2008年 07月 19日
野茂英雄引退──
「2008年7月17日 現役を引退すること表明いたしました。」
オフィシャル・ホームページのTOPページに小さな字でこうかかれてあった。
野茂英雄引退──
基本的に日本人の誰しもが、彼の人となりを理解しているだろう。
かたくなにアメリカにこだわった野茂。
「悔いが残る」という、心に刺さるコメントを残した野茂の大きさは筆舌に尽くしがたい。
1995年、集英社より刊行された『僕のトルネード戦記/野茂英雄』の一節──
「今日の試合はどうだった?」と父親が子供に聞く。
子供は、夢でも見ているような口ぶりで、
「…すごく、よかった」と一言だけつぶやく。
彼の記憶には、僕の投げたボールの軌跡だけがこびりついている。
僕はそんなピッチャーでありたいんです。
(前にも書いたような記憶があるが)1996年のハリウッド映画『ライアーライアー』の1シーンにこんなセリフがある。
「僕はノモだよ、パパはホセ・カンセコだ!」
野球用具の一式を誕生日に買って貰った息子がグローブをはめながら言うセリフだ。
スポーツ選手の名が映画に登場する場面は、幾度となく観てきたが、この映画のこのシーンにいたく感動させられたものだった。
メジャーリーグ・ファン、しかも全米の子供たちにも憧れを抱かせた野茂が、95年に出版した本で語ったあのピッチャー像は、充分過ぎる程成し遂げられたと思う。
ここのところ、イチロー、松井等のバットよりも、彼の動向が気にはなっていた。
なんて偉大なる男なんだ。日本人は野茂を誇りに思うべきだ──
投稿者 yonezawa : 2008年07月19日 18:10
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