジョン・メイヤーだろうか。

 生ビールを飲みながら、スタンディングで1時間の公演を堪能し、近場の焼鳥屋へ。
 取り立てて芸術の話なら全幅の信頼を寄せる“モノカキ”なHさんとの席が贅沢で有り難い。

投稿者 yonezawa : 15:49 | トラックバック(0)

2010年 01月 14日

Rodrigo Y Gabriela

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 比較的短いスパンで来日を果たしているアコギ・デュオ:ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ。ZeppTokyoの来日公演観戦へ。

 以前、渋谷duoで圧巻のステージを拝聴し、今回2度目のロドガブ体感。
 全体的にロドガブの中でもトリッキーな技の応酬で、パーカッシヴにギターを叩くシーンの印象が際立った。
 しかし、集客としては充分過ぎるほどの動員があるものの、個人的にはロドガブのライヴとしては大きすぎるような箱の印象も抱かせた。
 観客との距離感が最も大事なユニットだと感じるから。

 場を中央区へ移し、同行した編集と食事の席に。
 結局、忘年会をやれなかった彼と新年会。今年は彼と、いくつの取材が実を結ぶのだろう。

投稿者 yonezawa : 15:01 | トラックバック(0)

2010年 01月 12日

THE MODS

 信じられない一日となった。
 都内某所でTHE MODS森山達也氏、漫画家:高橋ツトム氏の特写&対談が実現することに。

 50年の歴史を誇る年期の入った都内大型駐車場を撮影スペースに決め、撮影1時間以上前に現地入り。スーパー・フォトグラファー:尾形正茂と事前ロケハン。

 この場所のとてつもないクールさに胸が高まる。
 場所を提供くださった現地関係者の方々の協力も有り難く、今回ロケ・ポイントにはしなかったが、今後のための様々な驚きのスペースも見学させて戴いた。大感謝。

 高橋氏現地入り。やがて森山氏も。
 肩肘の張らないパンク・ロッカー森山さんのスタンスは、とてつもない魅力に溢れていた。

 福岡から上京したおいらにとって、THE MODSの存在はやっぱり特別なものがある。
 ビートルズもツェッペリンもマイケル・シェンカーもヴァン・ヘイレンも大好きだったが、JL&CもミカバンドもTHE MODSも勿論大好きだった。

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 THE MODSが東京進出する際、最後に演ってた80's FACTORYは伝説のライヴハウスだったし、おいらは当時入手した同店のマッチを今でも家のどこかに保管している。

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 『TWO PUNKS』にしろ『激しい雨が』にしろ『バラッドをお前に 』にしろ、森山氏が希代のメロディメーカーだと言う認識は、博多で1stを聴いたあの日から変わらない。

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 パンキッシュでありながら、同時にスタイリッシュな存在感が共存。
 今回氏と遭遇し、何故永遠にTHE MODSが瑞々しく輝き続けているのか、その理由の一端を再認識させられた夜になった。

 対談はまるで旧知の友人同士が語り合っているような、至ってアットホームな雰囲気の中進行。2人は3杯目の生ビールをおかわりした。やがて取材はつつがなく終了。
 そのまま「もう1杯いこうや!」と近所の酒場に飛び込み、その後夢のような時間が訪れることに。極めてロック。もう最高。

 THE MODSにおける森山さんの魅力溢れる声と、せつなく美しいメロディーは世界でただ一つの究極の個性。その想いは死ぬまで変わらんだろう。

 この、ときめく対談記事は、1月27日(水)発売のスーパージャンプ4号に掲載される。

投稿者 yonezawa : 04:08 | トラックバック(0)

2010年 01月 8日

ホスピタリティ・エリア

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 現在音楽専門誌等を拠点にしたライター活動中のYと、何年ぶりかの再会を果たした。
 Yと会ったのは、フランツ・フェルディナンドがセカンドをリリースし、FUJI ROCKに登場した際の、ホスピタリティ・エリアでの取材以来だったと思う。

 時折メールで近況は伺っていたが、直接会う機会はなかなか得られなかった。
 おいらよりも一回り以上若い世代らしく、Y独特の視点で捉えた、今旬のバンドに関しての評価が面白い。
 熱心なロック信者なY。
 おいらにしても、今考えてみれば中学高校時代からここまで延々ロック・ミュージックに傾倒し、追い続けている者の知り合いは思い浮かばず。
 Yにしても学年で自分1人が、そう言った意味で浮いていたそうだ。
 ロックで発熱をしてしまい、その熱が醒めないまま現在に至る。Yの気持ちが重々理解出来るのだった。

投稿者 yonezawa : 02:18 | トラックバック(0)

2009年 12月 29日

Al McKay

 池袋のヤマダ電機には2店舗の大きな店がある故、入口で義理兄と待ち合わせた際、困難を極めた。各々がそれぞれの1店舗しか頭に入っていない故、「今正面玄関の真ん中に立っているよ」「おれも正面玄関の真正面にいるんだけど…」会うはずがない。
 このやりとりの最中、もしやと思い、他店舗情報を店員に窺い、すぐそこの横断歩を渡った場所にもう1店舗の店をようやく見つけることが叶った。

 このケースで、最も気をつけなきゃならないのが新橋のキムラヤ前での待ち合わせ。
 そう言われ待ち合わせし、現地に初めて着いた際、「駅界隈はキムラヤだらけ」だと気づく羽目になる。

 夕方、六本木ミッドタウン内の讃岐うどん屋で肉うどんと辛高菜おにぎりをほおばった。
 そしてアル・マッケイ・オールスターズ・ライヴ観戦のためビルボード東京へ。
 アル・マッケイはあのEARTH、WIND&FIREのギタリストだったが、当時、彼の教則ビデオを観て秒殺され、同じ頃観たアルバート・リーの教則ビデオと同様、彼らはもう片方の頭で意識するギタリストの一人となっていた。

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 世界有数のカッティングを拝みに行くべく高い椅子に腰掛け観戦。
 あの「SEPTEMBER」もアルの作品だったし、懐かしい多くのアースのトラックは、こうしてライヴ・ハウスで聴けば、どれだけの秀作で、心地よいのかを改めて感じ入っていた。
 リードヴォーカリストは3人。
 晩年、フィリプ・ベイリーが歌っていたファルセットのヴォーカル・パートも、今日のこのライン・ナップで奏でた彼らの方が格段にパンチを感じた。
 
 和光市を経由し、新宿犀門でホントの夕飯。今年もあと2日。
 帰ってから、己の作ったカッティング曲をおさらいすることにしよう。

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投稿者 yonezawa : 10:30 | トラックバック(0)

2009年 12月 26日

今年最後のbambi

 今日までにやるべき家事を終え、今年最後のbambiリハへ。
 このバンド、集合する度に新曲が追加され、この1年足らずの間にレパートリーは180曲以上。尋常でない創作スピードはここにきても止まるところ知らず。

 コードを譜を見ながら、即席のアレンジメントで順繰りの音出し。
 ある種の化学反応を見せるトラック、すでに1回目で完成に近い仕上がりを見せるトラック、自分自身、どうしてもコード・トーンに絡みきれないトラック。様々な感触を得、予定していた阿佐ヶ谷の居酒屋バーで乾杯。

 まぁこれだけバラバラ異業種メンバーの集いは、各々の持ち場ネタがまちまちなので特殊な面白みが満載で、今宵の酒も爆笑の夜となった。
 今年は長野での遠征ライヴもこなしたし、数回の都内でのライヴもこなした。
 アマチュアにしてはかなり活動的な1年だったと回想。

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 やがてお開きとなり、戸外に出て商店街を歩いていると「ラーメン丸長」の看板を発見。
 もしかして荻窪店の姉妹店?と思い、メンバーを見送った後、一人ふらりと入店。勿論つけ麺をオーダー。
 丸長の系譜が書きつづられたポスターが貼ってあり、この店もあの丸長グループの流れをくんだ系列店とは判ったが、味の方はおいらにとって可もなく不可もなく。 

投稿者 yonezawa : 16:55 | トラックバック(0)

2009年 12月 21日

フリーペーパー『熱風』

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 伸び伸びになってしまっていた亀渕兄との飯が、この師走になってどうにか叶いラッキー。
 ソニー・ミュージックMさんにご配慮戴いたアジカンのZEPP公演はS、M、A(後にゴールデン街で合流)に託し、新宿の待ち合わせ場所へ。

 氏は、書店で無料で入手出来るフリーペーパー『熱風』に「ドーナッツ盤に恋をして」という、とてもチャーミングで魅力的なコラムを熱筆されておられるのだが、おいらはその熱心な読者だ。

 待ち合わせの場所へ到着し、再会を果たし椅子に座る前から、もう速射砲のように語りつくす。次回の機会がいつなのか判らぬ故、会ったらとにかく速射砲。

 アメリカン・ロック、ブリティッシュ・ロック、70年代、60年代、80年代、90年代、そして現在。
 マイケル・ジャクソン、ジミヘン、ビートルズ、リトル・リチャード、民主党、自民党、洋画、酒、新宿、正月、鍋、寿司、山、コレステロール、会社、社長、江口寿史、夢枕獏、母、父、文章、コラム、仕事、ツェッペリン、ニッポン放送、ウィキペディア、お笑い、北野武、ギター…
 話が途切れない。

 脱線しまくる節操のない話題は、これ以上ないほどの興味深さへと突き進む。
 亀兄、何でも知っている。物事をいつも優しい目で見つめている。
 60歳代の亀兄は、例えば18歳から30歳ぐらいまでの時に持ち合わせるような鋭い感覚の瞬発力を今もまったく失っていないことを、45歳のおいらが感じている。

 『熱風』に執筆されるコラムの、例えばたった2行を書こうと思えば、文献を2.3冊読み漁り、事実関係を突きとめなければならない。その真摯な姿勢が胸を打つのだ。そんな意味もあり、コラムの放つ熱風を感じずにはいられない。

 話の途中、氏が1冊のボロボロになった片手サイズの洋書を取り出した。
 例えばミュージシャンの正確な名前、アルバムのタイトル、年度、関係者各位とのいきさつなどは、その洋書を参考文献の1冊にされておられるとおっしゃった。
 ページをめくると、蛍光ペンで何カ所もアンダーラインが引かれてあった。
 感服。
 アンダーラインなど、もう何年使っていないだろう。
 本を読むときには確かにアンダーラインが必要だった。
 自分の鞄にはピンクのアンダーライン用のペンを常備させているにも関わらず、何年もその作業をすっかりスルーしている。
 ふいに母が学生時代からずーっと家で使っていたボロボロの辞書を思い出した。
 亀兄と語ると、様々な景色が思い出されてきた。

 古き時代を知り、最先端の今、巷に流れる音楽を聴き、そして自ら欲する音を求める。
 2007年12月、ロンドンの地で偶然の初邂逅を果たした亀渕兄との出会いは、今生涯の宝となった。

投稿者 yonezawa : 21:36 | トラックバック(0)

2009年 12月 17日

村治佳織、宮本笑里のナビゲート

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 村治佳織、宮本笑里のナビゲートするJ-WAVE『MITSUBISHI JISHO Classy Café』公開録音の地:丸ビルへ。
 http://www.j-wave.co.jp/original/classycafe/

 ゲスト:レ・フレールの演奏に続き、宮本笑里のソロ演奏。優雅。
 観るごとにスキル・アップをはっきりと感じさせる彼女の進化を今日も認識させられる。
 クラシックでありながら、今回初のオリジナル曲を発表した彼女。ここのところの様々なメディアでの活躍ぶりは、デビューから見つめてきたファンの1人としても嬉しい限り。

 あまりに集まる客が多すぎて、Rちゃんをなかなかベスト・ポジションで見せられない。
 最終的にはステージから右手前方のカフェで観戦。

 村治佳織のソロギターに聴き入る。
 ああ言った場所での、戦メリ、ティアーズ・イン・ヘヴン等の効果的な選曲を改めて感じ受け、フロアのナチュラルなリバーブ感がとても加減のよい演出効果に感じられた。
 通常のコンサートで聴く出音よりも、ややトレブリーでエッジの効いたような響きは個人的にはとても好みの音で、リスナーも“パンチ”を感じたのではなかろうかと感じた。

 2人の非の打ち所のないパフォーマンスを観た後、控え室へご挨拶。
 コンサート会場なり、控え室なり、取材先で何度もご一緒しているはずの彼女たちながら、2人の放つミュージシャン・オーラが素晴らしく、感じる空気にはある種の精悍さを感じた。抱っこして再会を果たしたRちゃんもその空気を察知したのか、とたんに静かになった。
 現役バリバリのミュージシャンが発散する力強きオーラ。それ以上にクールなことない。
 Rちゃんは彼女たちによって、特別よき体験をさせて戴いていた。
 2人にお会いするまでは散々「かおりちゃん、いる! えみりちゃん、いる!」とかうるさかったくせに、いざ連れて行くとおとなしくなってしまい笑った。

 終演後、一旦編集部へ帰還。
 入稿を終え、M労いの会を決行。

投稿者 yonezawa : 17:58 | トラックバック(0)

2009年 12月 14日

Superfly

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 ひょんな機会から、今回初めてスーパーフライの武道館公演を観ることとなった。
 TVCM等で洩れ聴こえてくる彼女の歌声は破格だと感じていたし、多和田えみ、LOVE等と同じように、邦楽女性ヴォーカリストの中では最も気になる存在の一人だったのだけれど、会場に足を運ぶ機会はこれまでなかった。

 漫画家:Hさん&担当Mと待ち合わせ、3階席に陣取った。
 ステージ・サイドからの観戦となったが、この時代PAはこちら側にも向いているせいで、バランスの悪さは大して感じない。
 ステージを縦横無尽に動き、パフォーマンスする彼女の自然体な姿はとても好感があり、比較的小さな女性ながら、その姿は舞台ではとても大きく映った。
 ジャニスも弾き語りも披露してくれた志帆ちゃん(Superfly)。
 2時間強のステージ後、控え室で乾杯を交わし、帰り際に一言二言、話す機会を戴けた。
 乾杯の際、所属事務所社長の語った言葉が、とても言い得て妙であり、本当の音楽家を丁寧に着実に育てる術を感じさせた。
 音楽の成功に近道はない。この意識を持って、この世のすべての優れたミュージシャンは同じ条件でトライするしかないのだ。
 和田ラヂヲ兄と同じ松山出身最大の女性シンガー:スーパーフライの、今後のさらなる活躍を楽しみにしている。
 遅い夕飯は四谷の博多料理。美味。
 隣り合わせたお客さんは、偶然スーパーフライのコンサート帰りの方々だった。
 ところで福岡市平尾在住時代には知りもしなかったが、糸島の卵は名物だったのか…

投稿者 yonezawa : 16:32 | トラックバック(0)

2009年 12月 9日

MITSUBISHI JISHO CLASSY CONCERT in Marunouchi

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 フジテレビ「2009FNS歌謡祭」は、終わり間際のSMAPの歌った部分しか拝見出来なかった。
 そのステージではヴァイオリニスト:宮本笑里、クラシック・ギタリスト:村治佳織との共演もあり、そうしたこともあって個人的には珍しい舞台の映像に聴き入った。

 夕方、丸ビル1Fフロアで行われるのは、J-WAVE(81.3FM)のクラシック専門番組「MITSUBISHI JISHO CLASSY CAFE」の公開録音コンサート「MITSUBISHI JISHO CLASSY CONCERT in Marunouchi」。
 ナビゲーターの宮本笑里と村治佳織のツイン・ナビで魅せるスペシャル・コンサートを観戦するべく現地へ。

 フロアにはゾクゾクと人が集い始め、どの位置でも鑑賞が困難になるほど、行き交うオーディエンスは膨れあがった。

 ゲスト奏者の後、村治佳織のギター・ソロ。
 いつもよりエッジの効いた、気持ちトレブリーだった村治の出音は個人的には好みだ。
 観衆の雰囲気と、この場所、そしてこの環境にベストと思われるポップスのカヴァー曲が独特の風格を感じさせた。
 宮本笑里と村治佳織によるジョイント演奏も、もはやあうんの呼吸と思わせるシーンも見受けられ、日々、進化を遂げる2人のクラシック・ミュージシャンの機微を感じ受けていた。

 終演後、控え室でRちゃん、久々にお2人と再会。
 先ほどまで、あれほど走り、騒いでいたRちゃんは彼女たちに再会したとたん、急に静かになってしまったので笑った。
 笑里ちゃん、佳織ちゃん、貴重な時間に感謝。
 
 一旦業務へ引き上げ、この日を逃したら年内の食事会は無しとなっていたMとの約束だったが、どうにか新宿で再会の時間を得た。
 わずかの時間でも、濃い内容の意見交換を得られた夜更けはラッキー。

投稿者 yonezawa : 01:59 | トラックバック(0)

2009年 12月 3日

失速で鍵盤

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 またしても早朝より稼働。
 社内の会議に参加し、1日が早々と始まる。
 入稿した原稿の、とある解せん方向性に泣く泣く泣く泣く了承。
 
 延期になった失速ライヴの連絡以降、会う機会がなかった吉田兄と飯。
 諸事情で早めに帰途につかれた兄と別れ、失速で鍵盤をお願いしているミュージシャンTと合流。ゴールデン街:Hで、こちらとも久々に「名月」で乾杯。
 マイアミでバカンスを楽しんできたと言うT家の近況が、ちょっと羨ましい。

投稿者 yonezawa : 12:33 | トラックバック(0)

2009年 11月 13日

身内が1人

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 アコースティック・ギタリスト:押尾コータローのライヴは2度目。
 以前、初めて彼のパフォーマンスを見た時と同じ国際フォーラムへ駆けつけた。
 前回同様、申し分のないPAのバランスを感じ受けながら、絶妙の間で演奏は繰り広げられた。静と動の入り交じる圧巻のステージングが染み入る。
 控え室でご本人と再会する機会を得、先だって押尾さんとの2ショット撮影を果たした、我が家の核弾頭:Rちゃんの描いたイラスト入りピックを贈呈。
 「これ、芸術作品やないですか!」と押尾さんのお気遣いが嬉しかった。

 同行させたのはフリー編集者でライターのKなのだが、こやつ最近妙に綺麗になってきたなと感じていた。
 新宿に場を移し、Kが呼んでくれたのは彼女の彼氏。
 なるほど、美の秘訣はそこか! と心で感じた。
 身内とも言えるKの彼がもし半端な男だったら、おいらなりの手段で根性を入れ直してやらにゃなぁと、大きなお世話なことを想像していたのだが、登場した彼氏と数杯酒を酌み交わしたら、そんな懸念は即刻吹き飛んだ。
 新しい身内が1人増えた、そんな夜更けであった。

投稿者 yonezawa : 22:26 | トラックバック(0)

2009年 11月 8日

坂本耕作

 午前11時30分、ホテル・ロビーで市役所関係の方と合流し、トークイベントの会場となる『水俣市のエコパーク水俣バラ園』へ。

 会場には先ちゃんのイラスト展が常設。
 控え室で本日トークショーの打ち合わせを行いつつ、地元コミュニティ誌の取材を受ける先ちゃん。

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 「漫画家のサイン会」というものは、作家の知名度、人気のバロメーターによって現金に集客に反映されることはなく、各地域の民族性(?)ということなのか、大盛況の場合も時に寂しい場合も勿論ある。

 本日、江口寿史のトーク・ショーは超大盛況。びっくり。流石、世界の地元のヒーロー。
 地方自治体なり役所の方がいくつかのメディアで告知されたせいなのか、入口付近は立ち見の入りきれない状態で、老若男女のオーディエンス(!)が大勢押し寄せた。
  
 地元の人気ミュージシャン:Nさんのファンキーな司会で、先ちゃん会心のトーク・ショーを魅せてくれた。
 ホワイトボードに描いたサイン入りのイラストは現地のファンにプレゼントされ、トーク自体でもみっちり1時間強。
 その後、怒濤のサイン会。

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 長蛇の列に並ぶファン一人一人にイラスト入りのサインを描く先ちゃん。2時間以上ぶっ通しで描き続ける先ちゃん。短編1本分ぐらい描いたんじゃなかろうか。マジで。右手にご苦労さま。
 イベントはつつがなく終了し、一旦ホテルへ。

 ロビーには、先ちゃんの同級生のサカモト氏が待っておられた。
 サカモト? 坂本? 坂元?
 先ちゃんに紹介されたサカモトさんは、なんと先ちゃんが『ストップ!!ひばりくん!』を描いた時の、ひばりくんに翻弄されるキャラとして登場した「坂本耕作」と漢字違い。つまり、あのキャラクターは彼の名前から拝借して使ったのだそうだ。
 これは初耳だった。ご本人の名字(坂元)とは文字が違うものの、ひばりくん現役直撃世代の雄であるおいらとしては、なんだかとても特した気分。

 坂元さん、そして新幹線で来れば早かろうに、わざわざ2時間の鈍行で駆けつけてくれたS作夫妻らと共に、居酒屋『遊食三昧』へ。
 イベントお疲れさまのかんぱーい。

 やがてわらわらと、先ちゃんの同級生の初恋の女性陣ら等々が随時合流し、とても不思議な面子で卓を囲んだ。こんな面子で呑もうと願っても、まず不可能だろう。
 
 この旅でお会いした、すべての水俣の方々は温かく、この町への好感度は益々急上昇するのだった。
 ものの小一時間で芋焼酎の5合瓶が空き2本目に突入。耕作さんのペースは尋常でなく、今日の面子での最たる酒豪として確定。

 おいらはS作のくだらない話に腹がよじれそうになり、情けなく実にバカバカしい会話で何度も(可笑しくて)泣いた。
 このままこの時間が永遠に続けばなぁ〜と考えながら、一次会はお開き。二次会の地:秀ちゃん宅へ今日も移動。S作&Mちゃん、ありがとよ!

 秀ちゃんは午後2時から酒をあおっておられるご様子で、こちらのテンションと丁度良き案配。
 夕べも飲み明かした、たくやさんとギター・セッションで景気を付け、今日は赤ワインを戴いた。
 先ちゃん節も炸裂。吉祥寺となんら変わらない宴は明け方近くまで続くのだった…。

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(前回、江口寿史兄が描いた[町のあちこちに貼られてあった]ポスターと関連サイト)
●観光ポスターへの江口寿史氏のコメント

 こんにちは、江口寿史です。
水俣市の丸島町で生まれて13歳まで八幡町に住んでいました。
今回、水俣市の観光ポスターという形で頼まれたんですけど、思い出してみると小さい頃、水俣の海がきれいだと思ったことがなかったんです。というのは、比較の対象を知らなかったから。
 で、特にこう水俣の自然ということに対して意識したことはなかったんですけど、大人になっていろんな場所をたずねて見た目で改めて見ると、海も山もすごいきれいなんですよね、水俣というところは。自然の懐が深い。水俣の人たちはこの自然の豊かさをもっと誇っていいと思うし、そこら辺を他県の人々にあまりにも知られていない感じがするんですよね。あまりにも一面的なイメージでしか見られていない。
 今回のポスターは、水俣を知らない人たちに、ちょっとでも行ってみたいな、見てみたいなと感じてもらえたら、という思いで描きました。また水俣の人たちにとっても、自分の故郷を再発見する機会になってくれたら嬉しいですね。

http://www.minamatacity.jp/jpn/sangyo/eco-town/saaminamata.html

投稿者 yonezawa : 01:03 | トラックバック(0)

2009年 11月 5日

RY COODER & NICK LOWE

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 JCB HALLには初めてやってきた。
 会場のこけら落としとなったキャンディーズのフィルム・コンサートの時も、その公演自体に気づかないままいた。
 つまりJCB HALLの存在を、その公演が行われたことによって知ったぐらいだった。
 
 今日、この場所で初めて観たのはライ・クーダーとニック・ロウの来日公演。
 
 パブ・ロック界の大御所と言われるニック・ロウ、かたや多くの映画音楽とスライド・ギター奏者として名高いギタリスト:ライ・クーダー。
 2人はリトル・ヴィレッジの解散から17年振りの共演となったそうだ。

 ワーナーIに用意戴いたチケットは4列目のど真ん中。嬉しい。まるでリハーサルに参加しているような距離感で、彼らの生々しいパフォーマンスを聴いた。ワーナーI、ありがとう。
 かつてライの音楽で聴き込んだのは「Paris, Texas」「 Crossroads」「Jazz」の順番だったか。
 ニックは断然「Cruel To Be Kind(邦題:恋するふたり)」、そしてRockpileでの音源がクールで好みだった。『Seconds of Pleasure』のCDは、まず買いだ。
 年を重ねてどういったギターを弾くか? そんなに遠い将来でない未来の己の有り様も想像しながら、淡々と演奏されてゆく曲に耳を傾けた。
 時にコードを弾き損ね、言い訳をするライがとてもチャーミングに映る。
 
 2人とも本当に年を取ってしまったもんだなぁ〜と、ビジュアルを観ながらどうしても考えてしまうのだが、これがベストの年の重ね方の一つだとも同時に感じ受けるのだった。 

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2009年 11月 2日

入園願書〜面接〜bambi in 長野

 早朝起床。最寄りの幼稚園に必要書類を届け、正確な面接の時間をその時点で知り、一旦帰宅して備える。
 私立の仰々しい幼稚園ともなれば、整理券をもらうべく寝袋持参で徹夜で並ぶケースもあるのだと言う。まったく理解しがたいこの異常なシステムを当事者の世代を持つ親となって初めて知る。

 長野ライヴのリハ時間にはなんとしても間に合わねばならないので、午後「なる早」の新幹線に飛び乗った。ネットで調べた出発便のうち2本が残念ながら運行しておらず、東京駅で40分も待つ羽目に。
 14時4分発の長野新幹線「あさま」に人生初乗車。
 中から映る戸外の景色はあっという間に長閑なものとなり、熊谷を通過する時思わず界隈の輩につっこみメール。
 霧に包まれた軽井沢を通過した。

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 やがてJR長野駅着。外はあいにくの雨模様。風が強くて前情報通りメチャ寒。
 駅に隣接するホテル「メトロポリタン」へチェックインし、徒歩でライヴハウス「NDIA LIVE THE SKY」入り。
 サウンド・チェックの最中、長野朝日放送「ザ・駅前テレビ」の取材陣も到着した。このイベントは地元のメディアで紹介される模様。
 34年の時空を超えて復活を果たす伝説のバンド『俄』のリハに聴き入る。

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 オリジナル・メンバーの演奏ーーという真実が余計迫力を感じさせた。本番の熱が楽しみ。

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 最後のbambi逆リハを経て開場。
 どうも会場には入りきれないほどの客が押し寄せている模様。流石、地元『俄』再結成の底力を感じ受けた。
 そしてbambi本番。ステージは狭いが、いつものテンション良好。『俄』のオリジナル「人形館」は、勝手ながらもはやbambiオリジナルの感触。
 我々以外のゲスト:宮川真衣さん、俄組の演奏時間もそつなく流れた。

 そして真打ち『俄』登場。
 ここのところ、何度もLP音源を聴いたあの演奏が、よりパワフルなテンションで再現されてゆく。楽屋下にも聴き漏れる演奏を聴くに連れ、自分なりの感慨にふけいる。
 何故NSPは、オフコースは、時代の潮流に乗っかり成功したのだろうか。小学生の頃、同級生の女のコで生徒会長だったSの家でNSPのカセット・テープを貰ったなぁ。
 『俄』リードヴォーカリスト:宮川さんの声は天野滋の声よりも芯に響く印象だ。

 最後、『俄』に混じってのセッション。「鬼が走る」のいなたさをおいらはタッチワウでちゃんと再現出来たのだろうか。今宵ステージの最終最後を締めくくる「ハイウェイバス」でライヴは叙情的に幕を閉じる。

 こうしてbambi in 長野の初遠征が無事に終わった。

 小雨の中、一斉に撤収。
 一路打ち上げ会場へ。差し入れの野沢菜を肴に赤ワインで乾杯。
 演奏もさることながら、出演者及び関係者のみなさん、人柄も素敵な方ばかり。音楽が紡いだ心のつながりを感じ受ける。

 差し入れの美味しい野沢菜を肴に赤ワイン。
 差し入れの美味しい野沢菜を肴に赤ワイン。
 差し入れの美味しい野沢菜を肴に赤ワイン。

 この作業を繰り返すうちに軽く酔いがまわり始め、打ち上げ会場を後にbambiの面々で〆のラーメン。勿論この地の夜中に食した。

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投稿者 yonezawa : 01:41 | トラックバック(0)

2009年 10月 24日

料金 5100円

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 夕べ、食事中の深夜、飛び込んできた新案件で土日の原稿執筆の時間を確保。
 
 小雨の中、午後7時、勿論本番キャンセルはナシのBambiリハーサルへ。
 キャンセルナシどころか、こちらは11月2日:長野ライヴに向けてのTV取材の申し込みが長野放送より入ったそう。
 ライヴに向け、オリジナル俄の曲コードとフレーズを数曲拾ってみた。
 ともかく本番が待ち遠しい。

 久々にメンバー全員集結し、軽い打ち上げの後パーキングへ。
 駐車してあった枠番号「5」を押すと「料金 5100円」の表示。
 ? 何? 一瞬呆然と機械の前に立ちつくす。
 駐車時間に対して料金が明らかにおかしい。管理会社へ連絡し事情を説明したところ、遠隔操作で駐車時間が判るらしく、こちらの言い分が把握来た(機械の表記ミスを確認出来た)ようで、これまた遠隔操作で車のストッパーを下ろしてもらった。
 料金は特に請求されずそのまま。ついていたのか不幸だったのか。しかし気分は晴れない感じ。しかし、あんなこと(遠隔操作)が出来るとは…

★INDIA live the SKY
34年の時空を超えて...伝説のバンド 俄 復活!!
11月2日(月) open19:00 start19:30 前売\2,000 当日\2,500(ともに1DRINK付)

出演 俄/宮川真衣/bambi(東京)/俄組

お待たせいたしました!なんとあの『雨のマロニエ通り』『東京』等、数々の名曲を残した伝説の俄が34年ぶりに待望のオリジナルメンバーによる復活です!ゲストには宮川真衣、俄組、東京よりbambiを迎え、豪華な面々が揃う1日です!
http://www17.plala.or.jp/india-sky/index2.htm

投稿者 yonezawa : 16:10 | トラックバック(0)

2009年 10月 23日

失速延期

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 どうも喉の調子悪し。
 インフルエンザを伝えるニュースもシャレにならんので、日常における最低限の用心は特に心がけねば。
 平日のリハーサルのためにギターを抱え、何年ぶりに電車を乗り継ぐが重くて辛い。
 20年前ならば、ギターに加えてエフェクター・ボードのジュラルミン・ケースも一緒に持ち歩いて、スタジオだ居酒屋だ、よく徘徊したものだった。
 思い返してもあのエネルギーは凄かったし逞しかった。

 仕事の都合もあり、みなの仕事場を考えたら丁度おいらのいる編集部界隈が集まるスタジオとしては条件が良く、今夜はこの地に集まってもらうことに。
 ところが、リハ1時間前になってバンマス:吉田兄より連絡あり。内容は以下のようなもの。
 「ライヴ主催者側との連絡の行き違いで、今年の失速イベントは延期され、2010年の3月頃に振り替えになる模様」
 リハ初日になってのビックリ情報。これは明らかに出演者に対して何の連絡もしない主催者の落ち度によるもの。吉田さんが「今年も宜しく! リハーサルに入ります」の連絡をたまたま入れたら、その旨を聞かされたとのことだ。
 なんたる事態。ライヴの告知を、どなたに声をかけたのかすべてを正確に覚えていないし…困った。
 ともあれ、リハーサルは親睦会の場となり、リラックスしたゆるいリハの時間を過ごすことに。

 全員リハーサル不足と思いきや、演奏の感触やら録った音源を聴いてみればなんとかなる程度の感触を得、メンバー各位の底力を認識。
 ベースのTとは今回、正式に初セッションの機会を得られ嬉しかった。
 終電の時間もあり、今夜の打ち上げはKとTの3名で。なかなか面白き化学反応の感触だ。

投稿者 yonezawa : 16:15 | トラックバック(0)

2009年 10月 16日

tommy

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 記憶が間違っていなければ、91年2月24日のロリー・ギャラガーの公演(旧:郵便貯金会館)以来、この地:芝メルパルク・ホールにやってきたのかもしれない。
 
 トミー エマニュエル来日公演。
 ロビーでTシャツを買っている時に前座の演奏が聴こえてくる。

 オンタイムの午後7時、オープニングを努めるステファン・ベネットの登場。
 彼の弾くギターの中で、100年の歴史のあるというハープ搭載のような大仰なアコギの音色が柔らかく優しかった。初めて知ったギタリストだったが、トミーの盟友といった面持ち。ナイス。
 
 数分後、ステファンが引き上げ、入れ替わりにトミー登場。
 何の演出もないまま、ただ朴訥に登場し、そしてイナズマのようなハイテンションのプレイが突然始まる感じ。
 もう声が出せないほどの超絶技巧の嵐。しかし、際立ったメロディの主張と圧巻のリズム感が、お仕着せがましさをまったく感じさせない。
 ぐうの音も出ない、舌を巻く演奏がここから延々と始まる。
 「上手い」と言うよりも、ここまでいくと大げさな意味ではなく神の領域と言えるよう。
 おいらの生涯で、ある意味これ以上のアコースティック・ギターのプレイに出会うことはなかろうと思われる。
 
 2人目のサプライズ・ゲストで登場したのはジェイク・シマブクロ。
 この公演に彼が登場することはあらかじめ知っていた。
 トミーの親友にしてこのステージに相応しいキャスティングと言えた。
 たまたまジェイクはこの日、日本公演の最中だったが、明日の神戸で国内ツアーのファイナルを迎え、そして彼は再びアメリカ・ツアーへと突入する。
 2人で奏でたザ・ビートルズのアンサンブルの美しさといったらない。
 ジョージ・ハリスンは、なんとアコースティックにベストマッチする創作をしてくれたか。
 今やこの2人のためにある曲と言わんばかりの『ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス』が芯に響く。『ヒア・ゼア・アンド・エブリウェア』の完成度に心で泣いた。

 再びトミーのソロとなり、アンコールまで非の打ち所のないステージングを堪能した。
 控え室でジェイクに再会。「ヨネザワさんが来ると知っていたのでガンバリマシタ!」というジェイクのリップサービスがとても嬉しかった。
 
 明日は札幌出張につき、余韻に浸るための飲みを断念し、夕飯食べて即帰宅。

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投稿者 yonezawa : 21:29 | トラックバック(0)

2009年 10月 4日

そろそろ着手

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 いい加減弾かないことには始まらなかろうと、11月、目黒ブルースアレイで20分間だけLED ZEPPELINを弾く「失速ライヴ」での曲をゆったり確認。
 しかしヘタしたら40年ぐらい経過しているこのバンドの曲を聴いているのだが、弾けば弾くほど恐ろしい発見があり、バンドの化学反応で起きた奇跡だとしても、ジミー・ペイジという人物の創造した閃きなり創作には格が違うとしか言いようがない。
 今日も舌を巻いた。舌を巻くのは中学時代から続いている。
 手癖のソロにしても、なんと言ばいいのか…風格があり、「そのフレーズこそ正解!」と言う、ベストのマッチングを流れにメロディに感じるのである。
 ONE AND ONLYの存在になるはすだ。

 そのライヴの前に控えるBambiの長野ライヴ。こちらもそろそろ着手せねばなりません。

投稿者 yonezawa : 10:48 | トラックバック(0)

2009年 10月 2日

あまり自信ないんでぇ

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 2016年夏季五輪はリオデジャネイロに決まった模様。南米初の開催。「東京は第2回投票で落選」との報道を知る。

 夕方、国際フォーラムへ向かおうとタクシーを拾う。乗車したらばドライバーが「国際フォーラム」を知らない。
 「あの〜あまり自信ないんでぇ…」「判りました。ではとりあえず東京駅に向かってください」「あの〜あまり自信ないんでぇ…(道順を)言ってもらえませんか?」ときた。
 車を拾った場所は東京駅まで車でおよそ10分程度の神田神保町界隈。
 さすがに呆れた。
 丁寧に道順を伝え、思わず今後の彼のキャリアに憂いを抱いてしまった。

 国際フォーラムCで超絶技巧アコースティック・ギタリスト:押尾コータローのライヴ初観戦。
 MCからアンコールまであわせると、都合2時間30分以上にも及ぶステーングが力強かった。
 静と動の色彩が入り乱れるまさに弾きまくりのライヴ堪能。
 先日の、ジェイク・ライヴでの初遭遇以来の再会を果たし、控え室を後に。押尾さんお疲れさまでした。
 22時、銀座までテクテク歩き編集:Tに大きくゴチになる。感謝。
 編集部より深夜帰宅のタクシー内ではものすごく爆睡。道順は家に到着の10分前から伝えた。

投稿者 yonezawa : 03:22 | トラックバック(0)

2009年 09月 25日

DOOBIE BROTHERS/The Derek Trucks Band

 海陸先生と、NYの報道カメラマン:天平
http://blog.goo.ne.jp/tempei/
http://web.mac.com/tempeiiwakiri/iWeb/E06DBE33-B00A-4612-915B-AC8DF4BA111C/5C1B21F4-0C48-4B38-8AA0-B513E39436FD.html
が同じ誕生日であったことをこの年になって初めて知る。

 男の同級生の誕生日なんぞは、当時たまたま知っていた輩以外知ることもないものだが、甲斐甲斐しいmixi等のお知らせもあってか、この偶然を知ることとなった。
 
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 国際フォーラムでデレク・トラックス・バンド、ドゥービー・ブラザース・バンド、ジョイント公演観戦。
 デレク・トラックス・バンドのダイレクトで純粋なギター・サウンドに対し、ドゥービー・ブラザースの面々の奏でたギター・サウンドはかなり作り込んだ音色に感じた。
 もしかしたらアンプは使わずラインだけで鳴らしてたのかもしれない。
 ハイテクなアンプシュミレーターの採用だったのか。
 ギターの音とはアンプのスピーカーから吹き付ける音厚と振動による「風」が必須だ。
 しかし残念ながら、ドゥービーにその風は感じられなかった。
 反面、デレクはフェンダーのアンプからビシバシ風圧を感じさせてくれたが。

 テクノロジーの恩恵をそのまま間に受け「ギターと真空管アンプ」という、この切っても切れない究極のシステムから離れてしまうと、見事に魅力は半減するのだという気持ちになる。

 とどのつまり、生涯かけて究極のギターサウンドの追求ということに変わりなし。

投稿者 yonezawa : 12:16 | トラックバック(0)

2009年 09月 22日

Live From Austin Texas

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 たまには行きつけでないレコード店へも行ってみるもんだ。
 通勤の際、最寄り駅で、ある種の惰性で覗くレコード店のルーティン的意味合いではなく、大型有名レコード店にもたまには時間を割いて行くべきだと思ったのだ。
 失速ライヴ打ち合わせも兼ね、イースト:吉田兄と突発会食。その足で、タワーレコードへ。
 
 「国内盤の発売予定はない」と記されたヤードバーズのライヴ映像を収録したDVDが、まずは目指した品だ。
 荒削りな画質・演奏でありながら、何故こうも彼らの有り様は興味深くかっこいいのか。

 ヤードバーズで演奏されたDazed and Confused、そして(ギリギリ、ツェッペリンの結成直前なのか)ロバート・プラントがヴォーカルを取ったバージョンのDazed and Confusedも収録されており、とても貴重な映像であると同時に、今となっては“作り込み”では構築しようのないかっこよさの極みに項垂れる。
 収録されているそれら一部の映像は、過去どこかで断片的に観た記憶あり。
 
 フロアを徘徊し、見つけたロイ・ブキャナンのDVD『Live From Austin Texas』に再び倒れる。
 全編を通して鳴り聴こえる“まんま”のトーンにしみじみとう頷くのだ。76年頃のライヴ録音なのに、視聴した際、まず初めに聴こえてきたハイハットの繊細な響きがあまりに優れていて(歓びで)眉をひそめた。
 そして何と言ってもここで聴かれるテレキャスターの音粒と言ったらどうだ。
 まさしくこれ以上はなかろうと考えるテレキャスターの音。
 ちなみにキース・リチャーズの奏でるテレキャスターのひとつの音も、同様に凄まじいものがあるが、それはここで語った純然たるテレの音ではないと、ここの演奏でのロイの音を聴けば識別できる。

 哀愁にまみれ、奏でられるのはせつないフレーズばかり。
 サントラ(『ディパーテッド』とか)に持ってこいの、枯れた風情に包まれたロイの色気の真骨頂。
 おいらが東京で観た、事実上国内におけるロイの最期となったライヴは、国産:ローランドJC120で演奏されていた。このアンプの機種が名機であることに異論はないところだが、まったくロイの音ではなかったことを、古い遠い記憶の奥底から思い出す。

 映像を強く観つめながら、視聴機にあるヘッドフォンを耳に当てれば、あたかも今そこでロイが弾いている錯覚に見舞われた。

投稿者 yonezawa : 16:48 | トラックバック(0)

2009年 09月 20日

オリジナル「俄」再結成

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 家で軽くコピーしていたオリジナル「俄」の曲を初めてバンド・セッション。
 おいらが、70年代にデビューした岡山発のバンド「俄」(一度だけの)再結成話を正式に聞いたのは、先日の吉祥寺ライヴ当日だった。
 バンマス:大先生がオリジナル「俄」のメンバーであり、11月に長野で行われる「俄」再結成ライヴへ参加する流れとなったのだが、同時(瞬時)に現バンド:BAMBIでの参加も決定。
 
 初めてバンド演奏した「俄」の曲は確かに70年代の香りに満ちあふれており、シンプルな曲調の中に感じられる練り込まれたアレンジが好み。演奏すれば心地よさを覚える名曲ばかり。
 LPのプロデュースはあの大野克夫。ちなみにデモ・テープはデビュー前の、無名の山下達郎が担ったのだと言う。
 NSPが売れたのなら俄も売れてよかった。「俄」1st.『俄芝居』は名盤也。

投稿者 yonezawa : 11:37 | トラックバック(0)

2009年 09月 19日

Bunkamuraオーチャードホール

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 先だって発売された、ジェイク・シマブクロのライヴ国内盤ジャケットを描いた漫画家:谷口ジローさんと会場入り。
 ジェイク・シマブクロ in Bunkamuraオーチャードホールへ。

 ホールは超満員。
 ツアー中日の頃合いで、演奏的にもまさに脂ののった完璧な技量と色気の炸裂する申し分のないコンサートだ。
 たった一人で2時間以上のステージングをこなす舞台演出には、今回、スクリーン、CCDカメラを駆使したジェイク。
 アットホームな中に、針の穴を通すような繊細なリズムとメロディの機微。とにかく圧巻としか言いようがない。
 今回、初めてジェイクの(ガット)ギター・プレイも拝聴したが、そのスキルには嫉妬を抱くほど。見事。さすが。舌を巻いた。

 終演後、大勢の関係者が待ちわびる中、控え室にジェイク登場。
 ジェイクは谷口さんの描かれたジャケット原画を持参し、記念撮影の後にサインを戴いた。谷口さんも英語版のご自身のサイン入りコミックを贈呈。全編英語フキダシのコミックスにジェイクご満悦。
 冷静にコンサートの出来を確認するジェイクに、おいらは感じたままの印象を伝える。彼と同じ時代に生き、同じ音楽を共有出来る幸運に感謝しながら控え室を後に。

 今後彼は、国内ツアーのわずかな合間にも渡仏し、異国でのライヴを控えているそうだ。
 世界有数のこれ以上考えられないミュージシャンの一人:ジェイク・シマブクロ。今日も世界へ邁進中。 

投稿者 yonezawa : 14:48 | トラックバック(0)

2009年 09月 15日

BOX SET

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 いくらでも入手可能かと完全にタカをくくっていたザ・ビートルズ・モノ・ボックス(BOX SET)【初回生産限定盤】 は、EMI:Nちゃん情報によれば今後は入手困難だと今更知る。
 あらゆる分野にマニアは存在しようが、ザ・ビートルズ・マニアの緻密さを凌ぐマニアはなかなか見つけづらかろう。売れた数字が物語る。

 モノ盤には、一般的と考えるオリジナル・アルバムのタイトルが数枚欠けているようなので、結局ステレオ盤の方をコレクションしたくなるところだが、すでに恐ろしいプレミア金額設定でコレクターズ・アイテム化されていることを知ると、まんまと欲しくさせられたモノ盤。
 そのステレオ盤の方にしろ、次回の出荷が確か10/25。
 中学時代、自宅にあったモジュラー・ステレオの前に座り、ヘッドフォンで何百回赤盤を聴いたことか。
 ザ・ビートルズはいつも懐かしく、聴くと嬉しい音楽。 

投稿者 yonezawa : 16:31 | トラックバック(0)

2009年 09月 11日

敦賀明子(オルガン)

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 渋谷:東京メイン・ダイニング[TOKYO MAIN DINING|SHIDAX]という地は初めて。
 こんなところにこんなスペースがあったのか…とやや驚く。

 公式HPではソールド・アウト。
 Charge Jazz Live AKIKO TSURUGA TRIO[敦賀明子(オルガン)、田井中福司(ドラムス)、石川政実(ギター)]のライヴ観戦を目指した。
 敦賀さんとは丁度1年前、NYはハーレムのクラブで知り合った。
 事前に敦賀さんにもメールで伺っていたのだが、席はなかろうと思いながらも行けばなんとかなろうと音楽人:Tと共に現地参着。
 ポツンと空いた真横がぶりつきのテーブルを用意して戴き着席。久方ぶりとなる敦賀さんの生オルガンをゆったり堪能させて戴く。

 アルバム『Oriental Express』のジャケ写には、彼女と初めて遭遇したハーレムでのクラブで友人:Tの撮影した写真が一部にコラージュされていると彼女に聞いた。
 会場でそのCDを購入しようと陳列された商品コーナーを覗いたら完売。残念。
 身体全体で「楽しくってしかたがない気持ち」を表現する彼女の音楽はいつでも陽気で素敵だ。

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投稿者 yonezawa : 16:56 | トラックバック(0)

2009年 09月 7日

カセットとmp3

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 iPod Touchのデータ移行に手間取るおいら。
 しばらく使っていないものだから、基本的な打つ仕込み方の要領を忘れてしまっている。
 そう言えば、先日久々に再会したTさんから「カセットのウォークマンを使っている」と聞いた時にはさすがに驚いた。
 カセットのWデッキは、先日Rちゃんによる執拗な過剰操作によってか、パワーを入れるだけで「カチッ・カチッ・カチッ...(エンドレス)」の音が出てしまい、再生も録音も出来なくなった。
 サンプル盤としてレコード会社より希にカセットでの試聴盤が届くケースも、つい2年ほど前まであるにはあったが、ここ最近は一切見かけないのでレコード業界でも流通上、いよいよ無くなったのかもしれない。
 MD音源をmp3に変換する仕事が今後、残された。
 
 深夜、駅より30分の徒歩帰還。

投稿者 yonezawa : 01:27 | トラックバック(0)

2009年 08月 29日

bambi trump live

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 午後3時過ぎまでRちゃんと戯れ、吉祥寺のライヴハウス『ブラック&ブルー』へ向かう。
 数ヶ月前から手伝いで参加させて戴いているbambi、2度目となるライヴの会場へ。

 リハーサルで初めてJCM800を弾き、アンプの特性を把握。
 インプットはストレートな1CHタイプの、2ヴォリュームはナシの機種なので、足下には歪み系のアタッチメントも必要となった。
 ライヴとしては、多分10年(以上でも利かない)ぶりにBOSSのODを引っ張り出し使用。
 硬質のナチュラルなファズ・サウンドで基本のバッキングを鳴らし、ソロ時に踏み込むことに。なかなかドライヴする音。
 結果、ワウ-OD-タッチワウ(スティーヴィー・サラス・モデル)の並びで確定させた。この際だと思い、一々タッチワウも繋いだおいら。

 3部構成に分かれたライヴは18時にスタート。
 1部は観客として鑑賞し、2部は全9曲、3部は3曲参加。
 思いの外PAの卓ご担当者がバランスの良い音を構築してくれ、モニターにしてもクリアな環境を提供してくれた。
 当日試してみようというノリで、その場その場の気分でバッキングを構成してみる。
 メンバー各位のテンションは、これまでのリハを通して最もベストの雰囲気と技量を感じさせた。みなさん、本番に強し。
 全体的に細かいミスもミスにあらず、ロックバンド然とした佇まいのうねりを産み出したbambiの、ひとつの完成形を思わせた。

 演奏中、最前列にRちゃんの姿を発見。
 同じく最前列には旧友で空手家:Iの2人愛娘ちゃんらの姿も。
 リズムにあわせて身体を揺する我が子の姿に、シリアスな曲にもかかわらず笑顔のまま演奏してしまったおいら。
 今夜は初めて我が子に演奏する姿を見せるという忘れられない1日となった。
 
 アンコール的シーンまで想像に近いタイムテーブルでライヴは進行し、確かに滞りなくライヴは無事終了。演者のみなさん全員大人だった。

 終演後の打ち上げの席で、ESP専務:T氏によるコメント「歪み系はチューブスクリーマーか何かを使ってるような音がしたよ」という感想が嬉しかった。
 アンプ次第でBOSSのODは充分いまだに活躍してくれることを認識。それなりの音量で鳴らさなければ解らないことなのだが。

 打ち上げ時にはホール内を駆けめぐり、新しいお友達も出来たRちゃんの笑顔がとにかく印象的だった。
 中野から来場くださったMの観戦も嬉しいものがあり、終演後近場のバーへ移動し、作家:Yと編集者:Aと遭遇しつつ朝まで痛飲。
 深夜4時、〆の屋台ラーメンはMにゴチ。おいらには、「太ってもいいなら食べません?」の誘いを断れる度量がなかった。

 ご来場の皆様、ありがとうございました!

投稿者 yonezawa : 11:51 | トラックバック(0)

2009年 08月 26日

LILLIX

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 各位の多忙なスケジュールをぬい、本日ようやく打ち上げ(何の?)の席を確定させた。
 幹事は率先して名乗り出たおいら。
 FUJI ROCKで、サマソニで、インタビュー・ルームで多くの現場を共にしてきたWチーム:KOBI、I葉、&Mゆう、大家社長らの5名で宅を囲んだ。

 おいらがナンバリングをして、定期的に手がけるようになった音楽記事は、彼女たちとの仕事から始まった。
 記事としては、枠の都合で03年ヤンジャン33号掲載のSTACIE ORRICO記事が初っぱなだったが、打ち合わせそのものを最初に行った案件は03年ヤンジャン39号掲載のLILLIXから。
 あの日からすでに6年以上が経過した。あっと言う間の時間だ。

 酔いの境目が判らない酔い方こそ最もストレスのない飲み方であり、今日は勿論いつ酔ったのか判らないGOODコンディション。
 とりたてて良質のロック・ミュージックの啓蒙を全員共通の意識として、今後も力の続く限り、彼らと現場を共にすることが継続出来れば言うことナシ。

 よく飲んでよく笑って語り明かし、申し分のない夜更けだ。

投稿者 yonezawa : 18:07 | トラックバック(0)

2009年 08月 25日

Aimee Mann

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 メールで出欠を問われていた「エイミーマン来日公演」の案件をすっかり見落とし、慌ててダメ元メールを書いていたら、S社Kさんより「リストに名前がないようですが、今日は来られませんか?」と確認の連絡が。
 なんとも有り難い。
 時間の読めぬ状況ではあったものの、根性でなんとかたどり着くぜいと雑務をごんごん進行させた。

 開演前10分現地・渋谷AX到着。
 関係者入口には偶然ジェイク・シマブクロが!
 一昨日以来の再会を奇遇にもこのコンサートで果たし、互いに2F席で鑑賞。なんとも嬉しい。

 エイミーマンは初観戦となったが、会場には渋谷陽一さん、保科さんら音楽業の方々の来場もあったようなので、その注目度が窺い知れた。
 それにしても、こんなにファンが待っていたのかと感心する程、1Fスタンディングは超満員。
 ステージは、良き意味でリハーサルのようなアットホームでリラックスした、終始エイミーマン・ペース。独特の緩いテンションで紡がれてゆく。
 語りと歌の色彩温度に変化はなく、喋るのかと思えばそれはイントロの歌詞だったりした。
 ギブソン・ハミングバードの音色が温かかった。 

 終演後、ツアー中の一時の休息をも音楽と接していたジェイクと9月の再会を約束。どこまでいっても彼は常にナイスガイ。
 各位、最新ライヴ盤を聴くべし。

投稿者 yonezawa : 15:29 | トラックバック(0)

2009年 08月 24日

ぷーるいく

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 日に日に言葉のバリエーションが増えるRちゃん。
 どこの親御さんにしてもこの面白味は体験してきたのだろうが、特別に子供嫌いだった自分は第三者から、こんなに刺激的な子供の話を聞くことはこれまでなかった。
 己の豹変ぶりは自覚しているものの、未だにこんなブログを書くこと自体信じられない感覚でおいらを見ている身内もいる。
 
 先だってSちゃんに誘われた、Rちゃん未体験の「プールへ行く」というイベントを彼女はしっかり覚えており、「ぷーるいく? ぷーるいく?」と口癖のように語る時がある。
 大人だろうが子供だろうが、勿論約束は守らねばならない。
 残暑と言われるシーズンのうちに、一度赴きたいところ。
 
 自我が芽生え、あり・なし、好き・嫌い、欲しい・いらないの意見をしっかり持ち始めた子供の感性は、少なからずこちらにも重要な人の機微を教えてくれる。

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2009年 08月 23日

Music Is Good Medicine Tour 2009

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 昼、車を動かそうと鍵を開けようとするがドアの解錠音がしない。
 完全に電気系統がイカれている様子。
 よくよく見れば丸々2週間、室内灯の1カ所が点いたままの失態でバッテリーが上がっていた。

 予定していた外出の時間は押し迫っていたので、やむなく帰宅後の夜JAFを呼ぶことに決めた。
 [Music Is Good Medicine Japan Tour 2009]で国内ツアー中のジェイク・シマブクロ・コンサート観戦のため「恵比寿ガーデンホール」へ向かう。
 やむなき電車移動の道中、いつになくおいらの場所から離れないRちゃん。
 家以外でこれほどコミュニケーションをとったことがないほど、実にたまらない時間を過ごせて幸運だった。その代わり移動中の7割は抱っこ。ともあれ運転手だとこうはいかない。
 
 恵比寿ガーデンプレイス敷地内では買ったばかりの一眼レフが大活躍し、Rちゃん特写におよそ20分。
 動きっぱなしのRちゃんとは2時間30分ほどのお別れで、おいらはライヴ会場へ。

 先日書かせて戴いたライナー・ノーツの載った『Live〜ジェイク・シマブクロの世界』発売以来のライヴ・ツアーとなる。
 会場はチケット完売の様相で場内満席。大量に陳列されているCDの平積み加減が嬉しかった。
 
 初期のアルバムからの選曲なり、懐かしい衣装での演出なり、CCDカメラをウクレレのヘッドに搭載し、大型スクリーンで奏法をしっかり見せる演出やらと、趣向を凝らしたアイディアが会場の空気を和ませ、そして凝視させた。
 常に立ち止まらない偉大なる音楽家:ジェイクの演奏が今日もありがたい。
 
 登場するまで知らなかったが、ゲストにはアコースティック・ギタリストの押尾コータロー。
 YouTubeなりテレビでその卓越した超絶技巧は知ってはいたが、彼の最新アルバムからのオリジナル曲を始め、その明瞭で美しい音色がまずは際立っていた。やはりとんでもなく上手い。
 ジェイクとのセッションが命題となるのだが、中でも後半に魅せた「Five Dollars Unleaded」の2人かけあいは正に圧巻。
 誤解を恐れず言えば、このテイクは彼らにもそうそう簡単に再現は出来ないのかもしれないと思わせた。それほどの極めた演奏と言えた。
 互いのインプロの極みからエンディングへと叩きつけるキメまでがものすごい化学反応を実現させていた。
 (後で聞いたのだが)限られた打ち合わせの時間しかなかった故、双方がどう掛け合ってくるのかは、本番のテンションでないとお互い解らない境地だったことだろう。
 世界最高峰の演奏と認識する、すさまじき瞬間の証人となれた今日はラッキー。

 公演はアンコールを含んでおよそ2時間30分。
 終演後、控え室でジェイクとの再会をRちゃんと果たし記念撮影。一眼レフが活躍。
 押尾さんもご紹介戴き、彼の最新アルバムを贈呈戴き感激。

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 押尾さんのゲスト出演はスケジュールの都合上、昨日と今日の2カ所、東京公演のみ。特別な1日だったようだ。
 せっかくなのでRちゃんと押尾さんとの2ショットも実現の運びとなり、ムードメーカーなRちゃんの存在の大きさをここにきて再確認。
 Rちゃん、恐るべし。

 夜帰宅し、JAFを呼んだ。
 「バッテリーの残量は計測すると0。チャージしても数値が安定していないため、アイドリングとか、少々走る程度では一度止めたら再びエンジンがかからない確率もあり。GSでチャージするにせよ、これからなら24時間の店でなければならないし、最低でも半日〜1日は車両を預けなければならないはず」
 と診断されたので選択肢はほとんどなく、17000円の大枚をはたきバッテリー新調(泣)。
 
 気持ちとしてバッテリーのテスト運転も兼ね、ともかく車を動かしたかったのでRちゃんを連れ立ち、Sちゃんスタジオへ走らせた。

 スタジオにたまたま居合わせた最強スタッフ:Mちゃん、小Sちゃんとの嬉しい再会ともなり、Rちゃんは初対面の機会を得、なんと嬉しき邂逅となったことか。
 それまで気乗りしていなかったRちゃんの発言が嘘のように、Sちゃんスタジオ玄関前に到着したとたん、走り込んで家屋の中に入り、「うーたーまんいったよ。うーたーまんいったよ」とSちゃんに語り出したRちゃん。
 大いに笑った。

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2009年 08月 22日

JCM800

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 デスクに張り付いてやるべきことを行っていると、リハーサルの時間があっと言う間にやってきた。
 来週の本番の際、ライヴハウスにあるアンプの中で使用するのは多分マーシャルJCM800のようだが、未確認アンプなので、本体自体でどれほど歪むのか検討がつかない。
 なので念のため、久々にサンズアンプとODを引っ張りだしてきた。が、ここ何年もエフェクターはペダルワウ以外に使ってなかったので、短いシールドも探さなければどこにあるのか解らない状態。
 丁度、高校生時代と同じような「エフェクターを持っていない状態」に落ち着いていたので、どこそこに何の機材をしまっているのか探すのが一苦労。
 機材の特性を知り尽くしたギターテクが居るなり、よほどのことがない限り、今後も使わないだろう。

 本番直前のリハは、皆様方勿論これまでの最高の出来であり、練習後のポッピーも格別なものがあった。
 山形くんだりより重量のあるメンバー分の(名物の?)こんにゃくを買ってきてくれた、バンド最年少の青年:Sくん、サンキュ。

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2009年 08月 19日

18巻、ジェイク・シマブクロの世界、ドロップ

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 本日、ヤンジャンコミックス『SIDOOH/高橋ツトム』18巻発売。
http://www.amazon.co.jp/dp/4088776992/
 内容と同じ輝きを放つ、この光沢のある刀が目印だ。

 さらに本日、ライヴ~ジェイク・シマブクロの世界~-初回生産限定盤-DVD付-ジェイク・シマブクロ〜発売。
http://www.amazon.co.jp/dp/B002B5WUAK/

 ジャケ写アートワークは、日本が世界に誇る漫画家:谷口ジローの描き下ろし!
 ライナー・ノーツはおいら米澤和幸が担った。

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2009年 08月 15日

下見

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 3時間のリハを経て、再来週本番を控えるライヴ・ハウスを下見。
 使用アンプにはマーシャルJCM800を確認。
 使ったことがないシロモノであるが故、当日の調整でぶっつけ本番の様相。
 

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2009年 08月 14日

Les Paul

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 昼過ぎ、KJ兄からのメールでレス・ポール御大ご逝去の訃報を知る。
 絶句…。「ついに逝ってしまったのか…」

 エレクトリック・ギターは彼の存在なしでは語れない。
 ギブソンのオフィシャルサイトには、多くの有名ギタリストのコメントが寄せられていたが、ギタリストであると同時に発明家であったレスの存在は、どのギタリストにとってもその存在はあまりに大きかった。
http://www2.gibson.com/Gibson.aspx

 何年おきかに仕事でNYを訪問する機会もあったが、いつも、レスの恒例ライヴの曜日「レスポール・ナイト」には日程があわず、それを理由に結局一度も彼の生演奏を聴く機会には恵まれなかった。
 エレキギター本体の開発しかり、マルチトラックの発明家ともなれば、世界でどれだけの音楽に携わる人々がその恩恵を受けてきたか。その功績は、プロツールス全盛の時代における現代であろうともすべての発想の源だと言えた。

 16歳で親父に7万円借りて買った最初のエレキギターが国産レスポールだった。
 レオ・フェンダーが逝き、そしてレスが逝った。
 エレキギターの歴史における大きな節目の一日となった。合掌。

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2009年 08月 10日

Canon announces EF-S 18-200mm f/3.5-5.6 IS lens

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 サマソニに続く、本日の単独公演のため来日中のアロハ・フロム☆ヘル(ALOHA FROM HELL)ライヴ観戦のため代官山ユニットへ。
 客は、(見るからに)女子高生多勢を含む、その年代から始まる男女で占めていた。
 抑揚とか達観という言葉はまるで思いつかないものの、この年齢でしか為し得ないパワーと若さの炸裂する、ここ最近のライヴでも超ラウドなライヴだった。

 演奏中(ヴォーカル音声の技術的なイコライジングに問題があり)左耳がもたないほどで、延々耳をふさぎながら聴き入るという奇妙な状態で観戦。
 これまで最も若い取材対象者は、映画『小さき勇者たち〜ガメラ〜』に出演した当時14歳ぐらいの女優:夏帆ちゃんだっと記憶するが、今日の彼らはその次に若いかもしれない。

 元気、若い、一直線。
 世界一ビジュアルにうるさい民族だと言える日本人に、持って生まれた日本受ウケも充分見込める、彼らアロハ・フロム☆ヘルはどこまで突き進むか。
 本国のドイツ語ではなく、曲もMCも全編英語で貫く彼らには個人的には人ごとだとは思えない感覚を抱いている。ROCKは英語に限る。


 取材を終え撤収。取材流れで「中野フジヤカメラ」を目指した。
 「中野フジヤカメラ」とは、プロの間でも超有名だそうで、この店の価格は「中野価格」と呼ばれ、価格.comよりも、大型家電量販店よりもカメラの安値店としてその名を轟かせているのだと言う。
 フォトグラファー:Tからは、これまでこまめにアドバイスを乞うていた。
 ピーカン日よりに今のRちゃんをどうしても一眼レフで抑えておきたい衝動を、この2年ほど思い描きながら、選択したのはデジタル動画の環境構築が優先だった。

 日に日に成長するRちゃんを横目に、「今の時期はモタモタしていたらモノの数ヶ月で終わってしまう」と、日増しに長くなるアンヨを眺めながら、いつでも良質の物件に出会えば衝動的にでも買う腹づもりは出来ていた。

 「中野フジヤカメラ」では迷わずEOS/CANONの前に陣取った。
 プロフェッショナルモデルであるMark II、あるいはハイアマチュアモデル5D等、ど素人的には妄想がふくれあがっていたが、プロであるTの的確なアドバイス(その機能、いりませんから。その機能、まず使いませんから等)と自分のスキルを顧み、加えて予算の都合で踏ん切りをつけ、10年ほど昔に購入した同じシリーズとなるエントリーモデル「EOS KISS ×3」に本体は確定させた。
 そしてレンズは18-200mmをチョイスすることで落ち着いた。

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 周辺機器は、予備のバッテリー、レンズカバー、4GのSDカード、フード…そんなところ。
 軽さと機能性を重視し、変に気合いの入った機材では扱い勝手も悪かろうと己の面倒くさがりな性質も踏まえ決断した。

 機種にもよろうが、この一眼レフの動画モードは本気で映画並のクオリティで撮れるそうだ。
 静止画用のカメラであるが故、動画撮影の機敏性に関しては不備があろうが、きめ細かさの画質に関しては突き抜けてイイそうだ。
 カメラを買えば(その瞬間だけ)知識がついてくる。

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 店員にお願いし、事前にサンプル品本体にレンズを取り付け確認したが、レンズが2.8でなくとも充分に明るいし何の問題もナシ。
 さて、明日からどう撮ろうか。

投稿者 yonezawa : 18:16 | トラックバック(0)

2009年 08月 8日

リハの時間

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 気がつくとリハの時間になっていた。
 常々楽曲制作者よりコード譜を綺麗にプリント・アウトしてもらってのリハなので、体と楽器2つでスタジオへ赴けばよいのだが、(ライヴで見やすいように)コード譜の文字をもっと大きくしたいと考えた。
 あらかじめテキスト・データを送ってもらい、自ら再構築してみたらばコードと歌詞の抜け箇所が発覚。

 コード譜に頼ってライヴ演奏すると完全に紙頼りになってしまい、生演奏に関してはソレを見ないと永遠に自信がつかないテンションに落ち着く。
 今回もコード譜頼りでのライヴとなるが致し方なし。
 
 リハ後、メンバーと乾杯。
 今夜に関しては明日午前中の諸事情もあったので、ちょっとセーブしようと思っていたところ、なんだか知らないうちにかなり回っていた。

 朝、ちゃんと着替えて布団に寝ており何も問題はなかったのだが、久々に、帰宅した記憶が丸ごと抜け落ちてしまい、曖昧だったのだ。

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2009年 08月 3日

hibari & Pixie Lott

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 ↑に倒れた。絶賛発売中!


 午前中、都内某所着。
 初来日中の美人シンガー:ピクシー・ロット、インタビューへ。
 長旅の疲れか、前日からかなり体調が思わしくない情報を関係者より得ていたのだが、登場した彼女はとてもプロフェッショナルな気持ちを持ち合わせていた。
 2パターンの衣装によるフォトセッションを経てインタビュー・ルームへ移動。

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 イギリスはケント出身の若干18歳。
 今流行の、リアリティ番組やオーディション番組などテレビのバックグラウンドなしでデビューシングルを全英シングルチャート初登場1位に送り込んだ、初のUK女性アーティストとのこと。
 ポージングを決めてスチール撮影を行った時の大人びた雰囲気とはうってかわり、テーブルを囲んで質疑応答する瞬間、等身大の彼女の笑顔はまさに年相応。とてもキュート。
 
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 デビューアルバム『Turn It Up』は9月に全英リリース予定(日本では10月14日)。 
 身長は180cm以上あるそうだ。

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2009年 08月 1日

違法駐車

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 気がつけば後4回のリハで本番。
 何事も本番直前の一夜漬けでなんとか窮地を凌ごうという体質は変わらず。人間の性質は簡単に変わるモノではない。

 良好なるリハの終盤頃バンマス大先生からトンデモナイ話を聞いた。

 ご自身で所有している駐車場に知らない第三者の車が堂々と駐車しているとのこと。
 どこの誰なのか判らないので、ともかく車が移動できないようにご自身の車をせき止める形で駐車し、リハに赴かれた。ともかくリハ優先な大先生。

 その後、事の顛末を聞いて愕然。経過は以下に。

 「直ぐに警察(110)を呼び、ナンバープレートから当該車両の所有者を割り出し、警察から連絡を繰り返すも不通〜パトカーを呼んで付近を大音量でアナウンス。しかし反応なし〜警察曰く『マンションの敷地内の問題でもあり、これは民民なので警察はこれ以上の介入できない』〜そのまま当該車両を塞ぐ形で(当方の)車両を放置し、飲み会に合流〜深夜のご帰還〜一眠り〜翌朝、8:00 に現場に行き確認〜一切の変化なし〜「たいがいにしなさいよ、アナタ」という内容と同じ意味合いのメッセージを記載した張り紙をべた張りにして、(やむなく当方の)車両を移動させ帰宅〜管理会社にFAX 〜数時間が経過〜管理会社の担当者が再度警察を呼び、現場付近を大音量でアナウンス〜繰り返すこと数十分、やっと持ち主が現場に現れたそうで、車両を移動させ、幕〜但しこの犯罪者に対する個人情報の開示は(被害者サイドには)なし。警察の弁は『確信犯だな、この輩は』」

 なんて理不尽なんだ。

 こんなことなら「おいらの車で代わりに堰き止めにかかり、容疑者を完全に突き止めるんでした」とO先生にメールしたところ、「警察は(民民の問題にも係わらず)ここまで遣ったのだから充分…ということでしょうし、こちらの顧問弁護士から警察に訴えて、相手方の個人情報開示を行わせた上で当該犯罪者に対して『損害賠償請求』を行うにしても賠償金額が少なすぎる(せいぜい、コインパーキングの費用程度か?)し、かえって弁護士費用の方が高くつくこと。裁判所も(この程度であれば)和解を薦めること(そもそも、軽犯罪としては軽微な問題なので訴訟として受け付けてくれない可能性が経験的にはあり)等を勘案すると、結局、警察の言うように、相手は『確信犯』としか言いようがないと思います」といったものだった。

 O先生には同情。個人的には実に腹立たしい事件だった。
 同時にこの一件で、「公道に無断駐車で放置するより、他人の敷地に無断駐車する方が刑罰がない」という事実が発覚したのである。

 頭にきたおいらの「せめてタイヤに穴ぐらい空けるんでしたね」の意見に対し、大先生は「但しタイアに穴を開けると犯罪になるしねぇ。後段は『単なる脅し』に過ぎず、管理会社も『穏便にことを済ませよう』とするので、結局は『泣き寝入り』ですが、これは(ごね得? に通じる)法治国家の罠ですねぇ」との回答。確かに。

 バンマスにしてギタリストにして無限創作者にして医学界の権威:大先生、終始冷静。さすがでした。

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2009年 07月 21日

Yesの紙ジャケ

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 ワーナーミュージックよりYesの紙ジャケ SHM-CDシリーズが全作品リリース。
 先日、DJの亀渕兄もブログに書いておられたが、日本人の作る紙ジャケットの精密さには呻るモノがある。
 現像するLP現物のジャケ写を直にスキャンしてアートワークとして起こすのだろうが、ここまで緻密に再現する民族は、他国には居なかろう。

 前に書いたサンタナ『ロータスの伝説』にしてもどえらい物件だったが、こうして全アイテムを一度にまとめてドーンと眺めると、CDながらも大変な迫力を感じ受け、製作者の顔が浮かぶだけに余計労いたい気持ちになる。
 Oちゃん、お疲れさんでした。毎度毎度感謝!

 ハッキリとした記憶はないが『こわれもの』の中の『ムード・フォー・ア・デイ』には確か1日(15分程度?)だけ完コピにトライして投げ出した覚えがあったようなないような…。
 勿論、多分に洩れず『ラウンドアバウト』だけを人並みにつま弾いた記憶はしっかり思い出していた。

 よいアルバムは、時代の空気と演者の感性が混じり合い、融合し、再現不可能な化学反応の物体として昇華してきた。誰にも作り出せない色彩だ。
 どのアルバムにもあの頃の空気が満ち溢れている。

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2009年 07月 16日

VOX

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 久々に楽器屋をのぞけば、入口近くのアンプ売り場に超ローコストの赤いVOXアンプを発見。
 本誌の撮影に使う可能性も想定し試奏してみたが、音質の多面性に驚いた。
 今時、新しいアンプなど試したことが無く、アンプ自体の2ボリュームによってどれほど心地よきファズ効果を得られるかだけが唯一興味のポイントなので、エフェクト効果としては今も昔もペダルワウ以外まったく必要を感じない。
 しかしながら本機種は、タッチワウを始め、フェイズ効果、リヴァーブ効果等、何十通りも組み合わせの出来るオモチャアンプ。なかなか馬鹿に出来ない楽しみ方を有した物件だ。

 価格は1万円2000円前後程度(後で調べたら、ネットでは半額程度の価格で出ていた)。
 よく見かける飾りのようなミニチュア・アンプを7000〜8000円で買うなら、こちらの機種を買った方が遊び甲斐は充分ありそう。
 
 店員によれば、現在VOXは本国での生産は終わっているそうだが、おいらはVOXのペダルワウはもう20年以上使っている。ある意味、筋金入りのVOXユーザー。

 都内移動中の交通機関に乗車する際、慢性的睡魔は未だ続く。
 深夜バスに乗った際、降りるバス停を乗り過ごしかけ、慌てて下車した。

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2009年 07月 14日

singer

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 昨日のローラ・イジボアのライヴで、後半にゲストが登場することは窺っていたのだが、それが日本のソウルシンガー:福原美穂だとは知らされていなかった。
 ローラの輸入盤が出た頃、いち早くその感想をブログに書き綴ったという彼女は、ローラと共にキャロルキングの『You've got a friend』を熱唱。
 アコギ1本で奏でられるシンプルな演奏が清々しさを思わせ、福原もローラと十二分に渡り合える歌唱力を披露。
 思わぬ場所で予想だにしなかった体験を得られラッキー。

 日本の女性シンガーは、例えばスーパーフライ、LOVE、多和田えみ、森恵、そして今回初めて生を知った福原美穂しかり、優秀な人材が溢れている印象。

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投稿者 yonezawa : 11:40 | トラックバック(0)

2009年 07月 10日

SIMON & GARFUNKEL

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 公園のお散歩から帰宅してきたRちゃんの元気な声でしっかり目覚める。
 帰宅早々、チョコ味のアイスを食べるものだから、昼食のオムライスをなかなか食べてくれないRちゃん。
 
 リビングのエアコンをいよいよ本格稼働させねばとリモコンを探すが、これが不思議とみつからない。
 冬場もほとんど暖房にエアコンに頼ることがないので、夏前後の1シーズン程度のみ稼働させるのだが、心当たりの場所に置いてあったハズのリモコンが見つからない。何故だ?
 汗だくになり、本気でありそうもない場所も確認してみたがまったく出てこない。不思議だ。
 やむなくメーカーに問い合わせ、品番を確認しヨドバシカメラで注文。
 いまだ同じ機種のリモコンは製造していた。
 注文から1週間から2週間は取り寄せに時間がかかるそう。価格は6000円。ツーっと背中を汗が流れた。

 夕方、楽しみにしていたサイモンとガーファンクルの東京公演へ。
 チケットはアリーナ席のAブロック。並びには、人として、仲間として敬愛するHさんとKさん夫妻。
 ポール側の、かなりステージに近いラッキーな場所からの観戦となった。

 暗転〜そしてあの2人がステージ中央に登場した瞬間、大きく感慨深い気持に包まれる。
 『Old Friends ~ Bookends Theme』のアコースティックがズキンと胸に染みいる。

 今回演奏はされなかったが、中学時代、Iの家で聴いたIのギターによる『4月になれば彼女は』を鮮明に思い出していた。
 おいらのギター歴が始まることになったきっかけは、Iによるサイモンとガーファンクルのカヴァーが最初だったと認識している。
 男子の場合、「女の子にモテたくてギターを始めた」というパターンが多いと聞くが、おいらは「Iのように『4月になれば彼女は』を弾けるようになりたい!」只その一点の思いでギターを弾き始めていた。

 『冬の散歩道』のリフの素晴らしさ。
 これこそがオリジナルなんだ! と一々胸が高まりながら『アメリカ』『スカボロー・フェア』『ミセス・ロビンソン』『コンドルは飛んで行く』etc...曲の美しさに、優しさに終始打たれ続けた。
 涙がこぼれ落ちることはなかったが、終始瞳はウルウルしっぱなし。名曲が有り難かった。

 バックを務めるミュージシャンも温かい。フレットレス・ベースも味わいのあるドラムスも申し分のないものであり、当たり前なのだろうが、生で聴いたポール・サイモンのアコースティックはとても巧かった。
 終演後、Kさんと握手を交わし、Hさんと銀座へ。
 Hさんの馴染みの店:Kで乾杯。今宵はベストの面子で最高の音楽に浸り、最善の食材を戴くとても贅沢で破格の夜となった。

 サイトで見つけたセットリストは名古屋公演のものだが、ほとんど同じだったように思う。

7/8(水) ナゴヤドーム
7/10(金) 東京ドーム
7/11(土) 東京ドーム
7/13(月) 京セラドーム大阪
7/15(水) 日本武道館
7/18(土) 札幌ドーム


7月8日(水)@ナゴヤドーム
1. 旧友〜ブックエンドのテーマ/Old Friends ~ Bookends Theme
2. 冬の散歩道/Hazy Shade of Winter
3. アイ・アム・ア・ロック/I Am a Rock
4. アメリカ/America
5. キャシーの歌/Kathy's Song
6. ヘイ・スクールガール/Hey Schoolgirl
7. ビーバッパ・ルーラ/Be Bop A Lula
8. スカボロー・フェア/Scarborough Fair
9. 早く家へ帰りたい/Homeward Bound
10. ミセス・ロビンソン/Mrs Robinson (includes Not Fade Away)
11. スリップ・スライディン・アウェイ/Slip Slidin' Away
12. コンドルは飛んで行く/El Condor Pasa
- - - Art Garfunkel solo - - -
13. ブライト・アイズ/Bright Eyes
14. ハート・イン・ニューヨーク/A Heart in New York
15. パーフェクト・モーメント〜ナウ・アイ・レイ・ミー・ダウン・トゥ・スリープ/Perfect Moment ~ Now I Lay Me Down to Sleep
- - - Paul Simon solo - - -
16. ボーイ・イン・ザ・バブル/Boy in the Bubble
17. シューズにダイアモンド/Diamonds on the Soles of her
18. 時の流れに/Still Crazy After All These Years
19. ニューヨークの少年/Only Living Boy in New York
20. マイ・リトル・タウン/My Little Town
21. 明日に架ける橋/Bridge Over Troubled Water
- - - - - encore 1 - - - - -
22. サウンド・オブ・サイレンス/Sound of Silence
23. ボクサー/The Boxer
- - - - - encore 2 - - - - -
24. 木の葉は緑/Leaves That Are Green
25. いとしのセシリア/Cecilia

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2009年 07月 7日

トミー・エマニュエル

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 10月の、トミー・エマニュエル単独来日公演が知らない間に決まっており、あわてて手配。
 情報を集めれば、このライヴでとんでもないジョイントのコーナー(?)があるとかないとか。共に観戦を目論んでいたスーパギタリスト:Mさんのライヴ・スケジュールと重なっており、実に残念ながら、ともあれ見逃せない人生2度目の生トミーには期待大。
 

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2009年 07月 4日

ベーシスト

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 夕方からのバンド・リハーサルではベース:Yっちゃんが欠席。
 代わりにバンマス:大先生(ギター&ヴォーカル)がベースも持参し、オイラがスタジオに到着した頃にはジャズベをバリバリ弾いていなさった。
 元々、70年代の自身のバンド『俄』にはベース&ヴォーカルで参加されたそうだ。
 どうりで普通にゴリゴリ弾けるハズだ。

 最近仕上がったと言う曲を中心に演奏。なかなかの手応えだったのでこの時期になって本番のレパートリーを数曲差し替える流れに。
 色彩豊かな曲の輪郭が徐々につかみかけてきた感触だ。

 スタジオより徒歩1分程度の居酒屋に、店名が変わって初めて訪れた。
 旧『ことぶき』。
 ビールと緑茶割り数杯でめっきりほろ酔い気分になってしまい、軽く弾いたアコギもおぼつかなくなった。
 昔から、それなりに酔ってしまうとオソロシイほど指が動かない。
 ドロップDのインド風新曲、ソロはどうしたものかと考えながら、霧状の雨に頬を打たれながら地元民丸出しのママチャ引きながら帰宅。

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2009年 06月 27日

バンビ

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 午前中よりRちゃんは、ママ知人宅へ訪問お供のため外出。
 終日ちょっと寂しいひとときを過ごす。

 午後2時を回った頃、用意してあった焼きそば炒めて昼食に。
 夕方まで、録り溜まった番組を見て随時消去。半分以上居眠りしながら。
 シャワーを浴び、午後7時からのリハーサルのためスタジオへ向かう。
 
 8月のライヴへ向けたバンビのリハーサルが本格始動。
 曲に関する己の解釈不足は棚に上げ、初回のリハにしてはより完成度が高いという印象。みな、持ち場持ち場の仕事を最善の姿勢で紡ぎ上げてゆく。
 前回ジャストだった感覚から一転し、手探りとなってしまったあるオリジナル曲のノリに一人違和感を感じていたのは、おいら一人前回のおさらいが出来ていなかったからだろう。
 バンマス:大先生の、まるで高校生時分の頃のギター熱を思わせる愛しいギターとの接し方を聞いたら己の反省を促された。もっともっとギターと戯れねば。

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 フォーク、ロック、ジャズetc...すべての音楽性を網羅する大先生&はるちゃんの創造世界。変幻自在、多種多様の楽曲。もしかしたらおいらは、とんでもない創作の場に立ち会っているのかもしれない。

 それにしても先日のマイケル・ジャクソンの悲報には驚いた…。本人はもとより、とりたててジャクソン5は大いなるフェイバリット・グループのひとつだっただけに、今後の創造が絶たれたかと思うとものすごく残念。
 巨万の富を築きあげた後、わらわら集まる夥しい取り巻きと付き合うことを運命づけられたスーパースターの境遇。
 結局、自身を守りきれず、人間性までを貪り尽くし破壊されるほどの悲劇に埋没してしまった結果だったのでは? っと真相は一般人には決して判りようがないながらも、彼の不幸を想像した。
 一緒にするわけにはいかないが、以前パリス・ヒルトンと対峙しインタビューした時、真っ先に取り巻きの人々がまず(常識的、社会的に)ダメだと感じた。あの感覚を思い出すのだった。(些細なことにしろ)軌道を逸したパリスに注意する人がいないのだから。

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2009年 06月 26日

Magnus Hjorth Trio

 自宅パソコン完全復興まで、もうちょい時間のかかる案配。
 デザインの上がった入稿原稿を製版所へ。
 上がってくるまでの数時間を利用し、編集部を飛び出した。
 お茶の水『Naru』へ駆け足移動。
 随分前から夢枕獏事務所:中條氏より情報は頂いており、今日がお誘いを受けたライヴの日であった。
 演者はジャズトリオのマグナス・ヨルト・トリオ。

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 以下、関連サイトの紹介文…録音:2008年9月/スウェーデン
 マグナス・ヨルト(p)、ペーター・エルド(b)、スノーレ・キルク(ds)

■西洋の花嫁への4つの格言、Something Old(何か古いもの)、Something New(何か新しいもの)、Something Borrowed(何か借りたもの)、Something Blue(何か青いもの)これらを身につけると必ず幸せになれるという習慣。本作品ではこの格言から「Old=伝統の継承」「New=新鮮さ」「Borrowed=メンバーとの結束」「Blue=純潔」 を自身の音楽創りに置き換えて創り上げられた、デンマークの若手最注目ピアニスト、マグナス・ヨルトのSTUNT RECORDS デビュー・アルバム!

■自身のオリジナル曲の創作や新たなプレイ・スタイルの構築のために、スコット・ジョプリン、バディ・ボールデン、ジェリー・ロール・モートン、キング・オリバー、フレッチャー・ヘンダーソン、ルイ・アームストロングなどジャズの創始者と言われるアメリカのミュージシャンの作品からハーモニー、メロディ、リズムのスタイルや当時の歴史を研究することに2年以上の時間を費やしたとされ、本作品へ懸ける熱い意気込みが感じられます。また、マグナス・ヨルトによるピアノは、アート・テイタムやファッツ・ウォーラー、ジェイムス・P.ジョンソンなどのラグタイム・ピアノから発展したスライド・ピアノ・スタイルを取りいれたパフォーマンスも聴かせます。
 さらに、ジャズの中でも重要な位置に置かれるブルースについてはアームストロング、エリントン、モンク、ミンガス、パーカー、コルトレーンらの作品から学んだものを自身の音楽へ取り入れている。

■歴史を振り返ることで、伝統的なスタイルに新たな魅力を加えてオリジナルを創り上げるという感性の素晴らしさとジャズに対して純潔に真摯に向き合うことで創り上げられた本作品。豊かな感性と類稀な実力を兼ね備えたフレッシュなトリオは計り知れない魅力を感じさせます。

 『闇狩り師 黄石公の犬』発売記念サイン会会場より駆けつけた作家:夢枕獏さんも現地で合流。ドラマーはアルバムのメンバーではなく、日本人ミュージシャンが務めた。

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 今日の公演を含む4会場での公演を予定している彼ら。狭い店内は空席のないほど満場の人々で埋まっており、フリーダムに繰り広げられる類い希なジャズ演奏に耳を傾けた。
 
 都合3部構成。観衆の熱に大して白熱の演奏で答える彼ら。
 3回目の最後のインターバルの際、丁度隣り合わせた彼らとしばらく歓談する機会を得た。
 
 初来日だと言う彼ら。ベーシスト:ペーターも、これ以上ないほどの技量を有するとても魅力的なプレイヤーだ。ある種、超絶技巧の類でもあった。
 ウッドベースで4ビートを奏でる彼に、正反対のロックミュージックへの興味を伺ったところ、当然のようにレディオヘッドがフェイバリットバンドである旨を教えてくれた。
 勿論エレクトリック・ベースも所持しているそうだ。

 マグナスには、日本が世界に誇るピアニスト:上原ひろみの名を出したところ、彼は当たり前のごとく上原ひろみをリスペクトしており、彼女を労った。
 マグナスもペーターもナイスガイ。思わずe-mailアドレスを交換した。

 先頃発売した『OLD NEW BORROWED BLUE』は必須のチェック・アルバムの1枚。せっかくなのでRちゃん宛にサインを戴く。マグナス&ペーター、サンキュ!

 編集部へ帰還し入稿を済ませ、深夜にTと待ち合わせ。
 若くして旅だってしまったT母親の献盃を、葬儀後初めて交わした。

投稿者 yonezawa : 15:20 | トラックバック(0)

2009年 06月 25日

MOJITO

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 B社が近々に社屋をS社に移し、本国と同じ形態の会社として再起動するニュースは、昨年から聞かされていた。
 編集の先輩:T氏の要望で、レコード会社の近況をご教授戴くべく、名刺がS社となったHちゃんを交えての食事会をセッティング。
 西麻布「真」着。

 九州出身の父親を持つHちゃんは、プロモーターとしての仕事も完璧で、良き意味で年齢に似合わず仕事を円滑にこなすクール・ビューティな才女。
 おまけに父親譲りなのか酒も強い。
 
 すれっからしのロック信者であるおいらが、今ロック啓蒙のほんの一端を担えるような立場にもしあるなら「是非とも次回はこうしたい、ああしたい」などと妄想しながら、洋楽話に花が咲く。
 漫画、ロック、映画、スポーツ、すべてのカルチャーの中から良質なモノを抽出して紹介してゆければ、いち発信者としては本望だ。

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 酒豪ヘミングウェイが愛飲し、エレキギターの神:ジェフ・ベックが好んで飲むと言うカクテル「MOJITO」を、昨日のジェフ65歳の誕生日に飲めなかったので、本日改めてジェフに乾杯。

投稿者 yonezawa : 15:18 | トラックバック(0)

2009年 06月 22日

Yael Naim / ヤエル・ナイム

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 米アップル社のノートパソコン「MacBook Air」のテレビCMに採用されたことで初めて認識した。現在、NISSAN cubeのCM曲「ピクニック」が大量OA中、ヤエル・ナイムの来日公演:渋谷クアトロへ。
 
 「アレサ・フランクリンなどの影響も受け、自らのヴォーカルの才能にも気が付く。18才の時にはジョニ・ミッチェルに傾倒」とある資料の情報が、なるほど! と納得出来るほど、情感豊かに奏でられる彼女の創造する音楽に惹きつけられた。
 
 バンドも申し分なし。ライヴによって醸し出る空気の素晴らしさ。ノラ・ジョーンズの優れたバンドにも匹敵するほど完璧と言えた技量に加え、人間味を感じさせる小粋なプレイの数々。
 ドラムス、そして特にフレットレス・ベースで小気味よいオブリガードを決め込むプレイヤーが素晴らしかった。
 ヤエル・ナイムの前回の公演を見逃してたおいらは不覚だった。
 CDでは絶対に伝わらない、オーガニックで魅力溢れる本物のパフォーマンスに酔った。

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 夕飯は、久々の面子:K、U、N&初ゲストのGちゃんと『佐賀雑穀』で乾杯。
 あらかぶ(大きいかさご)、いさき、赤はた、わらすぼの絶品なこと。

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投稿者 yonezawa : 20:07 | トラックバック(0)

2009年 06月 18日

三軒茶屋

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 三軒茶屋の名店をJ社:Uにご教授いただき、1年ぶりに卓を囲む。先日、リサ・ローブの取材でご一緒したMくんも同席し、音楽話に花が咲く。

 仕事で絡む場合、お互いの年齢なり家庭環境(嫁、子供の存在など)等話す機会もあまりないが、子育て話なり、音楽以外のエピソードを語り合えば相手の人となりがかいま見え、空間は温かい空気に包まれる。

 10歳も若いMくん、深夜といえる時間にありながら、店を出た後「渋谷のクラブ・イベントへ行きます!」と元気に消えていった。

 Uちゃんを連れ、三茶に来たなら寄らずにおかない、梯子したもう1件の店:つぼ倉へ。
 大将の飾らない気質が心地よい夜更けだ。

投稿者 yonezawa : 20:08 | トラックバック(0)

2009年 06月 5日

キャス単独取材

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 都内某所、ヘイ・マンデーの紅一点:キャスへの単独取材日。

 関連サイトより
 「ヘイ・マンデー…フロリダを拠点とする5人組。アコースティック・ギターを弾きながら歌える紅一点キャサディーのキャッチーなメロディーとスムースな歌声にのせて届けられるのは、ティーンの心をキラキラとときめかすストレートな恋愛ストーリー! そして本作のプロデュースを担当したのはメトロ・ステーションやジム・クラス・ヒーローズらを手掛けたS*A*M&DAVE!彼らとバンドとのマッチングはカンペキ!また、アヴリル・ラヴィーン・バンドの元リード・ギタリストにして共作者であったエヴァン・トーベンフェルド(現The Black List Club)が「次のアヴリル」と評したり、日本の早耳ファンのブログなどでも、とにかくアヴリルやパラモア、アシュリーなどと並び評されている」
 
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 待ち時間の間、控え室でキャス使用のアコギで、ボストン「モア・ザン・フィーリング」をぽろぽろ弾いていた最中、別取材を終えたメンバーが入ってきた。
 キリの良いところで弾き終えるとメンバーからの温かい拍手喝采。ちょっと嬉しい。
 ヘイ・マンデーとの初邂逅を果たす。

 ロケハンで決めた撮影ポイントでキャス(キャサディー)単独特写に20分。
 インタビュー・ルームへ引き返し、彼女への単独インタビュー。

 カラッとしたティーンならではのフレッシュな後光をビシバシ感じ受けながら、昨日見たライヴの印象を伝え、取材開始。

 一つ一つの質問に、大変明確に、かつ柔軟性を含んだクレバーな回答を示すキャス。とにかく気持ちが良い。彼女はパフォーマンス同様、とても魅力的な女のコであることを伺い知る。
 若き優秀な日本人も沢山いるが、取材時に感ずるのは海外ミュージシャンの圧倒的な返しの巧さ。
 回答の質が違うと思えるほど。気が利くと言うか格が違うと言うか。

 欧米の若者は幼き頃よりディベート等に慣れ親しんでいるのだろうが、それにしてもいい大人顔負けの凜とした態度が素晴らしい。
 キャス、サンキュ!
 
 夜、音楽業界のTを連れ立ち、立川の重鎮ギタリスト:デカパンと数年ぶりの再会。初の面子で親睦会。
 
 杯が進む頃、思いついたように語り始めたデカパン兄の残念話にうなだれる。
 4,5年前、メインで使用していた年代物のレスポールを泥酔の末、帰途の途中無くしてしまったそうだ。
 気がついたら自宅におり、道中の記憶はまったく無し。一切覚えていないそう。
 他人事ながら究極に恐ろしい失態話に愕然とさせられた。道路に置いてきてしまったのか、酔って誰かにあげてしまったのか、本人の記憶はゼロ。…多分もう出てこないんだろうなぁ。

 ティーンの頃、福岡郵便貯金ホールで見たアン・ルイスのコンサート。
 そのステージにはデカパンがいた。
 ライヴを見た日、「こりゃ、外タレ見る必要ないな」と感じさせた程、圧巻のパフォーマンスを確信したものだった。
 あの日弾いていた、あのレスポール・サンバーストが紛失とは…再び呆然。

投稿者 yonezawa : 17:16 | トラックバック(0)

2009年 06月 4日

ヘイ・マンデー・ライヴ

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 以前から最も興味のある時計ブランド「チュードル」の商品はすでにデッド・ストックしかない、と言う情報を第三者より得、関連サイトを覗く。
 きっと時が経てば経つほど、現状よりも価格は上昇するのだろう。
 
 午前中、Rちゃんとリビングをいっぱいに使い、交代で「よーい、どん!」のかけっこ。
 わずか10本の往復でヘトヘト。
 それでも「もっともっと」と要求するRちゃん。
 
 夕方、小腹を満たすべく渋谷「喜楽」へ。
 今日の「喜楽」ほぼ満点。味にばらつきがあったのか、前回には感じられなかった舌感動にみまわれる。

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 クアトロにて2度目の来日を果たしたヘイ・マンデー・ライヴへ。
 若い時分にしか成しえないストレートなパフォーマンスを拝見し、己の懐かしい彼の日を回想しながら観戦。
 集まったファンはすでに歌詞も熟知。理解の深い熱気あるオーディエンスはモッシュにダイブ。
 明日はヴォーカル:キャスに単独取材。

投稿者 yonezawa : 16:59 | トラックバック(0)

2009年 06月 1日

のぞみで帰京

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 大阪より金沢入りするという先ちゃん、タムタムらより一足先にチェック・アウト。
 なんばで今回初めてうどんを喰い、新幹線の切符購入。

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 12時発ののぞみで帰京。地下鉄を経由し出社。
 
 以下、同士『ショーベーの「SHOWBIZ NEWS」&LINKS』よりそのまま添付。

 ザ・ビートルズも、レッド・ツェッペリン同様、人生の中で何度同じアルバムを買い直す悩みに直面することだろう。
 「出荷停止」の言葉で秋までの購入欲をあおり、「マスター」盤の登場で再びコレクションしているアルバムと同じ内容のCDを購入するファン。
 悩みどころのイタチごっこだ。「大人買い」という言い得て妙なフレーズを顧みる瞬間。

http://plaza.rakuten.co.jp/shobei1964/diary/200906010001/

ザ・ビートルズのオリジナル・アルバムが全世界で出荷停止

@ぴあ配信記事

 9月9日(水)に全オリジナル・アルバムがリマスターで発売されるザ・ビートルズ。これを受け、現在販売されているオリジナル・アルバムの全てが5月31日をもって出荷停止となった。これにより現行のオリジナル・アルバムの販売は店頭にある在庫のみとなる。

 対象となったアルバムはデビュー・アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』から、最後のオリジナル・アルバム『レット・イット・ビー』までのオリジナル全13タイトルと、アルバム未収録曲を収録した『パスト・マスターズ VOL.1』及び『VOL.2』、そしてこれらアルバムをセットにした『ビートルズ BOX』の全16商品。9月9日にはこれらアルバムがリマスターされ、パッケージも一新されてリリースされるため、1987年の初CD化以降、慣れ親しんできた音や仕様パッケージは現在の店頭在庫を最後に入手困難となる。

なお、今回の出荷停止は全世界的な措置のため、現在輸入盤として流通している海外盤も現在の店頭在庫で終了となる。

■出荷停止対象商品
『プリーズ・プリーズ・ミー』(TOCP-51111)
『ウィズ・ザ・ビートルズ』(TOCP-51112)
『ハード・デイズ・ナイト』(TOCP-51113)
『ビートルズ・フォー・セール』(TOCP-51114)
『ヘルプ!』(TOCP-51115)
『ラバー・ソウル』(TOCP-51116)
『リボルバー』(TOCP-51117)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(TOCP-51118)
『ザ・ビートルズ』(TOCP-51119〜20)
『マジカル・ミステリー・ツアー』(TOCP-51124)
『イエロー・サブマリン』(TOCP-51121)
『アビイ・ロード』(TOCP-51122)
『レット・イット・ビー』(TOCP-51123)
『パスト・マスターズ VOL.1』(TOCP-51125)
『パスト・マスターズ VOL.2』(TOCP-51126)
『ビートルズ BOX』(TOCP-50501)

投稿者 yonezawa : 18:39 | トラックバック(0)

2009年 05月 29日

片面CD、片面DVD

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 DMBのこのアルバムは、片面CD、片面DVDというシロモノ。
 こんな両面仕様の盤は初めて見た。
 ところがDVDサイド、既製の国内DVDレコーダーではリージョン違いで再生不可。
 同じバンドの他の輸入盤CDに付属するDVDは再生可能なのにややこしい。

 早朝8時の高速バスで帰郷の義母。あっと言う間の1週間が経過した。
 「おったんとお留守番!」と言って、外出の準備を手こずらせたRちゃんは、意志とは裏腹に服を着替えさせられ、おばあちゃんのお見送りに羽田まで同行させられた。

 今朝3時間睡眠。朦朧の頭のまま、録画した番組を見た後消去するべく再生。しょぼしょぼした目が画面を見ていられない状態で、音声だけ聴きながら数本の番組を鑑賞直後に消去。
 ディズニーだ、アンパンマンだ、しまじろうだ、ハッピー!クラッピーだと自動録画の番組が増えたせいで、HDD内ハードディスクはすぐ容量オーバーに。
 自身で撮った動画の保管手段もそろそろ確立させねばと思いながら、時間は刻一刻と経過するばかり。
 それにしても、数年前のドラマ『スカイハイ』撮影現場で初めてお会いした女優:新山千春は随分綺麗になったものだ。

 想田和弘監督最新作『精神』の単独取材記事をようやく構築。
 監督からの最終チェックを経て、無事本日入稿の運び。
 彼からのメールによれば想田くん、来月(6月)、初の著書「精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける」(中央法規出版)を出版するそうだ。
http://www.amazon.co.jp/dp/480583014X/

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投稿者 yonezawa : 18:19 | トラックバック(0)

2009年 05月 9日

All Handmade Guitar

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 最寄り駅前のパスタ屋でTさんとお茶。
 現在、ヨーロッパの大漫画家:メビウス御大が来日しており、Tさんは過去に共著されている経緯もあり、最終日の今日、ご本人とお会いしてこられたそうだ。
 今回、おいらからは別件の仕事の話があり、バンド・リハーサルぎりぎりまでノン・アルコールで打ち合わせ。

 久々のスタジオ・セッションにはオリジナル・オール・ハンドメイド・ギターで参戦。
 すべてに注文しまくり、作成したこのギターの完成度は手前味噌ながらおそろしく完璧。

 ほろほろと、そしてもんのすごいペースで量産されるバンマス:O氏とリード・ヴォーカル:Hちゃんの創作ペースは、おいらの音楽歴史上聞いたことがない程。
 この、ほんの数ヶ月の期間で100曲以上のレパートリーを数えている。
 原石のごとき粗構成の楽曲を、それぞれの解釈で肉付けをするような新鮮なセッションの2時間はあっという間に過ぎ去った。

 馴染みの優しい居酒屋:Hで、おいらにすればライヴ以来、メンバーとの乾杯を交わす。
 水割りでお願いしていた芋焼酎が(サービスなのか?)単なるロックであることに3杯目になってようやく気づき、いつにないほろ酔い気分で店を後に。
 同じく馴染みのバー:SにはO氏、Hちゃんの3人で訪れた。
 例によって話の肝心の内容は空の彼方に消えるのだが、演奏後のアルコールがこうまで美味しく感じる感覚は20歳の頃から変わらない。

投稿者 yonezawa : 22:42 | トラックバック(0)

2009年 05月 5日

ジェイク

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 読み込ませていなかったジェイク・シマブクロの旧譜すべてをiTunesに録り込む。
 ヘッドフォンで適当にアルバムを再生すれば、とたんにジェイクのきめ細かいフィンガリングに聴き入ってしまう。

 ソロ・キャリアわずか7年程度で、なんだかんだ12枚前後のCDをリリースしてきたジェイク。そのスパンにも驚きだが、実際のライヴでもリハーサルはほんの数時間で、初めてのサポートの面子と本番をこなす技量にも舌を巻く。
 その演奏に不備はなし。

 昨年リリースの彼のアルバム『YEAH!』は、個人的に『ドラゴン』に次ぐ優良物件で、この中の数曲はおいらのレパートリーとしても定着させたいところがある。
 
 雨模様の中、Rちゃんを片手に抱えスーパーで買い物。

投稿者 yonezawa : 23:27 | トラックバック(0)

2009年 04月 30日

カサビアン 昌原光一

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 昼下がり、都内某所着。
 イギリスのロックバンド『カサビアン』主要メンバー2名(サージ&トム)が来日。
 『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』と言う不思議なタイトルのつけられた新作アルバムのプロモーションでやってきた彼ら。
 
 過去、レコード会社よりアルバム・リリースにあわせタイムリーな時期にプレゼンのあった『カサビアン』案件は数回あった。
 結果、ファーストの際は諸事情でNG。
 セカンドのタイミングでは大型タイアップが帰結。滅多にやらないが、外部ライターによる執筆で記事構成の運びに。
 そして今回、サード・アルバムのリリース、そしてサマーソニック09の出演を睨んだタイミングで、ついに彼らへの単独取材という局面を迎えた。

 レコード会社側の『カサビアン』に対するプライオリティは毎度揺るぎなきモノがあり、新作ごとに誌面交渉のため、担当者が粘り強く食い下がってくると言う案件の一つ。
 『カサビアン』は幸せだ。日本国内におけるプロモーターのモチベーションは充分なのだから。

 バンドのギタリストで『カサビアン』サウンドの鍵を握るサージは、人当たりの良いナイスガイ。
 バンド全体のサウンドよりも、むしろギタリストとして何を追求し、あのサウンドに至ったのか、極めて客観的な第三者的視線で質疑を開始。
 取材が始まってみれば思いのほか時間は短く感じた。

 日本でのアルバム・デビュー前にサマソニで初来日を果たし、その際、入場規制がかかったという彼らの最大限の持ち味は、きっとライヴ・パフォーマンスにあるのだろうと睨んだ。

 帰社後、怒濤の入稿。嵐の入稿。
 コミックス4C周り再校正、本文校正、本誌某コミック連載200突破記念の読者プレゼント賞品・物撮り、精算、5月末発売のインタビュー案件原稿の構築、先ほど撮ってきたばかりの『カサビアン』動画WEB業者への中継...と、いとま無き業務の数々。

 「GW前に夕飯でも」と、奇特なKさんに誘われ神楽坂で鮨。
 そのまま銀座のバーで軽く飲み、仕事に戻った彼とはその場でセパレート。

 新宿を経由し、明け方帰宅すれば郵便受けには漫画家:昌原光一の最新作『御誂 人情幕の内[壱]』献本が到着していた。
 昌原光一の記念すべき2冊目の著作本完成。
 他社からの出版ながら、おいらがビジネスジャンプ誌上で担当し、間違いなく入稿した作品も3本収録されている。
 才能溢れる、漫画家:昌原光一のさらなる世間的評価を祈るばかりだ。

http://www.amazon.co.jp/dp/4845838079

投稿者 yonezawa : 00:29 | トラックバック(0)

2009年 04月 25日

松下奈緒コンサート・ツアー2009"pf"〜BARD LAND

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 あいにくの雨模様の中、有楽町は国際フォーラム(C)へ。
 開演2分前に滑り込みの到着。入口で編集者:Uと合流。
 松下奈緒コンサート・ツアー2009"pf"観戦へ。

 彼女の、フォーラムでの単独コンサートも今年で3回目。
 一昨年、オーストラリアのトップ・シンガー:デルタ・グッドレムと、女優でピアニスト:松下奈緒との対談を企画した経緯があり、それ以降、正式に音楽活動を開始した後の彼女の東京公演観戦は勤賞となっている。

 暗転の中聴こえてきた、彼女が中学時代に書いたと言う曲よりコンサートの幕が開く。連なる叙情的なピアノ・ソロ曲が新作『pf』の世界観をかいま見せる。
 
 ボサから4ビートに連なるジャズ的趣向の演奏が個人的には最も惹かれ、ソニー VAIOのCMに使われた彼女のオリジナル曲『〜F〜』は、オリジナリティという見地からは最も突き抜けていた。
 終演後、楽屋で『pf』レコーディング時以来の再会を果たし、会場を後に。

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 編集:Uの馴染みの焼鳥屋『BARD LAND』はすでに看板(閉店)でありながら、店主:和田さんが快く迎え入れてくださり、激美味の焼き鳥をコースで堪能。
 Uとは、なかなか味覚もおぼつかない赤ワインの価格談義を交わす最中、プロ的見地からアドバイスをくださる和田さんの意見は大変参考になり、カウンター越しにかなり充実した情報を入手。
 シャトー・マルゴーの年代ごとのレア価格情報も仕入れ、収穫多し。

 閉店の時間も場所をテーブルに移し、従業員の方々のまかない飯に参加する形で生ビールとつまみを、精算後にも関わらず提供してくださった、初対面:和田さんの懐に心より感謝。

 新宿を経由し、帰途へのタクシーに乗る頃、1時間前に届けられていた岩谷テンホー師匠の着メールに気づき、急いで連絡するが、御大、昨日おいらが訪れた『闇太郎』ですでに出来あがりのご様子。

投稿者 yonezawa : 16:58 | トラックバック(0)

2009年 04月 23日

Jake Shimabukuro

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 以前『新宿リキッドルーム』のあったホールは知らない間にリニューアルされ、新しいライヴハウス『新宿face』として営業していた。
 営業が始まったことは、今回のシークレット・ライヴの告知を受けたことにより知る。
 ジェイク・シマグクロによる、およそ1時間のライヴ観戦。

 ザ・ビートルズ・トラックのカバーアルバムで最新作となる『アクロス・ザ・ユニバース』からの曲を中心に、いつものあのジェイク・スキルがごつんと炸裂。
 アルバムではヴォーカルなりギターの彩りがあるが、今回はすべてをウクレレ1本で貫いた。
 8月には日本国内ツアーを控え、益々精悍さをかいま見せるジェイク。圧巻のステージングはいつでも充実だ。

http://www.jakeshimabukuro.net/

 終演後、ジェイクと久方ぶりの再会を歓び、初対面で同行者のNさんもサインと記念写真を戴き超感激。
 ジェイクとは夏の再会を約束し外へ。
 グッド・タイミングで登場したHと合流し、『バンタイ』で夕飯。

投稿者 yonezawa : 20:50 | トラックバック(0)

2009年 04月 16日

GRAN TORINO

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 ようやく試写会に辿り着いた。
 映画『グラン・トリノ』
http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/試写会には最終日だからこそなのか長蛇の列。ピーター・バラカンさんの姿も。
 「公開までラストシーンを口外してはならない」と言う約束で試写開始。
 この作品で俳優業を引退するというクリント・イーストウッドのいぶし銀の演技…と言うか、等身大の年代の老人を何の無理もせずに演じてるように写る。
 シーンシーンのリズムはとても見やすく、時折クスっとさせる日常会話がほのかな心地よさを継続させてくれる。英語が堪能ならより面白かろう。
 事件が起こり出すシーン辺りの展開から、異様な緊張感につつまれながら映画は終わりを迎える。
 周りでは、啜り声が聞こえたり、涙をぬぐうマスコミ諸氏の姿も。

 遅めの夕飯は四谷集合の親睦会の予定だったが、諸事情あって渋谷へ変更となった。
 指定のフレンチの場所にはS社:Sの姿が。
 ほどなくして、今後おいらを含む紙媒体の担当者だと言うIさんが合流され、紹介いただく。
 
 宴は美味しいワインのチョイスもあってか、充実の数時間。案の定、時間の経過はあっという間。SもIさんも、フレンドリーで正直で魅力的。
 偶然なだのが、S社のスタッフでこれまでに苦手な人と出会ったことはない。

 さらに遅れて編集者:H到着。
 Sを見送り、近場のバーでもう1杯。親睦会という意味では相当成果のあった夜更けであったろう。

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 〆のラーメンはHが携帯ナビで探り当てた豚骨。2人ですする。
 相変わらず深夜営業のラーメン屋は豚骨多し。

投稿者 yonezawa : 14:01 | トラックバック(0)

2009年 04月 15日

The Legacy of G&L

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 昨日とは、うって変わってよい天気。

 都内某所でレオ・フェンダーが最後に造ったシリーズの1本、テレキャスターを試奏。
 なんたる軽い重量、なんたるネックのフィット感。
 楽器がよいと実力以上のフレーズが得られるので、己がどの楽器を選択するのかはとても重要な問題となる。
 メサブギ直結で、これほど締まりのある色気のサウンドが奏でられるとは大した名機。
 弾き心地と生音の機敏は、おいらの所持するセイモア・ダンカン・テレキャスター(ジェフ・ベックがアルバム『ギター・ショップ』時に弾いていたテレと同等の、回路とピック・アップ他、搭載のスペック)のクオリティも凌駕しそうな勢い。

 まったくアバズレで不埒な性質が治らない。
 よいギターには即一目惚れしてしまうおいら。

 約束していたS社:M&Sとのランチは、約束時刻から2時間をずらし、場所を恵比寿より神保町へ移した。打ち合わせを兼ねボンディで。
 明日はS他と再戦の初四谷親睦会。

投稿者 yonezawa : 01:10 | トラックバック(0)

2009年 04月 2日

EVERY MAN FOR HIMSELF

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 渋谷AX:フーバスタンク公演へ。
 まだ一度、それもパソコンでの小さな音でしか拝聴出来てはいないが、今日のライヴで新作『FOR(N)EVER』の仕上がりも渾身の出来であることが窺い知れた。

 前作『EVERY MAN FOR HIMSELF』のBorn to Leadは何度聴いても素晴らしい。
 ギタリストのダン・エストリンの音作りは完璧と言ってもよいほど。
 前回とは違うメインのアンプだったように思ったが、精密で丁寧なバッキングの構成は今日も清々しいクオリティだ。
 安定したパフォーマンスもさすが。
 『EVERY MAN FOR HIMSELF』からの曲に最も身体が揺れる。このアルバム・リリース時に、「このバンドには労いの言葉をかけねば」と思い立ち、BMGのオフィスで取材した日が懐かしい。
 彼らの2ndアルバム『ザ・リーズン』はグラミー賞3部門にノミネートをされ、世界的にも大ヒットし、結果200万枚のセールスを記録している。
 ヴォーカルのダグ・ロブは、日本人の母を持つハーフ。

投稿者 yonezawa : 00:49 | トラックバック(0)

2009年 03月 28日

リハスタ

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 時間の許す限り、先日行った映画人インタビュー原稿をリライトしていた。
 ようやく粗原稿を一応構築し、メール送信。
 97年のベネチア映画祭で意気投合して以来、監督と取材人という間がらではなく、一映画ファン同士というスタンスで交流を続けてきた想田和弘監督より返信メールが届いた。
 彼は昨日の時点で香港映画祭に参加中とのこと。
 おいらの知る限りで、彼の最新作『精神』は、釜山国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞、ドバイ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞(2冠達成)、台湾国際ドキュメンタリー映画祭、ベルリン国際映画祭、ブエノスアイレス国際映画祭、香港国際映画祭、シネマ・ド・レアル映画祭、ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭他、正式出品と言う輝かしい成果を上げている。
 ともあれ、『精神』日本公開も次回彼との再会も楽しみ。 

 23時までに、家事を含む今日の日課及び必須ノルマ作業を終え、なんとかリハスタへ。
 今宵はエレクトリックによる、Acoustic Bambiリハに参加。
 時間的に連日つらつらと届けられたコード譜と歌詞に目を通すことはなく、この1〜2週間が瞬時に過ぎ去ってしまったが、スタジオで初めて曲を確認し、バンマスの奏でるコード・トーンとリズムに合わせ、まさに適当にオブリ及びコードを被せるべく試みる。

 バンマスOさん、リードヴォーカル:Hちゃんのライティング・ペースはとにかく異常な程早い。
 ほんの1、2ヶ月ですでに100曲はレパートリーを完成させているのではなかろうか。
 曲の本質的完成度は最終形をみなければジャッジのしようはないが、その創作意欲には脱帽。

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2009年 03月 19日

美貌の青空

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 午前中より武蔵小金井に新規オープンしたイトーヨーカドー(赤ちゃん本舗)へ買い出し。
 極端に温かい気候で車中クーラーをかけたほど。

 映画『チェイサー』記事入稿。
 午後7時より国際フォーラムCで行われる坂本龍一コンサートへ。
 本日の趣向は、完全なるピアノ・ソロ・コンサートとなっていた。

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 今回は残念ながら教授への2度目のインタビューは次回への持ち越しになってしまったが、関係者様のご厚意により、このプラチナ・ケットをご用意戴けたのだった。

 『out of noise』からのトラックはもとより、映画サントラ・シリーズ、そして最後に奏でられた映画『バベル』のラストシーンに聴こえる『美貌の青空』が特に響いた。
 しみじみと教授の大ファンである、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は鬼才だ。
 
 終演後、ほんのわずかな時間ながら教授と久々の再会を果たせて幸運。お疲れさまでした。

 明日からは奈良の親戚」Y家、親戚で従兄弟:N家の方々、翻訳家で塾講師で同級生の海陸先生宅訪問の予定。

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2009年 03月 12日

音楽

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 終電間近までデスクワークで次週の原稿構築に埋没。

 思い立った時期が遅すぎ、先方にとっても調整出来ないほど時間が経過してしまっていた。
 ある日ふいに取材の要請を思い立ち、コンタクトを取るが残念ながら今回は見送ることに。無理もなかった。次回の機会を待つことに。

 アンビエント系サウンドも、そのニュアンスの中に含まれた音楽家:坂本龍一の新作『out of noise』は数量限定生産の [Limited Edition]を選んだ。
 #1から#2に曲が移り変わる瞬間の、その切なさの理由が何なのかわからない。
 関係者各位の方々には尽力いただき、来日公演の席を用意してくださったのは大変恐縮だった。Sさん、Nさん、そして教授に大きく感謝。
 
 夜食は五反田の支那そば「はせべ」で。
 魚出汁の東京ラーメンがこの年齢になってまさにジャスト。「かづ屋」の支那そばは、味を忘れてしまった。

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2009年 03月 9日

Journey

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 今日も朝、トコトコ起こしにやって来たRちゃん。
 おいらの布団までやってきた矢先によそ見をして転けてしまったのか、まだ寝ているおいらの顔面にRちゃんのお尻が落ちてきた。体重12kg超(?)の物体が顔面落下はもたん。

 驚愕な起こされ方でリビングへと連行され、ソファでぴょんぴょん跳ねるジャンプのパートナーを努める展開に。意識朦朧。
 
 かつて花粉症に悩みぬいていたハズの周りの同士は、どんどん脱花粉症のコンディションに生まれ変わり、まるで免疫をつけたような体質に変化を遂げたと方々で聞く。
 ヨーグルトがいいのか、サプリが必要なのか。おいらは長年の間、長いトンネルから抜け出せない。
 Rちゃんの鼻水は単なる鼻風邪であってほしいものだ。
 ともあれ今日もおいらひとり、微熱混じりの花粉症全開。

 夕方、国際フォーラムAへ。あの、ジャーニー来日公演へ向かった。
 新宿『シンクロニシティ』Oちゃん情報によれば、今彼らは再びアメリカで大変な盛り上がりをみせているようで、噂のフィリピン人ヴォーカリストの実態も確認するべく会場に足を運んだ。

 コンサートは2時間30分近くのヒットソング大オンパレード。
 途中途中、ヴォーカルが引っ込んでいるのに歌が聴こえてくるので、誰が歌っているのか? と、遠くの席から目をこらして見つめるのだが、なんとドラムスもリード・ヴォーカルをとるという構成になっていた。
 コーラスでの参加なら判るが、なぜあのフィリピン人ヴォーカリストが数曲も歌わないのか疑問。曲を覚えてなかったのだろうか?

 ともあれ、矢継ぎ早に往年のレパートリーが奏でられる。
 3F席だったせいで音の輪郭は酷いものだったが、8割方楚良で歌える曲の瞬間には、ほのかに高校時代の景色を思い出していた。

 ニール・ショーンも全盛期となんら変わらない印象。ジャーニーは完全に復活していた。 

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2009年 03月 7日

テニーシャ・ケリー/ライヴパフォーマンス

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 花粉症全開。鼻腔全壊。バス電車を乗り継ぎ渋谷へ。

 O-EASTは久々。昨日インタビュー取材を行ったテニーシャ・ケリーのライヴパフォーマンス初体感。
 可愛らしいセクシーな女性が歌を歌っているのかと思っていたが、歌の上手い女性がセクシーで可愛らしかったことを認識する。
 好き嫌い、善し悪しは別として、一般的にアメリカは歌の下手なシンガーを送り込まないことに徹底している感じが、改めてした。

 女性ダンサー2人を連れ立ち、HIP・HOPな出で立ちで登場したテニーシャのパフォーマンスを、2F席で数曲拝聴。

 昨日の撮影時、彼女はスタジオでかかっていた自分の曲にあわせて思い切りシャウトしていたが、プロの日本人シンガーの誰しもが、ここまでスキルがあるのかと言うと、日本人としてまったく自身がない。

 終演後、コンベンションの席にはモデル:押切もえさんの姿も。
 彼女が一番最初の挨拶を終えた直後、テニーシャに労いの意を伝える。
 「次回、いつ日本の帰ってきてくれるの?」の問いに、彼女は「2ヶ月後よ!」と笑顔で答えてくれた。

 マスクを着用し、会場を後にして混雑する電車に飛び乗り帰還。Rちゃん、起きてくれてるかなぁ?

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2009年 03月 6日

テニーシャ・ケリーな1日

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 いつの間に、また知らないTHIN LIZZYのライヴ盤が発売してる。
 オフィシャル商品でジャケ写違いの品を知れば欲しくなる病気はティーンの頃から変わらず。

 鬱陶しい雨模様の中、バス停に15分以上も待たされ、身体は冷え切り、同じく並んでいるこれからの乗客たちも到着の遅れるバスにイライラ。

 ギリギリのタイミングで都内某スタジオへ駆け込み到着。

 アルバム・リリース前から「エロカワ・激カワ・激キュート」等、色々優雅に謳われつつ、日本の着うた(R)と着うたフル(R)部門を現在大きく賑わしている初来日中の女性シンガー:テニーシャ・ケリーと初邂逅。Nice to meet you!
 彼女は前評判の通り、スタイル抜群のセクシーおねぇさんだった。24歳。

 例えるに、ちゃきちゃきの江戸っ子よろしく気っ風の良さか気持ちよい。
 とてもフレンドリーに相対してくれる彼女とは急激に和んだ。

 インタビュー&特写は久々の本格的スタジオ撮影となり、ライトの下でポージングをキメるテニーシャの姿を遠巻きに見つめる。
 おいらはWEB用の素材になればと、動画も同時に稼働。

 充分なフォトセッションを終え、速攻でインタビュー・ルームへ。
 くったくのない、かつ飾り気のないテニーシャは会話を進めるにつれて益々好感を抱かせた。

 特に今日の、目眩のしそうなほどセクシーな衣裳を身に纏った彼女の「普段はジャージの上下を来ているのよ!」と言う意外な発言を聞いたときには益々親近感が沸いた。

 気取り毛のない言葉はそのまま彼女の解き放つ魅力と直結し、こちら側には最善のプロモーション・サポートを決意させる理由を見いだしてくれる。
 取材を終え、次の取材に入る前、空腹を満たすべく口に頬張った食べ物をもぐもぐモグモグしながらのテニーシャと最後の握手を交わし、明日の再会を約束しスタジオを後に。

 帰社すると編集部は閑散。
 スタッフ全員社員旅行の地へ出かけ、フロアに編集者は誰もいない。

 たった1人、デザイナー:Mちゃんがおいらの予告記事を完成させた上で待機中。
 間もなく、デザイナー:Tちゃんから上げられたジェフ・ベック記事の最終確認を終え、Mちゃんと新宿へと消えた。

 最後のラーメンはおいら一人で喰ったもの。深夜のその時点で母親からの叱咤メールが確定。
 
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2009年 03月 4日

トゥー・ホット・トゥ・ハンドル:ザ・ストーリー・オブ・UFO

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 午後、NHK某番組用の撮影隊来社。
 海外向けの番組製作チームとのことで、アニメ等のカルチャーに携わる著名人の取材を、これまで1年以上続けてこられたそうだ。

 本日の被写体は漫画家;高橋ツトム──

 シンプルに質疑されるテーマに、独特の視点で切り返し回答する高橋氏。わき出すアンサーの言葉は、氏の描く漫画の如く端的で芸術的。
 申し分ないインタビュー素材を40分程度おさえ、無事終了。

 世界中を飛び回る音楽人:Tが幸運にもつかまり、彼のお膝元で待ち合わせ。今日もまた新たな音楽界の裏情報を仕入れる。

 土産のDVD感謝!
 
『トゥー・ホット・トゥ・ハンドル:ザ・ストーリー・オブ・UFO~ジャパニーズ・エディション [DVD] (2001)』

■内容紹介

70年代のハード・ロック全盛期にシーンに君臨、'80年代のヘヴィ・メタル期を生き抜き、今なお根強い人気を誇るUFO。本DVDは、そんな彼らのヒストリーをライヴ映像やインタヴューを交えて綴ったドキュメンタリー映像だ。だが、一応"ドキュメンタリー"という体裁ではあるものの、ライヴ・シーンがふんだんに盛り込まれた、半ば"ライヴ映像集"とも言えるもの。中でも、"カリスマ"と称するに相応しい数少ないギタリストの一人、マイケル・シェンカーを擁した'70年代のライヴ映像は超貴重だ。お馴染みの愛器フライングVを股に挟むスタイルで、叙情的かつアグレッシヴなフレーズを次々と繰り出す姿は圧巻。「Too Hot To Handle」「This Kids」「Out In The Street」「Lights Out」といった名曲が次々と披露され、ギター・ソロもたっぷりとフィーチャーされている。もちろん、あの独特の節回しで堂々たる歌唱を聴かせるフィル・モグや、低くベースを構え、派手なアクションでドライヴ感溢れるラインを奏でるピート・ウェイも大活躍。また、インタヴューでは、マイケル・シェンカーやフィル・モグらバンド・メンバーはもちろん、アイアン・メイデンのスティーヴ・ハリスや、デフ・レパードのジョー・エリオット、フィル・コリンらも登場。さらに、日本盤ボーナス映像として、UFOが、あのウリ・ジョン・ロート(元スコーピオンズ~エレクトリック・サン)と共演した'02年のライヴ映像、「Rock Bottom」「Doctor Doctor」など4曲を追加収録!! 日本語字幕・解説付き。
[仕様] 本編約57分 / NTSC / リージョン2(日本国内向け)/ドルビー・デジタル5.1chサラウンド / リニアPCM ステレオ / 日本語字幕付き
[UFO]
1969年ロンドンにて、フィル・モグ(vo)、ピート・ウェイ(b)、ミック・ボルトン(g)、アンディ・パーカー(dr)によって結成。'70年にアルバム『UFO1』でデビューし、翌'71年には『UFO 2ーFlying』をリリース。本国では鳴かず飛ばずだったが、1stからの「C'mon Everybody」が日本とドイツで大ヒットする。その後、ギターがマイケル・シェンカーに交代し、『Force It』('75年)、『Lights Out』('77年)、『Obsession』('78年)といった名盤を連発。ハード・ロック・バンドとしての地位を確立し、マイケル・シェンカーは一躍ギター・ヒーローとして脚光を浴びることとなる。だが、その間もマイケルは加入/脱退を繰り返し、遂には'78年11月に正式に脱退。その後はギタリストの座をポール・チャップマン、ローレンス・アーチャー、ヴィニー・ムーアらが務めながら、そしてメンバー・チェンジを繰り返しながら、さらにはバンド時代も解散/再結成を繰り返しながら、今なお活動を続けている。

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2009年 02月 26日

Jazz in the Garden

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 昨年、チック・コリアとの武道館コンサートを成功させ、自身のバンドも国際フォーラム等で鉄壁の演奏を魅せた上原ひろみが、次回はスタンリー・クラーク・トリオ with 上原ひろみ&レニー・ホワイト名義でアルバム・リリースの運び。
 この方の鍵盤スキルには毎年脱帽。
 
※2009年上半期ジャズ界最大の話題作のCD「Jazz in the Garden」が4月15日(Telarc/ユニバーサルミュージック)日本先行発売。

投稿者 yonezawa : 13:28 | トラックバック(0)

2009年 02月 22日

最終リハーサル

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 28日パーティ最終リハーサルのためスタジオへ。
 リハ後の用事もあったので、初めて車で赴けばスタジオ専用の駐車場はやや離れた場所にあった。
 
 メンバー各々最善を尽くし、なかなかよい仕上がりになったのではなかろうか。
 そんな意識にメンバーも全員感じていたのではなかろうか。
 
 帰宅後、幾つかのインタビュー原稿を洗い直す。
 ジェフのインタビュー・テキストは珠玉の仕上がりだと、手前味噌ながら内容を読み返しながら好感触を得ているところ。

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2009年 02月 12日

3名の素敵なフランス人

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 フランツ・フェルディナンドのアレックスとポールへのインタビューは今回で2度目。取材は3回目となった。
 一昨日のZepp Tokyoのライヴを踏まえ、予定よりも2分前倒しでインタビュー、スタート。

 特にドラムスのポールはMANGAファンとのことで、前回も自らインタビューにエントリーしてくれた。
 今回も、ヤンジャン本誌絶賛連載中のSIDOOHコミックスを土産に、しばし漫画談義で盛り上がる。
 フレンドリーで、とても協力的な取材時間を提供してくれる彼らの優しさに今日も感激だ。
 フランツが売れる理由はそこにもあるように思う。
 
 取材を終え地下鉄帰社し新宿へ。

 ベルギーより来日中のダルゴー社のIさん、Kさん、そして翻訳家で友人のTさんが、待ち合わせのちゃんこ屋さんへ到着。
 フランス人3人においら一人。
 以前も、彼らと親睦会を開催した経緯もあり、多忙な日程の中、おいらと食事をする時間を捻出してくださり、彼らからのお誘いを受けたのだった。

 今日でなくとも構わない案件を来週にずらし、彼らと3度目の再会を果たす。
 日本の漫画がフランスの出版界をメチャメチャにした! と言う表現で、日本のコミックがいかに現地で売れまくり、これまで本国にあった部数の概念を根底からひっくり返してしまったと、前回の食事会の際伺っていた。
 
 それぞれの箸で同じ器の食材をつつくという、彼らからすれば珍しかろう鍋が本日のメイン・ディナー。

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 そんな日本ならではの常識にも全くの抵抗も見せず、上手に箸を使いながら最後の雑炊まで完食してくださった彼ら。気持ちよい。
 「一度は行ってみたかったけど、その勇気がなかったんです」と、ゴールデン街を指しておっしゃるので「ならば任せて!」と馴染みの店数軒を梯子。
 
 中でもフランス語ぺらぺらのママのいらっしゃる店:Jでは、彼らもさらにリラックスし、おまけにフランスから来日中のドキュメント映画製作チームのカメラマンら3名のフランス人も集い、狭い店内は英語と日本語とフランス語の飛び交う陽気な空間に。

 この場に映画人:佐藤睦雄も加わり、場は益々賑やかになった。
 
 「次回はフランスで乾杯しましょう!」とおっしゃる、Iさん、Kさん、そしてTさんのご提案が嬉しい夜更けだ。

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2009年 02月 10日

フランツ・フェルディナンド

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 夕方、青海『Zepp Tokyo』へ。
 12日にインタビュー取材の確定しているフランツ・フェルディナンドのライヴ取材へ。
 フロアは超満員。日本でも彼らがいかに定着したかを物語る、迫力の集客だ。
 矢継ぎ早に新旧織り交ぜた曲で会場を踊らせるフランツ。
 ファーストをラジオで初めて聴いた時、アトミック・スウィングを彷彿とさせる印象をいただいたものだったが、今はもうフランツ独特のサウンドにしか聴こえない。
 演奏が上手いのかそうでもないのか、彼らの出音には今日も不思議な感触を受けていた。
 そうした単純に理の中だけでは解決しない要素を含むバンドこそが、通り一遍の評価を凌駕するような起爆・化学反応起こしがちだ。
 まさにフランツの場合もそんな意味合いで、よき意味で未来の読めないバンドのひとつと言える。
 ラスト・ソングを聴かずして帰宅。Rちゃん、軽い発熱!

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2009年 02月 9日

The Ting Tings

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 都内某所にて、ザ・ティンティンズ単独インタビュー。
 ケイティ・ホワイトとジュールズ・デ・マルティーノの2人に初遭遇。

 (イメージとして)マンチェスター発の音とは思えないポップな彼らのサウンドは、本国でも日本でも成功し、いよいよアメリカにも飛び火する勢い。

 彼らのリード・トラックは日本のTVCMにも起用され、巷を賑わしている。
 ツアーを終えたばかりの彼らに肉薄する、取材時間45分が滞りなく終了。
 ジュールズのフェイバリット・ドラマーがジョン・ボーナムとスチュワート・コープランドと聞き、反論の余地無しと回答。
 フレンドリーな彼らだ。

 渋谷ESPでギターテク:Iちゃんに近況を窺い、その足でNHKホールへ。
 ジェフ・ベック単独東京公演最終日の会場へ到着。
 関係者入口で、世界的クラシックギタリスト:MKさんと待ち合わせ、1F席へ着席。
 すぐ後ろにはロックの生き証人で呑み達:Kさん、その前にはザ・ビートルズの権威として広く認知される:MYさんらの姿が。

 初日よりも幾分リラックスした赴きを感じさせた演奏は、ふんだんにアドリヴ要素を含んだアットホームな雰囲気。まるで彼らは本当の家族のよう。
 メニューは初日からは数曲変更が加えられ、比較的ハードでトリッキーな趣向となったライヴに感じる。
 いつになくオーバー・リアクションするジェフの姿を見るおいらは笑みが絶えない。
 こんな陽気な姿のジェフを見ることは珍しいぐらい。“身内”と化したメンバーとの化学反応が絶妙なプレイを引き出し、心の襞にズキズキ感動の楔を撃ち立てまくる。

 ドラムスのヴィニーがベースのタルちゃんをジェフの元に連れてきた際、彼女はノーメイクで現れたそうで、初対面のジェフにとっては12歳ぐらいの少女にしか見えなかったそうだ。
 「彼女、本当に大丈夫?」と危惧していたら、彼女はジェフの曲を全部覚えてきており、最初のセッションで「完璧だ!」と確信したそうだ。
 彼女のプレイを聴けばそのスキルが即座に認識出来た。

 アーミーバーを使った妙技、そしてボトル・ネック奏法の神髄。
 ジェフはガラス性のボトル・ネックを好んで使用する。
 1列目で観戦した悪友2名による目撃情報だが、初日のプレイでは床に(プレイを継続させるため故意に)落とした際、割っていたベック。

 倍音の出るハーモニックスをバンバン出しまくるジェフ。彼の真骨頂とも言える彼ならではのプレイと言えた。
 たった1音のハーモニックスで5音、6音の音程を一度に再現するのは、世界広しと言えどもジェフ以外に知らない。
 通常、5フレット、7フレット、9フレット、12フレット…このぐらいの場所しかハーモニックスはまともに出ないものなだが、彼は人類史上初めて2フレットだ3フレット4フレットでの倍音を出してしまうのだった。
 一つの偉大なる発明。
 ヴァン・ヘイレンもこうしたプレイの名手だが、ジェフのソレは今日も別格だった。

 終演後、今年65歳の御大を労う酒で乾杯。埼玉でのクラプトンとの共演、そして待望のDVDリリースの頃まで、現状のジェフ熱は続く。

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2009年 02月 8日

ジェフ・ベック単独インタビュー

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 午前中のうちに、取り置きしてもらっていた商品を山野楽器で受け取り一路都心へ。
 少し道に迷いながら、都内某所高級ホテル到着。

 2000年、2003年のロンドン取材に続き、3度目のジェフ・ベック単独インタビュー決行の時間が近づく。
 14時30分〜の取材が15分程度押したので、その時間まで昼食を摂り、指定されたインタビュールームへ移動。

 胸が高鳴る。
 14時45分過ぎ、前取材の朝日新聞がジェフの特写&撤収の最中、おいらも部屋の片隅でセッティング開始。
 今回、ジェフの取材許諾が出たのが、その2媒体のみなのだという。
 ギター及び音楽専門誌にすら、今回の単独インタビューに関しては掲載されない。
 
 ジェフは今日も素晴らしかった。
 幾度となく感じることだが、このひとときがたまらなかった。

 質問には、時にジョークを挟みながらも、中身はあくまで誠実に回答くださるジェフ。
 多くの日本人ファンがリスペクトしてくれる気持ちを歓び、感謝の言葉にしながら、まったく傲ることがない。
 常にリラックスする場に空気を導いてくれる人間性の深さは、彼のギター・プレイに比例していた。

 ジェフはジョークも可愛らしいし、きっといつでも実直だろうし、激しくシャイだと感じさせる。3回目の取材にして、ようやく彼との空間を見渡せる気持ちになれた。
 これまで彼との遭遇した時間は、まともに景色が見えていないほど高揚していたと記憶するからだ。

 宿泊ホテルでの再会を含めれば、都合4回目の邂逅となった今日の取材となったが、ジェフがおいらにとってギターの神様だと言う気持ちは、このまま死ぬまで永遠なんだと再認識・再確信。

 モトちゃん(サンキュ!)作成による、メッセージを記したシールを貼ったギタレレと、持参したおいらのオーダーメイド・ギター:ミュージックランダーをペケペケ弾きなさる神。

 この世で最も信じているギターの神様が、何もかも素晴らしいことに終始感激し、最後に労いの意を直接お伝えしながら取材部屋を後にした。
 感無量。Sスタッフにも大きく感謝。
 一路丸長に飛ぶ。

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 Rちゃんの年齢を伺い、Rちゃんを見つめた時のJEFFの優しい瞳は生涯忘れないだろう。
 今年65歳を迎える、ジェフ・ベックの全盛期は今も続いている。

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2009年 02月 7日

ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラヴ

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 一足先に3月後半発売のDVD映像『ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラヴ /ジェフ・ベック』拝聴。

 過去、JEFFのオフィシャル映像のもので、これ以上の素材をおいらは知らない。
 演奏のスキルもさることながら、わずか200人キャパのクラブで演奏されたテイクを映像にしているので、とてもじっくり安定した作りになっており、素晴らしいテイクの連続&極地だった。

 ロック・ミュージックの歴史の中で、誰一人としてあの域に到達したギタリストはいないと再確認させられるものだった。

 会場にはジミー・ペイジを始め、ロバート・プラント、トニー・アイオミ、ブライアン・メイ、ジョー・サトリアーニ、ジョン・ボン・ジョヴィらが観戦に訪れていたそうだ。
 ジミー・ペイジの笑顔がカメラに抜かれた瞬間、なんとも言えない空気がわき起こる。
 アンコールで登場したゲスト・プレイヤー:エリック・クラプトンも終始愉しそう。素晴らしい破格映像の連続だった。

 仕込みに1日費やし、明日はいよいよJEFF BECKと正式には4回目の邂逅を果たす。

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2009年 02月 6日

JEFF BECK来日公演:国際フォーラムA

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 JEFF BECK来日公演:国際フォーラムA。
 幸運にもかなり肉薄した6列目中央に位置した。S社:Sちゃんに感謝。

 暗転になりメンバー登場。瞬間、背筋を電気が通過。
 オープニングは、ヴィニー・カリウタ(ds)のスネアで始まる『Beck's Bolero』。とたんに高揚する。
 ここのところ、ジェフ・ベック公演の定番は国際フォーラムとなっているのだが、過去ジェフのフォーラム公演史上、最高の音響と言って良かった。
 実にクリアな演奏だったし演奏自体もアンサンブルもよかった。さらに何よりも雰囲気が申し分なかった。

 偉大すぎるギタリストを目の当たりにし、心が大きく揺さぶられている。
 隣に座った、おいらよりも年上らしき(外人?)女性は、要所要所で頬に涙を伝わらせていた。
 その気持ちは重々理解され、かく言うおいらも、涙をこらえねばならない瞬間に何度か見舞われていた。
 今回、そんな人が多かったのではなかろうか?
 何の演出もないステージ・セットに、何のてらいもない世界最高水準のアンサンブル。そしてギター1本から奏でられるメロディが宇宙に木霊する。
 
 (前にも書き記したが)自らのバンドに偉大なポール・コゾフというギタリストがいながら、「世の中には2種類のギタリストしかいない。ジェフ・ベックとそれ以外だ」と語ったヴォーカリスト(ポール・ロジャース)もいた。その言葉に一切違和感など感じない。

 You Tubeでも話題になったタル・ウィルケンフェルドのプレイも掛け値なしに素晴らしいものがあり、まさにジャコばりの安定する演奏に大いなる好感を抱く。
 ちなみに彼女はソロではキングレコードと契約したとか。

 アーミーバーと、そして(演奏を終え床に落とした際、割れてしまった)ボトルネックの神業としか言いようのないプレイにため息がこぼれ、ジェフの創造する宇宙に取り込まれてゆく。
 エレクトリック・ギター・サウンドの極みがあった。エクスタシーの連続と言えた。

 発熱した錯覚を覚えるほど聴き入り、アンコールまで骨の髄まで堪能。
 幸運にも間近で実に拝見する機会を得た今日は幸せだ。
 
 ライヴの活気は、そのまま終演後のマーチャンダイス売り場にも反映されており、グッズのハケ方も凄いモノがあった。今回はやたらと商品数にも気合いが入っているようだ。

 次回おいらはNHKホール。今日のように音響がいいと最高なんだが。
 バンドはもはや家族。雰囲気がいいハズだ。

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2009年 02月 4日

Brian Setzer

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 結局、こちら側の諸事情あって取材申請は断念したブライアン・セッツアー。
 1990年に結成したオーケストラを率いたCCレモン・ホール公演には編集:Fと観戦。

 大所帯のアットホームな雰囲気はこのビッグ・バンドの持ち味で、ブライアンの愉しい気持ちが伝達するように、こちらににも伝染してくる。
 コード・ソロに関しては、間違いなく世界屈指のテクニシャンであり、ハイ・センスの持ち主でありながら、このオーケストラでの活動ではそうしたテクニックを引け開かすこともなく、終始バンマス的立ち位置で楽曲の魅力をコントロールしているブライアン。
 公演回数もかなり多いのに会場は満席。さすがのブライアンだった。
 
 唐突にライター:M、某WEB部署を担うSより連絡が入り、急遽笹塚で待ち合わせ。
 今後の編集業務の相談も兼ね、最後の雑炊までミーティングが続いた。

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2009年 02月 3日

Live at Ronnie Scott's Jazz Club

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 『ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラヴ 』DVDサンプル拝受。
 データベースによれば…『世界を代表するギタリスト、ジェフ・ベックが2007年の11月にロンドンで行ったライブの模様を収録。「Big Block」「You Need Love」「Led Boots」ほか全22曲を、エリック・クラプトンやロバート・プラントら豪華アーティストとの競演で披露する』とある。
 ともあれ、ジェフ・ベック史上初の公式映像作品ということもあり、注目度は凄まじい。
 なんと言っても200人規模の小さなジャズクラブで演奏された映像なのであり、今回ジェフと共演してその名を馳せたTalちゃんのプレイも興味深い。
 BBCのTV放送用であるからして、ブートの比ではなく映像の安定感は素晴らしいとのこと。

 きっと埼玉でのクラプトンとの共演では、本DVD収録のM・ウォーターズのカヴァーも演るに違いない。
 っと、ときめきながらパソコンに挿入したらば、エラー表示で映像見られず!

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2009年 01月 31日

パンツ購入

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 赤ちゃん本舗に到着。
 入口近くのテレビのモニターには、NHK『おかあさんといっしょ』DVDのプロモーション映像が映し出されてる。
 はいだしょうこさんの出演されている同番組のDVDは、ある日以降我が家にも自動的に数枚コレクションされた。
 やや眠気もあったのか、いつも歩かずにはいられないRちゃんはベンチに腰掛けたおったんの膝の上に延々座ってくれている。

 Rちゃん必需品を諸々購入する中、初めてRちゃんのパンツ購入。
 いつ使用許可が出るのかは未定だが、成長の段階は徐々にその域へと近づいてきた。

 帰宅後、2月イベントの曲を30分ほどおさらい。

 夕方のリハーサルは今回初めて訪れたスタジオとなった。
 今日で3回目のリハとなったが、ようやくバンドの形になってきた印象。

 第三者(アマチュア)のオリジナルを弾くのも、ツェッペリン等のカヴァーでなければ随分久しぶりのことだったが、曲全体の9割方はコードを認識し、思い切る演奏がようやく見え始めた気がする。
 アコギをエレキと同等にみなし、構わずハイポジションでのフレージングを入れ込むが、状態として手を縛られたと同等のアコギ使用なので、気合いも十二分に入れねば腕力もアコギ負けしてしまうのだ。
 リハの翌日にはきっと指先がジンジン痺れる様を予感しながら、3時間のウォーミングアップの時間はあっさりと経過した。
 中身の濃き3時間、今宵も無事消化。

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2009年 01月 30日

THE PRESIDENTS OF THE UNITED STATES OF AMERICA live

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 午前から雨模様が鬱陶しい。
 昨日決まった4C1P記事の〆切りがいきなり今日で、デザイナ:Tちゃんと四苦八苦しながら、レコード会社への中継を逐一行いながら記事構築に勤しむ。
 本来、見開きを想定しておいた内容だったので、ボリュームを1/2に削除する作業を行い、関係者各位への了解を取るべく配信。
 同じく本日入稿の、プッシーキャット・ドールズ記事もデザイナー:Tちゃんによる配慮あるレイアウトとして徐々に完成に近づき、本日入稿の運び。
 SJ誌掲載の『黒塚』DVD&ブルーレイ告知記事コンセンサス原稿チェックで、ようやくこの記事が手を離れる。

 夕方18時15分過ぎに一旦席を外し、昨年完全復活を遂げたPUSA(ザ・プレジデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ)来日公演の会場、恵比寿リキッドルームへ向かった。
 彼らは90年代後半に人気を博したシアトル出身のバンドで、昨年の夏、FUJI ROCK’08に出演したその日、都内で初めてインタビューをした。特にドラムスのジェイソン・フィンは、地元シアトル・マリナーズ:イチローの大ファン。
 
 ライヴは全体的に固めの音作りで、SGから放たれるファズ・サウンドも、相当固めの原始的サウンドだった。一切の小細工のない出音。
 それは彼ら3ピース全員の楽器に言えた。たった2本のベース弦で飛び跳ねながら弾きまくるクリスの器用な演奏スタイルには思わず笑みが漏れてくる。
 1STからの曲は半分以上歌える感じ。『ラジオスターの悲劇』はいつ聴いても大変なカヴァー名曲だ。
 観客の合唱ぶりもすごい。
 オールド・ファンに混じって若いオーディエンスもチラホラ目につくが、彼らはEMI移籍第1弾となった彼らの最も新しいCD『グッド・タイムス・ピープル』によって、新しく根付いたファンなのか。
 ともかく、舌を巻くほどの演奏技術がありながら、シンプルな構成に拘り、おちゃめな演奏に終始するPUSA。リズムのタイミングはとんでもない間を有する奇特なバンドであることを再認識するのだった。
 つくづく疾走感とグルーヴが突き抜けたバンドだ。

Chris Ballew クリス・バル- vocals, 2-string basitar
Andrew McKeag アンドリュー・マッキーグ- guitar
Jason Finn ジェイソン・フィン- drums

 終演後、即刻帰社。
 活版記事2P、4C記事1Pを入稿し、雨模様の中終電で帰途に。
 最寄り駅に到着すれば、偶然同じ電車に乗っていたと言うS社:Sと出くわし、軽い立ち話。後セパレート。

 夕飯のタイミングを逃してしまったおいらは、一人で駅構内の立ち食い飯屋へ飛び込み、うどんとミニ丼のセット・メニューを注文。深夜バスで帰宅。

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投稿者 yonezawa : 19:18 | トラックバック(0)

2009年 01月 18日

Revolutions in Sound: Warner Bros. Records - The First 50 Years

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 ワーナーブラザース・レコード創立50周年記念ボックス[Revolutions in Sound: Warner Bros. Records - The First 50 Years]をご購入されたと言うKさんの、あるwebサイトに掲載されている原稿により、この音源の存在を明確に知る。
 Kさんのコラムは、とても温かくて秀逸で鋭くて情報満載で素晴らしい。
 僭越ながら、内容にも技術にもストレートに呻らされた。心が温かくなる文面に刺激を受けた。
 それ以前のコラムにしろ同様の印象を抱いたおいらだったが、まさにロックとは友情とリスペクトの歴史──
 K兄の文面には愛が溢れていた。かつメチャメチャおちゃめ!
 Kさんは定額給付金を当て込みの購入だと、シャレで綴られておられたが、政府は本当にばらまくのか。
 おいらは無事拝受出来た暁に初めて購入しようかな。

 それにしても最新の軍事兵器しかり、近代音源のスタイルといい、文明の利器には参るばかり。このワーナーBOX、音源ボックスなのにCDがないそうだ。
 Kさんも「20枚のCDはどこ?」と思わず焦ったそうだが、なんと全320曲、CDではなく、特性のUSBメモリーに入っているのだそうだ。
 約3GBのUSBが一本だけ付属している仕様なのだと言う。なんたるソフト、なんたる時代。

 しかしこれは、つまり仮にUSBが読み込めなくなったらおシャカってことなんだろうか。
 ここら辺の知識の浅いおいらが考えるに、購入の際はここからコピーをHDに2コぐらい保管するなり、あるいはDVD数枚に保存しなきゃ、なんだか心配な気がしてしまい…

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投稿者 yonezawa : 02:26 | トラックバック(0)

2009年 01月 13日

once ダブリンの街角で

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 ジョン・カーニー監督の映画『once ダブリンの街角で』で、街頭バンドをやってる連中と主人公の会話がある。
 ダブリンはグラフトン・ストリートの脇にあるシン・リジィのB.&Vo.:フィル・リノットの銅像前で演奏するバンドマンに、主人公がデモを録音するために「一緒に演奏しないか?」と誘うシーンだ。
 すると、そのバンドマンは「シン・リジィの曲しかやらん」と言うシーンがあるのだが、その1シーンだけでこの作品のファンになった。
 演じるのは本物のミュージシャンなので、歌も演奏も申し分ない魅力が散りばめられた作品だ。
 公開当時、おいらに強く鑑賞を薦めてくれた奇特な映画伝道師:Mちゃんには、タイムリーな時期に見られず恐縮。

 アルバム『uk tour 75』は、彼らがデビューしてまだ6年ぐらいしか経過していない、若かりし時代の音源。
 音質も勢いもニュアンスも申し分ない、全盛期の1シーンとも言えるクオリティだ。過去の彼らのライヴ盤の中でも極めて秀逸なる埋蔵音源の新登場。 

投稿者 yonezawa : 01:18 | トラックバック(0)

2008年 12月 28日

上原ひろみ Tokyo International Forum Hall A Tokyo-City,Japan

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 年の最後を締めくくるライヴ観戦は、国際フォーラムAで行われた「上原ひろみ」となった。
 17時に開場着。
 10分程度時間が経過した後、LPの針のノイズ的MCに混じったホンキートンク・ピアノでコンサートの幕が上がる。いきなり軽快で上手すぎる。演出も演奏も。
 
 結論から言えば、ある意味彼女の音楽人生史上、頂点のコンサートだったのではなかろうか。幾度となく彼女のコンサートを見てきたわけではまったくないのだが、そうした確信を感じさせるほどの技量であり、雰囲気であり、タイミングであり、音響であった。
 
 先日、新宿の行きつけの居酒屋で偶然女優の大竹しのぶさんを見かけたのだったが、その際も同席していたHが今日の連れとなってくれた。
 一席空けてHの並びにいらしたのは、モノマネを得意とする日本のタレントで女優のSMさんだった。
 SMさんは、上原ひろみの究極の演奏を凝視し、コンサート中、涙を拭きながら観戦されていた。
 ピアノを得意とする者ほど、そのスキルに対して驚嘆と感動が同居し、感極まる様が重々理解できた。
 連れのHは座って観戦出来る席環境だったにも関わらず、もう立ち上がらずにはいられない状態。
 会場の、ほとんどの観衆がそうした高揚した気持ちになっていたのではないか。
 
 演奏はインストのみ。かつ、ほとんどロック・バンドのような迫力のあるアンサンブルでまとまっており、個々の演奏技術の凄さをかいま見せる演出と、終始全員が主人公に成る得るメンバーの妙と魅力がビシビシ伝わってくる。
 上原ひろみは、彼女にすれば世界最高のパートナー(メンバー)を探してあてていた。

 厳密には少々のミスがあろうとも、何もかもを吹き飛ばす迫力と包容力を有したコンサート。リハーサルの質と量がさぞ凄かったろうことが、演奏中のキメで確信に至る。
 「圧巻」と言う言葉が最もピッタリくる、舌巻きまくりな2時間強の瞬間瞬間だった。

 海外を拠点にした音楽活動を行う上原ひろみは、今日のツアー・ファイナル後、正月休みで実家でゆったりするのだろうと思いきや、3日後の大晦日にはボストンでのコンサートがあるそうだ。
 予定になかったろう2度のアンコール後、楽屋を訪問。
 ファイナルの、この日のコンサートに訪れられたご両親も、せっかくの師走に帰国していながら、再び異国へと飛んで行ってしまうことはきっと淋しかろうと察するが、彼女の意志は音楽に関する向上心のみで突き動かされているようだ。

 今はそれでよいのだ。

 チック・コリア・ライヴ以来の再会を果たし、取材の際の御礼をお伝えし、焼きたての美味しいパンをひろみちゃんへの差し入れに。

 ホットな気分で盛り上がるHと新宿へ移動し、タイ料理。
 ひろみちゃんの身内的立場にいる音楽人:Tも合流し、日曜日のゴールデン街で一軒梯子し、今年最後の外呑みを終える。

投稿者 yonezawa : 12:06 | トラックバック(0)

2008年 12月 27日

アドレス・データ全件消去

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 やりかけた部屋の掃除を再び推し進めるため、Rちゃんの眠ったタイミングを狙い、破棄するモノと整理するモノをごった返しつつレイアウト。
 1年前から積み上げられた、結局目を通してないじゃん的雑誌も結局破棄の道。

 ともかく捨てていかないと次に行けない。

 深夜、メール年賀を準備せねばと、mac純正の「メール」に付随する「アドレスブック」を起動。サクサク作成に励んでいる最中、ソフトが固まった。
 しばらくしても反応がないので強制終了。ここまではいつもの手順だ。
 そして再起動。
 すると、正確な件数は把握していなかったが、予測2000件強のアドレス・データが全部すっ飛んでしまっており、真っ新の状態に戻っていた。

 アドレス・データ全件消去──
 絶句──

 どこを探しても復旧のめどは立たなそうなので、この時点までに届いていた数百件ばかりのアドレスを、まずは簡易セーブ。
 他ソフトよりインポート、エクスポート出来ない「アドレスブック」の行く末が、この師走にきて実に深刻だ。

投稿者 yonezawa : 12:06 | トラックバック(0)

2008年 12月 8日

Newton Faulkner

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 午後5時30分、渋谷『喜楽』には並ばずに入店。ここ初体感。
 火傷するぐらい熱々のスープだが、好きなタイプの台湾風中華麺のような物件。もやしのシャキシャキした触感が旨味の決め手か。麺は太くてもちもち感抜群。
 汗をかきながら完食し、徒歩で渋谷DUOへ。
 ニュートン・フォークナー来日公演の観戦に、ビッグE:江口寿史兄とやってきた。

 前回来日時のインタビュー・ラスト、ニュートンに問うた質問と回答はこうだった。
 「──最後に、漫画に関しての体験、興味は?」

 「『パーフェクト・ブルー』っていうアニメ映画知ってる? 僕はそれが一番好きなアニメ作品なんだ。最高だよ。素晴らしい! キャラクターを描いたアーティスト(漫画家:江口寿史)に「あなたは天才だ!」って伝えといて! 最近だと『メトロポリス』を観に行ったよ。音楽も素晴らしかったしね。サウンド・フィックスが抜群だったよ。」

 即刻「これは2人をお会いさせるしかなかろうよ!」と考え、師走で多忙な先ちゃんを強引に連れ立ち渋谷くんだりまでやってきた。
 ニュートンの人間性を知らなければ先ちゃんに直接紹介するはずもなく、取材時に彼の温かい人柄を認識していたので、ここは是非とも先ちゃんには会って戴きたかったのだ。

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 ライヴ前の控え室でお二方、めでたく初邂逅。
 先ちゃんは最新豪華イラスト集を贈呈し、記念撮影。
 ニュートンの申し出で先ちゃんはイラスト集にサインを。ニュートンもサイン入りのCDを先ちゃんに贈呈してくれた。

 ワーナー・ミュージックの前座シンガー後、実にシンプルな、ギター1本だけの演奏のためのセッティングがなされたステージにニュートン・フォークナー登場。会場はギター好きと思しきファンが瞳を輝かせながらスタンばっている。
 出てくるなり、下駄(スニーカー?)を履くよりもギターが上手な空気バリバリ。
 しかしテクニックひけひらかし的嫌みなど微塵もなし。きっと彼のナチュラルな人間性がそう感じさせるのだと思う。

 タッピングを多用する、ギターのボディも打楽器としてコード・トーンに絶妙に絡めるプレイは、アコギ・プレイの一つの到達点を感じさせる。
 様々なタッピング・プレイで魅せる何人かの凄腕ギタリストは他にも存在するが、ニュートンのプレイは彼独特。世界でたった一つの技巧と言えた。
 迫力と腕力に繊細さの入り交じる奏法に、おいらも居眠りすることを忘れ、深く見入ったライヴとなった。

 コンサートはクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』
http://jp.youtube.com/watch?v=n_k8_HSA1-o
で幕を閉じる。圧巻。素晴らしい。
 
 終演後、控え室には元フリッパーズギターの小山田圭吾氏、押尾コータロー氏らが。
 
 新宿で激美味の鮨をつまみ、ゴールデン街で軽く乾杯。先ちゃん、ご苦労さまでした。

投稿者 yonezawa : 02:20 | トラックバック(0)

2008年 12月 7日

村治佳織 in サントリー・ホール&世界最重要日

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▲村治佳織の弾くギターとの
 出会いは『パストラル』から。

 外は風がとても冷たかった。

 チケットは当日券まで完売。
 午後1時30分には現地に到着し、入口付近で連れを待つ間、ホールに向かって続々と集まる観衆の光景を見ていると、今日のコンサートが発散している迫力が伝わってきた。
 『plays BACH』の初日となる、村治佳織のコンサートは午後2時よりスタート。
 入口でH夫妻と待ち合わせ入場。

 やがて暗転となり、日本が世界に誇るクラシックギタリスト:村治佳織が眩い純白の衣裳を身に纏い登場。

 『プレリュード』導入部分の美しいことと言ったらなかった。
 2組のゲストを迎え入れ、演奏された和笛との掛け合いも初めて体感した刺激的なニュアンスだったし、学生とのコラボレーションは、彼らに大きな自信を与えたことだろう。
 そもそも今回のバッハに関しては、最後の『G線上のアリア』ぐらいしか知識のないヘタレながら、終始演者の魔法にかけられたまま終わりを迎えた。

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▲最新作『plays bach』

 ああも立て続けにバッハ(他)の曲を、ああもきっちりギターで弾ききるギタリストは他に知らない。
 ソロ演奏の瞬間、鍵盤の和音が聴こえたような錯覚を起こすシーンが何度もあり、生産地の違う2台のギターが織りなす、起伏のあるメロディが、コード・トーンが、かつて一度でもギターを囓った者の少し鈍った感性をビシバシ突き上げてくるようだった。
 非の打ち所のない満場一致大喝采のリサイタル。圧巻のステージがとにかく素晴らしかった。
 そして村治佳織自身の優雅で美しいこと。

 先だってタレント:今田耕司氏司会のテレビ番組(他)も興味深く拝見したが、(あの映像の村治佳織は永久保存版にしたいぐらい貴重で特に最高)ああした音楽以外の時間にも練習時間をどんどん割かれてしまう環境であろう中、どれほどの鍛錬があのステージを支えたのかを想像する度に、ギターの旋律が個人的な感動へと変わってゆくようだった。
 つまり自制心を感じたコンサートでもあったのだ。

 アンコールを見ずして楽屋入口に待機し、終演直後、控え室で、衣裳も煌びやかで眩い佳織ちゃんと数日ぶりの再会を果たした。瞬間、カメラマンを同行させなかったことを悔やんだ。 
 労いの言葉をお伝えした別れ際、「Rちゃんによろしく!」っと彼女が笑った。

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 おいらの人生で最も重要な日:12月7日──Rちゃん2歳の誕生日は、記憶に宿る素晴らしく印象的な1日となった。

 速攻帰宅して午後6時。
 Rちゃん大好物のハンバーグにバースデイ・ケーキ。いつもとなんら変わらない夕餉のひとときながら、心だけは特別な1日
 クリスマス・シーズンだけの限定ホワイト・プーさんに、Rちゃんまるで無反応(哀)。
 彼女のマイ・ブームは断然「ミッキー」さんなのだった。

投稿者 yonezawa : 23:30 | トラックバック(0)

2008年 12月 4日

Lisa Loeb 想田和弘

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 自前のギタレレで今日の午前中になって初めてリサ・ローブの『Stay』『I Do』のコードを探ってみた。
 神々しいコード展開がなんとも言えない温かさを発散する。
 
 昼下がり、取り置きしてもらっていたおニューのギタレレを山野楽器に取りに窺い、その足で六本木へ。

 昨日今日とミッドタウン東京で来日公演中の女性シンガーソングライター:リサ・ローブのインタビュー取材のため、ビルボード東京を訪れた。
 先頃、婚約した彼女へ贈呈するための、あらかじめ注文していた花束をミッドタウン正面の花屋でピック・アップ。
 おまけに録音機材にデジカメに三脚まで抱え、大仰な状態で店内へ。

 待つこと30分、すでに今日のリハーサルを終えたリサとの初邂逅を果たした。

 1995年リリースの『Teiles』を聴いた瞬間、速攻で彼女の世界観にヤラれたおいらは、その日以来、彼女の音楽にシビレっぱなし。
 逢うことがとにかく念願だった。
 彼女においらのリスペクトの度合いを伝え、彼女がこれまで書いてきたの数々の名曲の完成度を労った。

 インタビューは1時間。
 キラキラ輝く彼女の瞳がとてもとても印象的だ。

 今日の日をどれほど待ちこがれていたのか、思い返せば気が遠くなる思いがする。
 1997年にリリースされたセカンド『Firecracker』の出来には舌を巻いた。
 世界中のあらゆる女性シンガーソングライターの最優先事項にリサの存在があると言っていい。

 これまで100人以上のミュージシャンにインタビューをしてきたが、特に新人の女性シンガー(例えば、ジョス・ストーン、コルビー・キャレイ、トリスタン・プリティマン、KTタンストールetc...)に、「──リサの音楽性をどう感じるか?」と質問したらば、すべての人が彼女をリスペクトし、ある意味目標にしていた。

 『It's Over』のメロディにどれほど泣いたか。
 『Do You Sleep?』はすべてのロックバンドの手本になりうるアレンジがなされた名曲であり、『Stay』を聴いて、即、映画『Reality Bites』を見に走ったのは言わずもがなだ。
 『Window Shoping』は特に模倣したくなる粋なポップ・ソングであり、アルバム『CAMP LISA』は、明明後日に2歳になるおいらの宝物:Rちゃんの愛聴盤の1枚となっている。

 レコードと、webサイトと、TV番組でしか知らなかったリサと、今日、初めて出会えた奇蹟に心から感謝。
 
 自ら滅多に記念撮影は行わないのだが、なんとリサが自前のデジカメで記念写真を撮ってくれたのは感激だった。
 感無量の取材空間に後ろ髪をひかれながらミッドタウンを後に。

 渋谷の居酒屋で映画監督:想田和弘と、2時間待ち合わせ時間を繰り上げ合流。
 本日はインタビューWヘッダーなのだ。
 
 先頃、釜山映画祭でドキュメント部門で賞を受賞した映画『精神』のインタビュー開始。
 彼はすでに現在も新しいドキュメント映画(平田オリザへの密着)を撮りながら、本作のプロモーションに世界中を飛び回っている。
 来週(?)にはドバイにも行くそうだ。

 一般的にタブー視されがちなテーマにあえて取り組んだ『精神』撮影秘話を窺えば窺う程、想田監督のただならぬ勇気を感じざるを得ない。
 想像を絶する修羅場の撮影現場。
 テレビのディレクターとして、海外でドキュメント番組を100本前後撮ってきた監督も、今回の現場は計り知れない試行錯誤とチャレンジの連続だった様が窺い知れた。

 しかしつくづく魅力的な男だ、想田和弘。
 途中から合流してくれた同じく映画監督の篠崎誠の登場により、インタビュー空間は益々熱を帯びてゆく。
 充分なる素材を確保し、取材開始3時間以降は通常の飲みにスルリと移行。抱腹絶倒の夜更け。宴は朝を迎えた。

投稿者 yonezawa : 01:48 | トラックバック(0)

2008年 12月 3日

リサ・ローブ in ビルボード東京

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 午前8時に起床し、9時過ぎに杉並区を目指す。
 出来たてホヤホヤの歴史的原稿を拝受し、小汗をかきながら最寄りの駅へダッシュ。

 人の少ない編集部。午前中のうちに無事入稿完了。
 
 久々に神保町での昼飯。列の出来かけている新しいつけ麺屋が気になったが、中華屋の定食に落ち着く。
 近場の『ラーメン二郎』にそれなりの長蛇の列が出来ているのだが、この光景だけは未だに理解し難い。
 帰社後、今週続く怒濤の取材材料を確認しながら、同時にとっ散らかったデスク周りの整理整頓開始。
 小一時間でかなり綺麗に整理できた。もう年末の大掃除を軽くやってしまった感覚。
 しかし埃の多い編集部だこと。

 午後9時30分。ミッドタウン内にあるビルボード東京で行われるリサ・ローブ来日公演へ。
 4F席からのかなり見下ろす形の席になってしまったが、コンサート中、何度も目頭を熱くするシーンが訪れた。彼女の歌声は大地のものだ。
 この10数年の間、リサの曲を果たして何人に人たちに聴かせてきたことか。
 その啓蒙の回数は他のどのミュージシャンをも上まわっているだろう。

 『アイ・ドゥ』の清々しさ。『ステイ』の美しさ。チャーミングなMCに観客がグイグイと惹き寄せられる。『どんぐりころころ』のチョイスには大いに笑った。

 明日は念願であり、ときめきのリサ・ローブ単独インタビューを予定している。

12/3 東京(Billboard Live Tokyo)2nd ステージ

I Do
Waiting for Wednesday
Best Friend
Everyday
Diamonds
Truthfully
Love Is a Rose
Dance with The Angels(アコースティック・ソロ)
どんぐりころころ
Stay
Falling in Love
Snow Day
?
You Don't Know Me
It's Not Goodbye
Going Away
-------------------------------------
Linger
Payback

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2008年 12月 2日

ジェイクさんのレコーディング

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 数日前にS社:K氏より連絡を戴いていた。
 夕方の業務空き時間を狙い、都内某所でレコーディング中だと言うウクレレ奏者:ジェイク・シマブクロを尋ねた。
 スタジオの中へ入ると、まさに真剣勝負中のジェイク。
 今録った音を確認するため、録音スタジオの部屋から出てきた彼は、おいらの存在に驚き共に再会を喜んだ。

 シビアなレコーディングという空間は他のどの現場の空気とも違う、特殊な空気が流れている。
 ウクレレの録音には初めて立ち会ったのだが、マイクの位置、本数は意外だったし勉強になった。
 アドリヴ・テイクを数トラック録りながら、本人にしかわかり得ない微妙なフレージングの違いを聴き分け、神妙にOKテイクを決断するジェイク。
 ほとんど毎回のアルバムを、セルフ・プロデュースによって構築してきたのがジェイクだ。
 たった今録ったばかりの音源を神妙な面持ちで聴き入る。
 本人自身がスタジオの空気を和らげるという、演奏技量同様、本人の人間性が今日も素晴らしさを感じさせるのだった。
 
 おいらも、スタジオ隣の待合室でK氏持参の63年ギブソンを弾かせていただいた。
 レコーディングではギター・パートもジェイク自身が弾いているようで、タカミネのブライトなトーンがスタジオに響き渡る瞬間も。
 
 遅い食事のインターバルを挟む頃、帰り支度をしたいたら、ジェイクが「昨日撮った曲を聴いていかない?」と尋ねてくれたので、喜んで拝聴。
 そこには、世界トップ水準に達するウクレレたった1本で織りなされた宇宙が収録されていた。
 オーガニックな彩りに包まれた上に達観した技量。ミックス前の原石と言える演奏がプロトゥールスにきっちり収録されていた。
 紛れもない本物の技量とマインドを再認識させられた。

 ジェイクさん、サンキュ!

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 「過ぎ去ったおいらの誕生日を祝ってくれる」と言う奇特な輩連中と合流することになり、先ほどジェイクのスタジオに持ち込んだオベイションを持ち歩いていたオイラは結果、彼らに散々ギターを弾かされる羽目に。

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 今年最もギターを弾いた1日となった。ともあれT、S、R他のみんな、サンキュだ。

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2008年 11月 28日

44年目の節目

 札幌のMさんからメールで現地の寒さを知らされたのだが、東京も東京なりの気温ながら随分寒くなった。

 ぞろ目の誕生日はダニエル・パウター『NHKホール』来日公演と重なった。
 前回のステージング同様、アットホームと言う言葉がしっくりくるようなライヴだ。
 縦横無尽にステージを駆け抜け、時に観客も取り込むような演出がダニエルっぽくて、やっぱり温かい。
 ライヴ後半、1列前右横5席隣に座っていた美女を突如ダニエルがエスコート。
 観客をステージに上げ、ダニエルは隣に彼女を座らせ、2曲披露という演出のよう。
 ところが、ダニエルの紹介を聞いていたら「アクトレス」と言うフレーズが聞こえたが、詳細は聞き取れないまま。彼女はステージ正面のキーボードの前に座り、伏し目がちな角度で曲を聴き入っていたため顔が見えない。
 曲が終わり、拍手に包まれ客席に引き返して来る際に、彼女が女優の桜井幸子さんであることが判った。
 ドラマ『高校教師』が懐かしい。
 公演後、関係者のたむろする場所で「高校教師の頃、おいらは彼女のファンだったんだよぉ〜」と皆に語りかけるものの、若い担当者らはあまり判っていない様子。

 電車で地元方面へ引き上げる。

 年を重ねた本日の食事は、思いも寄らぬ予想外の盛大なパーティとなり、おいらの到着を待ちわびた大勢の美女に取り囲まれ、1本200万円のロマネコンティを3本空け、イタリアンのコース料理で、もうお腹は一杯だわ、ほろ酔いになるわ、もう大変(笑)。
 いや〜参った参った、まったく優雅で壮絶な宴となってしまったわい……とは一切ならず、初めて飛び込んだラーメン屋で、味噌ラーメンの味つきタマゴをトッピング。青年誌『アクションZERO』を片手に、およそ20分程度で侘びしい夕食を済ませた齢44年の節目の終焉であった…

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2008年 11月 24日

Kaiser Chiefs

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 雨。
 見通しの悪いコンディションの中、車で編集部へ。
 雑務を残しつつ、都内某所にて来日中のカイザー・チーフス/インタビューへ。
 複数の取材陣の待機と遭遇しながら、ヴォーカル:リッキー・ウィルソン、ベース:サイモン・リックスの2人へのインタビュー、やにわに開始。
 彼らにはまだおどけなさを感じてしまう辺り、もう大した世代の違いを認識する場面ながら、ともあれ前進のアクションを継続するバンドが魅力的であることに間違いはなし。
 撮影時の驚きのトラブルを回避し、フレンドリーなバンド・メンバーに別れを告げ、再び車で帰途に。
 井の頭公園の混み具合が酷く、街道に入ってから1時間もかかって地元方面の西友へ到着。
 雨で買い出しに出られなかった分の夕飯の買い物を済ませ帰宅。

 晩飯はハンバーグ。
 
 連日報道される「元厚生次官宅襲撃事件」の闇は未だに解明されず。

 日頃、「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」、「未曾有(みぞう)」を「みぞうゆう」、「頻繁(ひんぱん)」を「はんざつ」、未確認ながら「前場(ぜんば)」を「まえば」、「有無(うむ)」を「ゆうむ」、「詳細(しょうさい)」を「ようさい」っと読み間違えないよう、自身も気をつけねば。

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2008年 11月 23日

お台場

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 午前8時頃から目覚め、昼前には昼食の準備。
 オムライスにキャベツ&トマト・サラダ。田舎から届いたごま昆布と梅干しを付け合わせに、ゆうべの残りのスパサラを添え、わさわさ食事。
 正午過ぎ、急遽入稿することが決まった記事構築のため、編集部でデスクワーク。
 原稿書きと打ち合わせと終え、デザイナー:Tちゃんに最終デザインを託し、そのままお台場へ。

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 速攻で『JUICE JACK CAFE』のメニーカシス 630円(スムージー)を飲んだ。
 冬に備え、Rちゃんのジャケット他を購入し、『青龍門SEIRYUMON』で腹ごしらえ。

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 夕方、ZeppTokyoで行われたMTVのライヴ・イベントへ。
 開場は本気で満タンに埋まりきっていた。
 2F席1列目の最高の場所から、冒頭1時間登場したイギリスの新星:カイザー・チーフスのライヴを観戦。
 頭上で拍手をする観客を2F席から眺めると、ゲーム等で観衆を表した同じシーンと何ら変わらない映像だった。
 カイザー・チーフスはレコードよりもライヴの方が印象は断然よかった。
 明日は、都内某所で彼らへの単独インタビューを行う予定。

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2008年 11月 21日

CAROLE KING

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 国際フォーラムAで行われたキャロル・キング来日公演は編集Fと観戦。
 アコースティック・セットの2部構成で行われたライヴは、風格と温かさと大きな包容力に満ちあふれた、とにかく素晴らしいとしか言いようのない出来のコンサートだった。
 声量の衰えなどまるでなく、まったく無理のない自然なメロディとアンサンブルが、これ以上はないと思わせる程のクオリティを醸し出す。
 ピアノ弾き語りがどんなにカッコイイか、キャロルの演奏がまざまざとその技量を見せつけてくれていた。
 インターバルの頃、とある人に声を掛けられた。振り向くと、なんと中学時代の同級生:Mと遭遇。当然のごとく、終演後飯に。
 徒歩で『魚彩』へ伺い乾杯。奇遇な再会を喜んだ。
 原稿取りのあるFが先に引き上げ、閉店まで飲み明かす。この再会によって、年末の忘年会の話が一気に加速し、大分県からトラックで東京を通過する予定のYの都合まで調べようと言う話になってしまう辺りが、心地よき酒席の様相を表していた。
 Mさん、遅くまでご苦労さん。

投稿者 yonezawa : 02:40 | トラックバック(0)

2008年 11月 14日

DJイベント

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 まだ確定ではないのだが、正真正銘世界一の大物ミュージシャンであり、ロック・ミュージックの頂点とも言える某氏へのインタビューを、Eメールで行える可能性が出てきたので、文面作成に小一時間没頭。
 今回は、写真のjeff beckではない。念のため。

 年内に控えるいくつかの取材素材を整理しながら、夕食出前の濃厚サンドウィッチ&シーザーサラダを頬張る。
 時計が22時を指した頃、急いで原宿へ移動。
 少しだけやり残した仕事を離れ、アストルホール隣のビルで行われていた、バァフアウト!主催のDJイベント『middle&mellow meetin′』へ。
 到着した頃、洋モク(キャメル?)を吸いながら最後の3〜4曲を繋いでいる先ちゃんと合流。曲順表を見る限り、おいらの知る音源は1曲もなかった。
 馴染みのない楽曲でも、こうした空間の中で大音響で聴く環境だと、善し悪しが明確に伝わる。
 DJを終えた先ちゃんら、他編集者らと近場のバーで軽く乾杯。
 飛び込んだそのバーは、たまたま今日で20周年を迎えるアニバーサリーの日だと言うことで、店から振る舞われたシャンパンを1杯ずつ戴いた。

 場を渋谷へ移し、ひっさびさに再会を果たした映画人:Wの待つ若者の集う席に合流。
 その席で、20歳のマジシャン青年の見せた数々の技には驚かされた。
 20代の若者らが集う酒席でのマジック。まさに打って付けの独壇場。大技のタネは一切判らなかった。

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2008年 11月 12日

宮本笑里リサイタルツアー2008

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 昼前、冷蔵庫の中で発見した牛肉と、半欠けのタマネギをそてい。牛肉には塩こしょうでアタリをつけ、食前にポン酢をかける。あらかじめ水にさらしておいた多めのキャベツの千切りを添えて簡易定食の完成。
 梅干しとごま昆布(おいらの食事に添える定番物件)は冷蔵庫にはなかった。
 ギャル曽根の出演するバラエティ番組でない限り、1人前の食事など知れたものだ。

 実家から送った宅配便の荷物3箱到着。
 中でも、最も場所を支配したのがRちゃんの親友であるプーさんの巨大ぬいぐるみだった。

 夕方、東京・紀尾井ホールにて『宮本笑里リサイタルツアー2008』観戦。
 本番前にはド緊張するという本人の弁ながら、客演スキルは日増しに充実。人は経験で成長するものである。
 
 「パッヘルベル:カノン」で幕を開けたリサイタル。
 ピアニスト:浦壁信二とのアイ・コンタクトでリズムイン。音程の起伏がとにかく気持ちよい響きを醸し出す。
 続く「グノー:アヴェ・マリア」は、ヴァイオリンの最も小さな音色から導入される楽曲だった。不意に夢の中に誘うような、優雅な旋律が心に染み入る。
 耳を凝らして聴き入ったMCをはさみ、「ドヴォルザーク:ヴォカリーズ」では、オクターブの音階を行き来する裏声のさらに裏声のようなヴァイオリンの旋律が印象的だった。
 リズムは跳ね、音階の“こぶし”のようなニュアンスが小気味いい。マイナーキーの進行に、ほんのわずか挟み込まれるメジャーキーの旋律が個人的にはツボだった。
 「ボロディン:ダッタン人の踊り」の落ち着くこと。
 ヴァイオリンの弦を指で弾く和音のシーンが軽快でチャーミング。宮本笑里だからこそ、あのような柔らかい雰囲気を醸し出せるのだろう。
 MCで〜コンチネンタル・タンゴの代表曲〜と紹介された「ゲーゼ:ジェラシー」で、再び意識のスイッチを入れ直す宮本笑里。
 意味深なメロディに聴き入りながら作者の意図を想像していた。
 導入部分のメロディが特に印象的な「服部隆之:Les enfants de la Terre〜地球のこどもたち〜」、そしてインターミッション。

 15分の休憩を経て第二部の開始。そしてアンコール。
 さらに観客の要求する拍手に促され、まったく予定していなかった2回目のアンコールまで堪能する機会を得た。
 アニメ「のだめカンテービレ巴里編」エンディングテーマとなっている、宮本笑里×solitaによる「東京et巴里」は丁度本日発売のCD。
 今日はヴァイオリンとピアノによるシンプルな編成で聴いたが、まだCDを拝聴していないおいらながら、こちらのアレンジも清潔感の感じられる演奏となって奏でられていた。
 
 ほんの少しながら、演者としての風格も確実に備わりつつある宮本笑里。
 彼女の未来が益々楽しみな、申し分のない内容のステージングとパフォーマンスであった。

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 深夜、眠気と格闘しつつT氏と親睦会。

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投稿者 yonezawa : 02:30 | トラックバック(0)

2008年 10月 22日

ケイティ・ペリー/鍋

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 渋谷WOMBは、渋谷のホテル街に位置するとてもへんぴな場所にあるグラブ(らしい)だ。
 ケイティ・ペリーのことを、あのマドンナが賞賛したという情報を得ていたので、その真意を確認するべく会場へ。
 「ケイティ・ペリー/ショー・ケース・ライヴ」

 1Fで近々結婚するというおめでたい、E社:Nと遭遇。
 2F関係者スペースで、思いの外パンキッシュな彼女のパフォーマンスを体感。
 ミーグリには時間の関係で参加せず。

 そこから、わずか徒歩1分程度の場所にある鍋専門料理屋へ。

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 前々から伸び伸びとなっていた、W社:M&Nとの会食がようやく実現。
 おいら担当となって初めて相対する空間を共にしたNと、折に触れて連絡を取り合う、おいらにとっての重要な意見交換主:Mとの空間が、毎度の事ながら心地よい。

 それぞれの業界周りののっぴきならないあり方やら、プライベートな重要話やら、話題はM&Nの機転が快適な分、回転するように転がり続ける。

 相手に会う時、何も考えずになりゆきで語り、なりゆきで飲む。
 これが出来る関係が、最も芯のある、いうなれば真の友という意識だ。

 美味しい鍋を大いにご馳走になってしまってやや恐縮だが、連中との酒はまだまだ定期的に続けてもらうのだった。Thanks!!

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2008年 10月 18日

Chet Atkins〜Tommy Emmanuel

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 本人のオフィシャル・サイトでコンサート・ツアーの記述を偶然発見したK野の機転で、今日のライヴ・チケットを得ることに。
 念願のトミー・エマニュエル:ライヴを見る機会に恵まれた。
 遙々やってきた関内ホールへ到着。

 彼の存在に気づいたのはケーブルTVでのライヴ映像。
 海外の音楽番組を放映するそのチャンネルでトミー・エマニュエルと言うギタリストの存在を初めて知り、「この凄腕は一体誰?」と視聴後にミュージシャン名をメモり、即座に同番組放送先のチャンネル『MUSIC AIR』へ問い合わせた。
 数日後、とても丁寧な回答のメールが到着し、よりトミー・エマニュエルの情報を知る手段を得た。
 ちなみにこの頃、おいらも加入するJCOMでは無料チャンネルの枠内だったので、視聴は普通に可能だったが、ある時期から同チャンネルが消えた。
 そのせいで、WOWOW以外の定期鑑賞チャンネルだったこの局の情報がすべて途絶えてしまった。
 いきなり最低の環境となったのだが、これらの問い合わせにも丁重に回答してくれた『MUSIC AIR』の対応は上々だった。
 後においらは『MUSIC AIR』のある関係者と飲みダチになるのだが、あの時点でこの放送局のポイントはとても高かった。

 現在はamazonで幾らでも入手可能だが、当時、日本ではトミー・エマニュエルのCD等は入手困難で、基本的に彼のオフィシャル・サイトを辿り、オーストラリア$で購入するしかなかった。

 トミー・エマニュエルのギター・プレイとは、目の覚めるようなタイミングで超絶技巧が炸裂するのだが、そうしたタイプなだけのプレイヤーに感じられがちな、テクニックひけひらかし的嫌らしさは皆無であり、魅力に包まれたセンスと、舌を巻くほどの完成度を誇っている。尋常じゃないほどに。
 今、最も生を見てみたいギタリストのトップ・プライオリティに、今日まで彼はいたのだ。
 
 オープング・アクトの日本人ギタリストが終わる頃、着席。

 午後7時を少し回った頃、ケーブルTVとDVDとYouTubeでしか見たことのなかったトミー登場。
 ステージ・セットはまるで手品師が登場するかのような趣き。
 本人の横にはラックのようなシンプルな機材が置かれてある程度。使うのはアコースティック・ギター1本だけで、とにかく信じがたきアンサンブルを醸し出す凄まじいギタリストだ。

 生前、あのチェット・アトキンスが「世界最高のギタリスト」と彼を名指しした意味は、そのプレイを目の当たりにすれば重々納得。

 ただ早いだけでもダメ。ただ綺麗なだけでもダメ。どんな音にもわびさびと情緒とパワーにリズムは必要だ。世界中のあらゆるアコースティック・ギタリストの中で、とりたてて彼は突き抜けた存在だと言っていい。
 スタートからアンコールの演奏まで全てが圧巻。“究極”と言う言葉と“神業”と言う言葉がこだまする。
 中でも自身の娘を歌った『アンジェリーナ』、坂本九『Sukiyaki/上もを向いて歩こう』が印象的で、チェット・アトキンスをリスペクトし、カヴァーした『I Still Can't Say Goodbye』のシーンには最も胸が熱くなった。
 トミーにあまり歌うイメージはなかったが、ステージでは木訥な歌も数曲披露してくれた。
 
 チェット・アトキンスがマーク・ノップラーと共演した1987年の同曲ライヴ映像があるが、あの場面の感動を鮮明に思い出した。
 客席もマーク・ノップラーも涙ぐんで見えたあの映像。
 チェットの温かさ、奥深さ。トミーの客演も実に温かかったのだ。

 会場では譜面を1冊購入。
 終演後、来年のインタビュー取材を実現させるべく関係者の方にトミーへのメッセージを託し、23時を回った頃、JR五反田駅へ辿り着いた。
 飛び込みの居酒屋で乾杯。
 目当てのラーメン屋が閉店してしまい不覚を取り、〆はデニーズで夜中の焼き肉丼+半ラーメン。

★Chet Atkins - I Still Can't Say Goodbye [Live 1987]
http://jp.youtube.com/watch?v=8590o8A4iU8

★Tommy Emmanuel - I Still Can't Say Goodbye
http://jp.youtube.com/watch?v=E6bo2feZRo0

投稿者 yonezawa : 20:48 | トラックバック(0)

2008年 10月 17日

DragonForce

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 午後、都内居某所でイギリスのメロディックスピードメタルバンド:ドラゴンフォースへのインタビュー。
 対象者は、バンドの鍵を握るギタリストの2人。

●サム・トットマン - (Guitar)(イギリス生まれニュージーランド育ち)
●ハーマン・リ Herman Li, 李康敏 - (Guitar)(香港出身)

 関連サイトの彼らを評する表現に「誰も到達したことのないエクストリームな音数とスピードで現代のメタルシーン随一のスピード・スターと称されている」とある。
 早送りのようなギター・ソロが少し滑稽なニュアンスもあるのだが、ヒットチャートのリアクションの好調さをレコード会社:担当に力説され、今回取材を引き受けることに。

 アイバニーズの特注カスタム・ギターが世代の若さを感じさせる。
 なにはともあれ、大変な鍛錬によってあのギター・テクニックを身につけたことだけは賞賛。
 ナイスガイなサムとハーマンだった。

投稿者 yonezawa : 20:47 | トラックバック(0)

2008年 10月 11日

ギター・マガジン 2008年11月号

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 早朝6時起き。8時到着で都内某所へ。
 集英社『PINKY』専属モデルで『爽健美茶 』のCMに出演中。ヤンジャンより1st 写真集『nozomi』、WEEKLY YOUNG JUMP PREMIUM DVD『nozomi』を発売中。
 『どうぶつ奇想天外!』のレギュラーが決まったばかりのグラビア・タレント:佐々木希ちゃんの撮影へ。

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http://ameblo.jp/sasaki-nozomi/

 ロケハンから機材調達と打ち合わせから気合い入りまくり。 
 本誌担当編集が企画したシチュエーションで、本気の、渾身の撮影開始。モデルでもある希ちゃんは今日も感動的な美しさでチャーミングに登場。
 芸能人の中でもとりたてて容姿端麗、その上長身なのでそのクールさは突き抜けている。
 狙った絵作りのポージングがすべてキマる姿に、天から与えられた美の才能を感じ受ける。

 早朝からのこの撮影に全面協力してくれたS社:晋平&友人に感謝。
 バンド・スタイルで進行した今回のグラビア企画が、果たしてどんなスチールとメイキング動画の仕上がりになるのか、出来上がりがとても楽しみな現場だった。
 11月前半発売号の週刊ヤングジャンプが、まずは掲載の一コマ目となる予定。
 希ちゃん&スタッフのみなさん、早朝からご苦労さまでした。
 大量の機材を撤収し、小雨の中一旦帰宅。
 
 夕方、待ち合わせの地:新宿へ。
 [ギター・マガジン 2008年11月号]表紙&巻頭特集で、先月10日にニューヨークで仕込んできたAC/DC~アンガス・ヤング最新インタビュー記事がようやく発売。
 ギター・マガジンには、B.B.B.1stリリース時の2000年夏過ぎ頃、スティーヴィー・サラスと共に登場させていただいたが、原稿を書いたのは今回が初めて。
 テキストのスペースはわずか1Pだけだったが、処女原稿が巻頭の特集とは幸運だ。
 ギター・マガジンに限らず、“ギター”と名のつく雑誌は端から買いまくっていた時代があった。思えば16歳の頃から、この雑誌を何冊買ってきたことだろう。
 自身の所属するヤングジャンプも、創刊号を購入してから、来年で30年の時を刻んでいるのだが、時間の経過とは感慨深さを思わせる。

 新宿御苑駅到着。駅構内でいきなり待ち合わせ3人のうち、2人に遭遇。
 メンバーは、昨日、映画『精神』が釜山ドキュメンタリー部門作品賞授賞を受賞したばかりの想田和弘監督&ダンサー:Kちゃん、先日WOWOWの新番組『クエスト:探求者たち#1映画監督 北野武』の監督:篠崎誠の3人。

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 想田監督&Kちゃんと出会ったのは1997年のベネチア映画祭。篠崎誠監督と出会ったのは、翌1998年の北野武作品『菊次郎の夏』クランク・イン前のオールスタッフ・ミーティングからだったと記憶する。
 出会った瞬間意気投合。遙か昔から知り合いだったような錯覚を覚えたような彼らとの出会いだった。
 なんだかんだで、想田監督&Kちゃんとは1年ちょっと前に東京で会っているし、Kちゃんとは数年前のニューヨーク取材時に、ブルーノートに行ったこともあったので、ここのところは疎遠ではなかった。
 映画を生業にする彼らの感性は、そもそも生理的にもの凄く大好きで、加えて3人とも実は本気の博学・インテリで、品格のある人間性がとにかく魅力的だ。想田くんは最高学歴で、誠ちゃんは映画監督、映画ライターでもあり、出身校である立教大学『映像身体学科』教授の肩書きも併せ持つ。

 愉しい。愉し過ぎる。
 「この時間がずっと続けばいいのに──」と思わせる晩飯から夜更けのひととき。
 心底朗らかな人間性を有する者が、きっとよりよき作品を生み出すのだと、彼ら身内にそうした確信を得る時間が流れる。
 しかしこの同じ面子で次回の席はいつになろうか。ともかく、この時間内で彼らに伝えねばならないアレコレを語るものの、たった1日では足りやしない。
 次回、再来日を果たす想田チームの訪れる11月〜12月のいずれかに、またこの会が実現するのか淡い期待を抱きながら、〆のうどんを一人すすっていた。

http://www.varietyjapan.com/news/
movie/2k1u7d00000ehb78.html

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投稿者 yonezawa : 12:01 | トラックバック(0)

2008年 09月 24日

Bunkamuraオーチャードホール

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 ジェイク・シマブクロ渋谷Bunkamuraオーチャードホール公演へ。
 主にクラシック等の公演が行われるホールのイメージがある、ここオーチャードホールがジェイクの東京公演の定番になりつつある。
 会場は高校生ぐらいの男女から、上は50歳以上の年代の方から実に幅広い。女性客も少なくない。
 3Fまでの客席が開演直前にほぼ満席に埋まった。
 映画『フラガール』で、音楽ファン以外のファン層にもアピール出来たのか、ジェイクの東京公演は、客入りも内容も益々充実してきた印象だ。
 
 ウクレレ1本とは信じがたい恐るべき表現力に、美しくも迫力の旋律が背筋にガンガン電気を流してくる。
 おいらの大好きなアルバム『Dragon』を超える傑作として、先頃リリースされた新作『YEAH.』からのトラックが、おいらにとっては最も刺激があり、聴き応えのある場面だった。
 数曲ギターで軽くさらってみた曲を、想像した頭の中でウクレレのフレーズに被せてみる。
 そこで聴こえてくるのは、おいらの弾いたギターの旋律よりも遙か数倍、滑らかで色気のあるフレーズだった。
 あの境地に到達するまでに、人はどういった試練を乗り越えるのだろう。
 非の打ち所のないウクレレ・プレイにアンコールの最後の曲まで、心底圧倒させられ高揚させられたライヴを堪能。

 『five dollars unleaded』は超絶技巧で、『piano-forte』が美しすぎた。今日もジェイクはノーミスだったし自由だった。
 
 終演後、楽屋で再会を喜び合い、本日のプレイを労いホールを後に。

 近場の店で夕食を戴き、電車で自宅方面へ。
 駅に到着し、Z氏をお誘い近場で一杯。ラッキーにも貴重な時間を得、近況を伺った。そして、気がつけば午前5時。

投稿者 yonezawa : 13:07 | トラックバック(0)

2008年 09月 16日

Avril Ramona Lavigne Whibley

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 FMのエア・チェックなど、も何年もやってないのでラジオをかけることすら日常ではない環境ながら、編集部のリスナーに聞けばそれぞれ聴き続ける番組がある模様。
 信頼のあるデザイナー、編集者が、大竹まこと、北野誠、伊集院光等の番組を即答してくれる。
 毎週毎週、なんだかんだで休日は聞き逃しがちなので、毎週日曜日:午後7時からのj-wave「classycafe」だけはタイマー録音しておこうと、初めてオーディオのタイマーをセット。
 
 アヴリル・ラヴィーンin東京ドーム、オープニング・アクトに大塚愛、パフィら登場した模様。観戦した者によれば、アヴリルは1時間少々のステージしか見せてくれなかったそうだ。

 最終の地下鉄に無事飛び乗り、編集部へ。
 ニューヨークの最も羨ましい環境のひとつは、夜中何時でも電車が走っていること。先進国の中でも先端を駆け抜ける母国日本は、こうした肝心な部分が最もおざなりだ。

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投稿者 yonezawa : 23:15 | トラックバック(0)

2008年 09月 8日

村治佳織×宮本笑里

 結局、ろくに眠れないままの早朝、クラシック界究極の2大美女=ギタリスト:村治佳織×バイオリニスト:宮本笑里:特別対談の都内某所スタジオへ。

 彼女2人同士は、すでに村治さんのJWAVEラジオ番組 http://www.j-wave.co.jp/original/classycafe/ 等で何度かの共演を果たしており、すでに仲良しの間柄ということもあり、今回の対談企画はスムーズに事が運んだ。
 共に新作リリースのほどほど近かったタイミングも手伝い、S社:Sの提案に加え、おいらの企画と合致したタイムリーなタイミングが功を奏する結果に。
 つまり、おいらのわがままも幸運にも実現することとなった。

 お二人には午前9時スタジオ入りしていただき、10時過ぎよりシュート開始。
 白黒の色彩に包まれた2人の出で立ちが神々しさを放つ。
 安易に隣に誰がが並ぼうものなら、とたんに品格の落差を自覚することになるだろう。
 決して大げさな表現ではなく、彼女たち自身から感じられるオーラは、そんな表現がしっくりくるのだ。
 昨日の夕方、突如として降り出したスコールの瞬間はかなり落胆していたのだが、今日の太陽は早朝から彼女たちを最大限に演出する目映い光を放ってくれた。

 程よきペースで進行するシューティングはもはや完璧。ジャケ写の撮影と錯覚するほど、キマるシーンがフレームにバンバン収められてゆく。

 予定よりも前倒しで対談&インタビューをおよそ1時間弱。
 自然体な受け身で真摯に質疑に応答してくださる彼女たちとの時間がゆるやかに流れる。
 二人の創造する音楽、そして彼女たち自身と出会えた幸運を再確認する、実に贅沢な瞬間でもあった。

 遅れて到着した、ややご機嫌斜めのRちゃんを彼女たちに紹介出来たことも、おいらにとっても、将来のRちゃんにとっても重要な思い出になった。
 村治佳織ちゃん&宮本笑里ちゃん、本当にありがとうございました。関係者各位の皆様方、ご苦労様でした。

 そしてそして、明日午前の便でおいらはニューヨークへ。
 奇跡の単独インタビュー敢行。ジェフ・ベック、北野武以来の高揚が全身を包み込む。
 
 ついについに、AC/DC:アンガス・ヤングとの邂逅を果たす。
 更新は帰国後の13日以降。NY顛末、乞うご期待。

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投稿者 yonezawa : 00:45 | トラックバック(0)

2008年 09月 7日

BECCA

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 荻窪から国会議事堂前で千代田線に乗り換える際、美人バイオリニスト:宮本笑里の特大ポスター発見。都内各所に、とんでもない大きさのポスターが張り巡らされている模様。
 セカンドアルバム「tears」の発売を記念したプロモーションの一環。
 このアルバムは広大で優雅で品格が高く、ポスターのコピーにあるまま、まさに「世界遺産級」
http://playlog.jp/emirimiyamoto/blog/

 晴れ渡る午後の昼下がり、都内某所でアメリカの女性スーパー・ロック・シンガー:BECCAと初対面。
 11月5日にリリースされる、彼女のファースト・アルバム『ALIVE』の出来は120点。
 内容は、パワフルでメロディアスでツボを抑えた充実の仕上がりだ。19歳の女性シンガーと言われなければ気づかない程、わびさびを感じさせるテイストにつつまれた秀作に仕上がっている。
 2種類の衣裳チェンジの中で幾つかのシチュエーションを試み、シューティングを終えた。
 
 撮影の合間、現場でなんと女優でピアニスト:松下奈緒ちゃんに贅沢にも偶然遭遇。
 とんでもない多忙なスケジュールの中、近況を伺えば彼女は新作の創作にも取り組んでいるそうだ。

 BECCAチームとミーティングルームへ引き上げ、正味40分のインタビュー。
 彼女はとても気持ちのよい、可愛らしくも正真正銘のロッカーだった。
 編集:U差し入れのテントウ虫ケーキが大好評を得る。

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 帰宅途中、最寄り駅に少し前から突然の土砂降りに遭遇。
 一旦、帰宅した後、急に思い立った荻窪:丸長の夕飯を実行するべく車を飛ばす。
 今日のつけ麺の出来、完璧。大満足。デザイナー:小林満には遭遇しなかった。

 夜、先ちゃん仕事場でスーパージャンプ20周年のお祝い記事用イラスト&肖像写真を確認。先ちゃん、ご苦労様。

投稿者 yonezawa : 21:06 | トラックバック(0)

2008年 08月 27日

The Script インタビュー

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 ユニバーサル:T氏に手配していただいたTHE WHOの日本公演チケットを拝受。
 8枚分96000円の現金と引き替えた。
 年々、公演のチケット代金が高騰し、例えば10枚以上の関係者分チケットをおいらが中継する場合、軽く10万円以上の立て替えになってしまうケースもあり、驚く。
 福岡在住時代の1980年代は、外人のコンサートでも3000円代だった。
 アリーナが出来て、ワールドツアーとなれば、1万円以下のチケット代金になることは、もう滅多にない。

 国内盤がまだ発売されていないこともあり、輸入盤がメチャメチャ売れまくっているThe Script単独インタビューのため、都内某所へ。

http://www.bmgjapan.com/thescript/
http://www.thescriptmusic.com/jp/home/

 建物の正面にタクシーをつけ精算していたら、入口からたまたまダニエル・オドナヒュー(Key/Vo)が一服しに出てきた。
 嬉しい遭遇に、おいらが今日のインタビュアーである旨を伝え、取材より先にご挨拶。イメージよりとても長身だった。cheers,
 取材するメンバーは、ダニエル・オドナヒュー、グレン・パワー(Dr/Vo)の2人。
 おいらの着ていったTHIN LIZZYのTシャツにいきなり反応したダニエルは、アーティスト写真に感じられた、少し影のあるような印象とは正反対で、とても朗らか。
 音楽的に、ジャズからの影響もあったと睨んだドラムス:グレンのプレイは、ブライアン・ダウニーのプレイから継承される部分もあるのかもしれない。
 まずは、ダブリン出身の彼らが、当然のごとくTHIN LIZZYを大リスペクトしている様に共感と歓びを感じた。

 インタビュー空間は爆笑の渦。特写共々、取材は滞りなく終了。
 次回、彼らに会う時には、ある意味、彼らが手の届かないとんでもない場所に上り詰めている予感も、大いにある。
 ナイスガイな面々、The Scriptの前途を祝したい。

投稿者 yonezawa : 03:21 | トラックバック(0)

2008年 08月 26日

THE SCRIPT

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 雨が止まんなぁ。梅雨の頃より梅雨っぽい。
 7時に寝て11時に起きた。 

 ザ・スクリプトは、アイルランド出身のスリーピース・ロック・バンド。
 彼らのファーストを指して「このアルバムには人生のすべてが詰まっている」とか、「今、アイルランドから世界規格の新人バンドが誕生」とか、各メディアでは話題沸騰中。

 拝聴する限り、確かに初期のU2に感じたような匂いのロックが感じられるバンドであるが、本日行われる新生赤坂BLITZでのパフォーマンスで、その真偽を確かめてこようと思う。
 これでパワーが感じられれば嬉しいのだが。

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 で、観戦。徐々にフロアは観客で埋め尽くされた。
 諸事情あって正式ギタリストは急遽帰国したそうで、ギターはサポート・メンバーが弾いていた。
 ともかく、歌もドラムスも巧い。
 レコードのクオリティをそのまま演奏出来る、技量の確かなバンドであることがよくわかった。
 U2に感じられるロックのリアルさ、切実さ。あるいはコールド・プレイ、マルーン5等を彷彿とさせる風格が、全編を支配するマイナー・キーのオリジナル・トラックを聴くうちに感じられてくる。
 新作の曲から、ラスト:ボウイのカヴァーまでシンプルなステージは1時間程度で終演。
 アンコールは、再び「WE CRY」を演奏。
 次回は彼らの内面にグイッと迫ることにしよう。

 徒歩で燻製の名店:Cへ。
 T氏との打ち合わせを終え、電車で黄金の原稿取り。

 ザ・スクリプトへの単独インタビューは明日。

投稿者 yonezawa : 03:20 | トラックバック(0)

2008年 08月 25日

Strangest Places

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 Abra Mooreの『Strangest Places』は大変な傑作だったが、日本でのリリースがなかったせいか、おいら以外にこのシンガーを知っている人には出会ったことがない。

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 そのアルバムはもう10年ぐらい前に購入したのだが、どういうわけだが彼女の他のアルバムを聴くという発想に、つい先日まで至ってなかった。
 調べれば何枚かのオリジナル・アルバムをリリースしており、DVDに特典映像のあるアルバムで初めて彼女が動く姿を拝見した。
 ともかく、『Strangest Places』でのバンド・アンサンブルは、ノラ・ジョーンズとかジョン・メイヤーで聴かれる種類の、絶妙で秀逸なアレンジの妙を見出すことが出来る。
 不思議なことに、日本のレコード会社が契約しなかったミュージシャンなのだろう。
 
 昨日から、まるで梅雨のような雨模様。
 打ち合わせ先の、清澄白河へ向かう。徒歩で作家宅を目指すと、到着したら汗だく。
 電車内の冷房で冷えるせいもあり、薄い長袖を着ているのだけれど、歩くと汗が出てくるし、バランスが難しい。
 
 幾つかのインタビュー原稿のリライト作業にデスクワーク10時間強。
 麻婆豆腐丼の出前を喰ってパソコンの前からほとんど動かない1日。
 今週、来週、再来週と重要取材が目白押し。
 午前5時にひとまず区切りを付け、帰宅の支度を。 

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2008年 08月 24日

ザザンオールスターズとU2

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 北京五輪の終演と共に、ザザンオールスターズの活動一区切りも、雨模様の中終わりを迎えた。
 日本中を熱狂に導いた五輪選手の方々には賞賛&労いの意を。

 30年間、トップを独走。WOWOWでザザンオールスターズ/ライヴを飛ばし観戦。
 知らない曲が1曲もなかった。そこがこのバンドの偉大さを物語る。

 昔ラジオで「盗作特集」のような、似通った楽曲を対比させるように聴かせてくれる企画の番組があった。
 何のおんめんもなく、堂々と(しかも思い切り流行った曲の)洋楽をパクる邦楽(筒美京平等)の面々の中で、桑田佳祐の曲だけが“洋楽がパクったのかも?”といった趣旨で取り上げられたことがあった。

 世良公則&ツイストもシャネルズもクリスタル・キングも敏いとうとハッピー&ブルーももんた&ブラザーズもジューシィ・フルーツもザ・ヴィーナスも横浜銀蠅も杉山清貴&オメガトライブもC-C-Bもうしろゆびさされ組もBOØWYも光GENJIもカルロス・トシキ and オメガトライブもバービーボーイズも爆風スランプもプリンセス・プリンセスもいないけど、サザンオールスターズだけは30年現役だった。彼らの意志で一時活動を無期限停止するだけで、彼らは今日まで常に音楽業界の先端を走り続けた。
 ものすごいことだ。 

 関連サイトによれば、U2待望のニュー・アルバム収録曲と思われる新曲4曲がネット上に流出した模様。
 フランスのボノの別荘で、友人たちに彼らが演奏している様子をたまたま耳にしたファンが録音した音源か、あるいはボノが大音響で新作の音源をかけていたものを録音されたとみられている。
 『サン』紙によれば、その数曲の中には、アルバム第一弾シングルと言われている「Sexy Boots」も含まれているとのこと。リリース日の噂はオフィシャル発表ではないものの、11月14日とのこと。

 とんでもない輩もいるもんだ。

投稿者 yonezawa : 20:19 | トラックバック(0)

2008年 08月 19日

遠位型ミオパチー

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 CDラック下段1/3に段ボールを貼り付け、およそ高さ1m程度は一面取り出せないようにしている“Rちゃんシフト”のせいで、聴きたいCDが簡単に引き出せないこの頃。
 隠れた分、持っているCDも、そうでないCDも益々区別がつかなくなり、取材対象者の音源も取材が近づくに連れ、焦ったりするパターンも。

 6時間はきっかり寝たハズなのに、編集部へ行きがけの電車で、最寄り駅3つ手前頃から爆睡の状態に。日によっては四六時中眠い場合も。

 深夜、黄金の原稿を拝受し、入稿を終え、帰途へ。

 先頃、ドキュメント番組で中岡亜希さんという美しい女性を知った。

 以下、関連サイトからの引用で周辺情報を得た。
 現在、彼女は31歳。
 足を引きずって、はうように廊下を移動します。もう足に力はありません。足だけでなく、両手に残された握力もわずか1~2キロ。箸を持つ手もおぼつかないのです。

 番組で初めて知ることとなった奇妙な病名「遠位型ミオパチー」と呼ばれる、指先などの体の遠い部分から徐々に筋繊維が萎縮する、原因不明の病気に彼女がかかってしまったことを、その番組で認識した。

 患者は100万人に、わずか2,3人。

 現時点では治療法などはまったく無く、未だ国が難病指定をしていないせいで、治療にも莫大な金額が課せられるのだ。

 今から8年前の当時、客室乗務員だったという中岡さんは、憧れだった職業に胸を躍らせ、世界中を飛び回る生活を送っていた。
 ある日、会社の同僚から『歩き方がちょっとおかしいね』と指摘されたり、紙パックのジュースが指でひきちぎれない日があり、そこで初めてご自身の体調の変化を自覚したそうだ。
 その後、検診により告知を受けた。

 歩けない程度だった初期の症状は徐々にひどくなり、徐々に筋肉は奪われ、このまま進行すれば20〜30年後には寝たきりになる日が来るのだと言う。
 なんていたたまれなく、理不尽極まりない現実なのか。
 
 そんな中、ささやかな朗報が飛び込んできた。
 彼女の主治医が、遺伝子技術で中岡さんと同じ症状を持ったネズミをつくり出すことに成功し、現在、治療法の研究が進められているそうだ。
 ただし、治療法が見つかったとしても、現状、患者の数が少ないため、製薬会社にとっては採算が見込まれず、治療薬の開発は絶望的。

 そこで彼女たちは、患者だけで莫大な開発コストをまかなうのではなく、国に支援を求めようと署名活動を始めている。
 現在、18万人分の署名が集まり、彼女を中心とした「患者の会」は法律の改正や難病指定を求めた要望書を、近く厚生労働省に提出するようだ。

 厚生労働省は患者の人数など関係なく、とっとと認定すべきだ。どんな理由があろうとも。
 役人の不正で税金が理不尽に搾取されることは1円も許さないが、こうした難病と闘う人たちのために税金が高騰することには、きっと多くの納税者は基本的に反対しないのではないか。
 道路を、ダムを造る前に、トップ・プライオリティは明らかにこちらだろう。

 「今を生きるために、国による支援体制が何よりも欲しい──」
 残された時間の中、消えゆく筋肉を振り絞りながら、彼女たちは闘っている。

投稿者 yonezawa : 00:30 | トラックバック(0)

2008年 08月 18日

森恵

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 出社途中、新宿:伊勢丹は9999へ寄り、ひん曲がった眼鏡のフレームを修理に。
 ものの5分で治してくれた。大助かり。もうRちゃんの目線の高さに眼鏡を置くまい。

 休み明けのデスクはたいそう、どえらいことになっているかと思いきや、大したことがなかった。
 編集部のパソコン宛に届く900/1200通あまりのスパムメールが自動的にゴミ箱へ。

 帰途につく途中、編集部の近くにあるにも関わらず、たった2、3度しか入ったことのない書店内を徘徊。
 ギター・マガジン掲載のジョン・メイヤー記事。かつてジョンはバークリー在籍中に日本人ギタリスト講師に習っていた事実を知る。なるほど。
 ミニ親子丼と冷やしたぬきうどんの立ち食いで晩飯を済ませ、地下鉄とJRを経由し地元方面へ引き上げた。
 ユニクロで、程よいサイズの鞄とシャツを衝動買いし、CDショップでディズニー『くまのプーさん』DVD×2購入。
 DVD『ライヴ・イン・ジャーマニー'80S フロム・ロックパラスト/ロリー・ギャラガー』発見。
 なんと「フォロー・ミー」「バッド・ペニー」等の音源がライヴ映像で見られる。
 マメにamazonなどを見なきゃ、こんなレア映像は見逃しがちだ。
 
 定期便のバスの時間も危なくなった頃、徒歩で帰途につこうとアーケード街を歩いていると、伸び伸びとした上に、清んだ歌声が耳に飛び込んできた。
 聴こえてくる声には、清潔感があってパワフルで、丁寧な歌い回しだ。
 近年だと、元コア・オブ・ソウルの中村蕗子ことLOVE以来の心地よさ。

 閉まった店の前にギター・ケースを敷き、そこへあぐらを掻いてギターを弾く小柄の女のコが、その耳を惹く歌声の持ち主だった。
 シンガー・ソングライターのストリート・ライヴ──
 遠目で見る限り、マーティンの・アコギだろうか。いい鳴りしてる。
 それなりに離れた場所からも、サビにかかる節のシーンでは実に小気味よい声量の抜けを確認した。
 歌っている本人も、聴き入る我々も気持ちの良いポイントに達しているカオスを感じた。

 ストリート拝聴の経験上、ほとんど9割方、足を止める音楽には出会わない。今まで出会って来なかった。
 しかし、今日の偶然に対しては3曲拝聴し、曲の狭間に彼女の1ST.アルバムを購入しようと考えた。

 人前で演奏する恐怖、人前で歌う勇気…そうした、経験した者にしか解らない試練やプレッシャーを乗り越え、この場所まで、この技量まで己を磨いてきたんだろうと、見るからにまだ若き彼女の歌声を聴きながら勝手にそう感じていた。

 帰途につき、CDを聴いた。彼女の名は森恵と言った。
 今宵は優秀なるシンガーの発見となった。

 http://www.multiformatstudio.jp/megumi/index2.html
 オフィシャル・サイトにマーキングを入れ、次回、彼女の紡ぎ出す音との再会を楽しみに待つことにしよう。

投稿者 yonezawa : 13:29 | トラックバック(0)

2008年 08月 14日

Mess Of Blues

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 妙な時間に眠気が襲う。
 ソファに寝転がると、知らないうちに10分オチている。
 北島康介の快挙に、体操、柔道、フェンシングと、特に注目している選手がいなくともこれだけ頻繁にプレイバックしてくれるので、ほぼタイムラグの無い状態で戦績を知る北京五輪。
 
 こうした加熱する特番を余所に凶悪事件も番組の片隅で報道されているが、その印象は当然薄くなりがち。
 拉致問題の件。日朝実務者協議で、日本が北朝鮮に対する制裁の一部解除を実施するとのことだが、「調査開始と同時に解除」のあいまいな見解は当然被害者の心情を納得させるものではないだろう。

 夜中、Jeff Healeyの遺作『Mess Of Blues』拝聴。

 89年か90年頃、闇雲に映画の試写会に行き倒していた頃があった。
 食指に触れようが触れまいが何だろうが、時間のある限り映画を見尽くした1年間という時期があった。
 そんな見方をすれば、9割方、時間のロスとも言える駄作ばかりに直面するわけなのだが、パトリック・スウェイジ主演の映画「ロード・ハウス」に遭遇した時には、ヒヤリと背中を駆け抜けるシーンを見つけたのだった。
 盲目のギタリスト:ジェフ・ヒーリーのことはファースト・アルバム『See the Light 』で大注目しており、知ってはいたが、この作品に出演していることは何の情報誌にも出ていなかったので、スクリーンを見て一人で驚いていた。
 A.シュワルツェネッガー主演の『ツインズ』にジェフ・ベックのバンドが出ていた時と同じぐらいのレア発見だった。
 後で聞くと、この映画出演によってデビューのきっかけを得たそうだが、おいらは後からこの映画と出会った。

 彼がプロデュースを担った女性シンガー(名前忘れた)も秀逸だったし、スティーヴィー・サラスの親友でSOクールな女性シンガー:サス・ジョーダンもジェフとの深い親交があったはず。
 ブルースからやや遠ざかった感のある時期には、おいらも必死で追いかけるほど熱心な信者とはいかなかったが、彼の産み出す音楽性に対しては不変のシンパでいたのは事実だった。

 その彼が本格的なブルース・アルバムを制作中との情報は、風の噂で知っていた。

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 少し送れて、07年にガンを取り除くための脚と肺の手術を受けている事実も知った。
 闘病生活を送りながらも演奏活動は続けたそうで、08年に久々のブルースロック・アルバム『Mess Of Blues』を完成させたとニュースで聞いた。
 ジェフは、リリースを目前に控えた08年3月2日、トロントのセントジョセフ病院にてガンのために、なんと41歳の若さで亡くなってしまうのだが、『Mess Of Blues』を聴き込めば聴き込む程、途方もない大きな世界的遺産を失ってしまった意識に苛まれる。
 先日の、ハイラム・ブロック逝去の悲しいニュースしかり。

 『See the Light 』の素晴らしさ同様、今回ほとんどがカヴァー曲だけで構成された最期の新作『Mess Of Blues』も、永遠に聴き続けるアルバムの1枚になりそうだ。
 ミス・トーンもいとわない、剥き出しの豪放磊落なトーン。
 終始、素のプレイに徹している演奏が心に突き刺さるのだ。

投稿者 yonezawa : 02:44 | トラックバック(0)

2008年 08月 8日

JUNO〜ROOM

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 最終上映となった今日、渋谷アミューズCQNで未見の映画『JUNO』滑り込み鑑賞。
 80回アカデミー賞脚本賞の作品ながら、主演のJUNOを演じたエレン・ペイジに全面的に感情移入出来ず、世間の評判よりやや温度差を感じた内容だった。
 
 21時待ち合わせの鍋料理屋へ移動。
 先々週前決まっていたK社:Mちゃんら4人の飯会の席に到着すれば、いたのは幹事のMちゃんだけ。
 それからおよそ1時間後、ワラワラとD社:K、K社:Sが合流し、ようやく本来の鍋を囲む会開始。

 2件のワインバーを梯子し、単独で下北沢へ移動。
 下北沢「ROOM」で行われているDJイベントへ深夜合流。
 そもそもおいらをこのイベントに深夜メールでお誘いくださった岩谷テンホーちゃんは、もう限界の様相で、おいらが到着したばかりの1F入口で、すれ違い様に帰宅された。
 すでに出来上がっていたおいらは、かなりの体力の限界でもありながら、流れてくるフーバスタンクの爆音等で持ち直す。
 先ちゃん、健ちゃん、山本直樹さん、馴染みの編集者らと現地合流し、イベント終演後、近くの居酒屋へ。
 もはや体力限界で、気がついたら終宴15分前にオチてしまっていた。
 吉祥寺組を一人ずつ送迎しつつ、最後自宅に到着したのはもはや完全な早朝だった。どえらくしんどい。

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投稿者 yonezawa : 17:17 | トラックバック(0)

2008年 07月 25日

The Presidents Of The United States Of America

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 祝来日! The Presidents Of The United States Of America!!!

 本日から始まった、苗場FUJI ROCKフェス08の昼間グリーンステージに登場したのは、おいらの音楽人生にもたっぷり影響を与えたザ・プレジデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ。
 彼らは明日、いきなりドイツへ発つそうで、ライヴ後の夕方、早々と都内に帰京した模様。
 つまり、通常はあり得ない夜の時間帯での単独インタビュー敢行となった。
 
 1990年代、400万枚のセールスを記録したデビュー・アルバムは、おいらにすればザ・ポリスのファースト並に衝撃を与えてくれた。
 有名な話ながら、ベースは2弦、ギターは3弦。バンドで合計5本の弦で演奏を繰り広げる彼らのスタイルは現在も変わらない。
 新作もこの弦の本数で演奏しているそうだ。なんて奴らなんだ、まったく!

 彼らのファーストは、当時何人の人たちに啓蒙したことだろう。

 一見、コミカル的に見間違いそうなバンドながら、昔から彼らの演奏スキルはとんでもなく突き抜けており、これは解る者が聴けば一聴瞭然。
 とてつもなく演奏技量の高いバンド。かつ、書く曲書く曲の楽曲クオリティの高さは舌を巻くほどだ。
 3人それぞれが1分程度のタイムラグで取材部屋に訪れ、正味50分間、インタビュー時間をメインに取材を推し進めるのだが、1クエスチョンに対してほとんど回答が脱線する展開で、その逸脱したエピソードに空間は爆笑に包まれる。
 そのせいで、用意した質問は巧く消化出来ない部分があったものの、一つの質問から派生した展開がとても温かい空間を彩っていた。
 とにかくサービス精神も満点。90年代前半頃の自分なら、大リスペクトする彼らを前に、さぞ舞い上がっていたことだろう。感激だった。
 新作『These Are The Good Times People』の完成度にニヤリ。
 捨て曲のないアルバムにして、14. ディリーター / Deleterのエピソードに笑った。
 それにしても腰にくるクールなリズムとアレンジとメロディだ、まったく。

 そして、3人が思い思いの感性で、速射砲のように語る内容を、異様なスピードで通訳し、対応してくださった@サムさんの技量が、今日の滞りなき取材を支えていた。
 
 取材空間としてはこれ以上ないほど抱腹絶倒の空気に包まれた、心地良き時間はあっと言う間に過ぎ去り、フォトセッションを終えて、読者への動画メッセージを戴き、次回の再会を約束して取材部屋を後に。
 彼らと同じ時代に生きることが叶った奇跡に感謝。
 ロック・ミュージックは、リスペクトと友情の歴史。
 まさに、おいらの座右の銘とも言えるこの認識をほのかに感じた。
 世界で最も優れたトリオ・バンドの一つ:ザ・プレジデンツが演奏を続ける限り、永遠に追い続けてゆくことだけは決まっている。


51Lta3RKqiL._SS500_.jpg 2008/06/11 Album
『These Are The Good Times People』
ザ・プレジデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ / The Presidents Of The United States Of America
TOCP-66800 ¥2,500(Tax in)

01. ミックスト・アップ・S.O.B. /
 Mixed Up S.O.B.
02. レディバグ /
 Ladybug
03. 牙を研げ /
 Sharpen Up Those Fangs
04. モア・バッド・タイムス /
 More Bad Times
05. フレンチ・ガール /
 French Girl
06. トラックストップ・バタフライ /
 Truckstop Butterfly
07. 幽霊がいっぱい /
 Ghosts Are Everywhere
08. ルース・バルーン /
 Loose Balloon
09. フレイム・イズ・ラヴ /
 Flame Is Love
10. ソー・ロー・ソー・ハイ /
 So Lo So Hi
11. カメの唄 /
 Poor Turtle
12. ロット・イン・ザ・サン /
 Riot In The Sun
13. ウォーヘッド /
 Warhead
14. ディリーター /
 Deleter

BONUS TRACK
15. ファイア・ザ・パイロット /
 Fire The Pilot

www.emimusic.jp/international/artists/pusa/

投稿者 yonezawa : 02:06 | トラックバック(0)

2008年 07月 24日

暑い日々

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 ゆうべ午前0時30分頃、岩手界隈での強い地震(震度6強)のニュース速報と同時に、家の中もそれなりの揺れを感じた。

 幼少の頃、九州地方は慢性のように地震に見舞われていたので、きっと東京の人よりもそこら辺の免疫は強いと思う。
 ここのところ、知人から届くメールのタイトルが「暑い暑い」「いやぁ暑い」ってのばかり。
 梅雨明けの都心では、書かずにいられないような蒸し暑い日々が続いている。
 
 ロドガブのライヴCD拝聴。渋谷DUOの熱を再び思い起こさせた。
 アコギ、しかもナイロン弦で確かにヘヴィメタをやっている節あり。
 DEVOの紙ジャケ出てるが、しみじみと「Uncontrollable Urge」「(I Can't Get No) Satisfaction」は色あせない演奏とアレンジに聴き入りしみ入る。
 

 夜、銀座:Kで、T氏と飯。Hと合流し、JAZZ BAR:KINOKOに沈む。
 数年前、店に訪れた客を写した写真のアルバムに、よく知る漫画家のツーショット写真を発見。ビックリ。

 明日はひとつの念願が叶う日。
 ロックバンド:ザ・プレジデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカへの、待望の初インタビュー。

投稿者 yonezawa : 02:06 | トラックバック(0)

2008年 07月 18日

めりけんや

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 入稿を終え、ライヴ観戦の前にJR恵比寿駅構内にある「さぬきうどん NRE&めりけんや」で素早く軽くざるうどん。
 昔からこの店の噂は聞いていたが、初めて喰った。
 確かに「はなまる」よりも麺に腰があって美味しいかも。
 大阪外大の学園祭に行ってた20年以上昔、阪急そばで喰ったうどんは美味かったなぁ。
 大阪の街の人たちに、美味しいうどん屋さんを伺えば、ほとんどの人が「手打ち」とか高価なうどんよりも、そこら辺の立ち食い店の方が美味いとおっしゃる。
 
 リキッドルームでマーティ・フリードマンのライヴへ。
 マーティには、先日のチープ・トリックの記事作成の折、コメントをいただいた経緯があった。
 耳が痛いぐらい大爆音の中、おいら少し居眠りしてしまう。知っている曲は1曲もなかった。ゲストの太鼓の人はテレビで一度拝見していた方だったが、アンコールで登場した女性ヴォーカリストは誰だったのか。
 個人的には、マーティのプレイはテレビで観る、何の音楽にも対応する超絶技巧の方がタイプ。
 ライヴのMCがすべて英語であることが、妙に不思議だった。
 
 終演後、駅へ向かう前、先ほどのうどんがよほど消化が良かったのか、「阿夫利」で辛口つけ麺1杯。
 駅界隈のF1屋で『マッハGOGOGO』のリモコン模型を発見。迷って衝動買い。
 

投稿者 yonezawa : 18:10 | トラックバック(0)

2008年 07月 12日

椅子

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 本棚を見ると、謹呈でいただいたらしき書籍を発見。しかしこの本を斜め読みでも読んだ記憶が蘇らない。
 おいらよりも4,5歳年上のとある高名なる編集者が、「最近、DVDで映画見ても、ラストシーンを覚えてないことがある」と言っていた。
 
 我が家、未だ大型テレビの購入に至っていない。
 その代わりパソコンのモニターが以前よりも大型になって、初めてPC画面で映画(DVD)を見る。
 パソコンに向かってそれなりのサイズの画面を正視し、ヘッドフォンを使用すればかなりの臨場感で鑑賞できる。
 しかし椅子がオンボロ。
 多くの作家の方々のように立派な椅子にあらず。彼らは座ることが仕事の一つでもあるので、多くの方々が大概重厚感のある高価な椅子を使っておられる印象を受ける。
 一般的に椅子なんてものは滅多に買い換えることはないが、大型家電量販店でフロアをうろつく際、パソコン椅子のコーナーを発見し、10コ以上の椅子に腰掛けてみた。
 例えば10000円以下の品から80000円程度の品まで様々。中でも30000円代後半の機種に惹かれるが、懐と相談し、この衝動買いは改めることに。
 午後6時30分より、1月以上遅れの6/2失速打ち上げ。
 お好み焼き屋〜イタリアン〜居酒屋経由で終日爆喰いの1日。馬鹿。

投稿者 yonezawa : 00:55 | トラックバック(0)

2008年 07月 5日

Newton Faulkner

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 BMGよりサンプル盤が届いた時から気になっていた、ギタリスト:ニュートン・フォークナーのアルバム『ハンド・ビルツ・バイ・ロボッツ』が、ここのところヘヴィー・ローテーションなCD。
 午前中、彼へのインタビューを行うべく都内某所へ。

 彼の音楽性同様、会った瞬間に彼の優しく温かい人柄がダイレクトに伝わってくる。
 例えば、ジョン・バトラーの醸し出す雰囲気と、とても似ている印象を抱いた。
 タッピングにしろ、ボディを叩きながらパーカッシヴにリズムを刻む演奏にしろ、まったく嫌らしさを感じさせず、どんどん彼の音を理解したくなってくる。
 彼の演奏を聴いて感激したジミー・ペイジが会いに来たそうだ。アコギ1本で奏でるクイーンからのカヴァー「ボヘミアン・ラプソディ」が、お茶目で嬉しい。
http://jp.youtube.com/watch?v=n_k8_HSA1-o

 ニュートン・フォークナー、最高!

投稿者 yonezawa : 12:37 | トラックバック(0)

2008年 07月 3日

公ちゃん、大好き

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 avex所属のクラシック・ミュージシャンが集い、白寿ホールでコンベンションの演奏会が行われた。
 以前取材したバイオリニスト:奥村愛、チェリスト:遠藤真理、ピアニスト:三浦友理枝の演奏を聴くべくホールへ。
 登場するミュージシャンそれぞれが、とんでもない技術とセンスを駆使し、実にそつなく楽器を奏でる姿に聴き惚れた。
 チューニングは耳だけ。勿論演奏にクリックはなし。ステージを彩る圧巻の演奏に惹き込まれる。

 中でもこの日、初めて体感したピアニスト:辻井伸行の演奏には完全にノックアウトさせられた。『報道ステーション』、『題名のない音楽会』等のテレビ番組に出演し、その名も世間では認知されはじめた彼だが、オリジナル曲「川のささやき」の美しすぎる旋律、指揮者:佐渡裕の奥様に捧げたという曲「公ちゃん、大好き」の優しさには、少し涙目になってしまった。
 曲を聴きながら、大好きなRちゃんを想像してしまったからだ。
 
 前半後半のインターバルに遠藤真理ちゃん、三浦友理枝ちゃんらと取材以来の再会を果たし、インタビュー時の御礼を再びお伝えする機会を得た。
 近年のクラシック・ミュージシャンはつくづく美しい。
 日本で充分な実績をあげた後、欧米での鍛錬によって確かな技量をさらに磨き上げ、鍛錬を止めない彼ら。
 一点の迷いもない演奏が感動的ですらあった。
 ロック・ミュージックもクラシックもジャズも、おいらにすれば何もかもがROCKという思想でくくることが出来る。
 
 夜、編集者の鏡:T氏と念願のサシ飯へ。
 河岸を変え、S社:YMと合流。YMは、友人で親友だというFM横浜でDJを務めるTさんを連れ立ち、4人でがっぷり音楽談義。最高。
 元コア・オブ・ソウルのシンガーで、現在LOVE名義で活動を続ける中村蕗子の、溢れる才能に対する共通の認識に思わずほくそ笑んだ。

投稿者 yonezawa : 17:16 | トラックバック(0)

2008年 06月 23日

THE WHO

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 梅雨入りしながらそれほど激しい雨天に遭遇していないのがラッキー。
 いかにも降りそうな空模様の昼下がり、地下鉄大江戸線を経由し六本木へ。駅直結の駅ビル内試写室へ5〜6分の遅刻で潜り込み(ごめん!)、映画『カンフー・パンダ』正式鑑賞。
 主演:ポーの声優を担う俳優:ジャック・ブラックのtoo muchな(声の)リアクション及び演技を期待して鑑賞。その期待値が高かったか、思いの外彼にすればノーマルなテンションだった。
 物語は端的にスピーディーに描かれ、日本の子供達がこの作品をどう評価するのか楽しみ。
 ああ〜『スピード・レーサー』が早く見てぇ。
 
 鑑賞後、やにわにF氏より携帯着信あり。
 今年11月、THE WHOの武道館公演が決まったそうだ。
 「チケットを頼むぜぃ!」とのメッセージ&来日公演のニュースを得たおいらは即座に関係者各位へ問い合わせ。
 無事、大勢分のチケット入手確約を得て一安心。

 公演は6才未満(未就学児童)の入場不可。
 メンバーは、ロジャー・ダルトリー(Vo),ピート・タウンゼント(G),サイモン・タウンゼント(G),ジョン“ラビット”バンドリック(Key),ピノ・パラディーノ(B),ザック・スターキー(Ds)。
 つまり2004年のロック・オデッセイ出演時と同じラインナップを予定しているようだ。

投稿者 yonezawa : 15:08 | トラックバック(0)

2008年 06月 15日

アリスのカヴァー

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 午後、コミックス入稿のため編集部へ。
 1Fの受付でデザイナー:Tと遭遇。

 表参道ヒルズにはまず縁のない生活ではあるが、今回初めてB4の専用駐車場へ車を駐めてみた。意外にも日曜日の昼下がりなのに並んで駐車場に入れる混沌ぶりではなかった。勿論人出は多いのだけど。
 W社:Mさんとは、昨年12月の、LED ZEPPELINロンドン公演でご一緒した間柄という関係になる。
 休日の本日、原宿アストロホールで、彼のバンドがカヴァー・ライヴを行うと聞いていたので、仕事の帰りこっそり覗いてみることに。
 彼らは、今回『スーパー・アリチュ』というバンド名で、アリスのカヴァーを演った。
 我々の年に一度のお祭りイベント『失速バンド』とも趣向がかなり似ており、会場では知り合いのレコード会社の者、おまけにおいらのギターも作成してくれるESP:石井ちゃんとも偶然遭遇した。
 Rちゃん同伴で観戦したのだが、彼女は無心にステージ上のアマチュア・バンドの熱演を見つめていた。その横顔に1曲の半分ぐらい一々見とれるおいら。
 それなりの音量で演奏されるライヴ空間。合間にRちゃんに耳打ちして少し言葉を投げかけたら、いつもの回答が返ってきたのが妙に嬉しかった。

 食事を終え、午後9時過ぎに帰宅。

 お風呂上がりのRちゃんがようやく寝静まった頃、引き出しの小物、書類等の破棄及び整頓保存をおっぱじめ、これまで気持ちの悪かった散らかったままの引き出しスペースがやや整理され、ほんの少し爽快な気分になった。
 夜中、母からのE-MAIL拝受。
 更に深い深夜、amazonより告知のあった「格安ゴム印作成・購入」のお知らせに、まんまと乗せられてしまった。

投稿者 yonezawa : 12:24 | トラックバック(0)

2008年 06月 13日

Slap My Hand

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 昼、JR中野を経由し編集部へ。
 コミックス原稿入稿、RIZEインタビュー記事作成。

 午後7時、ミッドタウン内『ビルボード東京』へ。
 ここでライヴを見るのは2度目だが、会場への最短の行き方を2度とも迷う。
 1Fなりに明確なるインフォメーションがなかなか見あたらないので、単に4Fと言われても、3Fまでしか行かないエレベーター等があったりで不親切。
 ここら辺の飲食店:店構えの雰囲気も好きになれない。

 ここのところライヴ観戦要員と化すMも迷った末到着した模様で、入口で待ち合わせ。『“Slap My Hand” special session Jimmy Copley & Char with Paul Jackson / Yoshinobu Kojima / Micky Moody 』の会場へ。
 先日のSMOKY MEDICINEのライヴを見逃してしまっていたので、今回の主役:ジム・コープリー参戦のライヴだけはかなり前から意識してチケットを購入していた。
 入口ではパス申請したものの、席のインビテーションを申請しなかった随分久々のライヴ観戦となった。

 アン・ルイスなり、サイケデリックスなり、チャーのソロでも証明済み。
 破格のタイム感で作品の質を最上級に押し上げるドラミングを聴かせるジムの技量は世界唯一無二。
 チャーがジムのドラムスを聴いた瞬間、バンドを作りたいと感じた気持ちが重々伝わってくる。他に代えが利かないからだ。

 他面子にしてもチャーのバンドとしてはベストと行ってよい。
 いつ見ても圧倒的存在感でたたずむベーシスト:ポール・ジャクソン。アメリカ人のプレイにしか聴こえない圧倒的センスとスキルを有するキーボード・プレイヤー:小島良喜。ゲスト・ギタリストで登場したミッキー・ムーディはスライドで沸かせてくれた。
 そして、どのステージに立っても結局の主役となるチャーのキレのよい圧巻のプレイは、今日特に際だっていたように感じさせた。
 やはり最終日がバンドとして最も温まっている感じだ。
 「この面子でワールド・ツアーしかない」とはライヴ中感じた素直な気持ちであり、楽屋で真っ先にチャーに伝えた言葉のひとつがこれだった。
 いつの時代でもステージの違う“かっこよさ”を発散するチャーという日本人ギタリストの存在感は、北野武の意味合い同様、世界へ向けた日本の誇りだと常々感じている。
 楽屋ではわずかの時間ながら全てのメンバーと語る機会を得、フェンダーのアコースティック・ギターのボディ裏に全員のサインを拝受。このサインはおいらのためのものではなかった。
 突っ込みの厳しいチャー兄とも久々にゆるりと語る機会を得、ラッキーだった。「漫画家の先生(江口寿史兄)、元気?」と聞かれたので、また先ちゃんとの飲み会セッティングしようかな。 
 しかるに格段レア物件と化したそのギターを抱え、まずは新宿『池林房』で酒ごしらえ。
 
 そして、ロック・バー『シンクロニシティ』のOちゃんへ、先ほど戴いたサインつきのアコギを太っ腹贈呈。
 今年4月28日、目出度く10周年を迎えた『シンクロニシティ』のOちゃんへの、おいらからの、そしてチャーの祝福メッセージの入ったギターをプレゼントしたのだった。ちょっと遅れたけど。
 オレンジで描かれたメッセージのフレーズはマスキングから塗装に至るまでおいらの手作りだ。
 第三者に向けて、こんな面倒なことをこの年代になってもやれることを自覚する。

 たった一人で10年間、つまみもナシの酒だけでロック・バーを貫き、借りた借金もすべて完済してしまったという話はしばらく前に伺っていたのだが、この10周年をお祝いする輩が誰もいないと伺い、本人も特別なイベントを考えていなかったと聞いた。
 オープンを待って常連となったおいらとしては、このお祝いを黙って見過ごすわけにはいかなかった。
 同い年のあなたの所業は立派です。Oちゃん、10周年おめでとう! 

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 歌舞伎町〜はなまるうんどんで解散。

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2008年 06月 4日

The Presidents Of The United States Of America

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 残念ながら、ソニー・ミュージックの主催するコンベンションにたどり着けなかった昨日、出前の弁当を食べそこねてしまった。
 「どこで何を喰おう?」とテーマをあれこれ妄想し、一人遅い時間帯に食べる絵を想像したら、どうにも侘びしい気持ちになった。
 自分一人なら松屋だ吉野屋だ、御法度のラーメンだ…という即席喰いになってしまうのが常。
 結局、遅い時間になった頃、テンホーちゃんと合流。遅い夕食におつき合いいただいた。

 The Presidents Of The United States Of AmericaがEMIに移籍し、新作『These Are The Good Times People』リリースの情報を得た。
 しかも彼ら、FUJI ROCKに出演する模様。知らなかったよ、そんな情報。
 WOWOWは今年からFUJI ROCK独占中継からの撤退を決めてしまった。かつ、今年、特に現地で取材対象者としておさえねばと必要に迫られたバンドも、現時点では見あたらなかったせいもあり、取材申請は行っていなかった。
 
 ファースト・リリースの瞬間から虜にさせられたThe Presidents Of The United States Of Americaに会う機会は果たしてあるのか!?

 本日夜、G社:俊英:T&編集者で彼女のNちゃんと飯。
 Nちゃんがとても品格のある美しい女性だったのがとても嬉しかった。同じ空間にいる際の、彼女を取り巻く“温度”にとても育ちの良さを感じ、機転の利くクレバーな女性であることを瞬時に理解した。
 深夜、もう一つの約束があったため、たった一軒での解散となったが、Tの行く末も彼女が隣についていさえすれば問題なしと確信を抱いたのだった。
 場を銀座へ移し、最終的に恵比寿で会談。

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2008年 05月 31日

最終リハ

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 2日のライヴに向けての最終リハへ。
 曲を完全に把握してたと思ったら、思わぬ落とし穴を見つける瞬間がある。気合いと根気で問題解消につとめる。
 降ってるのか降ってないのかハッキリしない天候の中、豚豚屋へ。
 ホッピーには白と黒があるよう。
 「中」と表される焼酎は業務用の麦焼酎だと思うが、以前、夜中まで営業している格安の寿司屋でカウンター中のおやじに、気分が乗って一杯薦めたら、明らかに「とてもその酒は飲めません」という表情をしたことがあった。
 おいらはその顔を見逃さなかった。つまり業務用の大きな容器に入った確実に頭痛が来る仕様の焼酎。
 安い店では必ず別にきちんとした銘柄の酒を頼まなければいかんと、あの日確信したのだった。
 解散組と河岸変え組みと別れ、吉祥寺のバー『スカラベ』へ。
 ほどなくして漫画家:Yさんふらりと来店。
 
 さらに街道沿いの『闇太郎』へ場を移でば、漫画家:Eさんが!
 休日の珍しい面子。しかし、何の銘柄なのか判らない焼酎を飲んでしまった後のコンディションだったので、Eさん(♂)相手にセクハラなおいら。
 やがて記憶は遙か彼方で、とてもラーメンどころじゃない案配で帰途に。

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2008年 05月 30日

梅雨入り

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 定期的に部屋が散らかり、定期的に整理整頓。
 疲労度の高い体調だと簡単な整頓もおぼつかず、気持ちの悪い状態のまま時間が過ぎてゆく。
 九州は梅雨入りか。まだじくじくした日々が続くのか。傘が厄介な季節だ。
 失速バンド:ビート・ジェネレーション:ライヴまであと3日。

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2008年 05月 28日

The Jazz Guitars

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 amazonの『ファースト・ライト』紹介記事より…「1969年に結成されたウィッシュボーン・アッシュは70年にアルバム『光なき世界』でデビュー。しかしこのアルバムのためのマテリアルは一度録音されたもののお蔵入りとなり、再びレコーディングをし直してリリースにこぎ着けたという経緯がある。そのお蔵入りとなったマテリアルは長らく行方不明となっていたが、近年になってオークションに出品され、これがアンディ・パウエルの手に戻ることとなり、その音源を新たにミックスし直して仕上げたものが本作『ファースト・ライト』。いくつかの楽曲は『光なき世界』にも収録されてるが、いずれもテイク違いで、さらには完全初出の楽曲もいくつかフィーチャーされている。ウィッシュボーン・アッシュ黎明期のメガ・レア音源が今封印を解かす!」
 後輩Tに懐かしいロック・バンド:ウィッシュボーン・アッシュ、モット・ザ・フープル等CDを拝受。併せて以下のJAZZアルバムを教授してもらいamazonクリック。

●Wes Montgomery「ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリー」
●Tal Farlow「スウィンギン・ギター」
●George Benson「ジルブレット・グレイヴィー」
●Joe Pass「ヴァーチュオーゾ」
●Grant Green「グラントスタンド」
●Pat Martino「ライヴ!」
●kenny Burrell「Live at Five Spot」
●Jim Hall「アンダーカレント(ビル・エヴァンス)」
●Barney Kessel「ポール・ウィナーズ」

 夜、映画会社K社:Y&K、編集:Iらの恒例4人会開催。
 Kとの最近の仕事は映画『アフタースクール』。読者のウケも相当上々だったし、蓋を開けたら初日から大ヒットを記録しているそうだ。
 それにしても初めてやってきた「天香回味」の薬膳火鍋が美味い。ホフホフしながら飲みの手を休め、チンギスハンが考案したといわれる天香回鍋爆喰い。

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 2次会には東京タワーの眺めが心地よい屋上のバーで乾杯。さらに場を移してうどんを食し、D:モトちゃんと待ち合わせの新宿へ個人移動。午前5時も雨模様。

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2008年 05月 26日

slap my hand

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 jimmy copley初のソロ・アルバムが出た。
 彼のドラミングは好きだなぁ。特に日本には彼のようなスキル、センスを感じさせるドラマーは見あたらない。
 テクニシャンなドラマーはいるけど、こんなにドライヴしてバック・ビートを感じさせるドラマーにはめったに遭遇しない。
 どんなにギターがラウドにプレイしても、リフを、フレーズを、バック・ビートで大きく包み込むような感じ。
 それは、バーナード・パーディの醸し出すテイストに近いのかもしれない。気持ちいいドラムスの代表と言えるジム・コープリー。最もギター・サウンドを理解しているドラマーの一人だと感じる。
 彼曰く、ドラマーのソロ・アルバムと言うよりも、むしろギター・アルバムになっているそうだ。参加ミュージシャンは…ジェフ・ベック、バーニー・マースデン(元ホワイト・スネイク、M3)、ミッキー・ムーディー(元ホワイト・スネイク、M3)チャー、ピノ・パラディノ、ポール・ジャクソン(元ハービー・ハンコック&ヘッドハンターズ)、ニール・マーレイ(元ホワイト・スネイク、M3)、イアン・ジェニングス(ビッグタウン・プレイボーイズ)、小島良善、ピーター・コックス(Go West)。

 ドラムスは、バンドの善し悪しを左右する最も重要なポジションとも言え、独りよがりなドラマーほど不憫なことはない。
 「良い演奏」と「良いグルーヴ」の意味が理解出来ていないドラマーには遭遇したくないもんだ。

 後輩でミュージシャンのTと初のサシメシ。初であったせいか、気合いが入りすぎたか、後半は記憶も定かではなくなりながら、和田ラヂヲ先生の大ファンであるというTの嬉しい趣味趣向に歓喜し、夜中に御大へTEL。ラヂヲ兄、感謝! 
 ラヂヲ兄の声を聴いたらば、〆はラーメンと言うことで、おふくろに叱られる覚悟で今日も〆てしまった。お母さん、ごめんなさい。

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2008年 05月 20日

嘉門雄三&Victor Wheels LIVE!

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 昨日の夜中も雨模様だったが、昼下がりにはすっかり上がっていた。
 妙な時期に台風。ニュースでは傘が逆さまになる街の人々を映し出していた。

 「サザンオールスターズ期限を設定せずバンド活動を当面休止」のニュース。
 8月に新曲発売及びデビュー30周年記念ライブ開催を経て、来年以降、特に期限を設定せずバンド活動を当面休止するそうだ。

 音楽ランキング番組『ザ・ベストテン』のコーナー「今週のスポット・ライト」で始めてサザンオールスターズを知ったのが30年前か。
 桑田佳祐ソロの活動では、1982年頃リリースされた「嘉門雄三&Victor Wheels LIVE!」が好きだった。
 1981年、渋谷のエッグマンで行われたライブ盤がこれ。

 このLPは、大の桑田ファンなのにレコードを持っていなかったカメラマン:尾形正茂に贈呈したっけ。未だにCD化されていない音源なのだそうだ。

 K社:Sと飯の予定になりかけたものの、お互い抱えている仕事がやや窮屈過ぎたため断念。夕飯は出前でたまたま余っていたステーキ弁当とサラダ。
 カンヌだロスだと現地ライター諸氏とのメールのやりとりを経て、今週入稿の映画記事材料収集にあくせく。
 深夜1時過ぎ、漫画原稿の入稿を終え、心の広いモトハルちゃんに贈呈いただいたおふくろ仕様のmacを抱え、しおらしく帰宅。

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2008年 05月 19日

Tristan Prettyman

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 今週入稿の映画『告発のとき』原稿を構成中。
 夕方、やや遅刻気味で渋谷クアトロ着。トリスタン・プリティマン来日公演の日がやってきた。
 クアトロは改装中で、入口は正面玄関からのみ。
 前回も、トリスタンはここクアトロでの公演だった。
 10分少々押し気味の頃、3ピースの編制でトリスタン&バンド・メンバー登場。
 先日、2回目のインタビューを行った時と似た、アットホームな雰囲気の中、終始リラックス・ムードを漂わせるトリスタン。
 観客から漏れ聞こえる感想のまま、今日の彼女もとても可愛らしく見えた。
 1曲目、テイラーから奏でられる音色がとても美しい。アタック音も明確に聴こえてくる。
 ゆとりのある空気作りしかり、ライヴ・スキルに格段の進化を感じさせたトリスタンはギターの腕前も随分上達していた。
 こんな音を聴くとアコースティックで何かやりたくなってくる。

 1本、打ち合わせを経て、夜馴染みのMと半年以上ぶりの再会を果たす。
 Mとはここのところ年に一度くらいしか会う機会を得られない。東京出身なのに、Mの仕事は常に様々な地方なのだ。
 来週からは三重県勤務だと言うMと乾杯し、シンク〜ハングリーハンフリー〜エイプリール・フールの経由で、最後にジャスミンティー飲んでおとなしく帰宅。 

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2008年 05月 17日

圧力IHジャー炊飯器:おどり炊きECJ-IZ10(SP)

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 先日、突然我が家の炊飯器のご飯が不味くなった。
 以前、米を入れて炊かずに間違ってそのまま保温してしまった事があったが、あの感じに近い。米に芯のある微妙な状態。
 Rちゃんのイタズラなのかと再び炊いてみたが結果は同じ。

 迷わず速攻で翌日炊飯器購入。これまで使用していたサンヨー製品がとても美味い米の炊きあがりだったので、メーカーは迷わずサンヨーを選択。熟考の上『圧力IHジャー炊飯器:おどり炊きECJ-IZ10(SP)』に決定。
 メーカー希望小売価格は67,200円 (税抜64,000円)となっていたが、もっと全然安価で買えた。
 およそ18年ぶりに炊飯器の交換。以前の機種も、よくもったもんだ。
 まだ、圧力IHジャー炊飯器:おどり炊きの米は食していない。少し楽しみ。

 午後4時より失速バンドのリハーサルへ。
 急遽、レパートリー1曲を差し替えることとなりモチベーション更にアップ。

 メンバーとの飯会にはRちゃんも大参加で、宴はたまらない空間と化し、2週連続:焼き肉の爆喰いに大満足。外は雨。

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2008年 05月 14日

GREY DOG'S RECORDS

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 GREY DOG'S RECORDSとは昨日初めて知ったレーベルだが、intervisionなりThe BDI'sなり、メジャー・レーベル所属のミュージシャンやらバンドとは趣の違う、複数のバンドが所属。公式ヒット・チャート組のライン・ナップとはひと味違う、良質かつレイドバックな音風情を全体的に感じさせた。
 SAMPLERに収録された複数のバンドは、なかなか聴き心地よし。

 竹の子と手作りCDーRを土産に、久々にB社代表取締役:K氏と会食。
 イタリアンからHへ梯子。初対面のMY、so cool。KINOKOで夜が更けた。
 

投稿者 yonezawa : 23:37 | トラックバック(0)

2008年 05月 9日

ライブ・イマージュ7

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 TBS系「THE世界遺産」メインテーマ曲を演奏している宮本笑里も出演する「ライブ・イマージュ7」in 国際フォーラムへ。
 2000年発売のコンピCD「イマージュ」は100万枚以上売れたそう。
 「ライブ・イマージュ全国ツアー」は、ゴンチチ、加古隆、羽毛田丈史のレギュラー組に加え、元ちとせや宮本笑里(オーボエ奏者・宮本文昭の娘)が初参加。

 この大舞台でまたしても宮本笑里の進化をかいま見た。
 勿論、技量、容姿も破格のスキルを有する彼女なのだから、ある意味当然のあり方なのかもしれないが、ステージに登場した時の優雅さ、ここ一番のフレーズに入り際が理屈抜きにメチャメチャカッコ良かった。光輝いていていた。ロックしていた。
 この「理屈抜きにいい」という見え方が、ミュージシャンにとって技量の次に最も欲しい要素。
 衣装もえらくキュートだったし、旋律はオーガニックで素晴らしかったし、実に美しくもあった。
 終演後思ったのだが、例えばリズムのある、ザ・ビートルズのカバー(ハロー・グッバイ)の時ほど、宮本笑里の新たなスイッチを感じた瞬間はなかった。と言うか、クラシックとはまた違う、別の引き出しを感じた。
 リード・パートに入る瞬間の緊張感が背中に来た。「もっと聴きたい」と感じさせた。
 勿論、正当なクラシックを継続する活動は何よりも素晴らしいことなのだが、せっかく大変なスキルを有しているのだから、徐々にもう一つの切り口…“ロック”、あるいは“ジャズ”なリズムの導入を聴きたいと個人的には感じていた。
 あらゆる音楽性のまぐちが広がるような気もした。
 とにかく、宮本笑里の有するポテンシャルは破格の未知数。
 このスレッカラシのロックミュージック信者が感じたのだから間違いない。

 11月のリサイタルツアーまでにいくつものライヴを体験し、どう彼女の化学反応が巻き起こるのか楽しみに。
 国際フォーラムを後にし、S社:S、2年ぶりに正式再会:Uと、そんな話で盛り上がっていた。

投稿者 yonezawa : 14:58 | トラックバック(0)

2008年 05月 5日

LEONA LEWIS

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 昨日も今日もはっきりしない天候。井の頭通りは都心まで空いていた。
 東京ミッドタウンの33階で、映画会社:GAGAのIちゃんと、我が家のRちゃん初対面。
 Rちゃん、あっと言う間にIちゃんと和んでくれて嬉しい。今日の深夜の便で、あのハリウッド・スター:シルベスター・スタローンが映画『ランボー』プロモーションのため成田に到着するそうだ。
 わずかの時間だったが近況を伺い、おいらは取材の地へ。

 GW中の今日は取材日。
 夕方から、UKの新星:レオナ・ルイス取材のため某所へ移動。
 レオナ・ルイスはこの数日間の間、テレビ、ラジオとプロモーションでガンガン電波メディアに露出中。
 彼女はUKのオーディション番組に登場しプロデビュー。UKではすでにファースト・アルバムを200万枚以上売り上げており、アメリカでも初登場1位を記録した。
 若干23歳にしてスーパー・スターの座を射止めた正真正銘のシンデレラ・ガール。
 日本では、早速(よく知らないのだけれど)着うたNO1獲得とかで、日本でも4月23日に発売したばかりの1st.アルバムは、すでに売り上げ15万枚を突破しているそうだ。
 この実績と、UK、USの音楽業界関係者が渾身の力を込め、どえらい規模でこの新人女性歌手をプロデュースし、プロモーションしている様は間近で知っておきたかった。
 その才女を目の当たりにしてみたかった。

 30分押しのスケジュールでレオナ登場。特写〜引き続きインタビュー開始。
 アルバムではダイナミックかつ優雅な歌声を聴かせる彼女だが、インタビューで語る声はとても繊細で声が小さい事が意外な感じだった。
 でもそのギャップが、肩肘を張らない等身大の至ってノーマルな女性の印象を与え、好感を抱かせた。レオナはとても落ち着いた物静かなコだ。

 1年間かけてじっくりレコーディングされたと言うアルバムには数曲のカヴァーも収録されているが、すべてが彼女のオリジナルに聴こえた。
 ギターとピアノは少しだけやれるそう。

 時間一杯、とても丁寧に質問に答えてくれたレオナ。及ばずながら、おいらなりに最大限にサポート出来ればこれほど嬉しいことはない。
 レオナはマインドまで可愛いかった。
 お別れのご挨拶のわずかな瞬間、ときめくレアな一時を経て取材部屋を後に。

 場所を東京ミッドタウンへ。飲食店へ入ろうと数軒覗くが、B1以外のフロアは子連れOKの店が皆無な雰囲気で、2F、3Fのどの店もどの店も午後6時前後の時間帯なのに「満席でお断り」的文面を店頭に掲げ、ある程度並ぶ事も拒む勢い。
 全然ダメダメな飲食店を認識。この界隈ではよほどのことがない限り喰いに入ることはなかろう。
 ちっとも面白味を見いだせないミッドタウンを遠く離れ、馴染みの店で激美味のカレーを食す。

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2008年 05月 2日

SPECTRUM

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 1973年作、Billy Cobham『SPECTRUM』を改めて冷静に聴き直したところ。
 
 Jan Hammerによるキーボードの音色のせいか、おいらにとってどうしても70年代のJeff Beckのアルバムを彷彿とさせる音源。
 Tommy Bolinのギターも、この編成にアレンジに楽曲だとJeff作品に偉く通ずる印象を受ける。
 ある節によればJeff BeckがBB&Aの頃、車の移動中にカセットでこのアルバムを聴きまくったのだと言う。
 また、Jeff Beckがギター・インストの道に進むきっかけになったと言われるアルバムだとも。
 確かに#4収録の「Stratus」はJeffのライヴでもカヴァーが有名。

 故Cozy Powellが自身のソロ・アルバム『TILT』でGary Moore、Don Aireyらと競演している超高速トラック「Blister」が、#1収録「Quadrant4」の雰囲気と酷似しているのも興味深い。

 おいらが自分のアルバムの、たった1曲だけのミックスのためにロサンジェルスに飛んだ時、エンジニアの男がTommy BolinのプリントされたTシャツを誇らしげに着ていた事を思い出した。
 ちなみにその頃Stevie Salasの着ていたTシャツに書かれた文字は「Bad Mother fucker」。
 映画『Pulp Fiction』で、Jules Winfield(Samuel L Jackson)が使用していた財布に書かれたフレーズでもある。

 深夜、映画『告発のとき(IN THE VALLEY OF ELAH)』鑑賞。

 ●2004年11月、元軍人警官ハンク・ディアフィールドのもとに、息子・マイクが軍から姿を消したという不穏な知らせ。
 無許可離隊などあり得ないと信じるハンクは、帰還したはずのフォート・ラッドへ向かう。
 帰国している同じ隊の仲間も皆、マイクの行方を知らなかった。
 女刑事エミリー・サンダースと捜査する中、息子の焼死体が発見された…。
 実話社会派ドラマ。

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2008年 04月 30日

The Subways

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 やんごとなき所用を済ませ、都内某所でバリバリパワフルなロック・バンド:ザ・サブウェイズのインタビュー取材へ。
 ちと遅刻してしまったおいらは彼らを少しだけ待たせてしまった。
 しかし、彼らの懐もスタッフの懐も海より深かったー。
 皆様にまずはお詫びと御礼を申し上げます。
 
 およそ2年弱ぶりに彼らと再会を果たした。
 しかしまだ20歳そこそこの年齢でもある彼ら。
 この取材のため、セカンド・アルバムはいち早く拝聴したのだが、以前にも増してラウドになり、ほとんどのトラックが一見荒削りに聴こえがちな楽曲ながら、よく聴けばちゃんとキャッチーなツボが盛り込まれている辺り、純粋にバンドの進化を感じさせた。
 どの曲も、1回聴いたら覚えるストレートさだ。

 ギター・ヴォーカル:ビリー・ランは饒舌に真摯に質疑に答える。
 バック・ステージでも、もの凄く好感の持てる彼ら。
 新作「All Or Nothing / オール・オア・ナッシング」 最終トラック(ボーナス・トラックを除く)として収録されている「12.ロスト・ボーイ」を指してサイモンとガーファンクル、「02.カリフォルニア」を指して、ニルヴァーナを彷彿とさせる…という意見に対して笑顔で「正解だよ!」と答えるビリーは、ステージの爆裂キャラとは裏腹の、年齢相当の可愛らしい表情をかいま見せる。

 隣で脚を組んで話を聴き入るシャーロット・クーパーはベースのテクニックも格段の成長を遂げており、ドラムスのジョシュ・モーガンはTHE WHO:キース・ムーンばりのドラミングでオーディエンスを魅了した。一昨日のMTVは興奮の坩堝と化した。
 
 正直、ここまで期待はしていなかったバンドだったのだが、それはおいらの見間違いだと誤りを認識。
 The Subwaysはどんどん本物の進化を遂げてゆくのかもしれない。
 特にセカンド・アルバムは要必聴盤也。

 必死で帰社し、コミックス原稿の最中チェックに、最新漫画原稿の入稿。
 
 少し遅刻しながら、武道館「チック・コリア×上原ひろみ」コンサートへ。
 2階席ながら、ロケーションのよい席に暗転の後、着席。
 たった2人によるグランド2台:ツイン・ピアノのステージ。
 MCはチックに委ね、一言も語らなかった上原ひろみはピアノで2時間すべてをチックと会話していた。
 次元の違う2人。
 ほとんどインプロによる、ある意味エロいプレイの応酬であっと言う間に2時間が経過。
 上原ひろみのスキルは東洋サイズではなく、大陸サイズの本物だ。ちなみに我がおふくろも大陸生まれの世界スケールで人格構成されている。

 終演後、新聞テレビの囲み取材にも付き合い、おちゃめなチックと間近に接見した後、カメラ:殿村とファミレスで不憫にオムライス喰って帰社。

 仕事はまだ終わらない…。

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2008年 04月 28日

Seymour Duncan

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 おいらにすれば早朝と言える午前8時過ぎ起床。
 3時には床についたものの、いつもの習慣からか寝付きがとても悪い。
 11時、編集部で打ち合わせ。
 久々に神保町で昼食。
 
 夕方、明後日インタビュー予定のザ・サブウェイズの出演するMTVライヴ・イベント会場:渋谷AXへ。
 午後7時45分過ぎ、ほぼオンタイムでザ・サブウェイズ登場。
 彼らは確実に一皮剥けた。2年前の取材時よりもよりラウドになり、バンドの風格もパワー・アップ。
 まだ二十歳そこそこの彼らだが、場数がバンドの雰囲気を変えたのだろう。
 パワー・コードの荒々しい演奏ながら、パンクバンドに通ずる若さ故の魅力が炸裂する疾走感溢れるライヴを小一時間堪能。
 
 すでに閉店している渋谷ESP店の石井ちゃんを尋ね、Seymour Duncanのアコギ用ピック・アップ、9Vの電池2コ、ストラップを購入。ギター・ショップで久々の買い物。
 遅い晩飯は久々の石井ちゃんと新宿ゴールンデン街で。
 偶然連絡を寄こしてきた高校時代の同級生で大会社TのH山ら、同僚諸氏と合流しウォッカで乾杯。
 初対面のTさん、Hくんらもとても気持ちのよい漢で、瞬時に全員の心がうち解ける。
 饒舌なH山の口調がほろ酔いの口調へと変わるに比例し、数軒の梯子酒。高校時代のアホ話に笑った笑った。面子が全て。
 〆のラーメン喰って、指折りに最高だった飲み空間の夜更けが明けた。

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2008年 04月 27日

I've Always Got You

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 iTunesにCheap TrickのBoxしか入れてなかったので、オリジナルCDを順次読み込ませる。
 このバンドは4人それぞれの個性が交錯し独特の雰囲気を構築しているが、ドラムスにも特徴を見いだすことが出来、このドラミングも30年以上変化を感じさせない。
 技量の低下なり音色の変化はあっても、演奏のテイスト、クセなどは30年経過しようがあんまり変わらんもんだ。
 「Dream Police」の誠実なファズ・ギター、成功の証のようなストリングス・アレンジ、益々ゆとりを醸し始めたロビンの甘い歌声。
 期待に期待を寄せる、中学時代のおいらの高い高いハードルをいとも簡単に乗り越え、このレコードは30年名盤としておいらの心に君臨している。
 あの時代にこの作品に出会った奇跡に感謝だ。
 追記、1993年作:ロビンのソロ・アルバム『ROBIN ZANDER』も激しく名盤。「I've Always Got You」にどれほど泣かされたことか。

 夕方、LED ZEPPELIN「Babe I'm Gonna Leave You」「Ramble On」等を冷静にアコギでとって(コピーして)みると、これがとてつもなく難易度の高いギター楽曲であることを知らされる。
 ジミー・ペイジによるアコギ曲の指運が、いかに鍛錬を必要とするアレンジなのかを気づかされる。
 鍛錬に終着点ナシ。 
 

投稿者 yonezawa : 20:19 | トラックバック(0)

2008年 04月 26日

甲斐よしひろ

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 甲斐よしひろ in 新宿厚生年金会館へ。
 先日、2枚目のカヴァー・アルバムをリリースした甲斐よしひろのソロ・ツアーを観戦。
 音楽人:伊丹由宇兄やら、天才ギタリスト整形外科:家康兄らと待ち合わせ、厚生年金会館で最も見やすい席に陣取る。
 甲斐さんのライヴを生で見たのは実は今回が最初だった。
 80年代後期、仕事が昼夜の飲食店ばかりだったこともあり、あの時期はコンサート自体に行く発想がほとんどなかったせいだと、今日自己を振り返ったところ。確かに今よりも行けたライヴは少ない。
 あの頃も生きる事に精一杯だったのだ。

 甲斐バンド…カセット・テープに吹き込んだ音源、FMでエア・チェックした音源をどれほど繰り返し聴いたことだろう。
 今日の趣旨は、カヴァー・アルバムのツアーなので、選曲も基本そちらがメインではあるものの、やはり甲斐バンドの音を期待していた。

 7曲のカヴァーの後、興味深いMC。そして#8「安奈」に続く、#10「港からやってきた女」この曲でおいらのスイッチが入った。
 綿密にアレンジされたカヴァー曲も、もはや甲斐よしひろのオリジナルと言えるほどの完成度を誇ってはいたが、甲斐バンド・オリジナル曲の魅力はステージが違った。
 セット・リストを見た瞬間、最も期待を寄せていた#13「翼あるもの」には鳥肌。ゲスト・ギタリスト:土屋公平のファズ・ギターも誠実だった。

 2度のアンコールを含む全20曲を堪能。
 以前この場所(or 中野サンプラザ)で演奏したマルーン5が、1時間にも満たない驚きのステージを展開した事を思い出したが、甲斐よしひろのコンサートはパワフルな2時間30分前後。

 終演後、控え室で甲斐さんと握手を交わし、伊丹兄推薦の渋谷の居酒屋へ移動。
 初対面でも同じコンサートを共有した三茶居酒屋:つぼ倉仲間の皆さんとの酒が心地よい。
 終電に近い電車を乗り継ぎ最寄り駅へ。タクシーを使わず30分かけて徒歩で自宅にたどり着いた。
 秋に甲斐バンドは始動するようだ。

投稿者 yonezawa : 18:41 | トラックバック(0)

2008年 04月 25日

Daniel Powter

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 ダニエル・パウターの新作リリースまでにはあと数ヶ月かかるようだが、先日の試聴会で、最終ミックスを残す1曲以外の全曲を拝聴。
 アレンジや楽曲の方向性は認識出来た。1st.に続く新作は、やはり優しくてせつなくて正直で軽快だ。

 午後、都内某所でダニエルと1年半ぶりの再会を果たした。
 小一時間の取材時間の中、彼は前回同様、真摯に、時にコミカルに回答してくれる。
 スーパースターといってもよい程の成功を、たった1枚のアルバムで手中に収めても尚、彼の謙虚な姿勢は変わらないままだ。
 自信を持つ瞬間はパフォーマンスの瞬間だけなのだろう。彼のストイックな一面も魅力の塊として、一ファンの心に響く。
 「#1に収録されそうな“Best of me”はファースト・シングルカット? もしかして最初に書いた曲なんじゃない?」との問いにダニエルは「その通りだよ。良い勘してるよ。正解だよ」と答えた。
 補足で、スタッフサイドから「ファースト・シングルカットの曲はまだ決まっていないそう」だとも。
 「今、最もファルセットの美しい、アレンジの曲を書くのがあなただね」と伝えたら「ステレオ・マジック(笑)!」と照れるダニエル。
 去年までの取材時、めったにサインを貰わなかったおいらなのだが、ここのところRちゃん宛のサインは時間と空気が許す場合のみ戴くことにしている。
 ダニエルがRちゃん宛に書いてくれたフレーズは「Don't listen to your Daddy! Be well」
 取材空間を爆笑に追い込んでくれた素晴らしき盟友:Daniel Powterとのひとときも、滞りなく終了。

 実家より引き上げてきた懐かしいMac G3を再生させようと編集部で四苦八苦。
 入稿と原稿リライト作業の最中、デスクの横で作業をしていると通りすがりのスタッフが「懐かしい〜」としみじみG3を眺めてゆく。
 たった5年でも、パソコンの進化は果てしないスピードであるが故、もうこの機種を使っている人をまず見かけることはない。
 おふくろパソコンの再構築が今現在最大の最優先事項ながら、まだ解決の時間が得られず無念。
 深夜4時帰宅。

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投稿者 yonezawa : 18:22 | トラックバック(0)