2010年 02月 21日
振り返る余裕
池袋へ車を走らせた。池袋のサンシャイン通りは吉祥寺の人並みよりも多かった。
春から通う幼稚園で使うRちゃんの手提げバッグ等が複数必要となるそう。生地から起こした手製の品を用意したいといった伴侶からの提案を受け、この地の有名(だと聞く)な生地屋さんを訪れた。
人人人。古めかしい生地屋さんのビルにも大勢の買い物客がいることから、自分にとってまるで用事のない場所であっても大した需要がある様を知る。
到着早々、階段の踊り場に設置してあるガチャガチャを見つけたRちゃん。
買うまでその場を動かない。やらせてもらえるまで駄々をこね続ける。
「Rちゃんやるんだからぁ〜! ちょっとおとうさん、はやくはやく!」
手元の100円玉を確認すると2枚。
「これがいいのぉ! これがいいのぉ!」と指を指し、促されるまま100円玉を挿入し、ガチャガチャ。出てきたのはキティちゃんのネーム・プレート・キーホルダーのような、思いの外寂しい品だ。
Rちゃん、それを手に持つと、思い描いたイメージと違ったのかさして興味も持たず、おいらの持っていた手提げ袋に投げ込んだ。「いらない」
続けてその隣に並んであったヤッターマンの品の方が欲しいと、先ほどに輪をかけた(×10倍)勢いで「ほしいほしい攻撃」が始まった。
手持ちの100円玉はあと1枚。ところがヤッターマンの品は1回転200円。たけぇ。
小銭を探すと50円玉が1枚と10円玉が5枚あったので、こちらを100円玉に交換してもらおうとRちゃんに一言告げ、レジに向かおうとしたら「買ってくれないのだ」と勘違いしたRちゃんが大泣き開始。さらに駄々をこね泣き出した。
ちゃんとと説明するものの鳴き声にかき消され、一向に判ってはくれず、しかし説明は続けるしかなく、大変な興奮状態になった我が子をなんとかレジまで連れてゆき、どうにか100円玉に交換。再び、急いで買いに走った。
ガチャガチャ。
…ところが、出てきた品がまたしてもイメージと違うような態度を見せるRちゃん。
「おいおい」
出てきた品はキーホルダーの鍵のとって部分にかぶせるゴム状のカバーのような品だったので、どうもRちゃんは「サンプル写真に写っている鍵も込みで欲しいのだ」ということが理解できた。
「帰ったら鍵をつけてあげるからね!」という言葉で、ここでの長かった一件はようやく決着をみた。
帰宅直後、忘れないでちゃんと鍵を催促してくるので、使わない鍵を探し装着完了。Rちゃん、ここで初めて大満足。
夕飯を食べ、お風呂に入り、リビングでゴロゴロ。やがて、今日自分が生地屋でごねて泣いちゃったことを、笑顔混じりで話し始めたRちゃん。「Rちゃん、ないちゃったね!」
齢3歳にして、終わった今日1日の出来事を振り返る余裕をみせた我が子であった。
投稿者 yonezawa : 2010年02月21日 03:44
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