2010年 03月 4日
あ! おとうさん
陰陽師シリーズも随分長い。
自分とは縁もゆかりもなかった世界観、平安時代を背景とした作品にも関わらず、物語の核にするりと入り込ませる夢枕獏の筆致は毎度毎度さすがだ。流麗としかいいようがない。
勿論、安倍晴明なる陰陽師の存在もこの作品で知った。
そもそも陰陽師とは、本来の律令規定を超えて占術・呪術・祭祀をつかさどるようになった職掌のことをいうそうだ。
この物語に限らず、いかなる世界観にも引き込んでくれる獏作品。電子書籍でも読める、絶賛連載中『大江戸恐竜伝』も要チェックせねば。
終電に近い電車で小雨の中、バス停から徒歩帰宅しドアを開けたら「あ! おとうさん」とリビングから声が。
この数ヶ月でRちゃんによる呼び方が“おったん”から“おとうさん”へと自然に変わった。誰も何も教えていないのに。
今日はいつもより早い時間に寝てしまったというRちゃんが、遅い時間に生活雑音で目覚めた模様。
玄関に走って来て「抱っこ」の要求通り抱きしめると、頬を頬にペタリとくっつけてきた。
「てをあらってうがいしてね!」と彼女にも促され、ほんのわずかな就寝時間までのラッキーな一時を、ジグソー・パズルと本読みの時間に充てた。寝室に飾られた雛人形のオルゴールのネジを巻き「ひな祭り」を聴かせてくれるRちゃん。
あれもしたい、これもしたい。まだまだ遊び足りないRちゃん。「これみてからー!」と、しまじろうのアニメを点けさせ、極力お遊びの時間を延ばそうと必死。
Rちゃんにすれば夜中とも言える時刻に差し掛かった頃、ママの本格的な雷が落ちる前に不本意ながら渋々布団に向かってくれた。
「またあそぼうね」というRちゃんの声を聴いた後、明後日の準備に着手。
投稿者 yonezawa : 2010年03月04日 14:10
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