2010年 02月 8日
OUTRAGE
15:30マスコミ集合。
北野武監督作最新作:映画『OUTRAGE』完成報告会&完成披露試写会の会場へ。
主要キャスト11名が一堂に会し、並々ならぬスケールの作品であることをまずは印象づけた。会見を終え、18:00より試写会開映。
暗転からお馴染みの「K」マーク。
全編が一分の隙もないヤクザだけを描く暗黒社会。
ここまで張り詰めたテンションのバイオレンス映画は他に知らない。
すごかった。本当にすごかった。
えげつないシーンの引き出しの多様さに舌を巻いた。ある男の“針が振り切る”という状態とは、どういう結果を招いてゆくのか。監督の本気が恐ろしい程に胸を貫いた。
人生で最も痛く、人生で最も編集の機微を見せつけられた唯一無二の映画作品の証人となった。
お笑いと即死が表裏一体。もう、すごいすごい。それしか言葉が出てこない。
キャストの方々はご自身のキャリアの中で、最も優れた針の振り切った作品に参加出来たことを、生涯の誇りとされることだろう。
あらゆる意味を持って、北野監督の最高傑作を見届けた瞬間だった。
『OUTRAGE』の興奮を(ネタばれしないように!)第三者に語りたくて語りたくて仕方のない身体になってしまった。
■アウトレイジ(ワーナー・オフィス北野 共同配給)
6月12日より、丸の内ルーブルほか 全国ロードショー
監督:北野 武
主演:ビートたけし、三浦友和、椎名桔平、加瀬亮、北村総一郎、小日向文世、石橋蓮司他
投稿者 yonezawa : 00:07 | トラックバック(0)
2010年 01月 31日
The Dark Knight
日がな一日、ソファでオチまくった。
その場所を家族で代わる代わる占拠しあうのだが、夕飯の出てくるほんの数分前にRちゃんがコテっとうつぶせになってしまい、寝息が聞こえだした。
そこから1時間爆睡。
ちゃんとした布団に移動させようと持ち上げたら目を覚ました。
彼女の起きがけと言えば定番は必ず野菜ジュースなので、ご要望通りお持ちし献上。
夕飯は鶏のつみれと豚肉中心の鍋。
炊きたてホクホクのご飯と併せれば、いくらでもお腹に入っていきそう。食後も眠気は収まらない。
深夜になり、今頃になってクリストファー・ノーランの『ダークナイト』をやっとこさ鑑賞。
ジョーカーを演じたヒース・レジャーの生々しい呼吸、演技の間に見入る。
本作の完成を待たずに急逝した彼には『ブラザーズ・グリム』でのジャンケットが行われたロサンジェルスで一度取材したことがあった。
共演のマット・デイモン と仲良さそうに笑顔で会見に参加していた彼の姿からは想像のつかないような怪演ぶりが、物語の発散する毒気を印象づけた。
関連サイトによれば、本作は総興行収入は5億3300万ドルを記録し、タイタニックに次ぐ、全米映画史上2位を記録とのこと。
投稿者 yonezawa : 17:12 | トラックバック(0)
2010年 01月 29日
まこちゃん
映画『菊次郎の夏』撮影時、オールスタッフ・ミーティングから編集終わり〜完成まで延々と数ヶ月を共に過ごした、映画監督:篠崎誠と久々の再会。
立教大学で映像身体学科の教授も勤めるホンモノのインテリだが、おいらと会う日は延々とくだらない話だけに付き合ってくださるところが嬉しい。
感覚的に修学旅行なノリで、映画のロケ地を移動した98年のあの夏は、もう2度と得られようのない思い出で満たされる。
篠崎は96年公開の『おかえり』で商業映画監督デビュー。北野武の映画にメイキング班として密着し、ドキュメンタリー「ジャムセッション『菊次郎の夏』公式海賊版」を撮りあげた。
話は尽きない。全然時間足りない。
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/gendaishinri/prof/prof_shinozaki.html
投稿者 yonezawa : 16:34 | トラックバック(0)
2010年 01月 24日
Frozen River
休日の、昼食の焼きそば頻度が多い気がする。
明け方までかけて映画『フローズン・リバー』鑑賞。
鑑賞後、早くも「本年間ナンバーワン」のフレーズが駆けめぐる。本作は、昨年の試写会の日、何のきなしに試写室に飛び込んだら異例の満席で入れず状態。「事前に電話をくださったら、席をお取りしますので…」とご担当者に気遣われたが、この日はやむなく試写室と編集部を往復するだけに終わった。
なぜ、こんなに混んでいるのか? 関連資料に目を通したら、昨年のサンダンス映画祭で審査委員長のタランティーノが大絶賛した作品と言うことが端を発していたものだと知った。
勿論、目ざとい映画人は本作のクオリティを睨んでの来場だったのかもしれないが、おいらは何の予備知識もなくやってきた。
結局試写会に赴く時間を得られなかったこともあり、しばらくしてDVDを拝受。ようやくヘッドフォンで集中して鑑賞する機会を得た。
監督は映画自体を初めて撮った無名の女性なのだと言う。
まるでドキュメント映画を見ているような錯覚を覚える。俳優のリアルな演技にぐいぐい引き込まれ、「この間(ま)、この雰囲気を日本人俳優のどの役者が演じられるのだろう」と自問自答しながら、ハラハラする物語の行く末を追いかけた。
まだ『アバター』は未見ながら、“”年間ナンバーワン”のフレーズ、8割方正解の予感だ。
※関連サイトより…
■ストーリー
ニューヨーク州の最北部で、夫と息子2人とトレーラーハウスで暮らすレイ(メリッサ・レオ)は、もっと広い家を購入するための貯金を夫に持ち逃げされ、パニックに陥る。支払期日のクリスマスまでにお金を稼ぐべく、レイはモホーク族インディアンの女、ライラ(ミスティ・アップハム)と手を結ぶ。2人が始めたビジネスとは、中国やパキスタンからの移民をカナダ側で車のトランクに乗せ、冬の寒さで凍りついたセント・ローレンス川を駆け抜け、アメリカへ不法入国させるというもの。ビジネスは順調にすすみ、レイが新居を買うために必要なお金はすぐに溜まりそうな勢いだった。だが、最後と誓った国境越えの仕事で、事態は最悪な方向に転ぶ…。2008年サンダンス映画祭ドラマ部門グランプリ作品。アメリカへの不法入国を企む2人のシングルマザーの姿を描く。
投稿者 yonezawa : 11:03 | トラックバック(0)
2009年 12月 2日
各国の首脳
午前中の原稿を受け取り、画集『S』の入稿状況を確認。
空いた時間を使ってバルト9へ突進。
観る映画は何でもよかったのだが、タイミングよく始まりそうな『2012』の劇場に飛び込んだ。
週プレで、クエンティン・タランティーノへのインタビューを行った際、次の掲載ページがローランド・エメリッヒ監督のインタビューだったので、とりあえず観ておかねばと言う気持ちもあった。
地球が崩壊し、各国の首脳が集い、今後人類がどう生存すべきかと議論し試行錯誤する。が、もう時間がない。
やむなく選ばれし者だけを“ノアの箱船”的避難のための乗り物に乗せることになり…みたいな話なのだが、正直、カタルシスの感じられない、おいらにしては戸惑わされる作品だった。
残念ながら脚本自体にも、映画に最も大事な核を感じられなかった。上手い具合に危機を回避してゆく主人公(語り部)の境遇にも、“お約束”だと言う緩い視点を考慮したとしても、納得し辛い演出だったことは否めない。
しかし無茶な特撮映像はここまで来たのか! と言う圧巻さで、まさにジェットコースターに乗ってGを感じるような感覚を平面2Dのスクリーンに感じていた。
3Dで見せられたら、その部分に関してはさぞハラハラさせられることだろう。
ほんの2、3ヶ月、映画鑑賞をサボると、とても手に負えない本数の未見の作品がお蔵入りとなってしまう。ポン・ジュノ最新作でさえもまだ未見だ。
投稿者 yonezawa : 17:45 | トラックバック(0)
2009年 11月 23日
Michael Jackson THIS IS IT
周りの仲間、諸先輩方に揃って「よねちゃんは絶対に観た方がいいよ。」「観た? まだなら観た方がいいぞ。」「米澤くんは私より見る目がきびしいと思いますが、女性ギタリスト、オリアンティ・パナガリス(あとで調べた)、すごくよかったです。」等の有り難きメッセージを戴いた。
まぁここのところ劇場へ行くタイミングを逸する日々にあったが、本日ようやく鑑賞する機会を得た。
Rちゃんが上映時間の2時間近くもつのか懸念されたが、結果、基本的に周りの迷惑になるようなこともなく3回(軽く劇場外に出る)の息抜き程度で無事鑑賞出来た。
勿体ない。
まったくもって勿体ない。
これほどの恐ろしい才能が逝ってしまったことが、世界中の多くの人々の気持ち同様に口惜しくてならない。
本番のテンションより7〜8割のウォーミングアップした程度の力なのかもしれないが、1シーンも見逃したくないような興味深き映像ばかりが矢継ぎ早に映し出された。
Nさんの事前メールで知った女性ギタリスト:オリアンティ・パナガリスが、なるほど、かなりカッコいい。
彼女のことはまったく知らなかったが、一発で虜にさせるビジュアルと技量。素晴らしかった。紛れもない世界一の演奏とパフォーマンス。
マイケルは勿論偉大だが、あのツアーに招かれた連中の顔ぶれも映画の醍醐味と言えた。
マイケル・ジャクソンだと、まずはジャクソン5時代の楽曲が好きだ。
これからもあのグループの曲はカヴァーでやりたいぐらい。
popスター以降のソロのマイケルには、一般の人よりも少しだけ多くの興味を抱くぐらいの認識でいたように思うが、亡くなってしまうとその存在が自分の中でもいかに大きかったのかを知った。
USA for AFRICA We Are The Worldのレコーディング時、演奏する参加ミュージシャンもすごかったし、クインシーの担った部分に、日本人は初めて音楽プロデュースという意味を見出したのではなかろうか。
また、これほど世界中にダンスをするプロフェッショナルな人間が溢れ返っているにも関わらず、最もマイケル・ジャクソンのパフォーマンスが最も見たいという欲望を抱かせることからも、彼のスキルはやっぱり頂点だと感じてしまうのだった。
凄い人間だった。それしか言葉が出てこない。
投稿者 yonezawa : 11:50 | トラックバック(0)
2009年 11月 6日
Quentin Tarantino
都内某所へ、いつになく大いなる時間のゆとりを持って入室。
本日、来日中の映画人:クエンティン・タランティーノ監督取材日。
タランティーノへの取材は今日で3回目。
15分ほど押しのタイムテーブルでまずは単独インタビュー開始。
相変わらず大柄なタランティーノに「you met befor」と伝えたところ、リップサービスなのか「勿論覚えているよ! Young Jumpの君は若い頃の深作欣二監督に似てるんだよ!」と言われた。
ホントなのか? 若い頃の深作欣二監督の写真が見てみたいものだ。
本作『イングロリアス・バスターズ』のプロモーションで来日を果たした彼だが、本作はタランティーノ作品史上最も世界的にヒットした映画となった。
おいらの伺いたかった質疑の解答としては、想像した以上の内訳を聞かされることになり大満足。
インタビューは毎度の通り貴重で素晴らしい時間となった。
続けて漫画家:猿渡哲也氏との特別対談開始。Wヘッダー。
通常、格闘家との対談が多い猿渡さんとは現地で久々の再会となった。
氏は、ある意味ご自身が描かれる作品とのギャップがある感じで、とてもチャーミングな方だ。
こうした対談は、(大概、初対面であることが多い故)お互いのノリがかみ合わなければ、記事としても成立しにくい場合がある。そんな局面では対談のホスト側の技量が試されることとなる。
つまり今日の場合、おいらが会話をスムーズな方向へと導かねばならなかった。時間も少なく限られているので、数分間の勝負が記事のクオリティを左右しかねないという状態だ。
ところが今回は、猿渡さんのフリにも解答にも絶妙なモノがあり、終始爆笑の時間が過ぎてゆくことに。
タランティーノもいつものままサービス精神旺盛で、猿渡さんにしても「受けに引きに」素晴らしい。
作品を極めた方は、みな優しく穏やか。
これ以上ない最高の取材空間に立ち会う機会を得て、今日も幸運だった。
JRと地下鉄で即帰社し、そこから速攻で原稿の構築へ邁進。
ライター:Mの活躍ナシではここまで早く着手出来なかったろう。
テキスト構築の作業を行ううちに白々しく夜が明けた。
投稿者 yonezawa : 03:00 | トラックバック(0)
2009年 10月 7日
ピート・ドクター監督
都内某所、映画『カールじいさんの空飛ぶ家』ピート・ドクター監督取材へ。
今回も、現場立ち会い希望の若き編集者2名帯同。
3等親の可愛らしいキャラを創造した監督ご本人はものすごく長身の大男だった。
度重なる訪問者(インタビュアー)の数に少し疲弊気味だと語った監督だったが、一旦取材が始まるとほどよい温度を帯びた時間が流れた。物腰はとても優しい。
まさに時間めーいっぱい使っての質疑応答の応酬を終え、最後の決めカット撮影の後に、おいらがお土産として用意した最重要画集を贈呈しながらの記念撮影。
本編には大いなる感動と揺らぎを与えてもらった。
本国では大変なヒットを記録した『カールじいさんの空飛ぶ家』、日本での興行の行く末はいかに。
投稿者 yonezawa : 21:18 | トラックバック(0)
2009年 10月 6日
公式会見
電車に飛び乗ったとたん、起きがけに食べたカレーが腹の中でグルグル暴れ始め、途中どうにもならず下車。駅構内のトイレに駆け込む。
起きがけ早々に思い切りかっ喰らうと胃腸の調子が悪くなりがちなのは昔から変わらない。もう大変。
昼、六本木リッツ・カールトン・ホテルにて行われた、映画『カールじいさんの空飛ぶ家』公式会見へ。もう一度くらいもよおするかと危惧したが取り越し苦労。会見場で安堵の息を漏らし着席。
明日、インタビュー取材を控えるピート・ドクター監督を始め、彼を含む合計4名の関係者が壇上に上がり質疑応答。
映画の宣伝マンとしてタレントを起用し、映画のプロモーションに一役買わせるアイディアはここ数年間定着しており、おいらも何度か「今回の映画、誰か適した方は思いつきませんか?」と相談されたことがあった。
本作の宣伝マンは、これまでも数組の方々がメディアを賑わせていたが、今日の会見にはプロレスラーのアニマル浜口夫妻が登場。
例によって「わっはっはっは」というパフォーマンスに「気合いだ気合いだ気合いだ。おいおいおいおい」の号令連発は予測されたものだったが、本作を観た感想を求められたアニマル浜口さんが語り出した一つのエピソードが印象に残った。
夫婦愛を描く本作をして、彼は若かりし現役時代、後に妻となる彼女との恋愛話を披露してくれた。
1972年、プロレス修行のため何年間かをアメリカで過ごした当時のアニマル選手。
(当時の国際線飛行場であった)羽田空港へ見送りに来た未来の妻は、(プロレス関係者がいたからか?)柱の影に隠れたまま送り出したそうだ。
渡米してすぐに、その彼女から、カレー粉、インスタント・ラーメン他、それに手紙が届いた。その小包は2日置きに送られてきたそうだ。
後にその彼女とハワイで再会するまでを、立て板に水の如く語り明かしたアニマル浜口。心が温かくなった。
ピート監督は「彼に私のスピーチ原稿を書いてほしいです!」と語った。
彼の半生を映画にすることがひとつの大作になるのでは…っと一人で想像していた。
投稿者 yonezawa : 15:44 | トラックバック(0)
2009年 09月 29日
Disney’s
午前中、六本木「TOHOシネマ」着。
今だ完成には至っていないロバート・ゼメキス監督最新作『Disney’sクリスマス・キャロル』フッテージ試写会へ。
世界最先端の映像技法"パフォーマンス・キャプチャー"を駆使した驚きの映像世界を断片的に確認。上映時間は正味30分程度。
近場の中華屋でチャーハンを喰いながら、明日のゼメキス監督単独インタビューの打ち合わせ。
続いて同じくディズニー作品『カールおじいさんの空飛ぶ家』試写会へ。
こちらも来週のいずれかに監督インタビューを検討中。
2009,アメリカ,ディズニー
© WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.
投稿者 yonezawa : 12:34 | トラックバック(0)
2009年 09月 14日
すべては夜から生まれる
アナログの原画を高解像度でCD−Rに取り込み作業。デスク上の雑務が後を絶たず。
夜、自由人でフリーライターの仕事仲間:Oといつ以来かの会食へ。
待ち合わせた地下鉄出口の番号をメールで書き間違えるおいら。
先日、自ら幹事でありながら、入稿でたどり着けなかった飯屋を訪問。
Oに依頼する一連のリライト原稿の納品のスピード、クオリティには信頼があり、先だって部内の上司に依頼された個人的原稿起こしの作業もそつなく敏速に対応してくれた。
労いの意味も含む、語らいの機会を得た。
映画談義も恒例の話題のひとつなのだが、おいらのノーチェックだったO推薦の映画『すべては夜から生まれる』DVDをご本人よりレンタル。
HD内の見たい未見の映像も多数ありながら、また1本見なければならないタイトルとの遭遇。
同作品で主演をつとめる、北野武監督作『Dolls』にも出演した西島秀俊は気になる俳優の一人。
投稿者 yonezawa : 16:31 | トラックバック(0)
2009年 09月 4日
ネット蟹/Inglorious Bastards
ネットで買ったボイル済みの冷凍訳あり蟹到着。
(約束の)1kgの重量を量りで計ると1kg超えで0K。以前、現地で推薦された店へ赴き、購入後、田舎にも送った蟹が購入した品よりも(おいらの推定)600g以上も満たないケースがあった。そんな業者には心底腹が立つ。住所も店名も場所も知っている。今回は納得。
贈り物の場合、送る側も受け取る側も確認のしようがないので、ネット注文はとにかく慎重さが必要。喰うのは来週か。Rちゃんは喰えるのか。
夕方、映画『Inglorious Bastards』完成披露試写へ。
監督・脚本はクエンティン・タランティーノ。
女性にはあまりお薦めしにくいグロいシーンもふんだんに出てくる作品なのだが、シーンシーンに爆笑させられた。
結果、勢いとしては“クエンティンの最高傑作”と称してもよいほどの緊張感を感じさせた傑作だった。
きっと公開が始まれば、ブラピよりも52歳の無名ドイツ人俳優:クリストフ・ワルツの評価が際だってくると想像している。
もちろん主演として登場するブラピも最高だったが、完全に彼(ワルツ)の作品として構築されている印象だ。これまで世界的にはほぼ無名の役者。ワルツ演じるランダ大佐は「冷酷かつ語学に堪能」という設定がとにかく絶妙。
さすが、クエンティン。
結果、今年のカンヌ映画祭で見事、男優賞に輝いた遅咲きスターの誕生だ。
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2009年 08月 6日
断髪
午前中、洗面所で髪の伸びたRちゃんの断髪。と言っても前髪だけほんの1cm程度をカット。
「まっすぐしてて」と言っても勿論じっとしてくれるはずもなく、振り返って鏡を見たり、棚の扉を開けて中に入ろうとしたり、まぁ落ち着きがなく動きっぱなし。
そうしたものすごく切りにくい状態ながらも何とか均一に切り分けた。
ちゃんと段も入れ、なかなか綺麗に揃った。「理髪のセンスが自分にあるのでは?」と浅はかな自覚をしかけた。
足下に散らばった短い髪を不思議な表情で見つめながら、足裏に付着した髪を「とってとって」とRちゃん。最近、会話は7割成立するようになった。
昨日の夜、スーパーで買った重いスイカがキャンキャンに冷えている様を確認し、食事後、Rちゃん用にも小さく切り分け、ちゃんと種も取ってお皿に盛ったところ彼女は食べず嫌い。残念。
夜、ロサンジェルス在住の映画ライター:小西未来くん
http://www.miraikonishi.com/
を囲む会食の席へ。
映画チーム:Mのセッティングにより5人のメンバーでカウンターを囲んだ。
小西くんは先頃、『ピクサー流マネジメント術 天才集団はいかにしてヒットを生み出してきたか (単行本)』の翻訳本を出版したばかり。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4270005106
彼はこの書籍を贈呈するために人数分用意してくれていた。
ところがおいらはこの本はすでに購入しており、「どうだ! 持ってるぜ」と彼に差し出し、驚いてもらった。そして他のみんな同様サインを戴いた。
小西くんとロサンジェルスで会ったのは、映画「ブラザーズ・グリム」が最後だったか。それ以前にも、映画「キル・ビル」取材でも一緒だったと思う。
あの日からは随分時間が経ってしまったが、その際、現地ではギター・センターに車で送って戴いたことを思い出した。ロスは車がなきゃどうにもならない街。その節はお世話になりました。
Mの促すまま、高級ワインがガンガン空けられる。
揃いも揃って呑んべぇ揃いの面子である故、結局1人1本以上の割り当てになったような計算。
アメリカに移り住み、自分の最も好きな映画の仕事で飯を喰っている小西未来。現地での彼の活躍はいつでも嬉しいニュースなのだ。
投稿者 yonezawa : 18:31 | トラックバック(0)
2009年 06月 24日
Jacqueline Bisset
地下鉄に降りる前、路上に立ち止まり携帯で深夜上映の映画日程を検索していたところ、同じく携帯を見つめながら歩いてきたMちゃん。
彼は、飯はまだ喰っておらず、帰途につく途中なのだと言う。
ここのところ互いの誘いも巧く間があわず、伸び伸びになっていた飯のタイミングをここで見っけた。
馴染みのバー「S」は出前もOKなので軽食を注文。パソコン、音楽を中心としながらも、無軌道に語り合うカルチャー全般。今宵も実に興味深い内容ばかり。
そこら辺の編集者よりも編集的スキルを有し、あらゆるカルチャーに対する造詣深さをかいま見せるデザイナーMちゃんは、ホントに何でも知っている。感心する。いつでも何でも教えてもらっているおいら。
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店内でかかっていたDVD映像をなんとなく眺めていた。
そこに映る主演女優の美しさに魅せられ、バーテンMちゃんに「これ何の映画だっけ?」と伺った。パッケージを見せてもらえば作品名は「アメリカの夜」。
ところが前回にもこの作品について問い、同じ質問をしたことを情けなくも思い出した。
巨匠フランソワ・トリュフォー監督の傑作。
造形的に響くジャクリーン・ビセットの容姿は現代でも圧巻だ。
投稿者 yonezawa : 21:27 | トラックバック(0)
2009年 06月 19日
MEDICOM TOY EXHIBITION '09
渋谷パルコ6F「ファクトリー」にて「MEDICOM TOY EXHIBITION '09」が開催。
それに先立ち、(毎年恒例だと言う)レセプションパーティが本日行われた。
そもそも畑違いのおいらはそんな情報など知る術もないはずなのだったが、トイズ・マッコイ代表で偉人:岡本博兄直々にプレミアム招待状をお贈り戴いた(大感謝!)経緯があり、勿体ないので編集部アートディレクター:モトちゃんを連れ立ち参加。
会場ではビリケン商会代表:三原さんにも遭遇。
なんだか事情もわからないまま、ともあれ場内に陳列された驚きのトイを観賞させていただいたが、やたらと人が多く大変な状態。
ディスプレイされたウルトラマン・シリーズやら仮面ライダー・シリーズのフィギュアに関しても、量産の市販品もついにここまでの完成度を誇るものなのかと舌を巻いた。
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個人的にはメインの品ではないのかもしれないが、やはりKISSなり、人物のフィギュアが目を惹く。
知るものにとっては岡本兄、横山宏さんらで作成された「12インチマシーネン」はかなりのトピックらしい。圧巻のフィギュアは迫力満点だ。
時間をずらして集った夕飯は、久々の映画関係者の面々で佐賀料理を戴くことに。
知らなきゃ絶対に入らない店のひとつ。K社の美女:Oちゃんの貴重な情報で初めてこの名店『佐賀 雑穀』を知ることになった。
本格的に辛いゆずこしょうが、まず店の優秀さを物語り、魚ロッケ(ぎょろっけ)等面白いメニューも珍しかったが、玄界灘で獲れた白身魚の諸々に感激。煮ても焼いてもベストの一品に遭遇。全員大満足。
人格者と語り会う時間が貴重で有り難くてたまらない。人は真摯であることが人生最重要事項。そう考えて生きねばと、参加者中のOちゃん一人だけが思わせてくれる空間だった(笑)。
事の発端となった、ロサンジェルスでわき起こったMちゃんに纏わるおいらのホラ話から始まった“Mちゃんゲイ疑惑”の話題に、彼自身が自虐的にフェイク告白する一幕。
何度聞いても可笑しいスベらない話の1つ。何が本当で何が嘘なのか関係者すら判らない。
彼らとの次回の仕事がとても楽しみ。
何年も付き合いのあるD社:Kが、今日初めてまともな店を教えてくれた。粋なロック・バーは意外な場所に位置し、この店は、この時間、この空間にとてもよくマッチしてくれた。
昨日届けられた7月発売のスティーヴィー・サラス・カラーコードの新作『SET IT ON BLAST!』から1曲、爆音で拝聴。
またしても、世界一のロック・アルバムとの遭遇を果たす。本気で呻った。流石、あっぱれのサラス。
Fuckin' so very very cool guitar sounds.
A world's best rock album was completed again.
昨日、早速感想のメールをスティーヴィーに送ったところ、速攻で返信到着。
Hey kaz!! Thanks. Please tell everyone to get the new cd ok and see you soon in japan I hope
Stevie
来年、盤石の面子で来日の噂だ。
投稿者 yonezawa : 20:30 | トラックバック(0)
2009年 06月 3日
余命1ヶ月の花嫁
今朝5時までの入稿を終え、今日の夜は映画なら何でもよいから見たかった。そんな気分。
タイミングの良い時間に内覧試写もなかったので、劇場の上映作品を検索すれば、ちょっと興味があって、丁度良いタイミングの上映作品は1本だけ。
水曜日のレディース・デイ(女性は割引)の日に1800円の大枚を悲しくはたき、映画『余命1ヶ月の花嫁』鑑賞。
本作はやたら当たっていると言うし、事前にTBSで大々的に放映されたドキュメンタリーを見てたので、出来が気になっていた作品の1本だった。
劇場内ではすすり泣きの声が聞こえてくる。
榮倉奈々はとても自然でな出で立ち。きっと彼女の代表作にも数えられる作品になるのではなかろうか。
なんだか英太と言う役者には、いずれどこかの取材で会うような予感があって、無理のない彼の存在も少し気にはなっていた。
エンドロールに、飲み仲間でパブリシスト:WHちゃんの名を発見。
終電間際にSTとタイミングよく合流でき、軽く赤ワインで乾杯。
投稿者 yonezawa : 23:27 | トラックバック(0)
2009年 05月 28日
3-D
「音楽は、ビニール盤のレコードがカセットになり、CDになり、そして今やデジタル化されています。映画で言えば、今日の平面的なスクリーンは音楽でいうビニール・レコードと同じです」と、3-Dの未来的映像世界を睨んだ誰か(関係者)の弁が印象に残った。
3-D作品、映画『BOLT』鑑賞。
情報によれば…「ドリームワークス・アニメーションはUltimate 3-Dと呼ばれる独自の3-Dアニメーション製作技術を開発し、今年3月に米公開となった“Monsters vs.Aliens”以降、すべての作品を3-Dアニメで製作すると発表した模様。
劇場が追いついていない現状ではあるが。
その他のアニメーション・スタジオは2-DのCGアニメーションを製作後、3-Dバージョンに変換する手法をとり、08年にはすでにディズニーの“Bolt”(8月公開)や、ベルギー製アニメの“Fly Me to the Moon”(今年公開予定)などのアニメが3-Dで観賞可能。
今年公開が予定されている3-D作品は全部で10本。そのほとんどがアニメとなる」そうだ。
3-Dのシステムではなかったが、いちいち物事を考えさせる前にストーリーが展開する『BOLT』はやっぱり秀作。
基本的にアニメには疎いおいらだが、これら先端の技術革新は無視できない。その技術は恐るべきものだ。製作総指揮:ジョン・ラセターの手腕は大いに興味のあるところ。
今年12月に公開全米予定のジェームズ・キャメロン監督の手がける、米20世紀フォックス作品“Avatar”の出来が、関係者同様気がかり。果たしてどんな作品になるのだろうか?
編集:Fと遅い夕飯がてらの新宿格安酒試飲巡り。外は延々雨。
投稿者 yonezawa : 19:58 | トラックバック(0)
2009年 05月 27日
Black Snake Moan
漫画家Y氏に勧められた映画『ブラック・スネーク・モーン』鑑賞。
関連サイトによる内容は…「堕落した若い女性を更正させようと、初老の元ミュージシャンはなんと彼女を鎖につないで自宅に監禁してしまう……。スキャンダラスながら現代人の絆を見つめ直した感動編!」
何年前だったか、取材で訪れたロサンジェルスの高級日本食レストランで偶然遭遇したクリスティーナ・リッチ。
黒髪のイメージだった彼女は茶色がかったブロンド(地毛?)で、その容姿はオーラを放つほどキュートに映った。男の子2人と、3人での食事中だった彼女。
それまでまったく気にしていなかったクリスティーナ・リッチは、その日から急に気になる女優のひとりとなった。
飲みの席で信頼ある輩と真剣に映画やら音楽の話を交わすと、ふいに大きな知識(体感)の穴が空いている場合が普通にあり、本作もその中の1本と言えた。
『ブラック・スネーク・モーン』ではどえらいキャラクターを演じている彼女。物語を追いかけていけば、何故そうした境遇に至ったのかが痛く理解されてゆくのだが、一見、品格という言葉からは縁遠い女性像を演じているはずなのに、彼女自身から発散されるのは品格という空気だ。
サミュエル・L・ジャクソン演じるラザラスがブルースを奏でるシーンがある。
映画『クロスロード』のウィリー・ブラウン(ジョン・セネカ)が、ブルース・コードの上に詞(言葉)を語るだけで、そのメッセージは格別のブルースとして昇華した。
ラザラスがブルースを奏でるシーンにしろ、同じ意味合いの匂いを感じさせた。
この作品タイトルを聞けば、おいらはBeck, Bogert & Appiceの『Black Cat Moan』を思い出し、97年に発足した広末涼子ちゃんのファンクラブ会報CD『RHフレンドル』用に書いたオリジナル曲『Black Dog Moan』を回想するのだった。
投稿者 yonezawa : 16:46 | トラックバック(0)
2009年 05月 18日
Cadillac Records
アメリカ公開された昨年末、「エタ・ジェイムスをビヨンセが演じている」という情報を知ってから、一早く観たかった。
期待を寄せる作品の1本、映画『キャデラック・レコーズ』試写へ。
内容は、チェス・レコーズと所属アーティストの隆盛を描く物語。
1950年代から1960年代のシカゴを舞台に、人種問題と、ブルースと、ロックンロールを盛り込んだ本作は、アメリカ屈指の伝説的ミュージシャンの波乱に満ちた人生を追うストーリーともなっている。
しかしなんてクールなタイトルなんだ『キャデラック・レコーズ』。
チェス・レコーズのオーナー:レナード・チェスは、初めてヒットを出したミュージシャンには、キャデラックを買い与えていたそうだ。
農作業中のマディ・ウォーターズの登場に胸が高鳴り、チャック・ベリー、エタ・ジェイムスetc...と、睡魔に襲われることもなく鑑賞。
1897年のB.B.King&Friends スーパースター・ライヴで聴いたエタジェームスとDr.ジョンの『I'Drather Go Blind』がこだまする。(この映像、画質の汚いDVD以外にまともなソフトが出てくれないものか)
あの時代にタイムトラベルし、情感たっぷりに“レコーディング”していたビヨンセの株は上がるばかり。
遅い夕飯は音楽P:Tと。
投稿者 yonezawa : 18:46 | トラックバック(0)
2009年 05月 12日
Miracle at St. Anna
映画『セントアンナの奇跡』鑑賞。
★関連サイトより──現代のニューヨークで、謎の射殺事件が勃発。郵便局で働く定年間近の真面目な男がある日、カウンターに現れた男性客の頭にいきなり銃弾を打ち込んだ。彼の名はヘクター。犯行に使われた銃は、古いドイツ製のルガーだった。さらに彼の部屋からは、行方不明になっていた歴史的に重要なイタリアの彫像も発見される。二人の間にいったい何があったのか? その謎を解く鍵は、1944年のトスカーナにあった――。第二次大戦中のイタリアで、ひとりの少年を助けた4人の黒人兵たちの運命を描いた、真実のドラマ。『インサイド・マン』のスパイク・リーがメガホンを取った。
スパイク・リー、来日してくれないかな? だったら是非インタビューしてみたいものだ。
戦争の怖さのみに焦点を当てると言うより、戦争によっておかしくなった人間の残虐さを、えらくたあいもなくリアルに描いているシーンが特に脳裏に残った。
人は簡単に殺せてしまうのだ、という怖さが最もきつい怖さになって胸にはね返る。
確かスパイク・リー監督は、過去まだ一度も来日を果たしていなかったのではないか。
終電近くまで入稿準備と雑務に没頭。深夜の1時間、奇遇にも、ここ何年も疎遠だったYとわずか1時間ながら再会を果たせた。
スカラベT推薦の塩ラーメンを夜食に戴き、タクシーで杉並区を経由。そして編集部帰還。
入稿を終えた頃、時計の針は午前5時を回った。
投稿者 yonezawa : 12:48 | トラックバック(0)
2009年 04月 22日
闇太郎
笑福亭鶴瓶主演、映画『ディア・ドクター』は期待も大きかった分、個人的にはアベレージに達せず残念。
しかし、井川遥はどんどん優れた女優に進化を遂げゆく。瑛太の演技は真摯。
終電帰宅後、E兄と『闇太郎』の暖簾をくぐり、明け方の『花月』で余計な一杯。ラヂヲ先生ごめんなさい。
投稿者 yonezawa : 16:14 | トラックバック(0)
2009年 04月 21日
The Wrestler
デスクにはりついたまま、インタビュー原稿に没頭するうち、時計は午前4時を回った。
諸事情あって急遽作成に至った映画『レスラー』記事。
先頃、アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いたショーン・ペンが、受賞時、壇上から語ったあの言葉を頭で復唱する。
「ミッキー・ローク、見事に復活したな。あんたこそ俺のブラザーだ!」
劇中のレスラーとこれまでのロークと、皮肉なほどにシンクロした映画『レスラー』は、人生の折り返し地点を通過する、すべての男どもに薦めたいアナクロニズムな佳作。
投稿者 yonezawa : 02:59 | トラックバック(0)
2009年 04月 19日
masters of HINKAKU
風呂に入る直前、風呂場にてRちゃんの前髪を少し切った。
ほんの数秒も完全に止まってくれないので、かなりのカット技量を要する行為。
なんとか巧く切り分けたが…。
映画『チェンジリング』は随分遅ればせながらの頃鑑賞。
先に書いた『グラン・トリノ』のクリント・イーストウッドが、本作の監督・製作・音楽を担う。
1928年のロサンゼルスを舞台に、誘拐された息子の生還を祈る母親(アンジェリーナ・ジョリー)の闘いを描くクリント・イーストウッド監督によるサスペンスドラマ。
ストーリーの概要を薄々知っていようとも、丁度良い負荷で作品のテンションを最後まで維持させる、つまり映画としての力量を有する作品だった。
昼下がり、テレビ朝日系「これが世界の現実だ! アフリカ最貧国・ベナン救済計画〜ビートたけしのお願い〜」鑑賞。
ビートたけしと言う男は、なんたるテンションでなりゆきのまま“粋”を実戦しているのか。
賛同する所ジョージしかり、現地:ベナン共和国に主催者:ゾマホンと乗り込んだ田中義剛にしろ、ビートたけしの粋に引きよせられ、全員これ以上ないナチュラルな意識で、肩肘を張らず取り組んでいる。
ゾマホンは奇跡を呼び寄せた。
自身を例に取れば、ビートたけしの“偶然乗りかかった気持ち”に賛同すると言う意志のみで、かつてまともな寄付経験のなかった一民間人にも「振込することがむしろ嬉しい」という意識を芽生えさせた。
「品格の達人」=「masters of HINKAKU」と言う言葉が閃き、おいらが10年前に考え、書籍タイトルとなった基のフレーズ「北野武の達人」=「masters of TAKESHI」を思い出す。
テレ朝は先進国の代表として、ある意味それなりの時間を追い続けていくべき企画だろう。
ところで同じくビートたけし、所ジョージ編集のゲリラ雑誌「ファーモーソ」の件。
神保町を初めとする都内の書店では軒並み売り切れ。4月前半発売と聞いていたので成り行きで購入とタカをくくっていたところ、とんでもなかった。
およそ13店舗歩き、問い合わせたが、すべてが売り切れ。
やむなく版元に通販で申し込み、ようやく入手した次第。どこも発売日でソールドアウトだったそうだ。
彼らが雑誌の中で先頭を切り、ここまでパンクで崇高な無茶を構築されては、いかなる出版社でも太刀打ち出来ない無力さに突き落とされそう。同時に拍手喝采。
“あまりにくだらない!”と言う究極の誉め言葉でもって嫉妬する気持ちだ。
例えばリハーサイド・マンションにも、ニュースでのリバーサイド・ダイエットにも笑うしかなかった、人として。
投稿者 yonezawa : 01:09 | トラックバック(0)
2009年 04月 16日
GRAN TORINO
ようやく試写会に辿り着いた。
映画『グラン・トリノ』
http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/試写会には最終日だからこそなのか長蛇の列。ピーター・バラカンさんの姿も。
「公開までラストシーンを口外してはならない」と言う約束で試写開始。
この作品で俳優業を引退するというクリント・イーストウッドのいぶし銀の演技…と言うか、等身大の年代の老人を何の無理もせずに演じてるように写る。
シーンシーンのリズムはとても見やすく、時折クスっとさせる日常会話がほのかな心地よさを継続させてくれる。英語が堪能ならより面白かろう。
事件が起こり出すシーン辺りの展開から、異様な緊張感につつまれながら映画は終わりを迎える。
周りでは、啜り声が聞こえたり、涙をぬぐうマスコミ諸氏の姿も。
遅めの夕飯は四谷集合の親睦会の予定だったが、諸事情あって渋谷へ変更となった。
指定のフレンチの場所にはS社:Sの姿が。
ほどなくして、今後おいらを含む紙媒体の担当者だと言うIさんが合流され、紹介いただく。
宴は美味しいワインのチョイスもあってか、充実の数時間。案の定、時間の経過はあっという間。SもIさんも、フレンドリーで正直で魅力的。
偶然なだのが、S社のスタッフでこれまでに苦手な人と出会ったことはない。
さらに遅れて編集者:H到着。
Sを見送り、近場のバーでもう1杯。親睦会という意味では相当成果のあった夜更けであったろう。
〆のラーメンはHが携帯ナビで探り当てた豚骨。2人ですする。
相変わらず深夜営業のラーメン屋は豚骨多し。
投稿者 yonezawa : 14:01 | トラックバック(0)
2009年 04月 13日
Vicky Cristina Barcelona
映画『それでも恋するバルセロナ』にはスカーレット・ヨハンソンがメインどころで出演していたので、今日の空き時間を狙い試写へ。
ある意味、ホイチョイプロ作成の映画タイトルのようなノリにありながら、監督はひたすらマイペースなまま、好きな傾向の作品を羨ましいほどのペースで撮り続けるウディ・アレン。
これほどマイペースな映画製作ぶりに関しては、あの北野武監督も理想だと語っていた。
© 2008 Gravier Productions, Inc. and MediaProduccion, S.L.
☆関連サイトによる内容は…「真面目で立派な男性と婚約中のヴィッキーと、自由奔放で情熱的な恋を常に探しているクリスティーナと、正反対な二人は親友同士。そんな二人は、バルセロナでひと夏を過ごすことに決める。そこで二人は、魅力的な画家、フアン・アントニオと出会う。フアンに惹かれたクリスティーナ。そして、ヴィッキーもまた彼に惹かれていく…。だが、そこに美しく激しいフアンの元妻、マリア・エレナが現れて――。ウディ・アレン監督がスカーレット・ヨハンソン、ペネロペ・クルスと2大女優を迎えて贈るロマンス・コメディ。第61回カンヌ国際映画祭特別招待作品、ゴールデン・グローブ賞主要4部門ノミネート。」
本編は中盤以降まで対照的な恋愛観を持つ2人の女性がメインに描かれる。
そこへ現れたマリア・エレナ扮するペネロペ・クルス。彼女が登場してから、この作品にスイッチが入ったように興味深い展開を見せる。
そもそもスカーレットありきで鑑賞したが、ペネロペのリアリティ溢れる演技に惹き込まれる。
「もしかしたら実生活でもあんなとんでもない女なんじゃないのか?」と錯覚させる程、敵にしたら、どえらい目に遭わされそうなスペイン女性をゴツンと演じていた。
ここしばらくノーマークだったペネロペの演技はある意味ピストルズのようだ。
物語に登場するどのキャラクターの心情に同感するわけでもないが、自分ではない様々な第三者の人々の本懐(非望? 素懐?)を俯瞰で見せられたような印象。
6月27日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。
投稿者 yonezawa : 18:59 | トラックバック(0)
2009年 04月 10日
The Spirit
最重要原稿を引き取った後、地下鉄を乗り継ぐ。
先日、開始時間に間に合わず、直前で試写を断念した話題の映画『グラン・トリノ』を観るべくワーナー・ブラザース試写室へ飛んだ。
試写室には40分前に到着。一番ノリだった。が何か様子が変。
受付で戴いたパンフレットを改めてよく見ると『グラン・トリノ』ではなく『ザ・スピリット』と書かれてあるではないか。
「はて?」と試写状を見てみれば『グラン・トリノ』は昨日の上映となっており、完全に1日勘違いしてしまっているおいら。
何をやってんだか…。全く『グラン・トリノ』には縁がない。
予定ではなかったが、せっかくやってきたのでこの作品も観ておくべと頭を切り換え、映画『シン・シティ』では誌面作りに関わったこともあるフランク・ミラーによる最新作を鑑賞。
サミュエル・L・ジャクソンは、もはやどんなキャラクターでも見事に演じ分けられる鉄板のような存在だ。
吉祥寺飲みチームにも評判のよいスカーレット・ヨハンソンも出演している。偶然知り得てラッキー。
脚本はメチャメチャな印象で、何を言いたいのかイマイチ解らない(笑)展開の作品と見て取れたが、フランク・ミラーが手がけるB級映画にこうして一流のキャストが集結する辺り、演者とスタッフとのフレンドシップを勝手に想像させた。
女ったらしで強いのか弱いのか解らない、主人公:ザ・スピリットの白いスニーカーの靴底が印象的。
http://wwws.warnerbros.co.jp/thespirit/
帰社後、コミックス原稿の入稿作業に埋没。
作業終わりで遅い夕飯をいただき、新宿からの終電に飛び乗れば怒濤の通勤ラッシュの様相と化す電車内。
「タクシー代を払ってでも電車を使うべきではなかった…」と後悔さえする混みよう。
前から後ろから左から右から押されまくり、おまけに厚手のコートを着ていたこともあり、額には徐々に汗が滲んでくる。
時間的に酒の入った乗客の独り言やら、慇懃無礼に大声で戯れ合う若者。最寄り駅まで予断を許さない状態の時間がもどかしい。
帰宅してYahoo!のニュースを見れば、我が国の首相:麻生太郎氏が「漢字の誤読もなく無難に会見をこなした」ことがニュースとなって報道されていた。
内閣府の長たる大臣、一国の総理大臣のことが、だ。
投稿者 yonezawa : 02:29 | トラックバック(0)
2009年 04月 9日
DEFICIT
昨日、映画『太陽のかけら』(原題:DEFICIT)鑑賞。
★関連サイトより──「ある夏の午後、メキシコの有力政治家の息子であるクリストバル(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、妹・エリサと共に彼らの別荘に互いの友人を招いてパーティーを開く――。俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが、母国メキシコのきらめく昼下がりのプールサイドを舞台にメガホンを取った、初監督作。幼なじみの使用人・アダンとクリストバル兄妹の間に起こる予期せぬ最悪の事件を通して、メキシコ社会の光と闇を浮き彫りにしていく。」
新宿『バルト9』での鑑賞であった。
おいらはタイトルもうろ覚えの状態で、しかも上映中の他作品にしても内容とタイトルがろくに一致しない程度の状態で、上映ギリギリに劇場へ飛び込んだ。
そんなこともあり、チケット購入の際、受付の女性に「この作品はガエル・ガルシア・ベルナル主演のものですよね?」と念のために窺った。
店員は単語の意味がまったくわからない様子で「? 何ですか?」と問うので「この作品の主演のことなんですが。タイトルと中身が一致してなく…」と窺っても判らない。
チケットを売りさばく彼女はこの作品の概要をまったく知らなかった。
隣の受付の女性が「そう」と彼女に耳打ちしてくれたことによって確認し入場したのだが、今後こうした局面があることも認識しておくことにしよう。
受付女子の知らなかった、このメキシコの俳優:ガエル・ガルシア・ベルナルがおいらはとても好きだ。
『モーターサイクル・ダイアリーズ』はテーマと世界観自体は好きだが、内容には納得できなかったけれど、ガエルの存在だけは心に残る作品として記憶した。
『アモーレス・ペロス』での暑苦しい世界観も見事だったし、『バベル』でのガエルには、実にリアリティを感じたもので、「決してこの男を信用してはイケナイ」という配置の役柄を完璧に演じきった。
昨年話題になった『ブラインドネス』のみ見るタイミングを試写でも公開でも逃し、不覚にもいまだに未見。
アコースティックで何か遊べないかと、TとKのアイディアも募り、目黒某所で軽い打ち合わせ。
久々に目黒:勝丸。残念ながら大きい感動には至らず。
投稿者 yonezawa : 20:10 | トラックバック(0)
2009年 03月 31日
MILK
映画『MILK』は、同作品でもオスカーを受賞した俳優ショーン・ペン主演、ガス・バン・サント監督最新作。
ショーン・ペンが、実にリアルにサンフランシスコ市政執行委員でゲイの権利活動家ハーベイ・ミルクを演じている。
関連サイトによれば…「同作は、1970年代のサンフランシスコのゲイ・コミュニティで「カストロ通りの市長」という肩書きで頭角を表し、77年に全米で初めて「ゲイだとカミングアウト」して選挙に立候補し、市政執行委員に選ばれた活動家ハーベイ・ミルク(ペン)の伝記映画で、保守派の同僚委員ダン・ホワイトとの確執を深め、就任1年も経たないミルクが78年11月27日、ホワイトによって射殺されるまでを描く。」
とある。
主演のショーンは勿論、出てくるモブの人物全員が、まるでドキュメント映像を見させられているような錯覚をおぼえるほど、リアリティの濃さがすごい。
ハーベイ・ミルクに対するホワイト演じる役者のテンションも見応えがあり、すべてが実在の人物であり、射殺したホワイト以下、登場人物のその後をテロップで指し示す演出が作品の感慨をより深まらせた。
本年度アカデミー賞主演男優賞を本作で受賞したショーンが、壇上で映画『レスラー』の主演を担い、同賞のノミネート対象にもなったミッキー・ロークを労ったコメントが、偉くクールで素晴らしかったことを、斜め45度からスクリーンを見つめながら考えていた。
前にも書いたか?
試写会場では補助席を出され、おいらは最前列の座席よりも2席分飛び出したような位置で画面の真横に座し、スクリーンを45度の角度から見つめる位置で観戦した。
●アカデミー主演男優賞受賞
●ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門)ノミネート
●英国アカデミー賞 主演男優賞ノミネート
投稿者 yonezawa : 11:46 | トラックバック(0)
2009年 03月 26日
The Wrestler
映画『レスラー』鑑賞。
http://www.wrestler.jp/
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/21805/
「関連サイトより作品概要…人気レスラーだったランディ(ミッキー・ローク)は、スーパーでアルバイトをしながら、かろうじてプロレスを続けていたが、ある日長年のステロイド使用が祟り、心臓発作を起こしてしまう。病院のベッドで目覚めたランディは、医者にリングに立つことを禁じられる。妻とは離婚し、一人娘のステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)とも疎遠で、ひとりになってしまったランディ。せめて娘との関係だけは修復しようとするが、冷たくあしらわれ、さらに好意をもっていた顔なじみのストリッパー・キャシディ(マリサ・トメイ)にも振られてしまう…。ミッキー・ローク扮する中年の悲哀漂うプロレスラーの人生の光と影を見事に描いた人間ドラマ。第65回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。
2009年6月上旬、シネマライズ、TOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開」
報道で知る限りのイメージにしか過ぎないが、実生活のミッキー・ローク、ロートル・レスラー:ランディの境遇が勝手にシンクロして取れ、まるでドキュメント映画を見せられているような感触を抱かせる作品だった。
しかし、かつて栄光を知る往年のレスラーが落ちぶれ、今となっては何をやっても上手くいかない様を映像として見せられ、何故そのキャラクターに惹き込まれるのか。
その昔、“プロより強いアマチュア”“新宿の殺し屋”という異名を取った、将棋界屈指のアマチュア名人:小池重明の生き様に相通ずる内容だと感じさせた秀作だ。
試写後、赤坂へ移動。Iのお祝いを兼ね夕飯を共にした。
滅多に訪れない店に飛び込むと、カウンターには世界を股に活躍される俳優:SH氏の姿が。
以前、イージス艦をテーマに扱った大作映画の取材で一度インタビューさせて戴いた経緯もあり、その際の御礼をお伝えし、彼の帰り際にも労いの握手を交わす機会を得られ、とてもラッキー。
Sさん、いつでも至極クールな方だ。
終電も回りかける頃合い、大層満腹になりお開きに。
“お祝い”と言いながらIにゴチになってしまった。
投稿者 yonezawa : 05:27 | トラックバック(0)
2009年 03月 17日
http://redcliff.jp/index.html
内覧試写もそろそろ終わりに近づいてきた今日、映画『レッドクリフ・パート2』試写会へ。
「パート1」に関しては、漫画家:本宮ひろ志御大とジョン・ウー監督との超ビッグ“漢”対談を奇跡的に実現させたが、「パート2」では本誌の掲載タイミングも得られず見送った。
ともあれ、赤壁決戦に決着──
5月1日公開、映画『チェイサー』記事最終チェックを経て入稿準備。
『木屋』のうどんは久々。梅うどんの梅、しょっぱすぎ。
投稿者 yonezawa : 21:38 | トラックバック(0)
2009年 03月 11日
The Reader
午前8時に起床。軽い朝食後に、前回風邪の時に病院に処方してもらった残薬を服用。
正午過ぎ、入稿作業無事完了。
本年度アカデミー主演女優賞を受賞(他にもゴールデングローブ賞 助演女優賞受賞、英国アカデミー賞 主演女優賞受賞)したケイト・ウィンスレット主演作『愛を読むひと』試写鑑賞。
舞台は第二次世界大戦前のドイツ。
アカデミー会員の琴線を大いに刺激しそうな、ケイト体当たりの演技が映画全体の緊張感を最後まで包み込む。
人間の芯にくすぶるアイデンティティを考えさせる秀作。切なく胸に響く。
日本公開は2009年6月19日予定。
帰社後、雑務を終え日本武道館へ。
今回なんと30年ぶりとなったロック・ヴォーカリスト:ロッド・スチュワートの来日公演へ。過去、ロッドは全世界で2億5千万枚以上のレコード・セールスを達成している。
武道館のアリーナ席は、もはやどこでもステージとの距離を感じさせない。
ライヴは隣の席の者と充分会話の出来る程度の音量で、ピンク色のスーツに身を包んだロッドが冒頭から優雅に歌う。
「高額なチケット(アリーナ16000円)ですまん」とMCで語るロッドは終始お茶目。
コンサートは前半後半と10分の休憩を挟み2ステージ行われ、後半トラックに演奏された「マギー・メイ」のアコギに懐かしさを覚える。
アンコールで奏でた「セイリング」のマンドリンはやっぱり温かく優しかった。
今回ロッドは21歳になるというパリスヒルトンを彷彿とさせる娘:キンバリーを連れ立ち来日し、なんと彼女もセンター・ステージで堂々の歌を披露。ひとつのサプライズを堪能。
音楽人:Tは留学先のアメリカ在住の時代2度もロッドを観戦したそうで、2ショット写真を持っているそうだ。
夜、Tと喰った豚骨ラーメンの写メールは撮らなかった。
投稿者 yonezawa : 21:35 | トラックバック(0)
2009年 03月 5日
愛のむきだし
映画選択のセンスを信用している、某映画宣伝:Mより奇特な情報を得、ネット・サーフィン。
Mにとって、この作品は確実に今年ナンバー1作品なのだと言う。
本作は今週で渋谷ユーロスペースでの公開が終わり、新宿K'Sシネマに移行し上映される模様。
M曰く、ダンス・ヴォーカル・ユニット:Folderのメンバーだった満島ひかりの演技が、日本の女優は全員見て欲しいと願うぐらい突き抜けたスキルなのだそう。気になる。
また、アカデミー賞主演俳優にノミネートされていたミッキー・ローク主演の新作『レスラー』が関係者の中で相当前評判がよい。
『ミルク』でオスカー主演男優賞を受賞したショーン・ペンが、惜しくも受賞を逃したミッキー・ロークを労ったスピーチは、抜き差しならぬ格好良さに満ちあふれていた。
投稿者 yonezawa : 19:24 | トラックバック(0)
2009年 02月 25日
祈念
ハキハキしない天候が続く。
昨日は随分久々に、うっかり電車に傘を忘れてきてしまった。不覚。
午前の入稿を終え、映画『チェイサー』のナ・ホンジン監督インタビューのため恵比寿へ飛ぶ。
本作を見るまでおいらは知らなかった韓国の映画監督で、一般的にもこの作品で広く認知された監督なのではなかろうか。
凄まじいクオリティと迫力を有する映画の放つ熱に促され、試写後速攻でこの監督へのインタビューを即決した。
若いホンジン監督は、猟奇殺人を描いた本編の狂気さとは裏腹に、とても物腰の優しい好青年。
映像の裏に描かれた意図などを深く伺く機会を得られ、胸のつかえが晴れる一幕も。
「ポン・ジュノ監督と比較をされることをどう感じている?」の問いに笑顔で回答してくれたホンジン監督。身内意識で日本での映画の成功を祈念し編集部へ帰還。
投稿者 yonezawa : 09:25 | トラックバック(0)
2009年 02月 24日
Burn After Reading
ぐずついた天候は昨日と変わりないが、今日は花粉症の症状が昨日とは雲泥の差。
全く読めないコンディション。
空き時間を利用し、思い切って『ノーカントリー』に続くコーエン兄弟最新作『バーン・アフター・リーディング 』試写に飛ぶ。
全米興行収入初登場1位を記録し、コーエン兄弟作品最大のヒットと言うふれこみもあり、にわかに期待する作品の1本。
個人的には、『パルプ・フィクション』時代のタランティーノの作っていた編集のリズムとの共通点を感じさせた。
例えば、思いも寄らない場面に突然衝撃のシーンを投げ込む手法なり。
それにしても、役所でのオズボーン演じるジョン・マルコヴィッチの怪優ぶりには舌を巻く。
役作りのための体型なり、表情なのかもしれないが、恐ろしいほどの狂気を秘めたキャラクターになりきる彼の演技には今日も凝視させされた。
日常でのノーマルな姿を最も見てみたい俳優の一人。
●ストーリー…ワシントンのフィットネス・センターで働くチャドは、CIAの機密情報が入ったCD-ROMを発見。そのCD-ROM内のデータを利用して一攫千金を狙うチャドは、情報の持ち主である元CIAのオズボーンを脅迫し…。
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2009年 02月 23日
Slumdog Millionaire
本年度最大の花粉症勃発。くしゃみが止まらず下を向くと鼻水。どーにもならない。
『おくりびと』『つみきのいえ』の日本映画が、本年度アカデミー書外国語映画賞と短編アニメ賞のダブル受賞に輝き、大変なことになっている。
『おくりびと』の原作本「納棺夫日記」は重版でもおいつかないらしいし、本編の全米公開も拡大されたそうで、当然日本でもきっとロングランの態勢になるのだろう。
かくして広末涼子さんはオスカー女優となった。
少し前、ショウビズで見た紹介映像で俄に気になった『スラムドッグ$ミリオネア』は、たまたま先週ベーカム映像で鑑賞していたが、こちらはメイン部門の作品賞、監督賞(ダニー・ボイル)に輝いた。
主演男優賞:ショーン・ペン 『ミルク』、主演女優賞:ケイト・ウィンスレット 『愛を読むひと』、助演男優賞:ヒース・レジャー 『ダークナイト』、助演女優賞:ペネロペ・クルス 『それでも恋するバルセロナ』らが主要部門の主立った受賞者。
特に主要部門に関しては、該当作品だけが受賞理由だったと言うわけではなく、これまで各人の実績を踏まえ、旧作までの労いをも込めた受賞なのではなかろうかと想像させた。
投稿者 yonezawa : 23:24 | トラックバック(0)
2009年 02月 16日
MILK TEA
週末の温かさとは間逆の、クソ寒い風が肌に突き刺さる。
花粉防止のためのマスクも数日前より難儀に着用。戸外ですれ違うマスク姿の人々も、現代では至って日常の光景となった。
仲間から久しぶりのメールが届く。
もはや古い友人と言ってもいいほど知り合ってからそれなりの時間が経過している、女優:優美が、映画『Human's』の中の1本「MILK TEA」の主演を担っているそうだ。
http://www.human-movie.com/
小さなハコで彼女の出演する舞台を見たのはもう2年以上前だったか。
久々の連絡で、こうして着実に活動している様を窺い知り嬉しくなった。
しかもおいらの地元方面に引っ越してきたと言うことで、今後地元呑みの仲間が一人増えることとなるだろう。
泥酔疑惑の渦中にある中川財務相。
ニュースで「飲酒による泥酔では?」の指摘に「飲んだのと、たしなむのは意味が違う。飲んだのを『ごっくん』ということであれば、『ごっくん』はしていない」とか何とか否定の答弁をしていたが、ここまで震撼のやりとりを見せられて、ほとほと呆れた。
肝心の政治そのものの内容より、我が国最高権力者による漢字の読み間違いやら、世界配信される公式の記者会見場で酒を飲んでいたのか、いなかったのか等、その行為自体どうでもいいことを延々問答し、「そんな場合か!」と優れたギャグ・マンガ以上のつっこみを入れたくなった。
投稿者 yonezawa : 14:15 | トラックバック(0)
2009年 01月 27日
ザ・ チェイサー/追撃者
午前7時30分起床。
千代田区某所で午前10時からの最重要案件を認識し、電車で杉並区へ資料届け。
映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』は、日本で見た人の意見を窺ってから鑑賞すべきだった。
鑑賞後の気分が優れない辛いだけの作品だった。申し訳ないが人には勧められない。
同作品でアカデミー賞の俳優部門で選外となったレオナルド・ディカプリオ。
そのディカプリオが主演となり、すでにハリウッドのリメイク権も獲得していると言う韓国映画『ザ・ チェイサー/追撃者』を、ここ日本でいち早くチェック。
ハリウッドはマジで脚本の枯渇現象に、テーマに行き詰まっているのだろう。
同作品は昨年12月、韓国MBC主催の第7回大韓民国映画大賞で作品賞を含む7部門を受賞。
また、同年のカンヌ映画祭でプレミア上映され、作品賞、監督賞、新人監督賞、主演男優賞、脚本賞、照明賞、編集賞の7冠を達成。
配給元の担当者より興奮気味の賞賛メールを拝受し、先方がこの作品へ抱く強い自信を信じ受け止め、内覧試写の段階で鑑賞したのだが、観る前の情報も凄かったが内容はその100倍凄かった。
結果、重厚&圧倒的迫力の満点力作。
かつて熱狂した『殺人の追憶』、『インファナル・アフェア』並のインパクトだと言っていい。
重要な役どころで出演している「ミジン」を演じたソ・ヨンヒのルックスには、女優:夏帆を大人にしたような印象を抱いた。
可憐で美しき女優が言葉通り体当たりの演技をこなしている。
主演:ジュンホ演じるキム・ユンソク、ヨンミン演じるハ・ジョンウによる渾身の演技は舌を巻くほど。
細かい辻褄も上手に潜り抜けた演出を見せた(脚本&)監督は、これがデビュー作なのだと言う。
かつ誰一人として際だったスターも出ていないという状況で、いかにもハリウッドが欲しがりそうな骨太クライム・サスペンスをよくもここまで創りあげたものだ。
ずいぶんと気が早いが『インファナル・アフェア』のリメイク作『ディパーテッド』同様、きっと本作の迫力はリメイクしようとも、そうそう凌駕出来ないと思う。
ショッキングなシーンが全編を覆っているので、心臓の弱い方にはお勧め出来ない作品だが。
今年の日本の春は、『ザ・ チェイサー/追撃者』の話題でひとしきり盛り上がるに違いない。
第二のポン・ジュノの呼び声も高いナ・ホンジン監督は今後要チェック。うん! 彼は凄い。
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2009年 01月 13日
once ダブリンの街角で
ジョン・カーニー監督の映画『once ダブリンの街角で』で、街頭バンドをやってる連中と主人公の会話がある。
ダブリンはグラフトン・ストリートの脇にあるシン・リジィのB.&Vo.:フィル・リノットの銅像前で演奏するバンドマンに、主人公がデモを録音するために「一緒に演奏しないか?」と誘うシーンだ。
すると、そのバンドマンは「シン・リジィの曲しかやらん」と言うシーンがあるのだが、その1シーンだけでこの作品のファンになった。
演じるのは本物のミュージシャンなので、歌も演奏も申し分ない魅力が散りばめられた作品だ。
公開当時、おいらに強く鑑賞を薦めてくれた奇特な映画伝道師:Mちゃんには、タイムリーな時期に見られず恐縮。
アルバム『uk tour 75』は、彼らがデビューしてまだ6年ぐらいしか経過していない、若かりし時代の音源。
音質も勢いもニュアンスも申し分ない、全盛期の1シーンとも言えるクオリティだ。過去の彼らのライヴ盤の中でも極めて秀逸なる埋蔵音源の新登場。
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2009年 01月 6日
Rodrigo y Gabriela in 渋谷duo
CD『Live In Japan/激情セッション』(Rodrigo y Gabriela in 渋谷duo)の曲間をよーく聴けば、子供の泣き声が聴こえる箇所がある。
この泣き声がRちゃんのモノなのか? 否か? ライヴに赴いた際、事実関係を知るおいらは微笑みながら拝聴した。
急遽、本日前倒しで掲載枠の決まった映画インタビュー記事の構築に必死。
昨年末に入稿の可能性もあった本企画だったので、取材日当日にテープ起こしからリライトと推し進め、原稿は1Pでも4Pでも対応出来る準備をしておいた。
そのお陰で、今回の再構築リライト原稿はわずか1時間強で仕上げることが叶った。
賛否は置いておくとして、ハリウッドのトップ監督の一人であるS.ソダーバーグが語ってくれた、ある意味映画とかけ離れたアウト・エピソードに興味深いものを感じた。
それにしても、手持ちカメラで撮影し、せこい映像を撮る者と、臨場感たっぷりの映像を撮る者とハッキリ別れるカラクリの妙は、今だ解明ならず。
ジャームッシュの手持ちカメラ、しかもHi8の映像が何故興味をそそり、ヒヤヒヤするのか、そのカラクリも言葉では説明がつかない。
<2つのチェ・ゲバラ>『チェ 28歳の革命』は1月10日より、『チェ 39歳 別れの手紙』は1月31日より、日劇PLEXほか全国ロードショー。
http://che.gyao.jp/
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2008年 12月 16日
Steven Andrew Soderbergh
午前中、都内某高級ホテルへ。
インタビュー対象者は、映画監督のスティーヴン・ソダーバーグ。
ソダーバーグと言えば、最初に好きになった映画が『Out of Sight』。この作品と出会った時期には『セックスと嘘とビデオテープ』と同じ監督であることを知らなかった。
『Out of Sight』で初めて知った女優としてのジェニファー・ロペスのクールな出で立ちと言ったらなかった。
多分以前にも記述した記憶があるが、オリバー・ストーン監督作『U-Turn』でのジェニロペとこの作品のジェニロペが、ジェニロペ史上最も素晴らしい。
この大変な女優スキルがあれば、彼女は歌わなくてもよいように思う。
ソダーバーグは今回、映画『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』のプロモーションで来日。
まだ若干と言ってもよかろう45歳のソダーバーグはとても優しいフランクな紳士。
笑顔で握手を交わしながら、テレコをスタンバリ、最初の質問を伝えようとしたら、逆に彼の方から先に第一の質問を受けてしまった。
「私の日本人の仕事上のパートナーは、日本人にとってもゲバラという人に対して、とても親近感を覚える人が多いと聞きました。私も彼らと話をする度にそんな印象を受けるのです。ゲバラは日本人にとっても、とても意味がある人物であるという風に。それはホントだとお考えですか? もしそうならその理由は何ですか?」
こうした意味合いの質問を問うてきた。
「彼を知れば知るほど、私も徐々にその人間性に惹かれ、入り込んでゆき、親近感を覚えたのが事実ですから本当だと思います。ただ、この作品を観るまで、チェ・ゲバラのことで知っていたことは、アルゼンチン人であること。医者であったこと。“チェ”と言う言葉は、「ねぇ君」などと相手に呼びかけるときに使う言葉であったこと。キューバ革命の中心人物。後はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのアンプに描かれいる人。その程度の認識しかありませんでした」と答えた。
取材は端的に合理的にスムーズに進行する。
監督と言っても、2本併せて映画全編、彼自身がカメラを持ち映像を撮っているということを確認した。
確かに、彼の撮った2本の映画のおかげで、随分チェのことが判ったような気分になったことは確かだ。
ジョン・レノンに「世界一カッコイイ男」と言わしめたゲバラ。
『チェ 28歳の革命』は1月10日より、『チェ 39歳 別れの手紙』は1月31日より、日劇PLEXほか全国ロードショーされる。
音楽の話も伺えたし、本人に直接確認しなければその真相がわからない、あるファニーな問いの回答も得られたので実にラッキー。
ソダーバーグにお願いされた、ある約束を守るべく、取材稼働最終日に再び本人に接見の予定。
投稿者 yonezawa : 13:24 | トラックバック(0)
2008年 12月 13日
殺しのはらわた
夕食は荻窪のラーメン屋に。
味噌ラーメンをRちゃんはそれなりの量食べてくれた。店のおばちゃんも満面の笑顔。
つるつるお口に吸い込む技も、彼女なりの工夫があってなかなか上手になってきた。
スーパーで買い物を済ませ帰宅。
再び車で街へくり出し、バウスシアターで公開中の映画家督:篠崎誠特集──映画『留守番ビデオ』、『殺しのはらわた』、『忘れられぬ刑事たち』3本連続鑑賞。
『留守番ビデオ』を見ると、個人的には97年度のベネチア映画祭でのショート・フィルム部門の上映を思い出す。
わずか30分程度の作品でも、映画はアイディア1つさえあれば胸に響くものだと言う印象を、あの場で感じたものだった。
篠崎作品とは縁深い主演の藤田陽子さんは説得力のある瞳を持つ女優だった。共演の篠原ともえもナチュラルに上手。小木博明(おぎやはぎ)は役柄が適任でやっぱり(良き意味合いで)怖い。
完成直後に早々と見る機会を得た『殺しのはらわた』は今日で2度目の鑑賞だったが、劇中、殺し屋の一人を自ら演じた、身体を張る篠崎監督の階段落ちにはまたしても感心。あんな転がり方は絶対においらには無理。
瞬間、ちゃんと役者の目をしてる俳優:篠崎誠、素晴らしい。
『忘れられぬ刑事たち』のゆるいギャグは、痰が絡んだ件のシーンが最大のツボだったか。
“くだらない”がいかに大事か、終演後基本認識。
情熱をかけて“くだらない”を押してくる創造者は、基本的に賞賛しなければならない。例外もあるけど。
終演後、誠ちゃんへのご挨拶を終え帰途に。
投稿者 yonezawa : 19:43 | トラックバック(0)
2008年 12月 4日
Lisa Loeb 想田和弘
自前のギタレレで今日の午前中になって初めてリサ・ローブの『Stay』『I Do』のコードを探ってみた。
神々しいコード展開がなんとも言えない温かさを発散する。
昼下がり、取り置きしてもらっていたおニューのギタレレを山野楽器に取りに窺い、その足で六本木へ。
昨日今日とミッドタウン東京で来日公演中の女性シンガーソングライター:リサ・ローブのインタビュー取材のため、ビルボード東京を訪れた。
先頃、婚約した彼女へ贈呈するための、あらかじめ注文していた花束をミッドタウン正面の花屋でピック・アップ。
おまけに録音機材にデジカメに三脚まで抱え、大仰な状態で店内へ。
待つこと30分、すでに今日のリハーサルを終えたリサとの初邂逅を果たした。
1995年リリースの『Teiles』を聴いた瞬間、速攻で彼女の世界観にヤラれたおいらは、その日以来、彼女の音楽にシビレっぱなし。
逢うことがとにかく念願だった。
彼女においらのリスペクトの度合いを伝え、彼女がこれまで書いてきたの数々の名曲の完成度を労った。
インタビューは1時間。
キラキラ輝く彼女の瞳がとてもとても印象的だ。
今日の日をどれほど待ちこがれていたのか、思い返せば気が遠くなる思いがする。
1997年にリリースされたセカンド『Firecracker』の出来には舌を巻いた。
世界中のあらゆる女性シンガーソングライターの最優先事項にリサの存在があると言っていい。
これまで100人以上のミュージシャンにインタビューをしてきたが、特に新人の女性シンガー(例えば、ジョス・ストーン、コルビー・キャレイ、トリスタン・プリティマン、KTタンストールetc...)に、「──リサの音楽性をどう感じるか?」と質問したらば、すべての人が彼女をリスペクトし、ある意味目標にしていた。
『It's Over』のメロディにどれほど泣いたか。
『Do You Sleep?』はすべてのロックバンドの手本になりうるアレンジがなされた名曲であり、『Stay』を聴いて、即、映画『Reality Bites』を見に走ったのは言わずもがなだ。
『Window Shoping』は特に模倣したくなる粋なポップ・ソングであり、アルバム『CAMP LISA』は、明明後日に2歳になるおいらの宝物:Rちゃんの愛聴盤の1枚となっている。
レコードと、webサイトと、TV番組でしか知らなかったリサと、今日、初めて出会えた奇蹟に心から感謝。
自ら滅多に記念撮影は行わないのだが、なんとリサが自前のデジカメで記念写真を撮ってくれたのは感激だった。
感無量の取材空間に後ろ髪をひかれながらミッドタウンを後に。
渋谷の居酒屋で映画監督:想田和弘と、2時間待ち合わせ時間を繰り上げ合流。
本日はインタビューWヘッダーなのだ。
先頃、釜山映画祭でドキュメント部門で賞を受賞した映画『精神』のインタビュー開始。
彼はすでに現在も新しいドキュメント映画(平田オリザへの密着)を撮りながら、本作のプロモーションに世界中を飛び回っている。
来週(?)にはドバイにも行くそうだ。
一般的にタブー視されがちなテーマにあえて取り組んだ『精神』撮影秘話を窺えば窺う程、想田監督のただならぬ勇気を感じざるを得ない。
想像を絶する修羅場の撮影現場。
テレビのディレクターとして、海外でドキュメント番組を100本前後撮ってきた監督も、今回の現場は計り知れない試行錯誤とチャレンジの連続だった様が窺い知れた。
しかしつくづく魅力的な男だ、想田和弘。
途中から合流してくれた同じく映画監督の篠崎誠の登場により、インタビュー空間は益々熱を帯びてゆく。
充分なる素材を確保し、取材開始3時間以降は通常の飲みにスルリと移行。抱腹絶倒の夜更け。宴は朝を迎えた。
投稿者 yonezawa : 01:48 | トラックバック(0)
2008年 11月 25日
2本連続4時間30分超え
昨日の深夜、田舎から届いた果物(柿)を頬張りながら、今のうちに目を通しておきたかったDVDを見始めるものの、ほんの1時間弱で睡魔に襲われ断念。
午前起床。
正午約束の原稿を拝受へ向かい、編集部で入稿作業。六本木の試写室で、2本連続4時間30分超えの映画『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』鑑賞。
重厚感溢れるソダーバーグの新作をようやく見る機会を得た。
12月半ばの来日も決まっているS.ソダーバーグとの初邂逅、そしてチェを演じたデルトロとの2度目の邂逅は実現するのか。
帰社して緊急の音楽記事、無事入稿。T氏に誘われ遅めの夕飯。
投稿者 yonezawa : 20:24 | トラックバック(0)
2008年 10月 28日
精神
映画監督:想田和弘の手がけた、精神科の患者の世界を描いた新作ドキュメント映画『精神』が、釜山国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞に当たるPIFF Mecenat Awardを受賞。
『精神』はこの秋完成し、釜山映画祭で世界初公開を遂げていた。
10月3日と6日に行われた上映はいずれもチケットが完売だったそうだ。上映終了後、いったん東京へ戻った想田監督は、映画祭側からの要請で10日に釜山へ舞い戻り、閉会式へ出席して受賞。
http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d00000ehb78.html
審査員による受賞理由の説明は、次の通り。
【「正常」と「『正常』によって『異常』と呼ばれるもの」の間に幕を引くのがこの映画の趣旨である。しかし、それだけではない。山本医師の診療所という美しい劇場の幕があき、喜びと悲しみを湛えた美しい人物たちがゆっくりと世界を膨らます。】
想田監督によれば…「40分間のはずだった上映後の質疑応答が、白熱しすぎて90分間に及ぶなど、釜山映画祭は実り多きものでした。特に心の病を患うお客さんの反応が好意的だったのでホッとしました。勇気を振り絞って映画に出てくれた患者さんたちに対する感謝の気持ちでいっぱいです」とのこと。
本作の日本公開も決まった模様。まだ随分先だが、2009年の初夏、東京のイメージ・フォーラムや大阪の第七芸術劇場などで全国公開予定。配給・宣伝は、『選挙』も手がけたアステア社。
そして想田監督より戴いたDVDでいち早く『精神』を観させていただいた。
DVDを戴いた翌日に即見た。
見て、倒れた。すごかった。意味合いとしては動けなくなるような感じ。
よくもあの距離感で撮影出来たことに、まず驚かされた。
この映画には音楽もないし、ナレーションもない。つまり、観る者にすべてのジャッジを委ねるという有り様だ。すなわちその、あえて何もしないという演出は、観る者自身に大いに考えさせる仕組みになっている。
映画のクオリティという局面だけで言うと、一世風靡した前作『選挙』の何倍も優れた作品だと思う。
最優秀ドキュメンタリー賞受賞は当然だった。
劇中出てくる、子供を殺めてしまった彼女の顔は、自分の子供を思い出す時、たまに蘇るだろう。
己が健常者である故、「悲惨」とか「いたたまれない」という言葉がどうしても真っ先に出てくるが、この作品を見た人が、例えば、失恋だったり、受験に失敗したり、あるいはいじめられたり…という個人にとっての事件が人生においてどの程度の打撃なのかということや、果たしてどういった重さなのかを考える、ひとつのきっかけになればと思う。
しかし、エンドロール前の“追悼”の文字が、なんとも言えない気持ちにさせられた。
この作品は『選挙』の時よりも人に見ることを勧めると思う。
また寿司喰いながら取材やりたいなぁ。想田監督、改めて受賞おめでとう!
投稿者 yonezawa : 08:06 | トラックバック(0)
2008年 10月 20日
チェ 28歳の革命/チェ 39歳 別れの手紙
映画『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』(オリジナルは4時間28分の1本の映画)の主演で、チェ・ゲバラを演じたベニチオ・デル・トロが、年内に監督:スティーヴン・ソダーバーグ共々来日の噂が。
デル・トロは、今回の役づくりのために体重を25キロも減量。
デル・トロのスチールを見ると、角度によってはものすごくゲバラに似ているが、幾分、若かりし頃のカストロも入ってる感じ。
来年はキューバ革命50周年記念の年なのだそう。
映画『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』は2009年新春、日劇PLEXほかにて公開。
投稿者 yonezawa : 00:55 | トラックバック(0)
2008年 10月 11日
ギター・マガジン 2008年11月号
早朝6時起き。8時到着で都内某所へ。
集英社『PINKY』専属モデルで『爽健美茶 』のCMに出演中。ヤンジャンより1st 写真集『nozomi』、WEEKLY YOUNG JUMP PREMIUM DVD『nozomi』を発売中。
『どうぶつ奇想天外!』のレギュラーが決まったばかりのグラビア・タレント:佐々木希ちゃんの撮影へ。
http://ameblo.jp/sasaki-nozomi/
ロケハンから機材調達と打ち合わせから気合い入りまくり。
本誌担当編集が企画したシチュエーションで、本気の、渾身の撮影開始。モデルでもある希ちゃんは今日も感動的な美しさでチャーミングに登場。
芸能人の中でもとりたてて容姿端麗、その上長身なのでそのクールさは突き抜けている。
狙った絵作りのポージングがすべてキマる姿に、天から与えられた美の才能を感じ受ける。
早朝からのこの撮影に全面協力してくれたS社:晋平&友人に感謝。
バンド・スタイルで進行した今回のグラビア企画が、果たしてどんなスチールとメイキング動画の仕上がりになるのか、出来上がりがとても楽しみな現場だった。
11月前半発売号の週刊ヤングジャンプが、まずは掲載の一コマ目となる予定。
希ちゃん&スタッフのみなさん、早朝からご苦労さまでした。
大量の機材を撤収し、小雨の中一旦帰宅。
夕方、待ち合わせの地:新宿へ。
[ギター・マガジン 2008年11月号]表紙&巻頭特集で、先月10日にニューヨークで仕込んできたAC/DC~アンガス・ヤング最新インタビュー記事がようやく発売。
ギター・マガジンには、B.B.B.1stリリース時の2000年夏過ぎ頃、スティーヴィー・サラスと共に登場させていただいたが、原稿を書いたのは今回が初めて。
テキストのスペースはわずか1Pだけだったが、処女原稿が巻頭の特集とは幸運だ。
ギター・マガジンに限らず、“ギター”と名のつく雑誌は端から買いまくっていた時代があった。思えば16歳の頃から、この雑誌を何冊買ってきたことだろう。
自身の所属するヤングジャンプも、創刊号を購入してから、来年で30年の時を刻んでいるのだが、時間の経過とは感慨深さを思わせる。
新宿御苑駅到着。駅構内でいきなり待ち合わせ3人のうち、2人に遭遇。
メンバーは、昨日、映画『精神』が釜山ドキュメンタリー部門作品賞授賞を受賞したばかりの想田和弘監督&ダンサー:Kちゃん、先日WOWOWの新番組『クエスト:探求者たち#1映画監督 北野武』の監督:篠崎誠の3人。
想田監督&Kちゃんと出会ったのは1997年のベネチア映画祭。篠崎誠監督と出会ったのは、翌1998年の北野武作品『菊次郎の夏』クランク・イン前のオールスタッフ・ミーティングからだったと記憶する。
出会った瞬間意気投合。遙か昔から知り合いだったような錯覚を覚えたような彼らとの出会いだった。
なんだかんだで、想田監督&Kちゃんとは1年ちょっと前に東京で会っているし、Kちゃんとは数年前のニューヨーク取材時に、ブルーノートに行ったこともあったので、ここのところは疎遠ではなかった。
映画を生業にする彼らの感性は、そもそも生理的にもの凄く大好きで、加えて3人とも実は本気の博学・インテリで、品格のある人間性がとにかく魅力的だ。想田くんは最高学歴で、誠ちゃんは映画監督、映画ライターでもあり、出身校である立教大学『映像身体学科』教授の肩書きも併せ持つ。
愉しい。愉し過ぎる。
「この時間がずっと続けばいいのに──」と思わせる晩飯から夜更けのひととき。
心底朗らかな人間性を有する者が、きっとよりよき作品を生み出すのだと、彼ら身内にそうした確信を得る時間が流れる。
しかしこの同じ面子で次回の席はいつになろうか。ともかく、この時間内で彼らに伝えねばならないアレコレを語るものの、たった1日では足りやしない。
次回、再来日を果たす想田チームの訪れる11月〜12月のいずれかに、またこの会が実現するのか淡い期待を抱きながら、〆のうどんを一人すすっていた。
http://www.varietyjapan.com/news/
movie/2k1u7d00000ehb78.html
投稿者 yonezawa : 12:01 | トラックバック(0)
2008年 09月 25日
タモちゃん
インタビュー原稿がガシガシ上がってくるので、モリモリリライト作業。
延々パソコンの前でパンチング。
想像した仕上がり以上のクオリティでレイアウトが上がってくると、必死の仕込み現場で四苦八苦した甲斐があったものだと心が笑顔。
デザイナー:タモちゃんの技量は素晴らしく、もはやおいらと阿吽の呼吸だと勝手に感じている。タモちゃん感謝、いつもご苦労さん!
夕飯に思い切って丸長。いつもより商品を大量に注文してしまい、今年最も胃袋が腫れた瞬間を迎える。
投稿者 yonezawa : 13:07 | トラックバック(0)
2008年 09月 4日
片腕マシンガール
ジョアン・ジルベルトの来日公演チケットをNさんより中継、拝受。安堵。Nさん、いつも感謝!
夕方、カナダ大使館で開催された、ダニアル・パウターのショーケース・ライヴ観戦へ。
ダニエルと最初の邂逅も、ここカナダ大使館だったように記憶している。
女性中心の観衆が集い、新譜の中からも数曲お披露目。
シャイでお茶目なダニエルは今日も変わらない。
終演後速攻で、池袋シネマロサへ移動。西口は独特の風情を思わせる街並みだ。
すでに映画は開始して40分ほど経過してしまってはいたが、江口寿史兄がメインビジュアルのポスター等で、キャラクターのイラスト化を担った『片腕マシンガール』(実写映画)を残り時間全て鑑賞。
http://www.spopro.net/machinegirl/
映画終わりには、ゲストの先ちゃん、井口監督らによるトークイベントが。
先ちゃんは、来場する仲間とらとビールを飲みながら鑑賞するつもりだったようで、5〜6本の缶ビールを持参されていたものの、結局誰も、1本も飲むことはなく上映は始まってしまったようだ。なんて優しい先ちゃんなんだ。他の連中は解せん。
関係者と近場の居酒屋で打ち上げ乾杯後、吉祥寺に河岸を変え、いつもの闇太郎で午前様。
おいらは早朝5時に引き上げたが、彼らの宴はさらに続いていた。
投稿者 yonezawa : 19:22 | トラックバック(0)
2008年 08月 8日
JUNO〜ROOM
最終上映となった今日、渋谷アミューズCQNで未見の映画『JUNO』滑り込み鑑賞。
80回アカデミー賞脚本賞の作品ながら、主演のJUNOを演じたエレン・ペイジに全面的に感情移入出来ず、世間の評判よりやや温度差を感じた内容だった。
21時待ち合わせの鍋料理屋へ移動。
先々週前決まっていたK社:Mちゃんら4人の飯会の席に到着すれば、いたのは幹事のMちゃんだけ。
それからおよそ1時間後、ワラワラとD社:K、K社:Sが合流し、ようやく本来の鍋を囲む会開始。
2件のワインバーを梯子し、単独で下北沢へ移動。
下北沢「ROOM」で行われているDJイベントへ深夜合流。
そもそもおいらをこのイベントに深夜メールでお誘いくださった岩谷テンホーちゃんは、もう限界の様相で、おいらが到着したばかりの1F入口で、すれ違い様に帰宅された。
すでに出来上がっていたおいらは、かなりの体力の限界でもありながら、流れてくるフーバスタンクの爆音等で持ち直す。
先ちゃん、健ちゃん、山本直樹さん、馴染みの編集者らと現地合流し、イベント終演後、近くの居酒屋へ。
もはや体力限界で、気がついたら終宴15分前にオチてしまっていた。
吉祥寺組を一人ずつ送迎しつつ、最後自宅に到着したのはもはや完全な早朝だった。どえらくしんどい。
投稿者 yonezawa : 17:17 | トラックバック(0)
2008年 08月 5日
レッドクリフ
午前10時30分過ぎ、出発。
もより駅から地下鉄大江戸線を経由し、目的地駅で下車すれば、取材先のホテルまで雨に濡れることもなく辿り着くことが出来る。
そのせいで、熱帯のスコールみたく激しい豪雨の様相にも気づかないまま、静寂な48階のスイートルームに登り詰め、ガラス越しに広がる薄暗い灰色の街並みを改めて眺めていた。
スチール用のカメラとは別に、自前のDVカメラをセッティングし、テレコ2台にマイクをセット。
オンタイムで漫画家:本宮ひろ志先生、到着。
15分後に、映画監督:ジョン・ウー、到着。ジョンン・ウー監督は映画『レッドクリフ』(11月1日公開)プロモーションでの来日だ。
なんと、日本漫画界の首領:本宮先生と、映画界の良心:ジョン・ウーとの“漢”対談が実現する運びとなった。
先週の閃きが、こうして実際に成就することになるとは、企画した当のおいらも正直、感激の戦慄を覚えている状態。
本宮先生とは、もう17年くらい前になるだろうか。
当時、先生の会社で発売したファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲーム・ソフト『おたくの星座』(ストーリー:本宮ひろ志、キャラクターデザイン:江口寿史)の取材時に、今日と同じようなインタビューを行った以来。
ジョン監督とは、2004年3月13日公開の映画『ペイチェック 消された記憶』取材時のインタビュー以来。
ヤンジャン本誌で長年執筆される本宮先生だが、ご本人を目の当たりにすると未だに緊張感が背中を駆け抜ける。個人的には北野武監督と同じ質の匂いを感じる時がある。
04年の取材時以降、暮れの時期に一筆添えてお送り下さるジョン監督からのクリスマスカードが、今も我が家の家宝となっている。
受け取った時の、あの感激は忘れられない。
対談に関しては何をどう決めていたわけではないものの、本宮さんの振った言葉に対して、饒舌なジョン監督の回答が帰ってくる。
交わされる言葉を自分なりに咀嚼しながら頷き、まさに同世代の2代巨頭のツーショットを目の当たりにしているおいら自身の幸運を感じ取っていた。
取材は異例の85分。インタビュー対談&撮影を滞りなく終え、ジョン監督と労いの握手を交わし、部屋を後に。
ロビー階ラウンジで本宮先生を囲み、初めてあんなに長い時間、談笑する機会に恵まれた。
漫画でも政治でも映画でも小説でも、本宮先生の睨んだ見解は実に的を得ており、胸のつかえが取れゆく感覚。作品を読めば一目瞭然ながら、あまりの博識ぶりに感激し、かつて本宮漫画一のファンだった自分のことを思い出していた。
この機会に、中学時代においらが『硬派銀次郎』一色であったことをカミング・アウト。
実に有意義な時間だった。大先輩のお2方には最大の感謝。
夜、JR中野駅では、落雷による電気系統のトラブルで運行の復旧が遅れ、電車が立ち往生を喰らっていた。ホームはいっぱいの人で溢れかえっている。
遅れに遅れて到着した電車は、すでにすし詰め状態。通勤ラッシュ時の状態で、とても乗れる様相にあらずと判断し、直ぐさま改札を抜け、タクシー乗り場へ移動。
しかしココも激しい長蛇の列。もう最悪。
街道へ徒歩移動し、駅からおよそ500Mほど離れた抜け道で巧い具合に流れてきたタクシーを拾い、吉祥寺で先ちゃんと待ち合わせ。
今日の、本宮さん・ジョン・ウーのエピソードを口火に、やがて話は本題へと突入していった。
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2008年 08月 1日
赤壁
雑務を終えた頃、妙に腹が減り、少し早めの夕食にいもやの天ぷら。
未だにホール名が馴染んでいない『渋谷CCレモンホール』で行われる映画『レッドクリフ』試写会へ。
2時間30分程度の大作で制作費は100億円超え。
数年前にインタビューしたことのあったジョン・ウー監督は、かねてから映画界の至宝と信じる映画監督。
この大作も試写状が届いてからかなり気になっていた作品だ。
内容は「三国志」を描いたもので、元々物語に関して付け焼き刃なおいらは、背景、人物の配置をパンフレットで確認しながらの試写だったが、いつものジョン・ウー作品のように善と悪がハッキリ描かれており、テーマとなっている未来・友・愛がストーリーに絡む重厚な構成だった。
このシンプルな構図こそ、作品づくりの肝の一つだと確信させられる。
しかし、やや尺が長い感あり。そして見終えるまで知らなかったが、続編もあるよう。公開は11月だが、年を越えての後編公開で完結となる模様。
しかし、このホール寒すぎ。
冷房の効きすぎで、Tシャツ1枚のおいらは片手を袖から抜き去り、腹の上で温めながらの鑑賞。どんな空調なんだ。
そのせいか、余計な思考が働く分、物語に集中できないシーンもたくさんあり、残念な思いをする羽目に。
終演後、映画評論家でライターで映画伝道師の佐藤睦雄(ムーちゃん)と一杯。
映画に関して彼ほど情報を持つ男は稀だと思う。
とにかく知りたい、かつ、知らない映画情報を聞きまくり。彼と飲めば毎度、速射砲のような語りのバトルを毎回行うこととなる。
初めてムーちゃんと遭遇したのは、イギリスはロンドンのテリー・ギリアム監督インタビューの道中だった。
前にも書いたが、それから3、4度ぐらい彼とは取材の際、遭遇するのだが、すべてが同じ映画の海外取材だと言う偶然が続き、それなら次回は是非(東京)新宿で飲もうやという話になった。
今日得た映画情報もどえらい話ばかりだったが、1日明ければ大抵話の1/3程度しか記憶しておらず。
ムーちゃんと持ち寄った妄想が企画として成就させられれば、かなり有効だと思うのだが。
投稿者 yonezawa : 15:42 | トラックバック(0)
2008年 07月 29日
アキレスと亀
おいらにすれば早朝とも言える午前9時起床。
今(午前9時の段階)のところ、静けさはまだ続いており、昨日懸念された筋肉痛の様相は微塵も感じられず。よしよし。
午前の原稿を拝受し、誰もいない編集部で一人黙々入稿作業。
夕方、待望の北野武監督最新作、映画『アキレスと亀』鑑賞。
ここのところの北野監督作と比べる限り、とてもオーソドックスに撮影されており、鑑賞前に抱いた想像とはそれほどかけ離れた印象ではなかった。
「生きる上で、ピュアネスさとはどう作用するのか?」
ある意味、徹底的に針の振り切った、只一つのことだけに固執するキャラクターの“不変の変遷”から目が離せなかった。
この日は、朝からの入稿もあったせいで、えらく睡眠不足だった。
異様な睡魔に包まれ、入稿後もデスクで数分オチてしまったぐらい。
こんな日に映画なんか観ると、確実に爆睡の道を辿るハズなのだが、用意したクロレッツも服用することなく終始ギンギンの目線で鑑賞に至った。
辛辣なシーンも、いとも簡単にスルリと描き去る手法が、引き摺る嫌悪を最低限に抑え、締めくくりのシーンには個人的に『菊次郎の夏』時のロケーションを想い起こさせた。
恋愛も創作も同じこと。「好きで好きでたまらない」この気持ちに勝るものはない。
27時間テレビ中に、この作品のヒントが盛り込まれてあったとは…
ヴェネチア国際映画祭のラインナップが発表され、『アキレスと亀』はコンペティション部門に出品される模様。
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2008年 07月 16日
A BIG HAND FOR THE LITTLE LADY
昨日、漫画家:高井研一郎先生よりお貸し戴いたDVDを、漫画家:昌原光一が中継し、宅配送付してくれた。
長年観たい観たいと思っていた、古い洋画『テキサスの五人の仲間』が編集部に到着。
深夜入稿を終え、居眠りしながらの帰宅のくせにどうしても今観ておきたいと考え、結局今朝までかかって鑑賞。
テキサスの五人の金持ち連中が、年に一度行うポーカーの大勝負。そこへたまたま居合わせた夫婦が勝負に大きく巻き込まれていくと言うストーリーだ。
この作品の噂は20年くらい前から聞いていた。
大昔に漫画家:中崎タツヤさんと初めてお会いした席で、彼に「こんなストーリーの映画のタイトル、知りませんか?」と問われ、答えられなかったおいらは、その内容を明確に伺い知ることとなったのだが、ストーリー概要を正確に聞いて、益々その作品を無性に観たくなったのだ。
中崎さんが子供の頃、テレビで観た映画だったそうだが、(おいらとお会いしたその当時は)タイトルが解らないので探し出せなかったそうだ。
おいらも何年にもわたり、飲みの席で多くの人々にその内容の一部を語り、タイトルを探していたが解らなかった。
およそ10年前、この話を漫画界きっての映画通と言っていい昌原光一にふと伺ったところ、「ああ〜、それは『テキサスの五人の仲間』ですよ!」と軽く答えてくれた。
本作は1966年:アメリカ作品で、おいらはその頃2歳、昌原は産まれていない時代だ。
聞けば何度かテレビ放映されているとのことだったが、ソフトの版権も切れ絶版状態。ともかくおいらは鑑賞した記憶がない。
さらに昌原がこう付け加えるのだ。
「あの作品は『スティング』よりも上だと思いますよ。(立川)談志師匠もそう言ってましたよ!」
狙う演出ポイントに向かって、ブレのない脚本がシンプルで痛快。
40年以上昔の作品なのに、演出の肝がまるで色あせていない。このアイディアを参考にした作品は、映画に限らず数多くあるのではなかろうか。
先生と昌原に大きく感謝。
監督:フィルダー・クック、脚本:シドニー・キャロル、主演(と言っていいのか?):ヘンリー・フォンダの、ゲーム中の表情が印象的。
ジェイソン・ロバーズは高井先生に似ていた。
※ストーリー…テキサスの金持ち連中五人が集まって、ポーカーの大勝負が行われる。そこへ、ポーカー好きの男がやってきて、勝負に加えて欲しいと頼み込む。しかし、男は瞬く間に金をスッてしまい、男の妻が代わって挑むことになるが……。
夜、V社:Uちゃんと大変久々のサシ飯。
待ち合わせのJR改札よりUちゃんお勧めの目的の店に着くなり、おびただしい枚数のDEEP PURPLE紙ジャケ・シリーズを贈呈いただき大感激。
クーラ・シェイカーのクリスピアンが嫉妬しそうだ。
やってきたのは豊島区南長崎辺りの和食店。
このお店:Nの食材の何もかもが素晴らしい。
鮎も天然物。鰻も天然物。鰻に関して大将の弁は「養殖物だと余計な油があるんですよ」
おいら、鰻などは脂がのっている状態こそがよい鰻だとばかり考えていた。
確かに、締まった質感の舌触りで味にも品格を感じさせるシロモノだった。魚を感じさせるのだ。
刺身にしろ、澄んだ淡水の池沼に自生するジュンサイも、わさびを効かせて喰えば美味しいったらない。
2件目にたどり着けないぐらい、お腹いっぱい料理を堪能する最中、隣あわせた客がどうも出版関係の方々のようで、漏れ聞こえる会話の中に、伊丹由宇兄の話が。
店主である大将と、そのお客で、「伊丹由宇の文章がどれほど信頼があるか」という、大リスペクトなやりとりをしていた。
こうなったら黙っちゃおられない! とばかりにおいらも話に参戦。
「伊丹兄はおいらも大の仲良しなんですよ」と少し鼻高々な気分。
伊丹由宇の選んだ300件の店の中からさらに厳選し、100件を選出した原稿の記述があるそうで、その100件にこの名店:Nもしっかり掲載されたそうだ。
22時を回れば、女将さんより飲酒の許可が下りるという大将。その鉄則は後で聞いたのだが、心地よき会話に、新鮮で丁寧な食材を堪能するうち、時計が22時を5分回った。
「まぁ1杯いかがですか?」と1本大将にお付き合いいただく。
大将の交流関係の広さに呻りながら、先日25週年を迎えられたという店には秋元康さんから贈呈された綺麗な花が飾られてあった。
こんな辺鄙(失礼!)な場所で、こんな名店に巡り会えるとは!
すぐ裏にあるという「トキワ荘」を取り巻く話も、実に興味深いものだった。
次回の訪問を約束しつつ、Uちゃん行きつけの中野駅界隈のバーで、軽く3杯。
ミュージシャン取材の幾つかの現場で、共に仕事してきたUちゃんの配慮は、今日も温かかった。
投稿者 yonezawa : 17:18 | トラックバック(0)
2008年 07月 13日
アキレスと亀
TVスポットで北野武監督最新作『アキレスと亀』の告知を初めて観た。
4月に行われた製作会見の折り、「今回はマジメに、たくさんの日本のお客さんに観てもらえるような映画を撮ってるよ。ここ2作品では、だんだんスタッフが話しかけてくれなくなったけど(笑)、今回はみんな寄って来てくれるから面白いものに仕上がってると思う」と語った北野監督の言葉が、個人的には『菊次郎の夏』を想像させた。
先月開催された、第30回モスクワ国際映画祭で、北野監督は特別功労賞を受賞。
「子供が大好きなおもちゃを与えられた時と同じようなもの」
映画を撮る行為を、こんな言葉で綴った監督の表現が懐かしい。今も監督は現場でときめいているに違いない。
9月20日よりテアトル新宿、銀座テアトルシネマにて公開。
投稿者 yonezawa : 00:55 | トラックバック(0)
2008年 07月 11日
テネイシャスD
本日〆切りの4C原稿を入稿し、京橋の最終試写へ。
あのジャック・ブラック主演の映画『テネイシャスD』鑑賞。
テネイシャスDは、俳優:ジャック・ブラックとカイル・ガスのユニット。
想像と寸分違わない、B級色たっぷりの匂いを発散させた一流のB級作品だったが、おいらたちのようなロック小僧からの体験がない人々には、何のことやら解らない人名なり単語が出てくるのではなかろうか。
なので、パワーロックを愛し、笑い、信じている者以外の人には勧めにくそう。
くらだない事に信念をかけて、ある意味命がけで取り組む演者のパワーは、愛しさのような意味合いの気持ちを抱かせてくれる。
カメオ出演で様々な大物も登場する本作。
伝説のピックを探す道中、ピックを巡るふざけたエピソードを聞いただけでも、この作品を愛する側にいるべきだろう。
そのまま京橋から東京駅八重洲口界隈まで徒歩移動し、G社のイケメン:Tと合流。
近況を伺い、G社の移り変わった体制にやや驚かされた。
投稿者 yonezawa : 00:55 | トラックバック(0)
2008年 07月 6日
雨とApocalypto
九州、山口が梅雨明け。東京でも“振らない梅雨”ってのがここのところの印象だった。
いよいよ激しく暑い日々の到来か。
昼間の車中温度は真夏並に急上昇で、乗車後1時間、冷房が全然効かない。
日が暮れた夕食時の夕方、ドライブがてら用事を済ませに原宿本面へ。
カー・ラジオから流れてきたインターFMのDJ:島田律子の声は久しぶり。ご無沙汰している彼女に最後に会ったのは、彼女が臨月手前の頃だったか。
周波数をJ-WAVEに回せばクラシック・ギタリスト:村治佳織の番組が。
彼女とは、先日のライヴ会場以来お会いしていないが、ハンドルを握りながらあの瞬間のギターの音色を思い出していた。
帰りの道中、ポツンとフロント・ガラスに雨が。
「こんな時、親父ならどうするんだろう?」「こんな時、親父ならどこへ行くのだろう」様々な思考が浮かんでは消える。
同時に、おいらの知る1960〜70年代時分の40〜50歳代の男達は、度量があって風格があり、つくづく立派だったなぁ…と回想する。
明け方までかかり、今頃DVDで映画『アポカリプト』鑑賞。映像の迫力に倒れた。
凄い世界観にして「この後の展開は一体どうなるんだ!?」っと子供のようにドキドキさせられた。
劇中描かれたマヤ文明後期の中央アメリカは忠実なのだろうか?
生け贄の心臓を取り出しとか、目を背けたくなるバリバリR指定であろう斬首シーンとか、冒頭に見せる森の中のトラップとか、妊婦の妻であるとか、足手まといのような仲間の大男とか、野卑で屈強なる敵の男とか、主人公の誇り高き父親とか、奴隷の姿、等…。
見る者に良き意味の障害(刺激)を与えるような演出が尾を引き、作品に対して延々色濃く入り込ませる印象を得た。
ああだこうだ考えさせない大変な演出効果を感じさせた。
メル・ギブソンは心から映画が好きなんだな。
監督業も俳優業並に実力を不動のモノにしつあるメル・ギブソンはもはや偉大なる世界有数のフィルム・メーカー。
それにしても、弓も槍も石も怖すぎ。
投稿者 yonezawa : 12:37 | トラックバック(0)
2008年 07月 2日
INTO THE WILD
映画『イントゥ・ザ・ワイルド』の主演俳優:エミール・ハーシュは、話題の映画『スピード・レーサー』でも主演を務めており、今回の来日は後者プロモーションの方がメインであったのかもしれない。
おいらは『イントゥ・ザ・ワイルド』に関する単独インタビューのため、都内某ホテルを訪れた。
エミールは、デビュー当時のレオナルド・ディカプリオ、あるいはリヴァー・フェニックスを彷彿とさせる若き才能溢れる俳優だ。
現場のそこの空間だけはとてもリラックスした気持ちのよい空気が流れていた。
「しかし子供の頃、アニメ『スピード・レーサー』(日本では勿論『マッハGOGOGO』)を見ていたけど、まさか自分が主演をやることになるなんて、信じられなかったよ!」と屈託のない笑顔で笑うエミール。
髭を蓄えた出で立ちではあるが、まだまだ幼さを感じさせるナイスガイだった。
短いセンテンスながら一つ一つの質問に真摯に回答する彼。制限時間をフルに活用し現場を後に。
本作は、9月6日よりシャンテシネ、テアトルタイムズスクエア他全国ロードショー。
半蔵門で映画『P.S.I LOVE YOU』試写鑑賞。
ヒラリー・スワンク:ファンであるおいらは、この作品をいち早く観ておきたかった。
アカデミー賞を受賞した時のスピーチで、彼女はトレーラーハウスの中で育った貧困な生活体験の過去を語った。
「仰天日記」のいつ書いたんだったか探すのも大変だが、2002年アメリカ公開の『Insomnia』取材時、ニューヨークのジャンケットで彼女へのインタビューを試みた事があった。
真っ直ぐに見つめたまま、歓びをダイレクトに相手に伝える、あの瞳の凜としたたたずまいにおいらは瞬時にノック・アウト。
一般的に、超美人女優というイメージを世間は抱いては無かろうが、あのチャーミングでキラキラ光り輝く眼差しは忘れない。
劇中、30歳になる手前からのアメリカ女性を演じるヒラリー。女性向けの作品だという印象ながら、とあるマスコミ関係者の男性が鑑賞後、号泣していたそう。
原作を読んでいないので何とも言い難い部分も多いが、正直、幾つかのシーンシーンの心理描写に、上手く同調or感情移入出来ない場面もあり、そこそこ佳作な脚本だった印象。
ついでに思う事は、無くなった夫を演じたジェラルド・バトラーがどうにも馴染めない。打って付けのキャラの起用に感じられない。
また、劇中登場するヒラリー周辺の女性達が、どうも中肉中背のオヤジ体型の男ばかりを“イケメン”として意識する描き方の演出にセンスの違いを感じた。
“ヒラリーの登場するスクリーンで大きく泣きたい”。彼女への思いはそれだけだ。
彼女は次回、大西洋単独飛行を女性として初めて達成したことで知られている女性飛行士:アメリア・イアハートの伝記映画『Amelia』(監督:ミーラー・ナイール)に主演することになっている。
本作は、10月18日(土)、有楽座ほか全国拡大ロードショー。
※関連サイトより概要抜粋↓
■イントゥ・ザ・ワイルド/INTO THE WILD
1992年4月、一人の青年がアラスカ山脈の北麓、住む者のいない荒野へ歩いて分け入っていった。4か月後、ハンターたちによって、彼はうち捨てられたバスの車体の中で、寝袋にくるまり餓死している状態で発見される。青年の名はクリス・マッカンドレス(エミール・ハーシュ)。ヴァージニアの裕福な家庭に育ち、2年前に大学を優秀な成績で卒業したばかりの若者だった。全財産を捨て、労働とヒッチハイクを繰り返しながら、アラスカへと旅立ったクリス。なぜ彼は、恵まれた環境にいながら、悲惨な最期を遂げたのか…? ジョン・クラカワー原作のベストセラーを、ショーン・ペンが映画化。
■P.S.アイラヴユー/P.S.I Love You
死んでしまった最愛の夫から、ある日突然届いた手紙。
それが、すべての始まりだった―。
世界40ヶ国以上で出版、500万人が涙した、一冊の純愛小説「P.S.アイラヴユー」(セシリア・アハーン著)の完全映画化。
つましくても幸福な人生を信じて疑わなかったホリー(ヒラリー・スワンク)に突然、襲いかかった最愛の夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)の死。彼の死を受け入れられず、絶望に打ちひしがれる彼女のもとに、一通の手紙が届く。その手紙の差出人は亡き夫だった。それから、消印のない夫からの手紙が様々な形で届くようになる。最愛の人を失った悲しみと、最愛の人に出会えた幸せをかみしめながら、徐々に生きる力を取り戻していく…。
投稿者 yonezawa : 12:37 | トラックバック(0)
2008年 06月 26日
The Nanny Diaries
映画『私がクマにキレた理由』鑑賞。
シャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニという、実はよく知らない監督なのだが、“スカーレット・ヨハンソン主演”っと言う、謳い文句に導かれた。
今をときめく23歳の女優:スカーレット・ヨハンソンは、先頃なんとアルバム『Anywhere I Lay My Head』をリリース。
アルバムは、すべてがトム・ウェイツの楽曲10曲をカヴァーした内容となっており、デヴィッド・ボウイもヴォーカルで参加と、さすがに豪華。
本人のヴォーカルはというと、プロツゥールスの恩恵による部分も大きいのではと即座に想像させた。ただ楽曲にトム・ウェイツを選択する思い切りの良さをして、ただ者ではないオーラをビンビンに放ってはいた。
映画は『Match Point』のようにときめく内容ではないものの、良き意味で想像通りの印象。公式サイズが身長163cm/体重54㎏とあり、やもすればとたんに太ってしまいそうな体型が彼女の大きな魅力の一つのであるのかもしれない。
“Nanny”=子守り。つまり“ナニー”とは、ベビー・シッターを指す単語であることを初めて知った。
試写会後、フリーの編集者:MKと待ち合わせ。今月前半渡米した、彼女の海外取材エピソードを伺い近況を語り合う。
投稿者 yonezawa : 19:48 | トラックバック(0)
2008年 06月 11日
Hiromi's Hands〜In To The Wild
昨日同様、午前8時30分、付き添いのため近くの内科病院へ。
昨日今日と同じ病院へ点滴の付き添いにやってきたのだが、まさにその点滴で亡くなった方がいらっしゃると報道されるニュースが気がかり。
5月25日に記し、欲しかった洋書書籍『Hiromi's Hands』をamazonより入手。
温かい線で描かれたイラスト、そして隣に添えられた英文はオイラの楚良のスキルでは簡単には読めないけど、愛らしい様子が率直に伝わる良き物件。
映画『In To The Wild』試写鑑賞。http://www.intothewild.com/
(※関連サイトより内容抜粋)…「1992年4月、一人の青年がアラスカ山脈の北麓、住む者のない荒野へ徒歩で分け入っていった。4ヶ月後、ヘラジカ狩りのハンターたちが、うち捨てられたバスの車体の中で、寝袋にくるまり餓死している彼の死体を発見する。彼の名はクリス・マッカンドレス、ヴァージニアの裕福な家庭に育ち、2年前にアトランタの大学を優秀な成績で卒業した若者だった。知性も分別も備えた、世間から見れば恵まれた境遇の青年が、なぜこのような悲惨な最期を遂げたのか?クリスは所有していた車と持ち物を捨て、財布に残った紙幣を焼いて旅立つと、労働とヒッチハイクを繰り返しながら、アメリカを北上し、アラスカに入ったのだった─」
投稿者 yonezawa : 18:33 | トラックバック(0)
2008年 06月 4日
The Presidents Of The United States Of America
残念ながら、ソニー・ミュージックの主催するコンベンションにたどり着けなかった昨日、出前の弁当を食べそこねてしまった。
「どこで何を喰おう?」とテーマをあれこれ妄想し、一人遅い時間帯に食べる絵を想像したら、どうにも侘びしい気持ちになった。
自分一人なら松屋だ吉野屋だ、御法度のラーメンだ…という即席喰いになってしまうのが常。
結局、遅い時間になった頃、テンホーちゃんと合流。遅い夕食におつき合いいただいた。
The Presidents Of The United States Of AmericaがEMIに移籍し、新作『These Are The Good Times People』リリースの情報を得た。
しかも彼ら、FUJI ROCKに出演する模様。知らなかったよ、そんな情報。
WOWOWは今年からFUJI ROCK独占中継からの撤退を決めてしまった。かつ、今年、特に現地で取材対象者としておさえねばと必要に迫られたバンドも、現時点では見あたらなかったせいもあり、取材申請は行っていなかった。
ファースト・リリースの瞬間から虜にさせられたThe Presidents Of The United States Of Americaに会う機会は果たしてあるのか!?
本日夜、G社:俊英:T&編集者で彼女のNちゃんと飯。
Nちゃんがとても品格のある美しい女性だったのがとても嬉しかった。同じ空間にいる際の、彼女を取り巻く“温度”にとても育ちの良さを感じ、機転の利くクレバーな女性であることを瞬時に理解した。
深夜、もう一つの約束があったため、たった一軒での解散となったが、Tの行く末も彼女が隣についていさえすれば問題なしと確信を抱いたのだった。
場を銀座へ移し、最終的に恵比寿で会談。
投稿者 yonezawa : 13:15 | トラックバック(0)
2008年 05月 23日
Tenaciousd D
ハリウッドのスーパースターでミュージシャンのジャック・ブラックが主演キャラの声優を務めた映画『カンフー・パンダ』記事入稿。
久々の試写会招待記事。
ここのところ、映画記事は公開までの時間が切迫してからのプレゼンが多いため、じっくりと応募期間の〆切りを設けた試写会開催を謳える事が、なかなかままならなかった。
東京・大阪・福岡を対象地に予定し、公開日7月26日(土)に先駆ける試写会開催実施の運び。
ジャック・ブラックと言えば、映画共々コミカルでアコースティックなユニット:デネイシャスDでの来日を心待ちにしている。
デネイシャスDのアルバムは傑作だ。
映画「Pick of Destiny」は2008年7月日本公開予定。サントラCDは7月2日ドロップ・アウト(だったはず)。
http://www.tenaciousd.jp/
夕方、吉祥寺で谷口氏他、編集者、翻訳家諸氏との打ち合わせ。
帰宅途中、ふいに屋台の赤提灯を発見。
もし美味い物件でありながら、見過ごしてしまったら…という懸念意識にさいなまれ、瞬時に激しい誘惑に包まれ、連チャン・ラーメン。タマゴ入り。
「ラーメン。タマゴも」「はいよ!」っと数分待機。しばらくして出来上がったかと思えば、すでに半分のタマゴは盛られており、更にもう1コ分のタマゴを紐で1/2にカットして追加している。
だったら最初に、「ラーメン」自体に半分のタマゴが入っている旨を伝えてくれればいいのに…と不条理に思いながらも、結局1コ+1/2のタマゴ入り醤油ラーメンを食す。味普通(泣)。タマゴ食い過ぎ(泣)。
ラヂヲ先生ごめんなさい。
投稿者 yonezawa : 17:47 | トラックバック(0)
2008年 03月 28日
ジェシー&あっくん_野村
午後、およそ1年ぶりとなるRIZE(ジェシー&あっくん)インタビューのため、都内某取材地へ。
彼らRIZEは、4月16日に待望のオリジナル・アルバム『K.O』をリリース予定。
これほどの素質と才能とモチベーションを有した日本発のロック・バンドは、彼らをさしおいて他に思い浮かばない。
ヴォーカル、ドラムス、共に技量という点を睨んでも彼らのスキルは破格。
テクニックのことなど口にする彼らではないが、その部分における裏付けにしても実に充実しているバンド。新譜『K.O』は、RIZE史上最高傑作の仕上がり。
今日のこの日をどれほど待ちわびたことか。夕食時に自由人:野村と待ち合わせ、初サシ飯へ。
合流した瞬間から帰途につくまで、まぁ速射砲のように語り明かすことになった今宵も贅沢で貴重な時間だった。
野村とはそれなりの世代差がありながら、音楽・映画を初めとする様々なカルチャーへの造詣深さは舌を巻くほど。
銀座:Gより移動。初めて訪れた新宿のロックバーへ。
自然な流れの我々の会話の中に出てきた、数々のバンドのLP(しかかけられない)を実にタイミングよく、ほどよき音量で矢継ぎ早にかけてくれるマスターの気遣いがたまらない。
UFOもスティーヴ・ミラー・バンドもまた揃えたくなってきた。
血湧き肉躍る音楽は、おいら酒飲みの気持ちを朗らかにしてくれた。
花園神社を経由し、ゴールデン街:Aで乾杯。しっかりした自分の意志を持つ者と語る一時の充実した感触ほど嬉しいことはない。しみじみと野村は貴重な存在だ。
今夜いただいた、トミー・エマニュエルの重要映像が収録されたDVDを観るのが超楽しみ。
投稿者 yonezawa : 19:42 | トラックバック(0)
2008年 03月 21日
ハンティング・パーティ
映画『ハンティング・パーティ』の試写室で偶然、編集:Uと遭遇。
後に、Uからの届いた映画の感想は「ひょっとして予想を超えた面白さだったらいいな〜くらいの期待度」であり、まさにおいらの構え方もそのままだった。
だが映画の内容は少し大味。残念。
Uとはまさしく近々連絡を取り合い、近況報告及び情報交換を考えていたので、丁度上映中、原稿奪取のなくなった情報を踏まえ、試写後彼と本日の待ち合わせを約束。
遅めの食事時、新宿の飯屋へ。
週刊グラフ誌で怒濤の業務をこなす彼の、この半年間の近況を伺う機会を得た。
酒、つまみの好みの傾向がかなりおいらと似ており、そもそも気兼ねなどしない間柄ながら、余計にとても自由な空間を自覚した。
あらゆる方向性の話に、適度で正当な突っ込みの入れられるセンスを有するU。
イイ酒を酌み交わせば酒量も比例してどんどん歯止めが利かなくなる。
仕事を終えたSTと合流し、軽く愉快な梯子酒。
投稿者 yonezawa : 19:09 | トラックバック(0)
2008年 03月 14日
UKと甲斐さん
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G社:UKちゃんとも、どえらく疎遠であった。
しかし、イニシャルがUKとはクールだなぁ。
雨模様は続いたまま。UKからの誘いで三軒茶屋、初のおでん屋へ直行。
花粉症と風邪らしき喉のイガイガで笑うほど声がまったく出ず。昨日よりはマシだけど。
コンディションもまだまだ半分しか取り戻していない状態ながら、UKとの乾杯は毎回愉快で嬉しい瞬間。
ところで関東のおでんには鶏肉が入っていない。
「九州ではおでんに必ず鶏肉入れるのだよ」帰国子女であり、アメリカ各地〜東京とインターナショナルな環境で学生時代を過ごしてきたUKに、地元情報を伝えた後メニューを見れば、鶏のもも肉をおでん出汁で煮込んだ品があることに気づく。
同じ鍋で煮込むと出汁が濁ってしまうので、それを避けるために関東のおでんは肉類は入れないのだろうと読んでいるが、こうして別メニューでおいてある店は珍しいかもしれない。
積もる話、これまで話す機会が無かった話、映画の話、音楽の話…っと、酒の酔いに任せて話はあらゆる方向へと連なり、心地の良い時間が過ぎゆく。
UKにゴチ(感謝!)になり、雨模様の中、通算4,5回目の訪問となった居酒屋:Tへ移動。
「先日、これから向かう店:Tで甲斐バンドの甲斐よしひろさんをご紹介いただいたんだよ」とUKに話しながら店ののれんをくぐれば、なんと偶然甲斐さんら音楽関係者らの方々と遭遇。
なんたる幸運。
先日、甲斐さんとの遭遇を田舎の母親にも伝えたならば、母の妹、つまりおいらのおばさんとおふくろが甲斐バンドの話をしたと聞いた。
おばさんは「甲斐バンドの『安奈』を聴くと涙が出てくる」と言ったそうだ。
時代、世代、性別に関係なく、多くの人々に影響を与えるロック・ミュージックの深さを、そのエピソードにも認識させられた。
突然、ふいに現れたおいらたち2人をなんだかんだ言いながらも迎え入れくださり、しばしの談義に混ぜていただいた今宵も大収穫で大感謝な瞬間だった。
名盤の1枚、『マイ・ジェネレーション』を超えうる甲斐バンドのオリジナル・アルバムを、おいらはいつでも心待ちにしているのだ。
投稿者 yonezawa : 15:48 | トラックバック(0)
2008年 03月 13日
アフタースクール
夕方、映画監督:内田けんじインタビュー取材のため恵比寿へ。
内田監督は長編デビュー作『運命じゃない人』がカンヌ国際映画祭4部門を受賞したほか、多数の映画賞に輝いた新進気鋭の映画人。
今回、新作映画『アフタースクール』(5月24日公開)のプロモーションのための取材だ。
『運命じゃない人』を見た瞬間、日本にはほとんどいない感覚を有する監督であることを認識した。『パルプ・フィクション』『メメント』等に共通するような、時間軸を交錯させ、物語の終盤で「なんと! そういうことであったのか!」と頷かせるような編集センスを有する作品を生み出す監督だ。
彼のブログにあったカンヌ映画祭他でのあるシーンを読み込み、そこで感じた人間性及び、事前に『アフタースクール』配給元スタッフから魅力溢れる監督像を伺っていたので、是非一度お会いしたい映画人の一人であった。
本日機会が叶いラッキー。
まったくの自然体で、肩肘を張らない柔軟な感性を身につけるジャンプ世代の若者。お会いする前もお会いしてからも、彼への好印象の落差はなかった。
昨夜の酒と花粉症のせいで、ほとんど声の出ないおいらの質問に真摯に答えてくださった、内田けんじ監督による『アフタースクール』が、再び世間を席巻することはもはや確実かと思われる。
この作品は、一度観たチケットの半券を持っていけば、2回目は半額で観られるシステムをとっていたかつての『ユージュアル・サスペクツ』の時のシステムを採用してもよい作品ではなかろうか。
なぜなら、2度観て確認したくなるロジックだから。
内田けんじ監督を知らないという事事態が恥ずかしいという現象も、もはや時間の問題。
映画祭で受けたインタビューでの一コマに、彼はブログでこう書いていた。
「どうやってこの(『運命じゃない人』の)脚本を作っていったのか?」という質問を毎回聞かれ「ただ書き直して書き直して、書き直しただけです」としか答えられない。持論を展開したりして説明したいのですが、できないものはしかたがない」
この意見こそが真実であり、おいらは共感を覚え、かつ痛快であった。
時間軸を入れかえる話の着想は他作品にもあろうが、途方もない辻褄の整合性が求められ、途方もない神経を使いながらの撮影及び編集となるだろう。
最も設計図を必要とされる作品作りに取り組む映画監督の一人、その最先端にいるのが内田けんじ監督であるのは間違いない。
投稿者 yonezawa : 15:48 | トラックバック(0)
2008年 03月 4日
88minutes
昨深夜の原稿が10時引き上げになったので、午前中より入稿作業。
車検の手続きは明日以降に繰り越した。
昼過ぎから丁度いい時間帯に何か試写会はなかろうか? と試写状を見てみれば、前回タッチの差で入場させてもらえなかったアル・パチーノ主演作『88ミニッツ』の試写会がナイスなタイミングで見られることに気づいた。
前回の教訓で20分前には現地到着。
関連サイトによる内容は以下の通り…「次々と女性を狙う猟奇殺人の容疑者・フォレスター。彼は、異常犯罪分析医のジャック・グラム(アル・パチーノ)の証言によって死刑判決を下された。それから9年後、フォレスターの死刑執行が迫ったある日、同じ手口の殺人事件が発生。ジャックのもとに一本の電話がかかってくる。「お前に残された時間はあと88分だ!」――。刻々と時間が迫り来る中、果たしてジャックは真犯人を見つけることができるのか?」
獄中からFBI捜査官の心理を操り、絶大なる影響力を放った『羊たちの沈黙』レクター博士の出来を思い出すと、正直、本作のストーリー・演出のツメには満足を得られなかった。
アル・パチーノは最大限にリスペクトし、最重要俳優であることは今後も変わらないものの、例えば階段を駆け上るシーン、街を走り抜けるシーンに幾ばくかの違和感を感じたのは正直な感想だった。
もうアル・パチーノは走らなくともよいと思う。
次回作ではデニーロとの競演が控えているとか。勿論、その作品も見逃すことはないだろうが、より監督によるキャラクター付け、演出の在り方が、今後の作品の善し悪しを決定づけることになろう。
夜、巨匠:Tちゃんに誘われ、恵比寿「やまざき」で寿司をゴチ。
新宿で2件梯子し、THE POLICEも体感済みのオタクで和服の美女:RR、ファンキーに合流。音楽談義に熱が入る。またしても朝まで飲んでしまった。
投稿者 yonezawa : 14:30 | トラックバック(0)
2008年 02月 29日
swan lake
リック・ニールセンのインタビュー原稿を読み込む。
感慨深い内容に「そうだったのか!」っと30年前の裏話に改めて驚きと発見を感じずにはいられない。
ノーカット盤はweb展開も視野に入れ、気合い入れて書き記したし。
B.デルトロ新作の試写会はこれら原稿書きにより断念。
夜、『swan lake』公演チケットをSHより譲渡。
水道橋の寿司屋:量平寿司で久々に夕食を。
化粧品のCMが決まったというKMからのメールに労いの返信。
電車の動いている時間に珍しく映画監督:寅より連絡があり、つたない英文でメール返信すれば、彼は約束通り駅改札に到着していた。
英文、通じた通じた。
最近知ったB1の居酒屋で久々再会の寅と映画・音楽談義。
この男、先日のザ・ポリスの楽屋へ潜入した模様で、アンディ・サマーズの生写真やら楽屋に無造作に置かれたストラトキャスターの写真を何枚も見せてくれた。
なんでこのおれを呼ばねぇんだ! と嫉妬の意を伝えると、彼はBACK STAGE PASSを土産に差し出した。寅はアンディの娘と友達なのだそう。
4時過ぎ、寅の監督したドキュメント・フィルム『アラキメンタリー』を本人よりレンタルし帰宅。猛烈な睡魔に包まれながら半分ほど鑑賞した5時過ぎに就寝。
投稿者 yonezawa : 12:21 | トラックバック(0)
2008年 02月 28日
釜炊き
K社の映画人:HY&FK、スーパー編集:IMとの4人定例晩餐会で新橋。
メンバー持ち回りで会合の場所を取り決め、集い、美味しい食べ物に飲み物を喰らいながら無軌道な空間を共有する時間。
基本的には2ヶ月置きのスタンスでこの晩餐会は開催される。
前々回はFKが試写の立ち会いで断念し、前回はツェッペリン記事の入稿でおいら参加ならず、今回はHYが映像編集の立ち会いで30分の遅刻。
もしかしたらそれなりに多忙なメンバーが集まっているのかもしれない。
席に着いてから分量を伝えて注文するご飯が、また格別。
4人で2合注文し、およそ1時間後に茶碗に軽く盛った2膳のご飯が割り当てられる計算。この分量も2杯目のお焦げ具合も釜炊きならではの仕上がり具合だ。
家のご飯も格別ながら、今日の米も格別だった。
やがて、嬉しいことにイレギュラー面子のS&Cが合流。異色の顔ぶれで乾杯。
河岸を変え、S&Cを引き連れた2軒目には新橋寄りコリドー街の外れのバーで再度乾杯。
当たり前だが、それぞれがそれぞれの人生に向き合い、思い悩み、歯をくいしばって生きているんだ…という活力を感じながら明け方のタクシーに乗り込んだ。
投稿者 yonezawa : 12:21 | トラックバック(0)
2008年 02月 26日
シャイン・ア・ライト
★ザ・ローリング・ストーンズ × マーティン・スコセッシ『シャイン・ア・ライト(原題)』
オリジナル・サウンドトラック=008.3.31 in stores!!
『ディパーテッド』で遂にアカデミー賞を受賞したマーティン・スコセッシ監督が世界最強ミュージシャン=ザ・ローリング・ストーンズと創り上げた21世紀最高のライヴ・エンタテインメント映画のサウンドトラック盤にして、最高のライヴ・アルバム!
映画の日本国内での公開は2008年冬の予定。
…っと思わず告知してしまった。
この作品、B.ディラン映画以上の話題作になる予感。おいらはこれまでディランの背景にあるモノをそれほど知らなかった。
伝記映画 「I'm Not There」によって初めて、その片鱗のいくつかを知らされた。
午後、アカデミー賞主演男優賞を受賞したダニエル・デイ=ルイスの『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』鑑賞。
重厚で尋常ならぬ目力の演技が見るモノの体力を奪ってゆく。
業と欲の渦巻く精神状態の主人公がめちゃヘヴィで、サントラにはモノリスを描いたシーンでのS.キューブリックの影響が。
エンドロールの後、「ロバート・アルトマン監督に捧ぐ」と追悼の意が記されてあったが、本作は、アルトマン的世界観な作品だったのかもしれない。
夕方上がる予定の原稿により、T氏食事会は断念していたのだったが、原稿がやや押した事により冒頭の一時は合流出来た。ラッキー。
知らないうちに外は雨模様。買うのも悔しい傘を渋々購入。家には捨てるほどあると言うのに…
午後10時30分、中野で原稿を拝受し、深夜0時前には入稿完了。
睡魔を察知し、何度もオチながらタクシーで帰途へ。
帰宅後、やにわに買い置きの「きつね:どん兵衛」をつるりとすすり、車検関連書類を室内で捜索。
投稿者 yonezawa : 05:07 | トラックバック(0)
2008年 02月 25日
Academy Awards2008
●作品賞:『ノーカントリー』
●監督賞:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン『ノーカントリー』
●主演男優賞:ダニエル・デイ=ルイス『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
●主演女優賞:マリオン・コティヤール『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』
●助演男優賞:ハビエル・バルデム『ノーカントリー』
●助演女優賞:ティルダ・スウィントン『フィクサー』
授賞式自体開催が危ぶまれたアカデミー賞だったが、ふたを開ければ恒例の豪華絢爛なショーは開催された。
『フィクサー』のティルダ・スウィントンは確かに巧いと思わせた。4冠達成の『ノーカントリー』ハビエル・バルデムは怖い男の権化。秀逸だった。
近々鑑賞予定の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で見られると言う、ダニエル・デイ=ルイスの圧倒的存在感を是非とも確認しようと思う。
タイミングがあえば見ようと思っていたニコラス・ケイジ主演『NEXT』の試写会断念。
本来映画は、先入観ないまま何でも見なきゃあきません。
深夜、編集:Fちゃんに借りた「たかじんnoばぁー DVD BOX THEガオー!LEGEND」が懐かしい。まだ全部は見られてないが、基本的に収録の放送は全部記憶がありそう。
出演者がよくぞこの番組のソフト化を了解したなと思わせる、今見ても緊張感のある映像だ。
同番組は1992年10月にスタートし、1996年7月までの4年間放映された。深夜0時台の放送にもかかわらず、平均20%近い視聴率をキープし続けたという番組。
たかじんはあの頃のテンションのまま、今でもたかじんを続けている。
深夜3時過ぎ帰途に。
投稿者 yonezawa : 15:13 | トラックバック(0)
2008年 02月 24日
アカデミー賞
ろくに寝てない日が2日も続く事態に、午後のだらしない時間まで2度寝。
夕方前、車でRちゃん関連の衣類&生活用品、スーパーで食材の買い物を済ませお腹ぺこぺこで帰宅。
夕食のハヤシライスが美味。我が家の飯はいつもとても美味い。
夕方、昨日WOWOWで放映されていたザ・ポリス・ライヴを録り損ねた失態を確認。
てっきり今日かと勘違いしていた。無念。WOWOWの山ちゃん、なにとぞよろしく!
アカデミー賞の発表が明日だなぁと思いながら、同WOWOWで賞発表直前の番組を観戦。
ショー・レースの候補作品に上がっている作品中、たった2本だけでも鑑賞しておいてよかった。
大概、アカデミー賞ノミネート作品は日本未公開の状態で発表が行われるので、試写会を見られるマスコミ以外の日本人にとっては、基本的には賞の結果がチンプンカンプンな状態だ。
気がつけば、HDDの録画容量がマックスを超えてしまっており、途中までしか録画されていない番組が数本。
投稿者 yonezawa : 15:13 | トラックバック(0)
2008年 02月 19日
fixer
連続試写会の2日目。トニー・ギルロイ監督メガホンによる映画『フィクサー』試写会鑑賞。
小難しそうで、異常性を感じさせる執拗なナレーションが見る者の好奇心を煽る。
作品の善し悪しはともかく、ジョージ・クルーニーはいくらでも映画を作る体力を毎回感じさせる。
『トラフィック』『オーシャンズ11』等のスティーヴン・ソダーバーグ、『ザ・ファーム/法律事務所』のシドニー・ポラックがプロデューサーというところに、ジョージ・クルーニーの身内で作り込んでいる匂いがプンプン。
この作品に限る話ではないが、アメリカ人のデブや、デブで何かを喰っている男は、映像で見ると、どうしてこうも興味をそそるのだろう。
アメリカ人俳優陣の懐を痛感する本作は、4月12日より日本公開。
◆マイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)は、N.Y.最大の法人向け法律事務所に勤務するエリートスタッフ。だが彼は弁護士ではない。彼は隠された罪の“もみ消し人”。元検察官だったクレイトンは、事務所の共同設立者であるマーティ・バック(シドニー・ポラック)の強い要請により、事務所内の最も汚い仕事を受け持っている。“もみ消し人”としての不本意な仕事に憔悴しながらも、離婚や社外ベンチャー・ビジネスの失敗による借金もあって、クレイトンは事務所と縁を切りたくても切れない。そんな折、同僚が起こした事件の処理中、自分の事務所の裏側に入り込んだとき、罪を隠ぺいする以上に、この法律事務所の裏にある闇に気がつき始める…。
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雑務を終え、4c原稿の色校正をチェック。
原稿待ちの時間まで、Fに勤めるNと、仕事内容を伺うために是非Nを紹介してほしいと言うHと会席をセッティング。
数時間の食事を終え、おいらは上がり時間の迫った原稿取りに中野区へ。
帰社後の深夜、入稿。
そこから飲み続けていた連中からの呼び出しにより、再度合流。なんだか判らない珍しい特殊な面子で怒濤のガブ飲みに突入。
投稿者 yonezawa : 04:24 | トラックバック(0)
2008年 02月 18日
NO COUNTRY FOR OLD MEN
月日の流れの速いこと。
新年会やったかと思えばもう2月半ば。
先週も先々週も行きたかった試写会を断念していた。今週のフラストレーションの溜まり具合をして、ついにコーエン兄弟の映画『ノーカントリー』試写会へ到達。
いかなる映画作品であろうとも、見る者をどれだけ早い時間でどれだけ惹き込むのかが、良質の映画か否かの境目。冒頭の20分にヒヤヒヤする、あるいはヒリヒリするようなときめきがないと、その映画はダメ作品の烙印となる。
コーエン兄弟は冒頭の数分でおいらに魔法をかけてくれた。
1980年代のテキサスにいるシガー(ハビエル・バルデム)の怖いことといたら大変。モス(ジョシュ・ブローリン)もいい味出すわ。
緊張感の冴え渡る122分のスリル。
◆「狩りの途中で偶然、大量のヘロインと200万ドルという大金を見つけた、ベトナム帰還兵のモス(ジョシュ・ブローリン)。金を持ち去った瞬間、彼の運命の歯車が大きく狂い始める――。法と正義を信じる年配の保安官・べル(トミー・リー・ジョーンズ)や警察を巻き込みながら、執拗に追ってくる謎の殺し屋・シガー(ハビエル・バルデム)から逃げるモス。果たしてモスは逃げ切ることができるのか? ベルは危険に瀕したモスを救うことができるのか? そしてシガーはモスを射止めることができるのか? 3人の男の思惑と自信が絡み合い、意外なクライマックスを迎えることとなる…。アメリカ西部、テキサスの町を舞台に、鬼才・コーエン兄弟が放つ、ドラマティックな犯罪スリラー。」
http://www.nocountry.jp/
投稿者 yonezawa : 04:24 | トラックバック(0)
2008年 02月 2日
ブラックブック
起きがけに枕元においてあるペット・ボトルの水を一口。
寒い季節になると保温したポットのお湯でお茶を飲むので、「楽天」でネット注文する我が家の飲料水の需要が激減する。
2月に入ったので車検が来月か。早いな。もたもたすると直ぐに期限前日になってしまうので要注意だ。
数年前の、ある手紙を読み返そうとPC内を検索するが、どういうわけだか目当ての書類が出てこない。
今日のPCの調子はやや不調で、読み込みにえらく時間がかかり何度か固まる始末。夜中に酷く怒りがこみ上げた。
夜中テレビ鑑賞。HDD内には何本の映画が録画されてあるのだろう。
そのうち情報として観なければと考えていた3本の映画を明け方にかけて一気に鑑賞。
『私の頭の中の消しゴム』大味。『ハチミツとクローバー』ノーコメント。
最後の1本、観るまで知らなかった映画『ブラックブック』がどえらい傑作で、夜中に心で膝打ち数発。
ユダヤ人女性ラヘルを演じたカリス・ファン・ハウテンがとにかく凄かった。
公開中、この作品をなぜおいらは見過ごしていたのだろう。と考えると、誰も教えてくれなかったに他ならない。
サスペンスとして描かれる多くのシーンも映画の質を押し上げる。
生死ギリギリの狭間を行き来する緊張感の演出も脚本も素晴らしく、全編クライマックスとなる彼女の女優魂に大きく脱帽。
『ロボコップ』『トータル・リコール』『氷の微笑』『ショーガール』等を撮ったポール・ヴァーホーヴェン監督作品ではダントツに好み。
◆解説: 第二次世界大戦ナチス・ドイツ占領下のオランダで、家族をナチスに殺された若く美しいユダヤ人歌手の復しゅうを描いたサスペンスドラマ。鬼才ポール・ヴァーホーヴェン監督が23年ぶりに故国オランダに戻り、過酷な運命に翻弄されながらも戦火の中で生き抜く女性の壮絶なドラマを撮り上げた。復しゅうと愛に揺れ動くヒロインには、オランダの新星カリス・ファン・ハウテン。オランダ映画史上最高の製作費をかけた壮大なスケールの映像は必見。(シネマトゥデイ)
◆あらすじ: 1944年、ナチス・ドイツ占領下のオランダ。若く美しいユダヤ人歌手ラヘル(カリス・ファン・ハウテン)は、オランダへ逃げようとするが、何者かの裏切りによって両親や弟をナチスに殺されてしまう。復しゅうのために名前をエリスと変えた彼女は、レジスタンスのスパイとしてドイツ将校ムンツェに美ぼうと美声を武器に近づくが……。(シネマトゥデイ)
●第79回米アカデミー賞外国語映画賞オランダ代表作品
●第63回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品
ヤングシネマアワード:ベストインターナショナル・フィルム賞受賞
投稿者 yonezawa : 19:19 | トラックバック(0)
2008年 01月 27日
ヒース・レジャー
昨夜、地元で朝まで飲んでしまった酒のせいで、ずるずるのぐずぐずなよくある1日。
来週取材要請のある数組のミュージシャンに関わる資料に目を通しつつ、休日の雑務をこなすうち、すぐ日が暮れた。
amazonからの宅配便をひもとき、耳を通す目を通すべき資料・ソフトを確認せねばならないのだけど、集中力に欠けるコンディション。
『ブラザーズ・グリム』のジャンケット時ロスへ飛び、インタビューしたことのある俳優ヒース・レジャーの突然の死に驚いた。
テリー・ギリアム監督がメガホンを取る新作にもヒースは重要な配役を担っていたらしく、どうも『ロスト・イン・ラマンチャ』に引き続き、企画が頓挫する可能性もあるとかないとか。
愛しのテリーはまたしても不遇に見舞われるのか!?
関連サイトによれば「資金集めのカギとなるのはレジャーの存在であり、製作チームは、先週土曜日にロンドンでの撮影を終えたばかり。カナダのバンクーバーに移動し、来週から3月上旬にかけて、ブルー・スクリーンでの撮影を行うスケジュールを組んでいた。今後、レジャーなしでプロジェクトを進めるかどうかについてはコメントされていない」とのことだ。
そして話題の映画『アイム・ノット・ゼア』の出来は、果たしてどうなのだろう?
投稿者 yonezawa : 16:48 | トラックバック(0)
2008年 01月 25日
ゴールデン街
昨日の思いも寄らぬ(23時30分以降ノン・アルコールな)展開のため、予期された二日酔いのないコンディションを喜び、久々のO氏とサシ会食の機会を得た。
銀座6丁目で鉄板焼きをいただき近況を伺う。
午後11時前後の頃合いに解散し、「話がある」と急遽招集をかけてきた映画ライター:佐藤睦雄とゴールデン街で合流。
彼の語るとある企画を伺い、関係者各位へ深夜に連絡。
彼の抱く新企画は果たして成就するのか。
投稿者 yonezawa : 16:56 | トラックバック(0)
2008年 01月 13日
Speed Racer
てっきりなくしたと思っていたiPODが突然、鞄の死角から出てきた。
今月2日に引いたおみくじは「大吉」。「うせもの」の枠には何て書いてあったっけ?
iTunesで購入した曲が、しかるべき場所に保存されないまま購入澄みの確認メッセージが。
読み込み時に妙な時間もかかるのが変だと感じはしたが、こうしたしちめんどくせぇトラブルにとても無意味な憤りを覚える。
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夜、テレビ東京『ShowBiz Countdown』で初めて映画『Speed Racer』予告編を確認。
もちろんオリジナルは日本のアニメ作品『マッハGoGoGo』(マッハ ゴー ゴー ゴー)。原作は吉田竜夫。
おいらが小学生の頃から作品に描かれた車体への愛着は変わらないまま現在に至る。
しかし、なんて惚れ惚れさせる車体シェイプなんだろう。
それをハリウッドの最新技術を駆使出来る現代に、マトリックス三部作を手がけたウォシャウスキー兄弟によるメガフォンで観られたというのがとても嬉しい。
最高の仕上がりを予感させてくれる。日本では2008年夏公開予定。
http://speedracerthemovie.warnerbros.com/
投稿者 yonezawa : 16:43 | トラックバック(0)
2008年 01月 2日
RESURRECTION
久々に茶の間という空間に座し、正月番組をザッピングしているがあまり興味深いモノがないので、年末撮り溜めた特番を鑑賞。
昭和を振り返った昭和天皇崩御までのいきさつ、松下幸之助、中内正らの生涯の軌跡を辿る特番が興味深かった。
やにわに年末購入したDVD『LIVE RARITIES/VAN HALEN』やら、年明けに入手予定のブート『RESURRECTION/THIN LIZZY』と、1979年前後の気分に浸る師走から新春。
昔、たけしさんの発言にもあったレニー・ブルースの軌跡を知りたいと思いたち、ダスティン・ホフマン主演のDVDを探すがプレミアついて¥ 9,480〜もしやがる。
実在した毒舌コメディアンの栄光と転落の人生を描くレニー・ブルースの物語はいかように描かれているのか。
イースト:吉田宏兄のプロデュース深夜番組『たけしのコマネチ大学数学科』。
第35回国際エミー賞にアジア代表としてノミネートされた放映の分を、遅ればせながら今日初めて観た。
授賞式までのシーンが想像よりも克明に撮影されており実に興味深かった。永久保存版の内容だ。
「仮にもし受賞しちゃったらこのスピーチを」と、事前にメモを用意していた吉田兄の緊張感に微笑しさを覚えた。
結局、同番組はベスト4入りを果たすものの残念ながらグランプリとはならなかったが、スタジオで「何を言おうとしていたか、そのスピーチを読んでみろ」と言われた兄は流暢な英語でさらりとスピーチを終えた後、突然QUEENの『We Are The Champion』1フレーズをシャウト。
照れながらも仕事を全うする兄の姿に感動を覚えたおいら。ロンドンでのLED ZEPPELIN以来の刺激を受けた新春の一コマだった。
きっとたけしさんも吉田兄が大好きに違いない。
吉田兄、失速ライヴに殿を呼ぼうぜ! たまにはさ。
それにしても受賞を逃した瞬間、号泣したスタッフの一人が印象的だったなぁ。おいらは1997年:ベネチア映画祭の感動をしんみりと思い出してしまった。
午後から近所の八幡宮へ初詣。風が冷たかった。
飛び込みで喰ったラーメンが酷くまずく愕然。大失敗の胃袋に遺憾。
2日から営業してた楽器屋でVOXペダルワウを新調し、デパートでコートを購入。帰り間際に食材を仕入れ、なんとも正月らしい買い物を終え帰宅。
投稿者 yonezawa : 19:05 | トラックバック(0)
2007年 11月 16日
Bourne Ultimatum
夜中、レイトショーを見に新宿バルト9へ。
あまりに映画を見ない日々が続いたフラストレーションからか、「見たかった希望の作品」という選択ではなく、単に時間的に都合のいい作品を選んだだけ。何でもよかった。
「バイオハザード3」「ボーンアルティメイタム」。
ロスで「ブラザーズ・グリム」の時インタビューした、「ボーン〜」主演のマット・デイモンは素晴らしすぎた。
睡眠不足の居眠り覚悟で見に行ったオイラだったが、冒頭から釘付け凝視。ロングショットとカッティングによる編集のリズムが物凄い効果を見いだしている。
最大限に緊張感を途切れさせず、およそ2時間限定の映画という娯楽の狙いを見事成就させている。
ラストシーンの心地よさ、演出(カットバック)のセンスったらなかった。
「ユナイテッド93」を撮ったポール・グリーングラス監督の演出には拍手喝采だ。
かつて午前3時頃にノンアルコールで新宿にいたのは初めてだったかもしれない。一人寂しい夜更けと思いきや、なかなか収穫な日となって帰途へ。
投稿者 yonezawa : 18:52 | トラックバック(0)
2007年 11月 15日
実写版「ドラゴンボールZ」
関連サイトより──
■実写版「ドラゴンボールZ」の主演が決定! チャウ・シンチーも関与
香港テイストのアクションに?悟空役のジャスティン・チャットウィン
[eiga.com 映画ニュース] 20世紀フォックスが実写映画化する「ドラゴンボールZ」の主要キャストが決定した。孫悟空役は「宇宙戦争」でトム・クルーズの息子役を演じたジャスティン・チャットウィンに、ピッコロ大魔王役は「バフィー/恋する十字架」でバンパイアのスパイクを演じたジェームズ・マースターズとなった。また、日本の漫画ファンとしても知られる、「少林サッカー」の製作・監督・主演のチャウ・シンチーが、香港映画界からプロデューサーとして招かれたことも発表された。
なお、撮影は今月遅くにも開始され、来年8月15日の全米公開を目指し、急ピッチでプロダクションが進められる予定。監督・脚本を手がける「ファイナル・デスティネーション」「ザ・ワン」のジェームズ・ウォンが、このアクション大作をどう料理するか楽しみになった。
主役に抜擢されたチャットウィンは、「マトリックス」「ボーン・スプレマシー」「Mr.&Mrs.スミス」「300/スリーハンドレッド」といったアクション大作のスタントチームだった“87イレブン”で、すでにトレーニングを始めているという。彼の最新主演作であるデビッド・S・ゴイヤー監督のスーパーナチュラル青春スリラー「臨死(原題:The Invisible)」は、来年1月23日にDVDがリリースされる。
投稿者 yonezawa : 18:14 | トラックバック(0)
2007年 11月 6日
I'm Not There
どんよりした天候。
この2日間、夕食時にお腹が空かない。妙な感覚だ。
サントラCD『I'm Not There』にはのっけから選曲にのせられる。「All Along The Watchtower」の原曲をかいたボブ・ディランの偉大さが、この映画からかいま見えるかと思うだけでワクワク感倍増。
複数の俳優・女優がディランを演じたというこの映画が、今かなり興味深い。
投稿者 yonezawa : 20:43 | トラックバック(0)
2007年 10月 14日
BOXと最高顧問
北野武作品集のレーザー・ディスクBOXを、フランスのキタノ・フリークで親友のリリアン♂に贈呈してしまった。なので改めてDVDでBOXセットを注文。
ところが先日、まこちゃん(篠﨑誠監督)と飲んだ時、「あのLDの解説、オレ書いてんだわ」と伺い、やや後悔。
彼の監督した映画『0093 女王陛下の草刈正雄』は、昨日からシネマート六本木 http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/ で公開中。
本作は、すべての企画が決まっていた上で監督を引き受けた映画。まこちゃんが監督に徹した作品とのことだ。
オフィシャル・ホームページのタイトルは『人間政治家 渡部恒三のホームページ』
Wikipediaの記述によれば「2007年10月3日、1993〜2004年の政治資金収支報告書で甥で現福島県知事佐藤雄平のマンションを事務所として使っていなかったのにもかかわらず、「主たる事務所」として総務省に届け出ていたことが明らかになった。渡部の秘書は「事務所の実態は議員会館にあり、実態に即していないと言われればそうかも知れない」とコメント。党の若手議員からは「与党の追及がやりにくくなる」と不満の声も出始めた。そのため、渡部はこの問題の責任を取る形で、翌4日付で党最高顧問などの役職を辞任した。」とある。
金の問題でここまで公務員、閣僚、政治家が注目されている昨今、最もそうしたイメージからは遠いと思われた民主党最高顧問:渡部恒三のこの問題。
事務所費などの経常経費が約1億7800万円という数字は、一般庶民にすれば驚異の数字だ。
テレビでビートたけしも言っていたが、民主党は最高顧問の辞職などと言う程度のことじゃなく、バッサリ同党を首にするぐらいの処分をしたら、民主党の金に対する考え方がまだ世間の共感を得られたのではないか。その意見に同感だ。
あと、どんな形でも税金を横領した犯罪(盗人)には時効がないという法律を早急に作ってほしい。そして返還の強制も行ってほしい。
投稿者 yonezawa : 16:06 | トラックバック(0)
2007年 10月 9日
ラブデス
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無事最終入稿を終え赤坂。
11月21日発売予定の、映画『ラブデス』DVDに収録する、主演キャスト、原作者、監督インタビュー映像収録の現場へ。
本作品は、立ち上がりから完成、そしてソフト化に至るまで、すべての側面を見届けてきた。そうした経緯もあり、今回この豪華キャスト諸氏のインタビューを仰せつかうことに。
●北村龍平監督 ●NorA ●武田真治 ●船越英一郎 ●高橋ツトム、計5名。
北村監督はアメリカで『Midnight Meat Train』の編集真っ直中に緊急帰国。まさに超多忙の渦中。
日本ではおそらく来年夏頃の公開になりそうな新作に纏わるエピソード、そして『ラブデス』の製作過程を振り返りながら、質疑応答。
この男の有するポテンシャルに匹敵する、日本人の映像作家は今すぐには思い出せない。
アメリカでのスクリーン・デビューもいよいよ秒読み段階に入った女優:NorAとも久々の再会となった。
彼女の心は素直で初々しい。その初々しさは、初対面の時とまったく変わらない。
素直であることが人間の品と質を向上させるのだということを、彼女から学ぶようだ。
俳優:船越英一郎さん、武田真治さんも、冷静沈着に真摯にご回答くださるプロフェッショナルな方々。
数々のぶっ飛んだシーンを回想しながらそれぞれ30分弱の時間が過ぎてゆく。
原作者:高橋ツトムには、この『ラブデス』現象がなぜ起きたのか、改めて出発点から順に伺った。
北村&高橋の語る結論としては、「『ラブデス』はNorAがいなければ何も始まらなかった」と言うこと。
飲んで生まれたプロジェクトは、北村作品の集大成とも言える恐ろしい程の結実を見せた。
ロック・ミュージックの歴史は、友情とリスペクトの歴史。そして映画も同じだ。
極めてピュアな『ラブデス』の製作過程を伺うと、おいらの心まで洗われるような気持ちだ。このプロジェクトの末席に参加出来た境遇に感謝。
全キャスト、全スタッフのみなさん、ご苦労様でした。
★『ラブデス プレミアム・エディション』
DVD11月21日発売:\4,935(税込)《2枚組》
発売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
販売元:ジェネオン エンタテインメント
(C)Film 2007「LOVEDEATH」製作委員会
投稿者 yonezawa : 01:48 | トラックバック(0)
2007年 09月 29日
ブラッド・ダイヤモンド
回りの同世代の多くが、一斉に食後爪楊枝を使い始めている。
40代を過ぎると一気に歯茎が劣化し始めるのか。
DVDで『ブラッド・ダイヤモンド』『ブラック・ダリア 』鑑賞。
『ブラッド・ダイヤモンド』(関連サイトより)…1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの激しい内戦を描いた社会派アクション映画。
元傭兵で密売人を演じたレオナルド・ディカプリオがよかった。
取材先でお会いした大友康平氏の「『ディパーテッド』より断然いいよ」という言葉を思い出した。
まったく同意見。ジェニファー・コネリーもいつまでも年を取らないなぁ。
巨大なピンク・ダイヤを隠し持つソロモンを演じたジャイモン・フンスーが、なんだか泣かせてくれた。
冒頭から映画の質を確信させる深い演出と気迫を感じさせた作品。ディカプリオは良い役者だ。
『ブラック・ダリア 』(関連サイトより)…『L.A.コンフィデンシャル』の原作者としても知られるジェイムズ・エルロイの同名小説を『アンタッチャブル』の名匠ブライアン・デ・パルマが映画化。40年代のロサンゼルスを舞台に、女優志望の女性が惨殺された“ブラック・ダリア事件”を追う刑事ふたりの運命が描かれる。主演は『パール・ハーバー』のジョシュ・ハートネットと『アイランド』のスカーレット・ヨハンソン。残忍な事件の全ぼうが徐々に明らかになるサスペンスの醍醐味と、濃厚で艶めかしい人間ドラマが絶妙なバランスで絡み合う。
残念ながら、この作品は体質にあわなかった。デパルマには次回作に期待。
投稿者 yonezawa : 23:00 | トラックバック(0)
2007年 09月 28日
篠﨑誠
早朝6時30分、原稿脱稿。
朝の編集部はフロア内を清掃される方々の姿しかなく、作業はスムーズ。
貫徹必至、最速のスピードで入稿作業に没頭。
昼12時40分過ぎ印刷所に入稿後、座ったままデスクで15分オチる。
夜、約束より2時間ほどずれ込みながら、映画監督:篠﨑誠と合流。
彼ともこの数年間の間、「会おう会おう」の繰り返しで再会を先送りにしていた。
先日、共通の友人の葬儀の席で再会したものの、この2ヶ月前後の間もお互いの都合がまったくかみ合わずいた。
10月より公開される彼監督作のタイミングと、それに絡むたまたま今日おいらの居る編集部近くでのイベントという流れだったので再会が実現したのだった。
しかし、この男との酒は久々なのにまるっきりそんな感覚がしない。
お腹いっぱいの食事を終え、量平寿司のお気遣いに今日も感謝。
話のたっぷり出来る新宿のロックバーで時間の許す限り、誠ちゃんが眠気に襲われるまで語り尽くした。
が、当然、まだまだたった一夜なんかでは語り尽くせない。
出会ってから10年近い時間が経過し、かつ度重なるブランクは果てしなく長い時間が積み重なっているはずなのに、取材で出会った彼の日の清々しい空気、腹を抱えて笑った共通のエピソードを語る瞬間は瞬時にあの場面を想像させた。
同じ映画の撮影景色を共に眺めたあの時。
共にスイスの映画祭へ乗り込み、のちに彼の妻となった女性と彼との写真を、カメラマンと化したオイラがアルバム数冊分撮りまくった、あの日の想い出は永遠也。
映画監督の肩書きとは別に、篠﨑誠は立教大学 現代身体学科:教授のとんでもない肩書きも併せ持つ才人。
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/gendaishinri/prof/prof_shinozaki.html
投稿者 yonezawa : 05:46 | トラックバック(0)
2007年 09月 27日
北村龍平
手斧で首を切り、警官の父殺害。ミャンマー治安部隊、無差別に発砲。日本人含む9人死亡。時津風親方…。
物騒な事件が相次ぐ昨今、北村龍平監督によるハリウッド作品第一弾予告編を発見。原作は、クライヴ・バーカー「Midnight Meat Train」。
http://media.movies.ign.com/media/953/953258/vid_2139950.html
(CM後に予告編が開始)
予告編の映像だけでも圧倒的。有言実行の龍平はさすがだ。
投稿者 yonezawa : 21:12 | トラックバック(0)
2007年 09月 25日
0093女王陛下の草刈正雄
連休明けのデスク上はおびただしい郵便物で占拠。
山を切り崩すように1個1個サバきつつ、まずはコミックスの最終青焼きチェック。
夕方の原稿が予測よりも2時間45分押しながらも無事アップ。
ところが、完全に原稿がバッティングしてしまったため、やむなく試写会を断念。
誠ちゃん、『0093女王陛下の草刈正雄(篠崎誠監督作)』舞台挨拶つき完成披露試写会にたどり着けず、ごめんよー!
■篠崎誠 プロフィール
1963年生まれ。立教大学・心理学科卒。卒業後、映画ライターとして活動。「キネマ旬報」「月刊東京人」などで連載をもつ。北野武、クエンティン・タランティーノなど国内外の映画人ロング・インタビューを行う。96年公開の『おかえり』で商業映画監督デビュー。ベルリン映画祭最優秀新人監督賞はじめ、海外で11の映画賞を受賞。一昨年より、自らの企画で、ショート・ムービーオムニバス『刑事まつり』を始動。青山真治(『ユリイカ』)、黒沢清(『アカルイミライ』)、是枝裕和(『誰も知らない』)、塩田明彦(『黄泉がえり』)らが参加、現在までにシリーズ7作、59本の短編を企画・プロデュース。BS-iの依頼を受け、「スパイ道」なる5分の短編ドラマを企画プロデュース。その他の主な監督作として北野武監督を追ったドキュメンタリー「ジャムセッション『菊次郎の夏』公式海賊版」、「忘れられぬ人々」、「犬と歩けば~チロリとタムラ~」など。著作「恐怖の映画史」(青土社2004年黒沢清との共著)がある。
投稿者 yonezawa : 13:44 | トラックバック(0)
2007年 08月 15日
ネット・サーフィン
奥村愛、新倉瞳の最新CDを聴きながら、チェロとバイオリンの一般情報をネット・サーフィンで検索。
仕事で調べなきゃならんモノがあるのに、急いで情報収集しなきゃイカンのに、ふと、うろ覚えの情報が頭をよぎれば、検索は別の欲求へと変わってしまい、なぜか急に映画『狂い咲きサンダーロード』の細かいキャストの確認を初めてしまった。
そこで劇場映画の、あのイラストのポスターが漫画家:小林よしのり、によるものだという情報を今日初めて知った。(ホントなのか?)
同じく、監督:石井聰亙作『逆噴射家族』(1984年)の脚本を、小林よしのりが手掛けているというので、彼らは仲が良いのかもしれない。
『狂い咲きサンダーロード』と言えば、同作品に出演している当時俳優業もやっていた、おいらと同じ誕生日のKさんのことを思い出す。
ボコボコに凹んだシャコタンの車に乗っているシーンで出てくるそうなのだが、映像を見てもどれがK氏なのか本人も判らないと語っていた。
映画出演当時には、彼には眉毛が無く、愛称は“ミック”だったそうだ。
おいらが20歳の頃、バイト先のパブ・レストランで知り合った5歳年上の彼は店長をやっており、当時、山口いづみ等の出演する民放の昼メロに出演していた。こちらは映像を見たので間違いない。
彼の愛車:カマロを運転し、高円寺から王子まで通勤していたあの頃を、この『狂い咲きサンダーロード』のポスター1枚で思い出してしていた。
懐かしい仲間との再会の時間を、今後はどうやって捻り出してゆこうか。小5の頃の担任:岡村先生が来年の新学期を迎えずして定年を迎えられると伺い、なんとか現役時代に酒を酌み交わさにゃならんですね! と数年前の同窓会の席で語り合っていた。
なのにその時間をどう捻り出してよいのか、途方に暮れそうな案配だ。
日差しの落ちた夕方、Rちゃんを引き連れ、伊勢丹地下の寿司屋でSちゃん&Yとノン・アルコールな夕飯。
午前4時20分過ぎ、地震を感知して就寝。
投稿者 yonezawa : 11:29 | トラックバック(0)
2007年 08月 8日
復活
結局、早朝、映画監督:トラヴィス、Y、初対面のSさんらと夜明けを迎え帰宅。
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『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』関連サイトを見れば…「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭が夕張市の財政再建団体申請とともに、2006年で17年の歴史に幕を下ろした。中止決定後、夕張市民を中心に映画祭の再生に向けた組織「NPO法人ゆうばりファンタ」(澤田直矢代表)が立ち上がり、2007年2月22日にNPO法人として認定。現在2008年3月19日(水)〜23日(日)にゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008映画祭を開催。同NPO法人の「応援会員」を募集する」…と書かれてある。
夕張破綻直前の映画祭へは、韓国映画の監督取材メインで一度だけ訪れたことがあるが、この映画祭、また復活するのか。
映画祭の雰囲気は海外を含め、好きな物件もいくつかあるにはあったが、ここ夕張映画祭の負債額は映画祭発足当時から雪だるま式に延々続き、17回目の運営費は約9900万円とかで、市が約6700万円を負担。
全額が国からの特別交付税だそうだが、総額約632億円の負債を抱え、財政再建に向けた事業見直しの中で中止はやむなき、という結論を見たはず。
そんな状況の当時、夕張市職員の夏のボーナスが増えたのだと言う。
映画祭は映画を求めているが、本来、映画は映画祭を求めちゃいないはずだと考えている。
投稿者 yonezawa : 13:20 | トラックバック(0)
2007年 08月 3日
http://www.grindhousemovie.jp/
快晴も快晴。バス停まで歩く途中、日差しによる顔面の軽い火傷を、思慮分別をもって知る。
バイオリニスト:吉田恭子さんのインタビューの地へ。
CDで聴かれる音色をそのままイメージするような、妖精のような出で立ち。待ち会わせの店で、そこはかとなくインタビューが始まった瞬間のおいらの抱いた印象だ。
自らの立ち位置がしっかり構築され、常にポジティヴに進化を遂げるミュージシャン。彼女の真摯な瞳と言葉には、鍛錬を継続する者のみが醸し出すであろう音楽家としての深みを感じさせた。
10月に行われる紀尾井ホールでのコンサートが今から待ち遠しい。
場所を移し都内某ホテルへ。
本日、Wヘッダーとなる取材対象者は映画監督;クエンティン・タランティーノ。
映画『キル・ビル』でのロサンジェルス取材以来の再会となった。
クエンティンは饒舌の極みのような男だ。
「久しぶり!」「ヤングジャンプは何冊も家に持ってるんだ!」っと、リップ・サービスともマジとも言えない賑やかな会話から取材はスタート。
彼の監督した作品『デス・プルーフ IN グラインド・ハウス』の肝は脚。
ロバート・ロドリゲスが監督した作品『プラネット・テラー IN グラインド・ハウス』の肝も脚。
「『好きこそモノ上手なれ』という言葉を思い出すよ」と彼にも伝えた通り、この作品の、ジャンク・フィルムな演出の“凝りよう”は喝采モノだ。
映画の成功を祈りつつも、インタビューの持ち時間は直ぐに押し迫り、思いの1/3程度の段階で宣伝担当者によって遮られた。
しかしおいらはそこでひるまなかった。やにわに本人より直で許諾をいただき、予定よりも十数分インタビュー時間の延長に成功。
ファーギー以来の、マネージメント・サイドから勝ちを収めることに。
映画は9/1に封切られる。
帰社後、午前5時までの徹底的なデスク・ワークと入稿。
福岡からやってきたY、新宿在のK、結局合流できずに申し訳なかった! 新宿の飲み屋はよかところ、見つけられましたか? 次回、ざっくり呑みましょう。ホントごめん!!
投稿者 yonezawa : 05:36 | トラックバック(0)
2007年 07月 24日
グラインドハウス/デス・プルーフ
クエンティン・タランティーノ監督作『グラインドハウス/デス・プルーフ』鑑賞。
「Grindhouse(グラインドハウス)」とは、B級映画ばかりを2本立てや3本立てで上映し続けた映画館の総称。
大混みの試写室第一列に陣取り駆け込み鑑賞。
この作品、様々な意味を込めて是非押したし。好きだとここまで突き詰めるものなのだなぁ。タランティーノにはもう一度、『キル・ビル』以来となるインタビューをやるべきだろう! と試写後、即決してみた。
京橋の試写室から恵比寿へ。
フェローズ:志村兄のニュー・オフィスは、恵比寿駅よりほど近いクールなビルの2フロアにあった。
お願いしてあったブツを拝受し帰社。やんごとなき特殊で至極貴重な撮影小道具を、電話1本でいとも簡単に収集してくださった志村兄、助かりましたぜ。サンキュ!
帰社後、山積みの雑務をサバき、深夜、タランティーノ打ち合わせの席へ突進。
気がついてみればGAGA:T、フリーランス宣伝:Y、編集部:Tが一堂に会し、朝を迎えた。
投稿者 yonezawa : 12:04 | トラックバック(0)
2007年 06月 13日
特別対談

映画『レミーのおいしいレストラン』の公開を記念し、漫画家:ふなつ一輝[華麗なる食卓]×ブラッド・バード監督 特別対談を行う都内某ホテルへ。
監督は『Mr.インクレディブル』でアカデミー賞に輝いた。ふなつ氏はヤンジャンの看板作家だ。お二方とも実に気さくな方々。取材の空間は和やかなムードの中、進行した。
沸き上がる創造を限界まで実現するべく、スタジオ(ハリウッドのメジャー会社)側と闘った壮絶エピソードが印象深かった。ブラッド・バード監督は最高だ。
対談、インタビューの1時間は滞りなく終了。
名残惜しい時間に別れを告げ、帰社後速攻で原稿の構築。
夜23時、先ほどのインタビュー原稿をひとまず構築し終え、関係者各位へ送信。
雑務と入稿原稿にまみれつつ、深夜バイク便の手配を終え、ようやく帰宅。
ほぼこのまま続くNEXT取材の準備をすませるものの、寝る時間はほとんどなし。
早朝ロケには午前6時30分に出発予定。
投稿者 yonezawa : 00:33 | トラックバック(0)
2007年 06月 11日
新発見
市ヶ谷はソニー・ミュージックで、今週撮影の取材対象者:Eちゃんフィッティングを終え、外で車を拾えば場違いな感じで雨がパラつき始めた。
ワラワラと収集した入稿原稿をドカドカ印刷所へ突っ込み、明日の負担を極力和らげる。
夕方、Y社:T氏と初飯。彼はロック・バンド:RIZEの直担当者。天ぷらでしか食せない魚:ぎんぽう、そして鮎の塩焼きが美味すぎる。流石、量平寿司。
「渋谷AXで見た前回のRIZEの出来は、突き抜ける程とんでもなかったよのぅ〜」という音楽話で盛り上がった後、疲労困憊気味のT氏を見送りネーム指定のため帰社。
空気が気持ちよかったので途中、公園のベンチで20分ほど横になった。
およそ23年前、井の頭公園近くの丸井のベンチに寝転がり、朝まで共に爆睡した岩切天平の事を思い出した。
録り溜めたテレビ番組をまとめて視聴する行為は、ホント消耗する。
録画した料理番組にレシピの詳細があるが故、その番組を消去できないのが情けない。紹介されたその料理を作る可能性などほとんどないくせに、とりあえず保存。
これが、未見となる映像山積の一つの原因となる。
レシピに新発見のあった3分クッキングなどは見てて飽きないのだ。
ある人の言葉を思い出し、ザ・ビートルズ『アビイ・ロード』拝聴。
ザ・ビートルズは節目節目に聴かねばならない最たる音だが、その度に新たなる発見があり、弾いたことのない曲をギターでなぞれば、そこにはまた奥深い新発見が見いだされるのである。ザ・ビートルズはいつでもザ・ビートルズだ。
松っちゃん『大日本人』にしろ、桂三枝が涙したという『しゃべれども しゃべれども』にしろ、新発見はあるのだろうか。早く見なきゃ。
投稿者 yonezawa : 04:09 | トラックバック(0)
2007年 06月 9日
アイアン・ジャイアント
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方々の知人、映画関係者が、あまりにも映画『アイアン・ジャイアント』を名作だというので早速DVDを注文し鑑賞。監督は、映画『Mr.インクレディブル』でアカデミー賞を受賞したブラッド・バード。
簡潔な展開、シンプルな構成に惹きつけられた。
描かれるのはおいらにも身に覚えのある子供時代の好奇心。ブラッド・バードという映画人は、高尚なるやんちゃ精神を持つ子供心を今も尚心に抱き続ける男に違いない。
本作をスクリーンで見たら泣いていたかもしれない。
来週、『レミーのおいしいレストラン』のプロモーションで来日するブラッド・バード監督との遭遇が楽しみ。
夕方、映画『選挙』の監督:想田和弘監督を囲む打ち上げ会場へ。
映画関係者と共に、東大出身の彼の同士が集った宴会は抱腹絶倒の空間だった。
映画『選挙』は観察映画シリーズ第一弾。監督は間もなく次回作の撮影に突入するそうだ。興味の入り口は、どういった意識を持った人間(監督)がどういった中身の作品を撮るのか。そこに尽きる。
投稿者 yonezawa : 17:32 | トラックバック(0)
2007年 06月 1日
シェルブールの雨傘

B.B.B.web siteの本“仰天日記”をブログへ移行するべく管理人と相談し、どうにかエントリーの段階までこぎ着けたので、とりあえずデザイン部分を残しこの時点でアップすることに。
夏頃までをめどに徐々に再構築の予定。N&Fに大きく感謝。
無事校了を終え、電車のある時間まで、盛り沢山の雑務を左から右へ受け流す。
映画伝道師:佐藤睦雄と久々の深夜飯。そもそも、1964年カンヌ映画祭グランプリ作品『シェルブールの雨傘』に関する関連情報だけを伺いたく久々に連絡をとってみたのだが、映画界の近況もせっかくなの伺っておこうと新宿で待ち合わせた。
飲み途中、同級生の出世頭(某銀行不動産部:所長)Kより突然電話。近所で飲んでいると言うので、彼の時間の許す1,2時間程度合流する事に。さらに悪友:T(+偶然連れのY)も加わり、面子は異業種ごった煮状態。
佐藤睦雄の有する映画情報をこうした席で享受出来ることは、マジで貴重な時間だ。
◆ 『シェルブールの雨傘』…結婚を誓い合った恋人同士、傘屋の一人娘ジュヌヴィエーブと若者ギイ。しかし、ある日ギイのもとへ徴兵令状が届く。戦場へ旅立ったギイと残された傷心のジュヌヴィエーブ、そんな彼女の前に一人の紳士が現れる。ギイとジュヌヴィエーブの愛は皮肉なすれ違いの末、やがて悲しい結末に…。 美しい港町シェルブールを舞台に哀愁たっぷりの音楽で包み込んだ悲しい恋の物語。すべての台詞をミシェル・ルグランの美しい旋律にのせるという演出も成功し、カンヌ映画祭ではグランプリを獲得。主演のカトリーヌ・ドヌーブを一躍世界のトップスターに押し上げた映画史に残るミュージカルの傑作。
投稿者 yonezawa : 11:47 | トラックバック(0)
2007年 05月 20日
カンヌ映画祭
午前10時、マンション会議に出席。
ビルの屋上かどこかで、男が飲料水を飲んだとたんに水の羽根が生えて(放水して)くるスプライトのCMが印象的。
見なければならない夏公開の映画を結局冒頭の数分しか鑑賞できず、夜のニュースを見ながらソファでオチてしまった。
昨日午前中、カンヌ映画祭の開催地へ旅立たれた武さんは、明日、メイン会場となる"パレ・デュ・フェスティバル・エ・コングレ"のレッド・カーペットを紋付袴+αで入場の噂。
投稿者 yonezawa : 03:40 | トラックバック(0)
2007年 05月 18日
シュレック3

映画『シュレック3』でキャメロン・ディアスのインタビューを掲載した原稿を無事入稿。ロスへ飛ぶ時間もなかったので、今回は現地在住のライター氏へインタビュー原稿の依頼。
最新音楽記事を構築し、数本の打ち合わせを終え、Uさんと18時10分のこだまへ飛び乗った。JR小田原駅で作家:夢枕獏さん(&Nさん)と合流し、目的の店:Aへ徒歩移動。
Aは、遙か35年間(前後)の歴史に今月の25日で終止符を打つそうだ。
獏さんが十代の頃からの馴染みだという、この店をとある企画の資料として撮影しておきたかった。
懐かしい角のウイスキーにスパゲティ・ナポリタン。カウンターに並んだお客さんの声が全員に聞こえる空間なので、自然に知らない者同士でも仲良くなってしまう仕組みなのだ。ここがノスタルジックのポイントと言えよう。
初めて来たはずなのに、あっと言う間になんだか懐かしい気分に浸ってしまう。
おいらが東京に来て初めて務めたパブ:Aと同じ店名に奇遇さを感じ、ここに流れる空気にゴールデン街の魅力的な店を思い出した。
獏さんに感謝。Nさん、Uさんご苦労様。
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2007年 05月 15日
レミーのおいしいレストラン
映画『レミーのおいしいレストラン』フッテージ試写会へ。場所は新宿に新たに出来たシネコン:新宿バルト9http://wald9.com/access.html。上映時間:51分(前半部分のみ)の映像を鑑賞。
『アイアン・ジャイアント』『Mr.インクレディブル』の監督とチームによる製作で、まだ未完成ながらも素晴らしい出来に呻り、作品本体と脚本とCGの出来に驚かされた。
キャラクターがカリカチュア化されている部分がCGアニメーションという印象を持たせるものの、もはやモブの景色などは実写と見分けがつかない勢い。
本気で写実的狙いで作り上げれば、実写とCGの境界線は気づかないのではなかろうか。
鑑賞後に本作品を軸としたある企画を思い立った。実現できるか否か?
編集部帰還後、終始mac環境設定の継続&雑務バリバリ。
夕食のタイミングを大きく逃し、午前中の食事から14時間ほど経過した深夜、編集部からタクシーで10分の地、深夜営業の本格江戸前寿司をたらふく喰った。
投稿者 yonezawa : 03:18 | トラックバック(0)
2007年 05月 14日
大日本人

ダウンタウン:松本人志初監督作品『大日本人』カンヌ招待のニュースが話題だ。
松本が初監督・主演など4役をこなすそうで公開は6月2日。カンヌ国際映画祭は16日開幕。
コンペティションではない監督週間部門に招待されるそう。60周年を迎える同映画祭では記念企画として、世界から選んだ蒼々たる監督による短編作品が上映されるようだが、北野武監督の作品もこの企画中で上映されるとのこと。撮影自体が随分前に終えらえたことは、完成直後監督に伺った記憶があった。
松本作品は徹底的にベールに包まれている。
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