2008年 10月 16日
亀渕昭信さんとKeith Emerson Band
“渋谷公会堂”改め、CCレモン・ホール/キース・エマーソン公演へ。
今回初めてライヴ観戦にお誘いさせていただいた、亀渕さんと現地会場入口前で待ち合わせ。
亀渕さんとは…ラジオで育った、おいら世代の連中からは絶対に切り離すことが出来ないニッポン放送『オールナイトニッポン』の黄金時代を築き上げ、ニッポン放送代表取締役社長〜同社相談役を経てこられた、あの亀渕昭信さんのことだ。
彼と初めて出会ったのは、昨年12月はロンドンでのLED ZEPPELINコンサート前日のことだった。
ロンドンでの最初の夕食時に、意外な面子の方々と初遭遇する中、亀渕さんの姿を発見したときには少しときめきに近い感覚があった。
それは何故か?
亀渕さんは1960年代半ばのサンフランシスコで、ジミヘンもジャニスもクリームetc...を、現地のライヴハウス等で複数に渡り観戦されている、日本人としては実に貴重なロック体験を経てこられた先人だからだ。
そんな錚々たる経歴を歩まれてこられた、おいらにすれば別世界の人という認識に近かった方が、とにかく威圧感のような空気を微塵も感じさせない。
同時に、実にナチュラル。肩肘の張らない魅力溢れるキャラクターの温かさが、より好印象を抱く結果となり、その人間的魅力に速攻で惹き寄せられたおいらだった。
おいらのような初対面の青二才に対しても、その席の他の誰とも変わらない温度で接してくださった彼の持つ大きな度量のようなものに、おいらははっきりとロック・スピリットと言う香りを感じていた。
これまでの経験上、本物の知識人・人格者は得てしてそういうものだった。
何故彼が放送局の最高経営責任者にまで登りつめるに至ったのか、理由の一旦が理解できたような気がした。
LED ZEPPELINのコンサート会場となった、THE O2アリーナ:マーチャンダイズ売り場界隈でリュックを背負い、グッズを買いまくっておられた彼の姿がどれほどチャーミングであったか!
先日、野音のJL&C(ゲスト)公演の席で偶然遭遇する機会を得、今回のライヴへお誘いさせていただく幸運な展開となったが、今日のコンサートは開演から浮き足立っていたのだ。
ライヴ、スタート。
齢63歳:キース・エマーソンのハッタリなのか、オルガンの正面に積み上げられた配線剥き出しのレトロな機材が会場の空気を作り上げ、盛り上げる。
プログレッシヴな構成の、ある意味難解なキメがバシバシ入る曲が矢継ぎ早に演奏されてゆく。
グランド・ピアノの隣には、演出として本国から持ち込んできたのか、ムーディーな電気スタンドが配置。少し可笑しかった。
リズム隊、特にドラムスが堂々たるリズムを刻んでいた事が、アンサンブルの安定感を支えていた。
演奏されたすべての曲を把握して訪れたわけではないが、会場のマジ・ファン同様、よきテンションで楽しめたコンサートとなったのではなかろうか。
終演後、亀渕さんと近場の焼き肉屋で乾杯。
贅沢にサシ飯の時間まで共有させて戴き、ともかく感激。
とにかく、60年代当時のシスコの話を伺いたく、思いつくまま亀渕さんへ質問攻撃。
僭越な想いだが、彼もおいらと同等のロックの病に、おいらの自我が芽生える遙か昔の頃から侵され続け、正真正銘のロック信者であることを確信をする特別にときめいた夜だった。
亀渕さん、今宵は感謝。またお誘いしますので!
投稿者 yonezawa : 2008年10月16日 20:47
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