2009年 02月 21日
JEFF BECK/ERIC CLAPTON
時間の許すギリギリまでRちゃんと戯れ、午後3時台の湘南新宿ラインに乗るために戸外へ。
赤羽駅より高崎線に乗り換え、さいたま新都心駅着。
腹が減ったのでおにぎり2コと緑茶購入。
「さいたまスーパーアリーナ」到着。関係者受付でチケットを拝受し入場。
この寒さに加えて、我が家からの距離を考えるとものすごく億劫なのではあるが、今日(か明日)のライヴの証人にならないわけにはいかなかった。
ついに『エリック・クラプトン/ジェフ・ベック』ライヴ(初日)当日到来。
事実上、世紀のプレミアムとなる本公演は、ジェフ、エリックそれぞれ第一部、第二部と単独ステージに分かれ、第三部で互いの共演となるセッション・ステージの構成となっていた。
やがて暗転。
何の演出もないジェフのステージに今回3度の電気が背中を駆け抜ける。
およそ1時間弱のステージングを展開したレパートリーからは“ナディア”が削除されている。
アンコールを含む余裕と圧巻の温かいステージを堪能。
意外だったが、アリーナ席で聴く限り、随分高い位置にセットされた会場左右のPAは抜群。
ギターの音もデカイし分離も申し分なかった。
サイド・アンプには、初日にツイン・リバーブ、3日目にVOXと機種を代えていたジェフだったが、今日はマーシャルしか確認出来なかった。
今回、音楽専門誌のインタビュー及び写真もないので、細かいスペックは判明せず。
何十年にも渡り、何度となく繰り返し聴いても、毎回発見の機会を与えるギター・プレイはひとつの奇跡と言えた。
おいらの知りうるジェフのライヴ史上、最もお茶目な姿を見せたことがこのバンドの固い結束を証明していた。
肩を露わにした衣裳で40年前とほとんど変わらないジェフの出で立ちにまたしても驚嘆させられ、後ろ髪を引かれるように第一部のステージが終了。
数分のセット・チェンジの時間を経て暗転。
クラプトンがたった1人アコースティックを抱え登場。アンプラグド・スタイルでライヴが始まる。
2006年のライヴ・ツアーで鬼のスライド・ギターを担い、武道館に集った音楽ファンの度肝を抜いたデレク・トラックスの姿は今回なく、サイド・ギターには、ロジャー・ウォーターズのソロ・ツアーにも参加したドイル・ブラムホールIIが。
確か、クロスロード・ブルース・フェスでも見た顔だったと思う。
右用のギターをそのまま左利き用に持ち構え、早弾きのない非常に味わいのあるニュアンスで魅せてくれた。
クラプトンのステージ後、ついに2人の競演となる第三部が始まる。
#1、「ユー・ニード・ラヴ/マディー・ウォーターズ」での幕開けは想定の範疇ではあったが、メロディ・ラインに絡むジェフのフレージングの色気と言ったらない。
全7曲の最後を締めたのは、「アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー/スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン」。
クラプトンのステージに関しては、ギター自体を凝視というシーンは少なく、全体のアンサンブルの凄さを毎度確認するものであった。
しかし今日のクラプトンは攻めのフレージングでもあったし、充分なリハーサル(練習)の跡を感じたのはおいらだけではなかったはずだ。
ジェフのローズに対してメイプルのスペックで鳴り響かせるクラプトンのギター音は、ジェフのそれよりも少し大きいほどだった。
時にリード・ヴォーカルも担うドイルのギターの音量も充分なものであったし、ミュージシャン全員の出音が満遍なく響き渡る、コンサートの全景として考えてもパーフェクトのライヴであった。
終演──
2万人が一斉に駅に向かうことを危惧し、もう一つの近場の駅:北与野まで数分歩き、一駅JR移動。
歴史に残るであろう素晴らしきステージへの乾杯は、大宮駅界隈の炉端焼き屋に決定。
投稿者 yonezawa : 2009年02月21日 00:54
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