2009年 01月 10日
俄
夕方、久々のスタジオ入り。
総額1(2?)億円超えのギター・コレクションを有するロックな整形外科医:I氏宅ホーム・パーティで知り合った、同じく医師:O氏の呼びかけで、今回臨時のサポート・アコースティック・ギターを担うこととなった。
O氏は70年代、フィリップより「俄」と言うグループでLPをリリースされたことのある、元スタジオの仕事もやっておられたミュージシャン。
当時、速水清司(GTR+BS)+大野克夫(KBD)+原田裕仁(DS)といったメンバーのサポートを受けて録ったアルバムは、相当なクオリティだったそうだ。
レコーディング時、O氏のヴォーカル録りには、たまたま遊びに来ていた井上順の指導?を受けたこともあったと伺った。
山下達郎はデビュー前であり、伊藤銀次はココナッツバンクを解散したばかりで、松任谷正隆もユーミンと結婚する前。いずれも地味な存在の時代であり、その後のシティ・ポップの歴史を考えると、「俄」はレコード会社の判断ミスもあり歴史に残れなかったそうだ。
シュガーベイブ、愛奴、ナイヤガラレコードといった一連の流れはその後になるのだと言う。
なんたる歴史。
現在の著名大御所ミュージシャンの、聞いてはいけない当時のエピソードを伺えば伺う程、酒席が盛り上がるのである。
ともあれ、現在本業が医者でありながら元ミュージシャン。という特異な経歴を有する方だ。
本日集まった面子が、本格的にスタジオに集ったのは今日が初めてとの話で、彼らは初対面同士ではないものの、各々初対面に近い空間ではあったようだ。
おいらは勿論、O氏以外の面子は初対面。
しかし突然バンドへの参加を呼びかけられ、いきなり50曲前後の曲のコードの記されていない歌詞がメールで届き、「セッションによって演奏する曲を決めよう!」と記されたメッセージが届いた時は驚いた。
まさにコードもろくに知らずに今日のリハをセッションで走り抜けたのだった。
曲のテイストも判らないまま、早速ながら3曲ほどは面白いグルーヴの感触を得る。
リハ後、それぞれの経歴を伺えば、驚く本業及び、境遇(?)の方々ばかりで思わずウケた。
基本的に素人グループながら、愉しむことを目的とした音楽好きな方々と創り上げる音が、果たしてどういった化学反応を生むのか、初心に返りアコギで挑むおいらも、まず愉しむことを目的に本番を迎えられればと思う。
2月に赤坂で行う本番の詳細はまだ聞かされていない。
「俄」
●宮川良明(ギター、ボーカル)
●中島ひでき(ギター、ボーカル、フルート)
●大枝泰彰(ギター、ピアノ)
投稿者 yonezawa : 2009年01月10日 18:46
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