2009年 01月 20日
ドキュメント番組
その昔、タイトルによっては必死でソフトを買う場合もあった『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』。
その後、放映の歴史は『プロジェクトX〜』よりも(確か)歴史は古いものの、今からおよそ10年前にスタートした『情熱大陸』に自然と興味は移行していった。
現在はテレビ東京系が、芸能畑に限らない企業人やら、様々な世界で活躍される人々を取り上げる『ソロモン流』『ガイアの夜明け』等が際立ち、ドキュメント番組の旬を感じる。
音楽家にスポットを当てた『みゅーじん』は、タイトル通り音楽を生業にしている方を取り上げる番組だが、他の音楽ドキュメント番組より個人的に見やすい印象。
前回日曜日の放映はバイオリニスト:宮本笑里。
画面の中の宮本笑里も真摯で健気だった。
ドキュメンタリーには、これまでの彼女の側面とは違った新鮮な魅力が切り口として散りばめられており、これまでのファン、これからのファンに対する一つのボジティヴなアプローチに、より繋がった予感。
遡って1月4日放送の『ソロモン流』。取材対象者は作家:夢枕獏。
映像は彼のライフ・ワークもであり、大いなる仕事でもある釣りを交えながら、最強の書籍「東天の獅子」脱稿の瞬間までを捉えた興味深く貴重な映像だった。
まさに脱稿の瞬間、11年間の長き執筆の旅を終えた獏さんが涙したシーン、見ていたこちらも思わずこみ上げてくるものがあった。
例えば第四巻、登場人物の一人である「惣角」の有り様にヒヤヒヤ、ヒリヒリし、背中を電気が駆けめぐりっぱなしだった。
そんな場面に限り、度々電車で降りるべき予定の駅を飛ばしてしまうという現象を起こすのだった。
傑作中の傑作小説『東天の獅子』は、身体を鍛える術を心得る、読書家で某同級生の母君に全巻進呈したところ。
投稿者 yonezawa : 2009年01月20日 10:39
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: