2008年 12月 31日

08大晦日

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 納得のゆく本格的な大掃除は出来なかったものの、なんとか形になる程度の整頓には至った。

 年の瀬に唐突に思い出す、かつてのおいらの家族の話。
 子供3人を抱え、毎年毎年それぞれの様々なやんごとなき行事をこなし、時に巻き込まれる大いなるトラブルを乗り越え、度重なる引っ越しを経験し、最善の環境を構築してくれた我が両親を大晦日に回想し、またしても労いの気持ちで満たされる。

 物の溢れた贅沢で便利な最新生活環境を得る現代に、たかだか子供1人育てることは、40年前の両親の時代背景を考えれば、屁の突っ張り程度にもならないだろう。
 
 先日、同級生のIがしみじみと語っていた。
 彼の両親は車を買い換える際、仮に経済的に余裕があったとしても決して大きな車に買い換えることはなかったそうだ。
 家電、生活用品に関しても同じくまったく贅沢はなかったそうだが、それに比べて現代の自分の、なんと感覚が贅沢であるのか。
 酔いに任せてそういった意味合いのことをとうとうと彼は語ったのだった。

 我が家の2人も節約に倹約。徹底的であった。
 しかしいつでも腹一杯のご飯を食べていたし、その味はトラウマになるほど激しく美味しいモノばかりの記憶だ。
 「親にそろそろ何かを返さないといかんけど、未だに何も出来とらんのよ」
 そうしみじみと語った、I徳の今年の同行に注目。おいらも踏ん張る。

 数年前のブログにも記したことだが、「もったいない」の感覚に未だ変化なし。
 Rちゃんの残したわずかばかりの炒飯にも、白飯に合わせてカレーをかけて今日の昼飯を戴いたところ。
 「もったいない」はイコール、ロックだ。

 美味しく炊けた夕飯の炊き込みご飯をおかわり。
 姫は無事2歳。
 贅沢をどこにもってゆくのか、来年のよき意識としたい。
 2008年もそろそろ終わり。
 皆様、よい正月を!

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2008年 12月 30日

ズルリ

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 午後、Rちゃんを連れ立ち、徒歩で最寄りの郵便局へ。
 途中、すれ違う犬連れの人に何の躊躇もないまま駆け寄りそうになる彼女。
 動物に興味津々な瞳を輝かせ、Rちゃんは前進する。

 郵便局で父(私)の用事を待つ間、Rちゃんは大きなくしゃみを1回。すると両鼻から鼻水ズルリ。とたんに職員の女性がティッシュを差し出してくださった。
 Rちゃんはここでも大きな笑いを振りまく。
 鼻風邪気味なのか、今日のお風呂では髪の毛洗わないようにしとこ。

 夕飯には、我々は美味しいカレーにサラダを戴き、Rちゃんは大好きな焼き魚(鮭)と野菜。
 ダラダラと年末特番のバラエティ番組を見た後、Rちゃんとお風呂。
 日に日に長さを感じる身長を今日もしみじみと感じながら、ズルリの鼻もキレイキレイに。

 ド深夜に及ぶであろう、アドレス・データの移し込み作業を、この深夜2時過ぎから行うべくパソコン前へ陣取る。
 しんどい。

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2008年 12月 29日

閑散YJ編集部

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 編集部デスク周りの“整頓のツメ”と、雑務、さらには先日飛んでしまったメール・アドレス・データの補強もあり、夕方編集部へ。
 ヤンジャン編集部には誰もおらず。
 隣の編集部からは少しだけ声が聞こえてきた。

 年始までには送りたい資料を詰め込んだ郵便物を2件送付箱へ。
 大量のアドレス・データを自身にメール送信。

 その他の雑務を終え帰途に。

 途中、明かりのついた居酒屋等々の窓越しに見えるのは、大勢の人でごった返す忘年会客の様相。
 24年前に遊びに行ったことのある、当時の友人のマンション前を通過しつつ、もう20年以上も連絡の途絶えたかつての友を回想。
 新築だったそのマンションも、もう随分くたびれてしまったものだ。

 疎遠になる者、新たに付き合いの頻度を増す者、会いたくても会いにくい環境同士の者。
 一人、車中で思いが巡る。 

 最寄りの24時間スーパーで正月用の買い物。そろそろ遅い時間なのに駐車場が結構埋まっているのは師走ならではの景色か。

投稿者 yonezawa : 17:28 | トラックバック(0)

2008年 12月 28日

上原ひろみ Tokyo International Forum Hall A Tokyo-City,Japan

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 年の最後を締めくくるライヴ観戦は、国際フォーラムAで行われた「上原ひろみ」となった。
 17時に開場着。
 10分程度時間が経過した後、LPの針のノイズ的MCに混じったホンキートンク・ピアノでコンサートの幕が上がる。いきなり軽快で上手すぎる。演出も演奏も。
 
 結論から言えば、ある意味彼女の音楽人生史上、頂点のコンサートだったのではなかろうか。幾度となく彼女のコンサートを見てきたわけではまったくないのだが、そうした確信を感じさせるほどの技量であり、雰囲気であり、タイミングであり、音響であった。
 
 先日、新宿の行きつけの居酒屋で偶然女優の大竹しのぶさんを見かけたのだったが、その際も同席していたHが今日の連れとなってくれた。
 一席空けてHの並びにいらしたのは、モノマネを得意とする日本のタレントで女優のSMさんだった。
 SMさんは、上原ひろみの究極の演奏を凝視し、コンサート中、涙を拭きながら観戦されていた。
 ピアノを得意とする者ほど、そのスキルに対して驚嘆と感動が同居し、感極まる様が重々理解できた。
 連れのHは座って観戦出来る席環境だったにも関わらず、もう立ち上がらずにはいられない状態。
 会場の、ほとんどの観衆がそうした高揚した気持ちになっていたのではないか。
 
 演奏はインストのみ。かつ、ほとんどロック・バンドのような迫力のあるアンサンブルでまとまっており、個々の演奏技術の凄さをかいま見せる演出と、終始全員が主人公に成る得るメンバーの妙と魅力がビシビシ伝わってくる。
 上原ひろみは、彼女にすれば世界最高のパートナー(メンバー)を探してあてていた。

 厳密には少々のミスがあろうとも、何もかもを吹き飛ばす迫力と包容力を有したコンサート。リハーサルの質と量がさぞ凄かったろうことが、演奏中のキメで確信に至る。
 「圧巻」と言う言葉が最もピッタリくる、舌巻きまくりな2時間強の瞬間瞬間だった。

 海外を拠点にした音楽活動を行う上原ひろみは、今日のツアー・ファイナル後、正月休みで実家でゆったりするのだろうと思いきや、3日後の大晦日にはボストンでのコンサートがあるそうだ。
 予定になかったろう2度のアンコール後、楽屋を訪問。
 ファイナルの、この日のコンサートに訪れられたご両親も、せっかくの師走に帰国していながら、再び異国へと飛んで行ってしまうことはきっと淋しかろうと察するが、彼女の意志は音楽に関する向上心のみで突き動かされているようだ。

 今はそれでよいのだ。

 チック・コリア・ライヴ以来の再会を果たし、取材の際の御礼をお伝えし、焼きたての美味しいパンをひろみちゃんへの差し入れに。

 ホットな気分で盛り上がるHと新宿へ移動し、タイ料理。
 ひろみちゃんの身内的立場にいる音楽人:Tも合流し、日曜日のゴールデン街で一軒梯子し、今年最後の外呑みを終える。

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2008年 12月 27日

アドレス・データ全件消去

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 やりかけた部屋の掃除を再び推し進めるため、Rちゃんの眠ったタイミングを狙い、破棄するモノと整理するモノをごった返しつつレイアウト。
 1年前から積み上げられた、結局目を通してないじゃん的雑誌も結局破棄の道。

 ともかく捨てていかないと次に行けない。

 深夜、メール年賀を準備せねばと、mac純正の「メール」に付随する「アドレスブック」を起動。サクサク作成に励んでいる最中、ソフトが固まった。
 しばらくしても反応がないので強制終了。ここまではいつもの手順だ。
 そして再起動。
 すると、正確な件数は把握していなかったが、予測2000件強のアドレス・データが全部すっ飛んでしまっており、真っ新の状態に戻っていた。

 アドレス・データ全件消去──
 絶句──

 どこを探しても復旧のめどは立たなそうなので、この時点までに届いていた数百件ばかりのアドレスを、まずは簡易セーブ。
 他ソフトよりインポート、エクスポート出来ない「アドレスブック」の行く末が、この師走にきて実に深刻だ。

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2008年 12月 26日

Michael Bloomfield永遠のフィルモア・ウェスト【紙ジャケット/完全生産限定盤】

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http://www.amazon.co.jp/dp/B001J8NQ1C/
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=SICP-1966

 今年のクリスマス・イブは、おいらにとって、ちょっと記憶に残りそうな印象的な1日となった。
 昨日、マイケル・ブルームフィールドの紙ジャケ8タイトル復刻盤CDが発売。
 今回、ソニー・ミュージックからのご依頼により、その中の1枚、『永遠のフィルモア・ウェスト(紙ジャケット仕様)』のライナー・ノーツを書かせて戴けたのだった。

 スティーヴィー・サラス、 BB&Aに続いて、マイクのフィルモアを書くなんて、個人的になんと幸せなラインナップなのだろう。

 単なる通常盤でも充分嬉しいところ、輪をかけて嬉しい紙ジャケ仕様のサンプルが届いたのだが、この作品のCD化は世界初だそうで、これ以前の音源はつまりLPしか存在しなかった。
 原稿の文字数制限が比較的自由だったせいで、何の遠慮もいらないまま心の赴くままに書き記せた。
 サンタナのデビュー前に、白人ブルース・ギタリストの地位を確立したマイクの生き様が、この再発CDの音源と共に再び脚光を浴び、語り継がれてゆくのだろう。

 是非、一家に一枚!
  
 しかし、何の実感も沸かないクリスマスに年の瀬だ。

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2008年 12月 25日

中野忘年会

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 17時より段取った水道橋:R寿司で早々開催の忘年会。
 漫画家:T氏、デザイナー:K氏に編集Tらと集う労いの酒席。
 宴の最中、年内最終原稿がUP。中座し、即座に入稿のため編集部へ帰還。

 無事入稿を終え、2次会の席:中野へ移動合流。
 席には、さらに+編集:A、女優:M氏&K氏らも同席。

 3次会に男子チームのみでバーボン乾杯。
 解散後、デザイナー:K氏を事務所へ送り届け、おいらはデザインのあがったDVD用チラシの確認のため編集部へ帰還。

 帰宅したのは早朝8時を回った。

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2008年 12月 24日

日米開戦と東条英機

 彼女1人で1日4コ強のみかんが消費されます。
 「みかん」の発音は「いかん」だったのが、数回に一度は「みかん」になってきました。
 最新「アンパンマン」のDVD鑑賞が大きな楽しみのひとつです。
 ほとんど毎日お昼寝の時間はありますが、まちまちの場合もあり、今日は寝ませんでした。
 夕飯にはケチャップ味の炒飯とトマト・サラダを豪快快食しました。

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 録画した番組、TBS「シリーズ激動の昭和 あの戦争は何だったのか 日米開戦と東条英機」鑑賞。 
 物語は「太平洋戦争がなぜ起こったのか?」をテーマに、1941年9月6日の御前会議から12月8日開戦までの3か月間を中心に描いている。
 東条英機を演じたのはビートたけし。
 扮装したたけし氏と東条英機首相の写真を見比べると、意外にも役柄にはきっちりはまっていた。
 これまでほとんどマスコミに登場しなかったと言う、東条英機の身内の方々が登場し、発言された一幕は興味深いものがあった。

 外交とは何か。当時の外交がどれほど切迫し、現代のおいらでは想像すら追いつかない程ヒリヒリした局面にあったのか、ドラマの画面の中でもその様相は見て取れた。
 現代の日本の外交は果たして最善を尽くされているのか。
 あるいは外交に、日本の頭脳が集結出来ているのか。
 政治家の資質、人材はベストなのか。

 布団からはみ出したRちゃんのおしめを取り替えながら、今日観たドラマに描かれた内容の意味を反芻する夜更け。

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2008年 12月 23日

詐欺

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 詐欺犯人は手を変え品を変え、新手の手段で年金生活者をつけ狙う。
 
 最近の手口のひとつには、いずれも息子を名乗って実家に電話をし、「風邪をひいている。電話番号が変わった。頼みがあるが明日電話をする」
と連絡を入れ、さらに翌日「友達の保証人となり友達がいなくなった。借金を払わなければならない」などと現金の振り込みを依頼するものだそうだ。

 親と息子の会話でありながら、堂々と正面から詐欺をはたらくところが逆に落とし穴になっているのか。
 日常、「まさかこの私が!」と思った当人ですら、身内という油断があるせいで引っかかってしまうのだろう。
 親は子供だろうが何だろうが、金なんか貸さなくてよいのに。
 そもそも金を借りに来る身内は身内にあらずだ。

 同時に最近横行しているのが、地デジ詐欺だそうで。
 唐突に郵送で「地上デジタル放送(地デジ)の移行手続きにかかるデジタル放送接続料の請求書」が届そうだ。もちろん、こんなシステムなどない。
 至って普通の、新聞の集金のように、地デジの対応を(おいらも含めて)知らないお年寄りは支払ってしまいがちだと想像できてしまう。
 草薙くんやら局アナが促す地デジCM広告を、果たしてどこまで高齢者が理解しているのか。

 まるで身に覚えのないデタラメなサービスと偽った請求料をだまし取る、架空請求詐欺が今後まさに深刻だ。

 このブログを読んだ母へ──
 地デジに関する環境整備はすべて私が行います。請求が来ることなど一切ありません。心配ありませんので。

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2008年 12月 22日

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 新宿で食事をとる。
 同じ年代の輩は、年々食べる量が減少の道を辿る。
 その点、自分に関して思えば、20代に比べれば勿論落ちはしたが、今でも食欲は旺盛の部類だと自覚している。
 個人的には食べない女性よりも、食べる女性の方がチャーミングに映る。
 
 当日まで予定を組めないこの頃の時間ぐりながら、無事集い、なんとか鍋を囲めた連中:I,K,YMが集結。
 遠慮があるのかないのか、馴染んだ顔がそこにあるのは四の五のありながらも、ともかく心を緩めるものだ。
 STが加わり、偶然新宿に居合わせ、忘年会終えたというKMも緊急合流。
 
 居眠り組を横目にみつつ、年に似合わない時間まで宴という宴が続いた。

投稿者 yonezawa : 12:05 | トラックバック(0)

2008年 12月 21日

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 この時期にもなれば、今年のシステム手帳もそろそろ意味をなさなくなってくる。
 来年度の予定を今年の手帳の極小のカレンダー枠に書き込み、年明け日程をそろそろ確認。

 マンションの年内ゴミ捨て期限の書かれた貼り紙を写メールで撮り、やや溜まってきた新聞、雑誌類を破棄。
 その都度捨てればここまで苦労する必要のなかろうものを、結局まとめて破棄する羽目に。
 束になった雑誌をくるむ紐にかかる重量で、両手両指に最大の負荷を感じながらテクテクとゴミ置き場へ。
 この行為は何故かとても無益感で満たされる。

 たった1週間で溜まる生ゴミの量も驚くほど。おむつ重量はナメられない。

投稿者 yonezawa : 23:20 | トラックバック(0)

2008年 12月 20日

オートバックスM-1グランプリ

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 慢性の眠気で1日中ダラダラ。
 昼食の用意が出来たのは午後2時のちょっと前。

 早々と自分の席に登り(Rちゃんにすれば高い)座り、食事の出来るのを待ちわびる彼女にこしらえたのは、五目炒飯にトマト・サラダ、めのは入り味噌汁。
 デザートのみかん2コまで、パクパクたくさん食べてくれた。

 夕食には秋刀魚の塩焼きにポテト・サラダ、梅干し、明太子、岩海苔。

 食後、『M1グランプリ』を冷静に観戦。

 『M1グランプリ』の真剣さは毎年見逃せない。
 結果、初めて見たNON STYLEというコンビが優勝。個人的には浅草出のナイツ(初観戦)を押したいところだったが、決勝での評は1票も入らず。
 笑い飯の決勝ネタも個人的には見たかったが残念ながら敗退。
 昨年の覇者:サンドウィッチマンのケースもあってか、漫才なら圧倒的に関西勢の“関西弁”が有利と見る場合が多いところ、近年では関東陣のコンビに不利感は感じなく、当たり前だが対等であるという認識が強まってきた昨今。
 これまで長き間感じていた「どちらが有利」という評価は一概に当てはまらなくなってきた。
 師走にかかせない数少ない番組の1本が終わった。

投稿者 yonezawa : 16:45 | トラックバック(0)

2008年 12月 19日

再会は忘年会

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 YK、HHとの確か1年近く(?)ぶりの再会は忘年会の形に。
 新たに出来たうどんすき屋の物件は、結論から言えばもう一つの様相で残念。
 
 今日日、ホット・ペッパーなり、ぐるなびのクーポン券は総額から1割の割引なので馬鹿にならず、あらかじめプリントアウトして用意万端だった。

 その紙さえ忘れなかったら──なんたる手落ち。

 携帯でクーポン画面を根性で引き出したはいいが、そこには克明に「必ず紙にプリント・アウトして持参ください」と記載あり。
 ダメもとで店員の人に伺ったところ、メモ用紙に住所、名前、電話番号を記載すれば割引してくれるとのこと。とても助かった。

 ひじり亭に流れ、マスター&Hと再会。 

投稿者 yonezawa : 15:42 | トラックバック(0)

2008年 12月 18日

東天の獅子

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amazon(「BOOK」データベースより)抜粋。

 ◆柔術から柔道へ―文武二道の達人、嘉納治五郎の、技に対するたゆまざる追究と人間教育への情熱によって、明治になって衰退していた柔術界に新時代の息吹「講道館流」が誕生した。当初はただの新興一流派だったものが、「講道館四天王」らが頭角を現し、隆盛への道をその手に引き寄せていく。若き気概に充ち満ちた青春武道ロマン、第一巻。

 ◆名門として聞こえた、関東の揚心流戸塚派、さらに九州古流柔術界の猛者たちが続々と登場する、群狼邂逅の第二巻。講道館が創設された明治十五年、九州では久留米、熊本の二大勢力が激突した。運命の「警視庁武術試合」より前に、すでに各地で新時代への胎動が起こり始めていた。講道館は、まさに台風の目となりつつあった―。

 インターネットの商品説明に『東天の獅子 第1巻 天の巻・嘉納流柔術』『東天の獅子〈第2巻〉天の巻・嘉納流柔術』の内容として、こう書かれてある。

 〈第2巻〉の発売からほとんど期間を空けず『東天の獅子〈第3巻〉天の巻・嘉納流柔術』が発売。
 そして今日、これまた早々の発売となった『東天の獅子 第4巻 天の巻・嘉納流柔術』をブック・ファーストで発見・購入。

 執筆11年の大作:東天シリーズが出そろった。

 積もり積もった重要な雑務。出前で五目炒飯を戴いた後、東京駅:大丸へ。
 八重洲口から新幹線に乗る前、きちんと食事をしたければ、ここの12F13Fはベスト・ロケーションのひとつと言える。

 先月末に発売された『夢枕 獏 五大陸釣魚紀行 愚か者の杖』と、この書籍:東天シリーズ全巻を献本して戴いた御礼を兼ねた、ささやかなひとときを獏さんと過ごした。

 講道館創設者:嘉納治五郎を取り巻く格闘技の猛者を描いた東天シリーズは、例えるなら血の涙が出てくるよう。
 キマイラのエネルギーも、餓狼伝の力も、神々の山嶺の熱も、この先品にはふんだんに散りばめられており、そして日本の柔術・柔道がどのような意味を成すものであったのか、深く身体に染み入るように理解に至る。

 Rちゃん宛に戴いたメッセージを、15年後のRちゃんはどういった気持ちで読むのだろう。

 近況及び、大昔の話を、閃くまま語りあえた貴重な空間に感謝。
 あの気さくな獏さんからほとばしる筆のマジックにうなり、氏を見送った後、新宿方面のJRに乗った端から〈第3巻〉読了。

 しかし、明け方喰ったこのラーメンは、ぬるい温度から味から全面的にいただけなかった。
 ↓
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2008年 12月 17日

メロディーアンパンマンカー

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 心温まる母からのe-mail。
 先日、Rちゃん宛の誕生日プレゼントで届けられたのがメロディーアンパンマンカー。
 キラキラした瞳で、箱から早く取り出してほしいオーラばりばりのRちゃんは、セッティングの出来た端から、父の手からもぎ取るように物品強奪。

 乗ってか押してか、そのままRちゃんは豪快に家中を駆け回る。

 M姉から届いたミッキーさんのフカフカ羽織を着た髪の毛切り立てのRちゃん。その姿が、時代も関係ない田舎の子みたいで思わず吹いた。

 我が家もそろそろプチ児童館の様相となってきた。

 部屋の向こうから、彼女が突進してきている雰囲気を察知したその瞬間、この世で最もときめきとパッションに満ちあふれた時が流れる。

 Lisa Loebも愛聴するRちゃんは、Alanis Morissetteを、Alicia Keysを、Aretha Franklinを、Chaka Khanを、Delta Goodremを、Duffyを、Pinkを、Didoを、Dolores O’riordanを将来どう聴くのだろう。

投稿者 yonezawa : 13:24 | トラックバック(0)

2008年 12月 16日

Steven Andrew Soderbergh

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 午前中、都内某高級ホテルへ。
 インタビュー対象者は、映画監督のスティーヴン・ソダーバーグ。
 
 ソダーバーグと言えば、最初に好きになった映画が『Out of Sight』。この作品と出会った時期には『セックスと嘘とビデオテープ』と同じ監督であることを知らなかった。

 『Out of Sight』で初めて知った女優としてのジェニファー・ロペスのクールな出で立ちと言ったらなかった。
 多分以前にも記述した記憶があるが、オリバー・ストーン監督作『U-Turn』でのジェニロペとこの作品のジェニロペが、ジェニロペ史上最も素晴らしい。
 この大変な女優スキルがあれば、彼女は歌わなくてもよいように思う。
 
 ソダーバーグは今回、映画『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』のプロモーションで来日。
 まだ若干と言ってもよかろう45歳のソダーバーグはとても優しいフランクな紳士。
 笑顔で握手を交わしながら、テレコをスタンバリ、最初の質問を伝えようとしたら、逆に彼の方から先に第一の質問を受けてしまった。

 「私の日本人の仕事上のパートナーは、日本人にとってもゲバラという人に対して、とても親近感を覚える人が多いと聞きました。私も彼らと話をする度にそんな印象を受けるのです。ゲバラは日本人にとっても、とても意味がある人物であるという風に。それはホントだとお考えですか? もしそうならその理由は何ですか?」
 こうした意味合いの質問を問うてきた。

 「彼を知れば知るほど、私も徐々にその人間性に惹かれ、入り込んでゆき、親近感を覚えたのが事実ですから本当だと思います。ただ、この作品を観るまで、チェ・ゲバラのことで知っていたことは、アルゼンチン人であること。医者であったこと。“チェ”と言う言葉は、「ねぇ君」などと相手に呼びかけるときに使う言葉であったこと。キューバ革命の中心人物。後はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのアンプに描かれいる人。その程度の認識しかありませんでした」と答えた。

 取材は端的に合理的にスムーズに進行する。
 監督と言っても、2本併せて映画全編、彼自身がカメラを持ち映像を撮っているということを確認した。
 確かに、彼の撮った2本の映画のおかげで、随分チェのことが判ったような気分になったことは確かだ。
 ジョン・レノンに「世界一カッコイイ男」と言わしめたゲバラ。
 『チェ 28歳の革命』は1月10日より、『チェ 39歳 別れの手紙』は1月31日より、日劇PLEXほか全国ロードショーされる。

 音楽の話も伺えたし、本人に直接確認しなければその真相がわからない、あるファニーな問いの回答も得られたので実にラッキー。
 
 ソダーバーグにお願いされた、ある約束を守るべく、取材稼働最終日に再び本人に接見の予定。

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2008年 12月 15日

今年の景色

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 しばらく訪れてなかった青山界隈の歩道橋を渡る瞬間、光景が記憶のない景色に映る。

 遠く離れた人からクリックひとつで届くメールの存在は、コードレス・フォンが農家で売れた時のように、利便性の極みと言えた。
 切手も貼らず、郵便ポストに投函しなくても、先方がポケットにしまった携帯電話に用件が届くわけだから、仮に高校時代にこんなシロモノがあったならば、生活環境や、極点に言えば人間の性格付けにも微妙な変化が出ていたのかもしれない。

 年賀状の発行枚数は昨年を上回ると報道で聞いたが、来年からそろそろメール年賀の移行を考えてみるべと、思考が浮かんできた。

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2008年 12月 14日

シャープ 加湿器 (型番:HV70E5JW)

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 この週末は比較的温かい気候だった印象だが、今日は場所によって雨模様だったそうな。
 ゴミ&書籍、新聞捨て以外、一度も外出しなかったので外の様子が何も判らず。

 午後、DEODEOより届いた加湿器:シャープ 加湿器 (型番:HV70E5JW)をプラグイン。

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 説明書に一通り目を通し、大量の水をタンクに入れてスイッチ・オン。
 今回、加湿器なる品を初めて購入し作動させたが、わずか数時間でこれほどの水が消費されるのものだったとは知らなかった。

 乾燥した空気のせいか、暖房器具を使うようになった時期からRちゃんの唇が荒れ気味だったが、新調したこの加湿器のおかげなのか、今日の彼女の唇コンディションは頗る上々。

 このままコンディションが維持出来れば加湿器による効果なのかも。

投稿者 yonezawa : 19:43 | トラックバック(0)

2008年 12月 13日

殺しのはらわた

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 夕食は荻窪のラーメン屋に。
 味噌ラーメンをRちゃんはそれなりの量食べてくれた。店のおばちゃんも満面の笑顔。
 つるつるお口に吸い込む技も、彼女なりの工夫があってなかなか上手になってきた。
 
 スーパーで買い物を済ませ帰宅。
 再び車で街へくり出し、バウスシアターで公開中の映画家督:篠崎誠特集──映画『留守番ビデオ』、『殺しのはらわた』、『忘れられぬ刑事たち』3本連続鑑賞。
 『留守番ビデオ』を見ると、個人的には97年度のベネチア映画祭でのショート・フィルム部門の上映を思い出す。
 わずか30分程度の作品でも、映画はアイディア1つさえあれば胸に響くものだと言う印象を、あの場で感じたものだった。

 篠崎作品とは縁深い主演の藤田陽子さんは説得力のある瞳を持つ女優だった。共演の篠原ともえもナチュラルに上手。小木博明(おぎやはぎ)は役柄が適任でやっぱり(良き意味合いで)怖い。

 完成直後に早々と見る機会を得た『殺しのはらわた』は今日で2度目の鑑賞だったが、劇中、殺し屋の一人を自ら演じた、身体を張る篠崎監督の階段落ちにはまたしても感心。あんな転がり方は絶対においらには無理。
 瞬間、ちゃんと役者の目をしてる俳優:篠崎誠、素晴らしい。

 『忘れられぬ刑事たち』のゆるいギャグは、痰が絡んだ件のシーンが最大のツボだったか。
 “くだらない”がいかに大事か、終演後基本認識。
 情熱をかけて“くだらない”を押してくる創造者は、基本的に賞賛しなければならない。例外もあるけど。

 終演後、誠ちゃんへのご挨拶を終え帰途に。

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2008年 12月 12日

時効

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 世田谷区の一家4人殺害事件を知ったのは、B.B.B.がファーストをリリースした年の秋頃だった。
 殺人事件の遺族が、時効制度見直しを願う気持ちは言わずもがな。
 遺族会見要旨の件の中に、「犯人が生きている可能性がある期間までは、法の裁きを受けさせることができるようにと願っています」と言った記述があったが、ほとんどの人たちがこの意見に賛同するのではないか。

 未解決事件の遺族にとって時効は永遠に訪れない。
 ほとんどの国民が心の準備も出来ていなかろう雰囲気の中、21年5月21日よりスタートしてしまう裁判員制度のあり方と共に、未解決凶悪事件の時効に関して、果たしてどう向き合えばよいのか、個々の持つ意識も大きな風になりうると信じたい。

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2008年 12月 11日

吉祥寺でのお祝い

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 吉祥寺、Tさん他11名で集う、ささやかなる忘年会を兼ねたTさんの祝い。
 貴重な時間が過ぎる。早々と解散となった後、帰途前に1人で久々のホープ軒。

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2008年 12月 10日

樋口宗孝

 伴侶のコンディションがなかなか優れず、昼過ぎにRちゃんをお風呂に。
 DVDのインサートもイジェクトも熟知期に入ったRちゃんを、こちらの思惑通り、そうそう誤魔化せなくなってきた。
 「DVDの盤面に傷がついて、次回アンパンマンの再生が出来なくなるよ!」と言った事情をまだ何も理解してくれないので、機嫌を損ねないよう上手なやりとりに四苦八苦。可愛いので何もかも許してしまいながら。
 
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 先月30日、ヘヴィメタル・ハードロックバンド:ラウドネスのドラマー:樋口宗孝が大阪市内の病院にて肝細胞癌のため逝去された報道を聞いた。
 癌で入院され、様態が好ましくない旨は関係者より漏れ伝わってはきていたが、30日にそのニュースを知った時にはショックだった。

 ラウドネスが80年代中盤に海外進出した時の胸の高鳴りは、ある意味五輪選手が金メダルを奪取する勇姿を見守る感覚に近いものがあり、熱狂する海外のオーディエンスの動画やら写真を見る度に、日本人としての誇りのような気分を味わっていた。

 下北沢の居酒屋で大勢のバンドマンや関係者に混じり、樋口氏の隣り合わせに座って携帯番号を交換した、たった一度の酒席がおいらにすれば彼との最初で最期の機会となった。
 「ヤンジャン読んどるでぇ。一度載せたってぇな(笑)!」
 宴会場でもボス的存在であった彼は、日本人で初めてニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンのステージに立つという快挙も成し遂げたバンド・リーダーだった。
 
 1981年、アイドルバンド:レイジーが「ヘヴィメタル宣言」をし、オーディションで探した本格的なヴォーカリストと共に世界に通用するロックバンドを結成…と言う音楽専門誌の記事を見て、どれほど高揚したことか。
 レイジーの(この時期の)ラスト・アルバム『宇宙船地球号』は、ラウドネスのどの作品よりも興味深い作品として、今でもおいらの心の中に燦然と輝くレコードとなっている。

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 アメリカ進出を志し、作成された『THUNDER IN THE EAST』が発表された時期が、おいらの中でラウドネスが最も気になった頂点で、その後アメリカ人ヴォーカリストが加入した以降になると、徐々に彼らの音源にも情報にも疎遠になっていった。
 書かれる曲がスラッシュメタル的なリフ展開となってからは、一切彼らの音楽から離れてしまった。
 しかし、かつて一度でも恋愛をした音楽であるが故、同時に頭の片隅でどこか気になっていたのも事実であった。
 そんな中の樋口氏の訃報──絶句。

 ラウドネスで最も好きな曲は『Let It Go 』『Gotta Fight』。『Road Racer』も忘れられない想い出の曲だ。
 ご冥福をお祈りいたします。

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2008年 12月 9日

安い赤ワイン

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 漫画家:高橋ツトムの新オフィスは閑静な住宅街の高級物件。
 連載の増えた師走激務の最中、庭の金魚の世話までこなす繊細ぶりで激烈連載中の原稿をバッサバッサと脱稿中。ご苦労さま。
 昼、上がりたての最重要原稿をピック・アップし編集部へ。
 
 夜、STと何年ぶりかのサシ飯へ。
 欧州料理店:Gは先月10周年を迎えたそうで、店長のお薦めする新メニューを中心に、飲み物には「安い赤ワインを!」と注文。
 この「安い」の言葉の裏に「美味しくて(安い)」と言う言葉が潜んでいることは言わずもがなだ。
 食材の品目に不備はナシ。
 店長:Nさんが超のつくブルース・ファン(マニア)であることを、今頃になって初めて知った今日は収穫だった。
 店内では、デレク・トラックスのスライドと即座に判る、最新オールマン・ブラザース・バンドの3枚組CDが鳴り響いていた。
 メチャメチャ美味い料理をばっこばっこと食した後、河岸を変え、木の子おばちゃんの店で再び赤ワイン。
 STの推薦する四谷の初訪問バー:Hでも、さらに赤ワインを飲んだにも関わらず、明日の頭痛の予感がなかったのは、物件(ワイン)の質なんだと確信した。

 熱烈入稿もさることながら、怒濤の忘年会週間へと突入。

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2008年 12月 8日

Newton Faulkner

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 午後5時30分、渋谷『喜楽』には並ばずに入店。ここ初体感。
 火傷するぐらい熱々のスープだが、好きなタイプの台湾風中華麺のような物件。もやしのシャキシャキした触感が旨味の決め手か。麺は太くてもちもち感抜群。
 汗をかきながら完食し、徒歩で渋谷DUOへ。
 ニュートン・フォークナー来日公演の観戦に、ビッグE:江口寿史兄とやってきた。

 前回来日時のインタビュー・ラスト、ニュートンに問うた質問と回答はこうだった。
 「──最後に、漫画に関しての体験、興味は?」

 「『パーフェクト・ブルー』っていうアニメ映画知ってる? 僕はそれが一番好きなアニメ作品なんだ。最高だよ。素晴らしい! キャラクターを描いたアーティスト(漫画家:江口寿史)に「あなたは天才だ!」って伝えといて! 最近だと『メトロポリス』を観に行ったよ。音楽も素晴らしかったしね。サウンド・フィックスが抜群だったよ。」

 即刻「これは2人をお会いさせるしかなかろうよ!」と考え、師走で多忙な先ちゃんを強引に連れ立ち渋谷くんだりまでやってきた。
 ニュートンの人間性を知らなければ先ちゃんに直接紹介するはずもなく、取材時に彼の温かい人柄を認識していたので、ここは是非とも先ちゃんには会って戴きたかったのだ。

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 ライヴ前の控え室でお二方、めでたく初邂逅。
 先ちゃんは最新豪華イラスト集を贈呈し、記念撮影。
 ニュートンの申し出で先ちゃんはイラスト集にサインを。ニュートンもサイン入りのCDを先ちゃんに贈呈してくれた。

 ワーナー・ミュージックの前座シンガー後、実にシンプルな、ギター1本だけの演奏のためのセッティングがなされたステージにニュートン・フォークナー登場。会場はギター好きと思しきファンが瞳を輝かせながらスタンばっている。
 出てくるなり、下駄(スニーカー?)を履くよりもギターが上手な空気バリバリ。
 しかしテクニックひけひらかし的嫌みなど微塵もなし。きっと彼のナチュラルな人間性がそう感じさせるのだと思う。

 タッピングを多用する、ギターのボディも打楽器としてコード・トーンに絶妙に絡めるプレイは、アコギ・プレイの一つの到達点を感じさせる。
 様々なタッピング・プレイで魅せる何人かの凄腕ギタリストは他にも存在するが、ニュートンのプレイは彼独特。世界でたった一つの技巧と言えた。
 迫力と腕力に繊細さの入り交じる奏法に、おいらも居眠りすることを忘れ、深く見入ったライヴとなった。

 コンサートはクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』
http://jp.youtube.com/watch?v=n_k8_HSA1-o
で幕を閉じる。圧巻。素晴らしい。
 
 終演後、控え室には元フリッパーズギターの小山田圭吾氏、押尾コータロー氏らが。
 
 新宿で激美味の鮨をつまみ、ゴールデン街で軽く乾杯。先ちゃん、ご苦労さまでした。

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2008年 12月 7日

村治佳織 in サントリー・ホール&世界最重要日

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▲村治佳織の弾くギターとの
 出会いは『パストラル』から。

 外は風がとても冷たかった。

 チケットは当日券まで完売。
 午後1時30分には現地に到着し、入口付近で連れを待つ間、ホールに向かって続々と集まる観衆の光景を見ていると、今日のコンサートが発散している迫力が伝わってきた。
 『plays BACH』の初日となる、村治佳織のコンサートは午後2時よりスタート。
 入口でH夫妻と待ち合わせ入場。

 やがて暗転となり、日本が世界に誇るクラシックギタリスト:村治佳織が眩い純白の衣裳を身に纏い登場。

 『プレリュード』導入部分の美しいことと言ったらなかった。
 2組のゲストを迎え入れ、演奏された和笛との掛け合いも初めて体感した刺激的なニュアンスだったし、学生とのコラボレーションは、彼らに大きな自信を与えたことだろう。
 そもそも今回のバッハに関しては、最後の『G線上のアリア』ぐらいしか知識のないヘタレながら、終始演者の魔法にかけられたまま終わりを迎えた。

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▲最新作『plays bach』

 ああも立て続けにバッハ(他)の曲を、ああもきっちりギターで弾ききるギタリストは他に知らない。
 ソロ演奏の瞬間、鍵盤の和音が聴こえたような錯覚を起こすシーンが何度もあり、生産地の違う2台のギターが織りなす、起伏のあるメロディが、コード・トーンが、かつて一度でもギターを囓った者の少し鈍った感性をビシバシ突き上げてくるようだった。
 非の打ち所のない満場一致大喝采のリサイタル。圧巻のステージがとにかく素晴らしかった。
 そして村治佳織自身の優雅で美しいこと。

 先だってタレント:今田耕司氏司会のテレビ番組(他)も興味深く拝見したが、(あの映像の村治佳織は永久保存版にしたいぐらい貴重で特に最高)ああした音楽以外の時間にも練習時間をどんどん割かれてしまう環境であろう中、どれほどの鍛錬があのステージを支えたのかを想像する度に、ギターの旋律が個人的な感動へと変わってゆくようだった。
 つまり自制心を感じたコンサートでもあったのだ。

 アンコールを見ずして楽屋入口に待機し、終演直後、控え室で、衣裳も煌びやかで眩い佳織ちゃんと数日ぶりの再会を果たした。瞬間、カメラマンを同行させなかったことを悔やんだ。 
 労いの言葉をお伝えした別れ際、「Rちゃんによろしく!」っと彼女が笑った。

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 おいらの人生で最も重要な日:12月7日──Rちゃん2歳の誕生日は、記憶に宿る素晴らしく印象的な1日となった。

 速攻帰宅して午後6時。
 Rちゃん大好物のハンバーグにバースデイ・ケーキ。いつもとなんら変わらない夕餉のひとときながら、心だけは特別な1日
 クリスマス・シーズンだけの限定ホワイト・プーさんに、Rちゃんまるで無反応(哀)。
 彼女のマイ・ブームは断然「ミッキー」さんなのだった。

投稿者 yonezawa : 23:30 | トラックバック(0)

2008年 12月 6日

バースデー・イブ

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 夕べは充実の8時間睡眠。午前9時にRちゃんの声で目覚めた。
 おいら以外体調の調子が悪い我が家の面々。
 Rちゃんは鼻風邪気味ながら元気は日常のまま。
 
 明日のRちゃん誕生日のバースデー・ケーキの注文を確認し、明日夜にはRちゃんの大好物な品々で食卓は飾られる予定。
 
 ボンネットに積もった落ち葉を履き落とし、車で生活用品の買い出し。
 スーパーを経由し、夕飯は鍋料理。時計が12時を回った瞬間、(2年前からの)世界一重要な日の到来。

投稿者 yonezawa : 20:59 | トラックバック(0)

2008年 12月 5日

Gary Cherone Nuno Bettencourt

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 たった4時間強の睡眠では酒が完全には抜けきれなかった。
 正午、篠崎誠監督へ「ご苦労さま」メールを送信しながら都内某ホテルを目指す。
 
 来日公演中、人気ハードロックバンド:エクストリームのゲイリー・シェローン、ヌーノ・ベッティンコートへのインタビューを行う。
 思いの他、雄弁に語るヌーノのシャレっ気たっぷりの回答が取材空間を和やかにする。
 一時期、ヴァン・ヘイレンにも在籍していたゲイリーは意外にも生真面目な印象だった。

 かつて全米を制したヒット曲を持つ、極太のハード・ロック・バンド:エクストリームは、今再びオリジナル的布陣に落ち着き、バンド結成以来最も充実したコンディションに満ちあふれていた。
 取材を終えたタイミングで、部屋からいきなりシンガー:真行寺恵里に電話。
 ヌーノとのフレンドシップの話は知っていたので、ヌーノからの直電として恵里に繫いでみる。驚く恵里、ヌーノの笑顔が印象的だった。

 ヌーノ、ゲイリー、サンキュ!

 帰社し、1/8発売のヤンジャン新年6特大号に掲載する「ザ・ファイヤーマン(ポール・マッカートニー&ユースのユニット)」のインタビュー4C原稿入稿。
 この記事は、おいらがポール・マッカートニーへメールで質問状を送信し、返信してきたメールを書き起こしたもの。
 メールが届いた瞬間、高校時代に『Back to the egg』を聴いた瞬間のときめきと似た種類の電気が背中に流れた。

投稿者 yonezawa : 20:28 | トラックバック(0)

2008年 12月 4日

Lisa Loeb 想田和弘

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 自前のギタレレで今日の午前中になって初めてリサ・ローブの『Stay』『I Do』のコードを探ってみた。
 神々しいコード展開がなんとも言えない温かさを発散する。
 
 昼下がり、取り置きしてもらっていたおニューのギタレレを山野楽器に取りに窺い、その足で六本木へ。

 昨日今日とミッドタウン東京で来日公演中の女性シンガーソングライター:リサ・ローブのインタビュー取材のため、ビルボード東京を訪れた。
 先頃、婚約した彼女へ贈呈するための、あらかじめ注文していた花束をミッドタウン正面の花屋でピック・アップ。
 おまけに録音機材にデジカメに三脚まで抱え、大仰な状態で店内へ。

 待つこと30分、すでに今日のリハーサルを終えたリサとの初邂逅を果たした。

 1995年リリースの『Teiles』を聴いた瞬間、速攻で彼女の世界観にヤラれたおいらは、その日以来、彼女の音楽にシビレっぱなし。
 逢うことがとにかく念願だった。
 彼女においらのリスペクトの度合いを伝え、彼女がこれまで書いてきたの数々の名曲の完成度を労った。

 インタビューは1時間。
 キラキラ輝く彼女の瞳がとてもとても印象的だ。

 今日の日をどれほど待ちこがれていたのか、思い返せば気が遠くなる思いがする。
 1997年にリリースされたセカンド『Firecracker』の出来には舌を巻いた。
 世界中のあらゆる女性シンガーソングライターの最優先事項にリサの存在があると言っていい。

 これまで100人以上のミュージシャンにインタビューをしてきたが、特に新人の女性シンガー(例えば、ジョス・ストーン、コルビー・キャレイ、トリスタン・プリティマン、KTタンストールetc...)に、「──リサの音楽性をどう感じるか?」と質問したらば、すべての人が彼女をリスペクトし、ある意味目標にしていた。

 『It's Over』のメロディにどれほど泣いたか。
 『Do You Sleep?』はすべてのロックバンドの手本になりうるアレンジがなされた名曲であり、『Stay』を聴いて、即、映画『Reality Bites』を見に走ったのは言わずもがなだ。
 『Window Shoping』は特に模倣したくなる粋なポップ・ソングであり、アルバム『CAMP LISA』は、明明後日に2歳になるおいらの宝物:Rちゃんの愛聴盤の1枚となっている。

 レコードと、webサイトと、TV番組でしか知らなかったリサと、今日、初めて出会えた奇蹟に心から感謝。
 
 自ら滅多に記念撮影は行わないのだが、なんとリサが自前のデジカメで記念写真を撮ってくれたのは感激だった。
 感無量の取材空間に後ろ髪をひかれながらミッドタウンを後に。

 渋谷の居酒屋で映画監督:想田和弘と、2時間待ち合わせ時間を繰り上げ合流。
 本日はインタビューWヘッダーなのだ。
 
 先頃、釜山映画祭でドキュメント部門で賞を受賞した映画『精神』のインタビュー開始。
 彼はすでに現在も新しいドキュメント映画(平田オリザへの密着)を撮りながら、本作のプロモーションに世界中を飛び回っている。
 来週(?)にはドバイにも行くそうだ。

 一般的にタブー視されがちなテーマにあえて取り組んだ『精神』撮影秘話を窺えば窺う程、想田監督のただならぬ勇気を感じざるを得ない。
 想像を絶する修羅場の撮影現場。
 テレビのディレクターとして、海外でドキュメント番組を100本前後撮ってきた監督も、今回の現場は計り知れない試行錯誤とチャレンジの連続だった様が窺い知れた。

 しかしつくづく魅力的な男だ、想田和弘。
 途中から合流してくれた同じく映画監督の篠崎誠の登場により、インタビュー空間は益々熱を帯びてゆく。
 充分なる素材を確保し、取材開始3時間以降は通常の飲みにスルリと移行。抱腹絶倒の夜更け。宴は朝を迎えた。

投稿者 yonezawa : 01:48 | トラックバック(0)

2008年 12月 3日

リサ・ローブ in ビルボード東京

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 午前8時に起床し、9時過ぎに杉並区を目指す。
 出来たてホヤホヤの歴史的原稿を拝受し、小汗をかきながら最寄りの駅へダッシュ。

 人の少ない編集部。午前中のうちに無事入稿完了。
 
 久々に神保町での昼飯。列の出来かけている新しいつけ麺屋が気になったが、中華屋の定食に落ち着く。
 近場の『ラーメン二郎』にそれなりの長蛇の列が出来ているのだが、この光景だけは未だに理解し難い。
 帰社後、今週続く怒濤の取材材料を確認しながら、同時にとっ散らかったデスク周りの整理整頓開始。
 小一時間でかなり綺麗に整理できた。もう年末の大掃除を軽くやってしまった感覚。
 しかし埃の多い編集部だこと。

 午後9時30分。ミッドタウン内にあるビルボード東京で行われるリサ・ローブ来日公演へ。
 4F席からのかなり見下ろす形の席になってしまったが、コンサート中、何度も目頭を熱くするシーンが訪れた。彼女の歌声は大地のものだ。
 この10数年の間、リサの曲を果たして何人に人たちに聴かせてきたことか。
 その啓蒙の回数は他のどのミュージシャンをも上まわっているだろう。

 『アイ・ドゥ』の清々しさ。『ステイ』の美しさ。チャーミングなMCに観客がグイグイと惹き寄せられる。『どんぐりころころ』のチョイスには大いに笑った。

 明日は念願であり、ときめきのリサ・ローブ単独インタビューを予定している。

12/3 東京(Billboard Live Tokyo)2nd ステージ

I Do
Waiting for Wednesday
Best Friend
Everyday
Diamonds
Truthfully
Love Is a Rose
Dance with The Angels(アコースティック・ソロ)
どんぐりころころ
Stay
Falling in Love
Snow Day
?
You Don't Know Me
It's Not Goodbye
Going Away
-------------------------------------
Linger
Payback

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2008年 12月 2日

ジェイクさんのレコーディング

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 数日前にS社:K氏より連絡を戴いていた。
 夕方の業務空き時間を狙い、都内某所でレコーディング中だと言うウクレレ奏者:ジェイク・シマブクロを尋ねた。
 スタジオの中へ入ると、まさに真剣勝負中のジェイク。
 今録った音を確認するため、録音スタジオの部屋から出てきた彼は、おいらの存在に驚き共に再会を喜んだ。

 シビアなレコーディングという空間は他のどの現場の空気とも違う、特殊な空気が流れている。
 ウクレレの録音には初めて立ち会ったのだが、マイクの位置、本数は意外だったし勉強になった。
 アドリヴ・テイクを数トラック録りながら、本人にしかわかり得ない微妙なフレージングの違いを聴き分け、神妙にOKテイクを決断するジェイク。
 ほとんど毎回のアルバムを、セルフ・プロデュースによって構築してきたのがジェイクだ。
 たった今録ったばかりの音源を神妙な面持ちで聴き入る。
 本人自身がスタジオの空気を和らげるという、演奏技量同様、本人の人間性が今日も素晴らしさを感じさせるのだった。
 
 おいらも、スタジオ隣の待合室でK氏持参の63年ギブソンを弾かせていただいた。
 レコーディングではギター・パートもジェイク自身が弾いているようで、タカミネのブライトなトーンがスタジオに響き渡る瞬間も。
 
 遅い食事のインターバルを挟む頃、帰り支度をしたいたら、ジェイクが「昨日撮った曲を聴いていかない?」と尋ねてくれたので、喜んで拝聴。
 そこには、世界トップ水準に達するウクレレたった1本で織りなされた宇宙が収録されていた。
 オーガニックな彩りに包まれた上に達観した技量。ミックス前の原石と言える演奏がプロトゥールスにきっちり収録されていた。
 紛れもない本物の技量とマインドを再認識させられた。

 ジェイクさん、サンキュ!

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 「過ぎ去ったおいらの誕生日を祝ってくれる」と言う奇特な輩連中と合流することになり、先ほどジェイクのスタジオに持ち込んだオベイションを持ち歩いていたオイラは結果、彼らに散々ギターを弾かされる羽目に。

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 今年最もギターを弾いた1日となった。ともあれT、S、R他のみんな、サンキュだ。

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2008年 12月 1日

EXTREME

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 12月が来ると「もう12月かぁ…」と言う、ある種ため息混じりの気持ちになるのは例年通り。
 風呂掃除をカマし、諸事情あってRちゃんを昼からお風呂に。
 Rちゃんの新たな笑いのポイントを見つけ、彼女を大爆笑させることに成功し、心が温まった頃外へ。
 Rちゃんの笑いのポイントを見つけることが人生最大のテーマとなってそろそろ2年。
 来週の今日はRちゃん2歳のお祝いだ。

 当然プレゼントはもう買っているのだが、商品を隠していた段ボールを強引に無断で明けてしまったRちゃん!
 「イッキーさん? イッキーさん? イッキーさんねぇ! イッキーさんねぇ!」と、体長50cm大のミッキー・マウスをハッキリと見つけてしまった。不覚。
 やむなく、このブツだけをフライングで奪われることとなったが、残りのプレゼント商品を彼女の背の届かない場所に移動させ、来週を待つことに。
 彼女は「ミ」を流れの中ではまだ発音出来ず、「みかん」も「いかん」と語っている。
 
 夕方、今週インタビューを予定しているロック・バンド:エクストリームCCレモン公演へ。
 久々の正攻法ハードロックを2時間強堪能。すでに初まっていた海外ツアーからの流れもあり、ウォームアップも問題なし。
 彼らの演奏スキル、リハーサル量、コンディション…と、初日にしては全く問題のないライヴを堪能した。
 ヌーノ・ベッティンコートもスティーヴィー・サラス同様、ファンクの影響があるギタリストであることを窺い知る。
 
 終演後、外は雨模様に。
 地下鉄まで走り込み、帰社後明け方まで取材の仕込み。

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