2008年 07月 31日

CMソング・グラフィティ

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 メチャメチャ優秀なる編集者:Aは、時に音楽家でもあり、今日のサシメシは十数年の付き合いがありながら、記憶を辿ると今日で2回目だったはず。
 彼に関しては飲むイメージはないものの、飲めば酒豪。同様のタイプである、大先輩元編集者のF氏しかり、酒飲みを主張せずとも酒スキルが高い辺りに、妙にそつない品を感じてしまう。
 Aもそんな品格を感じさせるバランス感覚の優れた人格者。

 馴染みの店:Hが満席だったころもあり、20分程度隣のバーで待機赤ワイン。美味い。
 カウンターへ移り、納得のゆく丁寧で新鮮で品のある料理を一品ずつ堪能。
 バー:シンクロニシティに移動し、ここでは芋焼酎のソーダ割。
 この飲み方は、この店でスティーヴィー・サラスに勧め、彼が気に入った飲み方だったので、同店では勝手に“スティーヴィー割”と命名。

 さらにゴールデン街の馴染み店:Aまで付き合ってくれたAちゃんとの酒が格別だった。
 
 ロックに関しては造詣と知識がどえらく豊富な男で、この数年間、クラシック音楽にも精通し始めた彼の博識ぶりは、飲んで語り合う空間の中で感動すら覚えるほど。
 ジグジグスパトニックやら、DEVOの話を楚良で出来る編集者は周りには一人もおらず。
 そんな中、2〜3歳下の彼がGodiegoの初期の名盤『CMソング・グラフィティ』を知らなかったのはとても意外だったが、来週にはコピって是非とも聴いてもらおうと思う。

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2008年 07月 30日

爆食乾杯

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 またしても(吉田)秋生さんの『櫻の園』が映画化。しかも監督も前回と同じ中原俊。
 河崎実監督『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』にビートたけしが出演している情報に驚いた。
 本作は、本年度ヴェネチア映画祭でミッドナイト上映されるそうだ。

 夜行われたWBCフライ級タイトルマッチで内藤選手がKO勝ちを果たした後、勝利者インタビューを受けている最中に、突如として亀田興毅選手がリングへ登場。
 当の内藤選手の困惑した表情が印象的だったが、このシーンは亀田選手サイドによる演出だったのか。
 世界戦のリングに上がる行為は、主催者がOKしていればいいのかもしれないが、絵的に観ても妙なシーンではあった。
 ライヴで次回の防衛戦の相手を決め込み、世間に印象づける手段であったのか。
 
 夜、映画関係者との4人飯会。新宿御苑の完全取材拒否を徹底的に貫く店:Cで爆食乾杯。
 満腹のコンディションとなり、しばしの徒歩移動で久々のエスパへ。

 30代では考えられない電車のある時間にお開きとなる辺り、貧相になった体力を自覚しつつ、吉祥寺で誕生会の終盤に差し掛かっていたY&寅の面々に合流。1杯だけ乾杯。

 随分落ちた体力を認識し、精根尽き果て、「河岸を変えましょうよ!」と言う有り難い誘惑に誘われることもなく、睡魔に襲われながら帰途についた。
 

投稿者 yonezawa : 14:30 | トラックバック(0)

2008年 07月 29日

アキレスと亀

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 おいらにすれば早朝とも言える午前9時起床。
 今(午前9時の段階)のところ、静けさはまだ続いており、昨日懸念された筋肉痛の様相は微塵も感じられず。よしよし。
 午前の原稿を拝受し、誰もいない編集部で一人黙々入稿作業。
 
 夕方、待望の北野武監督最新作、映画『アキレスと亀』鑑賞。
 ここのところの北野監督作と比べる限り、とてもオーソドックスに撮影されており、鑑賞前に抱いた想像とはそれほどかけ離れた印象ではなかった。
 「生きる上で、ピュアネスさとはどう作用するのか?」
 ある意味、徹底的に針の振り切った、只一つのことだけに固執するキャラクターの“不変の変遷”から目が離せなかった。
 
 この日は、朝からの入稿もあったせいで、えらく睡眠不足だった。
 異様な睡魔に包まれ、入稿後もデスクで数分オチてしまったぐらい。
 こんな日に映画なんか観ると、確実に爆睡の道を辿るハズなのだが、用意したクロレッツも服用することなく終始ギンギンの目線で鑑賞に至った。
 
 辛辣なシーンも、いとも簡単にスルリと描き去る手法が、引き摺る嫌悪を最低限に抑え、締めくくりのシーンには個人的に『菊次郎の夏』時のロケーションを想い起こさせた。
 恋愛も創作も同じこと。「好きで好きでたまらない」この気持ちに勝るものはない。
 
 27時間テレビ中に、この作品のヒントが盛り込まれてあったとは…

 ヴェネチア国際映画祭のラインナップが発表され、『アキレスと亀』はコンペティション部門に出品される模様。

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投稿者 yonezawa : 14:29 | トラックバック(0)

2008年 07月 28日

明後日への静けさ

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 あー、延々デスクワーク。腹が減らないので晩飯も喰わんまま1日中デスク・ワーク。
 冷房の効いた部屋に四六時中いるので、外気の熱気をそれほど知らないまま1日が終わった。
 iTunesに10数枚のCDを読み込ませた。ここのところ、聴くより(ジャケを)見るより先に読み込ませる作業が先で、ジャケの印象を得ていないまま読み込ませるので、改めてiTuneを立ち上げた時、何のCDなのか一瞬判らない時がある。
 聴かねばならぬ音源は今日も膨大。

 一人の飯ほどせっかちに速攻性を求めるもので、またしてもラーメンだと編集者のHさんとか漫画家のRadio兄とか、音楽家のT等に「また喰ってるよ、この人!?」と突っ込まれるので、松屋のカルビ丼に落ち着く。意味合いはあんま変わらんか。
 わびしい一人飯に所要時間わずか10分。

 ここのところ、ゆったり語っていなかったおふくろに電話しながら、深夜、我が家までの道中を徒歩帰宅。
 電話をかけて正味20分くらい歩いたろうか。自宅近くになってきた頃、有酸素運動と化したのか、ほんのり汗が滲んできた。
 帰宅し、静まりかえった部屋の電気を点けて、即シャワー。

 昨日の洗車による筋肉痛がまだ来ないのは、明後日への静けさなのか。

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2008年 07月 27日

強力ジェット噴射機×27時間テレビ

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 昨日撮った一連の動画を九州親戚用VTRにダビング。
 午後から不足した生活用品の買い出しへ。
 もう何ヶ月も洗浄してなかった車に高価なガソリン、レギュラー満タン。
 確かに高い。

 スタンドから車で2分。セルフで車洗浄が出来るスペースへ。
 30分程度、壮絶に汗だくになりながら車の垢を洗い流した。
 水と洗浄液が交互に飛び出す“強力ジェット噴射機”は、多分女性は片手では操作出来ないほどの威力で、おいらの車のように頑固な汚れがこびり付いていないボディなら、この洗浄手段で充分に車は綺麗に磨かれる事だろう。
 車体全体の何ヶ月もの間にこびり付いた汚れを事前にハンド・ウォッシュで洗い流し、改めてジェット洗浄。
 車はそれなりに綺麗になったが、くたくたになった。
 
 目の前のカーショップで、自前用の洗浄液、クリーニング液、ブラシ他を次回の洗浄時用に購入し帰宅。
 ふと、親父と一緒に一生懸命洗車してた子供の頃を思い出した。
 綺麗好きだった親父は車の洗浄も巧かった。合理的だった。言われるまま、おいらは無心で車を磨いたものだった。親父の喜びのために。
 自ら車体の下に潜り込み、オイル交換をする親父が頼もしかった。現代では、一般的にはそんな親父はほとんどいなかろう。よほど特殊な環境の人でなければ。

 したたり落ちる汗を拭いながら、彼の日の親父の筋肉痛を想像していた。

 帰宅して晩飯即爆食。

 フジテレビの27時間テレビ『FNS27時間テレビ!! みんな笑顔のひょうきん夢列島!!』を、見たいところだけ観戦。
 どうも、フジテレビのお笑い…時に“オレたちひょうきん族”のプロデューサーだった(素人でも知っている)三宅プロデューサーが、2009年1月に定年を迎えるということで、最後の花道として総合演出を担った番組だったよう。

(※関連サイトによれば…2008年7月1日にCSチャンネル(フジテレビ721、他)で放送された「フジテレビ721開局10周年大謝恩会」の中で、三宅プロデューサーは役員待遇ゼネラルディレクターに昇進したことが判明。役員待遇になると定年が2年延長されるため、さんまは同番組にてフジテレビ専務取締役・太田英昭に「三宅をやめさせてくれ」と嘆願した。が、太田は「今年度の人事がすでに決まっているため、来年に」とかわす。これらのやりとりもエンディング時に放映された)

 終始、シーンごとにビートたけしが登場するわ、総合司会には27時間延々、明石家さんまという、現代のバラエティ界ではこれ以上ない程の豪華な演出・出演者の構成となっていた。
 
 そしてグランド・フィナーレに再び登場したBEGIN。
 番組中、さんまから「番組のエンディング曲を作って!」っとお願いされ、このエンディングに間に合わせて作った突貫工事な曲を披露した。
 その、わずか数時間で出来たという曲『笑顔のまんま』がものすごく良かった。

 歌詞をかみしめ、演奏を聴き入る明石家さんまの瞳。
 その曲を踏まえ、たまらないコメントを残したビートたけし。感慨深く、心に焼き付いたシーンだった。
 “笑い”を創造し、提供する芸人諸氏の偉大さを自分なりに受け止め、こちらまでやや涙目になってしまった。
 この作品により、BEGINの評価はこれまでよりも格段に上がるだろう。
 滑稽な特殊メイクを施し、絵の具を被った芸人たちを大きくリスペクトし、労った歌詞がとにかく泣かせる内容だったのだ。

 夕飯食べて、Rちゃんとお風呂に入り、湯上がりアイス。
 午前0時からのショウビズも見ずに、知らないうちに眠りこけてしまった。

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投稿者 yonezawa : 17:10 | トラックバック(0)

2008年 07月 26日

巨人×ヤクルト戦

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 痛烈な直射日光に、ややかげりの出てきた午後、東京ドームシティへ。
 出店で食べたアイスクリームは思いの外甘くなく、おいらでも完食。メリーゴーランド:ヴィーナスラグーンに真顔で乗ったRちゃんを連れ立ち、東京ドーム:巨人×ヤクルト戦へ。
 お菓子をほおばりながら、中盤から逆転した打線が火を噴いた絶好調の巨人を、とりたててファンでもないおいらたちも観客席で楽しんだ。
 Rちゃん、周りのオレンジな巨人ファンの拍手喝采にあわせ、ぱちぱち拍手! 
 手に持った2本のおもちゃのバットを打ち鳴らし、一人前の(真顔の)様相で盛り上がるRちゃん。笑った笑った。
 人生初の野球観戦で、木村拓4号ソロ、ラミレス28号2ラン、阿部12号ソロ、ラミレス29号3ランの、ホームラン4本も体感したRちゃん凄い!
 観戦中、KHからのメールで「野球に興味あったんだ?」の回答に「そんなわけはないじゃん」メールを返信。

 8回裏、巨人勝利の確信を見極めた後、ドームを後に。

 その足で久々の「千石自慢ラーメン」を訪れた。1年以上ぶりだったろうか。
 昔は編集部でも大流行だったこの店も、つけ麺やら塩ラーメンやらの追加メニューがたくさん増えており、純粋にときめいたあの頃の千石自慢ラーメンとは、様相がまるで変わってしまった。
 以前のスープはもっともっと白かった。現在では黄色の色味に変貌を遂げてしまった。
 野球観戦時の弁当は、今日の目標の一つだったのだが、あまり美味しくない天むすを喰い、まったくの空腹でもなかったせいか、残念ながら今日のラーメンへのときめきはほとんど感じられなかった。
 
 それにしてもアイスクリーム、喰ってる。水分補給も充実しつつ、アイス毎日喰ってる。

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2008年 07月 25日

The Presidents Of The United States Of America

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 祝来日! The Presidents Of The United States Of America!!!

 本日から始まった、苗場FUJI ROCKフェス08の昼間グリーンステージに登場したのは、おいらの音楽人生にもたっぷり影響を与えたザ・プレジデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ。
 彼らは明日、いきなりドイツへ発つそうで、ライヴ後の夕方、早々と都内に帰京した模様。
 つまり、通常はあり得ない夜の時間帯での単独インタビュー敢行となった。
 
 1990年代、400万枚のセールスを記録したデビュー・アルバムは、おいらにすればザ・ポリスのファースト並に衝撃を与えてくれた。
 有名な話ながら、ベースは2弦、ギターは3弦。バンドで合計5本の弦で演奏を繰り広げる彼らのスタイルは現在も変わらない。
 新作もこの弦の本数で演奏しているそうだ。なんて奴らなんだ、まったく!

 彼らのファーストは、当時何人の人たちに啓蒙したことだろう。

 一見、コミカル的に見間違いそうなバンドながら、昔から彼らの演奏スキルはとんでもなく突き抜けており、これは解る者が聴けば一聴瞭然。
 とてつもなく演奏技量の高いバンド。かつ、書く曲書く曲の楽曲クオリティの高さは舌を巻くほどだ。
 3人それぞれが1分程度のタイムラグで取材部屋に訪れ、正味50分間、インタビュー時間をメインに取材を推し進めるのだが、1クエスチョンに対してほとんど回答が脱線する展開で、その逸脱したエピソードに空間は爆笑に包まれる。
 そのせいで、用意した質問は巧く消化出来ない部分があったものの、一つの質問から派生した展開がとても温かい空間を彩っていた。
 とにかくサービス精神も満点。90年代前半頃の自分なら、大リスペクトする彼らを前に、さぞ舞い上がっていたことだろう。感激だった。
 新作『These Are The Good Times People』の完成度にニヤリ。
 捨て曲のないアルバムにして、14. ディリーター / Deleterのエピソードに笑った。
 それにしても腰にくるクールなリズムとアレンジとメロディだ、まったく。

 そして、3人が思い思いの感性で、速射砲のように語る内容を、異様なスピードで通訳し、対応してくださった@サムさんの技量が、今日の滞りなき取材を支えていた。
 
 取材空間としてはこれ以上ないほど抱腹絶倒の空気に包まれた、心地良き時間はあっと言う間に過ぎ去り、フォトセッションを終えて、読者への動画メッセージを戴き、次回の再会を約束して取材部屋を後に。
 彼らと同じ時代に生きることが叶った奇跡に感謝。
 ロック・ミュージックは、リスペクトと友情の歴史。
 まさに、おいらの座右の銘とも言えるこの認識をほのかに感じた。
 世界で最も優れたトリオ・バンドの一つ:ザ・プレジデンツが演奏を続ける限り、永遠に追い続けてゆくことだけは決まっている。


51Lta3RKqiL._SS500_.jpg 2008/06/11 Album
『These Are The Good Times People』
ザ・プレジデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ / The Presidents Of The United States Of America
TOCP-66800 ¥2,500(Tax in)

01. ミックスト・アップ・S.O.B. /
 Mixed Up S.O.B.
02. レディバグ /
 Ladybug
03. 牙を研げ /
 Sharpen Up Those Fangs
04. モア・バッド・タイムス /
 More Bad Times
05. フレンチ・ガール /
 French Girl
06. トラックストップ・バタフライ /
 Truckstop Butterfly
07. 幽霊がいっぱい /
 Ghosts Are Everywhere
08. ルース・バルーン /
 Loose Balloon
09. フレイム・イズ・ラヴ /
 Flame Is Love
10. ソー・ロー・ソー・ハイ /
 So Lo So Hi
11. カメの唄 /
 Poor Turtle
12. ロット・イン・ザ・サン /
 Riot In The Sun
13. ウォーヘッド /
 Warhead
14. ディリーター /
 Deleter

BONUS TRACK
15. ファイア・ザ・パイロット /
 Fire The Pilot

www.emimusic.jp/international/artists/pusa/

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2008年 07月 24日

暑い日々

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 ゆうべ午前0時30分頃、岩手界隈での強い地震(震度6強)のニュース速報と同時に、家の中もそれなりの揺れを感じた。

 幼少の頃、九州地方は慢性のように地震に見舞われていたので、きっと東京の人よりもそこら辺の免疫は強いと思う。
 ここのところ、知人から届くメールのタイトルが「暑い暑い」「いやぁ暑い」ってのばかり。
 梅雨明けの都心では、書かずにいられないような蒸し暑い日々が続いている。
 
 ロドガブのライヴCD拝聴。渋谷DUOの熱を再び思い起こさせた。
 アコギ、しかもナイロン弦で確かにヘヴィメタをやっている節あり。
 DEVOの紙ジャケ出てるが、しみじみと「Uncontrollable Urge」「(I Can't Get No) Satisfaction」は色あせない演奏とアレンジに聴き入りしみ入る。
 

 夜、銀座:Kで、T氏と飯。Hと合流し、JAZZ BAR:KINOKOに沈む。
 数年前、店に訪れた客を写した写真のアルバムに、よく知る漫画家のツーショット写真を発見。ビックリ。

 明日はひとつの念願が叶う日。
 ロックバンド:ザ・プレジデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカへの、待望の初インタビュー。

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2008年 07月 23日

無差別殺傷事件

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 埼玉県川口市の中3年女子が父親を刺殺したとされる事件。
 「寝ている時に父親が家族を殺す夢を見て、父親を殺そうと思いついた」という供述がもし本当なら、刺殺の動機など無いに等しいようなものだ。
 絶句…言葉すら出てこない。
 いくら我が子であろうとも、夢の世界まで配慮は出来ない。

 逮捕後「誰でもよかった」と供述した、八王子市無差別殺傷事件の容疑者。
 突然、大の男に無差別殺人を思い立たれ、実行されたとしたら、自分にせよ第三者にせよ、確実に守る術はない。
 (あったところで許されるものではないが)動機のない事件にまたしても言葉を失う。
 
 バス停での、数分間の待ち時間だけで日焼けしそうな勢いの直射日光。痛烈。
 日差しの強い昼下がり、XP用の無線ケーブル用USB無線機購入。2台目のノートPC用のものだ。
 家電量販店には夥しい数の機種が陳列しており、何をするにしても店員のアドバイスがないと何一つ買えやしない。
 
 いたたまれない事件のことを思い出す度、そこから思考は止まってしまい、しばらく何も考えられなくなる。
 店員の説明を聞きながらも、一連の事件の様相が頭に渦巻いていた。

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2008年 07月 22日

無線LAN

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 2台目のパソコンのため、環境を無線LANに改善。
 前工事が“まき”で終わったという作業員の方からの連絡後、予定より3時間も早めに工事開始。
 モデムを無線LAN用の機種に交換し、通信テスト。
 しかし、環境設定に必要な、数値やら記号等を入れる箇所等が数か所あり、これは素人ではとても設定なぞ出来るシロモノではなかった。
 とりかかり数十分、プロバイダー・サポートの親切かつ適切なる指示のまま設定を行い、無事無線環境を得た。
 月額500円の割り増しになったが、部屋中をはわせていたケーブル問題がこれで解消される。Rちゃんがひっぱるものだから踏み切った経緯も多々。

 工事の方が懸命に作業される中、ふと玄関の方へ向かったRちゃんの行方を追えば、作業員の方の靴を無断ですっぽり履いていた。これこれRちゃん!

 スライ&ザ・ファミリー・ストーン一連の旧譜、アース・ウィンド&ファイヤー:デビュー・アルバムから一連の旧譜まで、初めてiTUNESに読み込み。
 これら一連のCD群を有り難くワーナー・ミュージックに贈呈いただき感激の至り。
 スライの単独公演は、動き出した(気づいた)のが遅すぎて、残念ながらチケット奪取ならず。
 
 音楽人:Tと彼の縄張りである新大久保で落ち合い、近況情報交換。
 ここでしか聞けないレアな情報の応酬が笑いを誘う。
 場を新宿へ移し、彼の身内が経営する激美味焼き肉屋で旨味を重々確認し、シンクロニシティで軽めに乾杯。

投稿者 yonezawa : 01:48 | トラックバック(0)

2008年 07月 21日

西野カナ×RIZE

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 午前2時を回った頃、女性ヴォーカリストだけの曲を集めたCD-R作成。
 明日の取材準備をカマし就寝。7時起床。8時自宅出発。
 9時過ぎ、都内某ビルで行う若き女性シンガー:西野カナ撮影のロケハン開始。
 建物内数カ所の撮影ポイントを絞り込み、合理的なる進行を睨み、11時を回った頃、撮影開始。
 
 西野カナは16歳の頃、約40000名の応募があったというオーディションを見事制し、その1年後の2006年、メジャー・デビューを果たしたシンガー。
 以前、他メディアで見た姿より、我々の前に現れた彼女はとてもスレンダーでシャープなイメージだ。
 朗らかで、ほのかに温かい雰囲気に包まれた彼女が、得てして現場のムードメーカー。
 シャッターが切られる度、ナチュラルで表情豊かでキュートで美しき写真が、1枚1枚連動させたパソコン・モニターに記されてゆく。
 その姿に、シンガーとはまた別ベクトルのプロフェッショナルな一面を感じさせた。
 成長とは素晴らしく、成長を努力する者は例外なく美しい──

 最終カットを取り終え、モニターでセレクトした写真から更に厳選したテイクを確認。カナちゃんは長丁場の撮影を、よく踏ん張りました。Thanks!
 関係者の皆様方、ご苦労様でした。
 
 撤収後、速攻編集部へ帰社。
 上がった漫画原稿20枚の入稿を終え、一路新木場スタジオコーストへ地下鉄移動。

 ロックバンド:RIZEツアー・ファイナルの雄姿を目の当たりにする。
 ジェシーは前回取材の時からは随分髪が伸びており、髭を蓄え、無敵の無国籍ギター&ヴォーカリストと化した。
 伸びきった髪の毛をぐるんぐるんと振り乱し、パワフルな怒濤のフレーズを決め込むKENKEN。
 出音がシャープに炸裂しっぱなしながら、プレイに対して常に冷静沈着な、あっくん圧巻のドラミング。
 ついにトリオとなったRIZEのポテンシャルは、常に最新ライヴが頂点だと言う確信を抱かせる。
 彼らの勢いとすこぶる技量を凌駕しうるロック・バンドを、そう簡単には思い出せない程だ。
 
 あんなに明確で潔くて気持ちよいラップはジェシーにしか成しえない世界感であり、世界でただ一つの表現手段だと固い信念を持つ。
 コンサート後、「これほど練習したことはないよ」と語ったあっくんの言葉に、ツアー直前から3人編成になったRIZEの様々な葛藤や、万全の布陣でライザー(RIZEファン)に対する回答を約束する彼らの熱い決意が感じられた。
 「いつもいつも、ありがとうございます!」とステージ上の豪放磊落な出で立ちとは打って変わった、まるで少女のように、すんだ瞳が印象的なKENKEN。
 「めちゃくちゃ緊張の真逆の感じでさ」と、ファイナルをとんでもないテンションの渦に導いたジェシーの有する軸の太さを、また一つ心に刻んだ。
 
 写真家:Tと地下鉄で新宿へ。
 馴染みの居酒屋姉妹店が軒並み全滅(臨時休業[泣!])で、焼き肉屋:長春館へ飛び込む。
 たった2杯の緑茶杯で、今日1日の充実感と、手応えと、疲労感に包まれる体感温度を自覚ながら電車帰宅する、アイドリング中のおいらであった。

投稿者 yonezawa : 14:36 | トラックバック(0)

2008年 07月 20日

正味35分程度

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 正午を過ぎ、1年に一度の自家断髪を思い立ち、洗面台に新聞紙を敷き詰める。
 もう何年も、洗面台の鏡を近眼の目で見据えながら髪の毛を鷲づかみ、ゴンゴンと切りたくる行為にも自信のような気持ちが芽生え、何の躊躇もなくドシドシ切り込んでゆく。
 正味35分程度で、ほぼ9割方納得のゆく程度に切り終える。
 こうして切った日から丸1年間、延ばしっぱなしのパターンが近年多いのだが、久々に会う人にある時期「髪伸びましたねぇ」と言われたり、そもそもが短い髪の人だと思われたり。
 さっぱりしてシャワーを浴びた快晴の午後、吉祥寺:井の頭公園へ。

 行き交う多くの人々。何とも言えない表情の飼い犬とも随分すれ違った。
 コーギー犬と犬種の解らないもう一匹の犬、計二匹を引き連れたおじさんが前方から通過する前に、コーギーの方が(笑顔で)歩み寄って来た。
 思わずしゃがみ込み、頭を撫でたらおじさん「ななちゃんと言うんですよ。優しい女の子ですよ」と笑顔で教えてくださった。
 おいらの姿を見たベビーカー上のRちゃん、一切の物怖じなど何もなく、笑顔で父親と同じ行為に出る。Rちゃん、ななちゃんのお鼻部分を撫で撫で。
 ななちゃんはおいらの膝に飛び乗ってきて、おいらのほっぺとRちゃんのほっぺを順次ぺろり。
 こりゃたまらん。

 公園内を散策し、帰り際、丸井のメンズ・フロアで、先日退職を迎えられた写真家:Yさんへの、ささやかなる贈呈品を購入。
 ついでに30%オフとなっていたスーツも、この機会にと衝動買いすることに。
 採寸して、おいらの長けに仕上がる5日後以降の受け取りを確認し、スーパーで買い物して帰宅。
 至ってノーマルなる休日終了。

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2008年 07月 19日

野茂英雄引退──

「2008年7月17日 現役を引退すること表明いたしました。」
 オフィシャル・ホームページのTOPページに小さな字でこうかかれてあった。

 野茂英雄引退──

 基本的に日本人の誰しもが、彼の人となりを理解しているだろう。
 かたくなにアメリカにこだわった野茂。
 「悔いが残る」という、心に刺さるコメントを残した野茂の大きさは筆舌に尽くしがたい。

 1995年、集英社より刊行された『僕のトルネード戦記/野茂英雄』の一節──

「今日の試合はどうだった?」と父親が子供に聞く。
 子供は、夢でも見ているような口ぶりで、
「…すごく、よかった」と一言だけつぶやく。
 彼の記憶には、僕の投げたボールの軌跡だけがこびりついている。
 僕はそんなピッチャーでありたいんです。

 (前にも書いたような記憶があるが)1996年のハリウッド映画『ライアーライアー』の1シーンにこんなセリフがある。
 「僕はノモだよ、パパはホセ・カンセコだ!」
 野球用具の一式を誕生日に買って貰った息子がグローブをはめながら言うセリフだ。
 スポーツ選手の名が映画に登場する場面は、幾度となく観てきたが、この映画のこのシーンにいたく感動させられたものだった。
 メジャーリーグ・ファン、しかも全米の子供たちにも憧れを抱かせた野茂が、95年に出版した本で語ったあのピッチャー像は、充分過ぎる程成し遂げられたと思う。
 ここのところ、イチロー、松井等のバットよりも、彼の動向が気にはなっていた。

 なんて偉大なる男なんだ。日本人は野茂を誇りに思うべきだ──

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2008年 07月 18日

めりけんや

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 入稿を終え、ライヴ観戦の前にJR恵比寿駅構内にある「さぬきうどん NRE&めりけんや」で素早く軽くざるうどん。
 昔からこの店の噂は聞いていたが、初めて喰った。
 確かに「はなまる」よりも麺に腰があって美味しいかも。
 大阪外大の学園祭に行ってた20年以上昔、阪急そばで喰ったうどんは美味かったなぁ。
 大阪の街の人たちに、美味しいうどん屋さんを伺えば、ほとんどの人が「手打ち」とか高価なうどんよりも、そこら辺の立ち食い店の方が美味いとおっしゃる。
 
 リキッドルームでマーティ・フリードマンのライヴへ。
 マーティには、先日のチープ・トリックの記事作成の折、コメントをいただいた経緯があった。
 耳が痛いぐらい大爆音の中、おいら少し居眠りしてしまう。知っている曲は1曲もなかった。ゲストの太鼓の人はテレビで一度拝見していた方だったが、アンコールで登場した女性ヴォーカリストは誰だったのか。
 個人的には、マーティのプレイはテレビで観る、何の音楽にも対応する超絶技巧の方がタイプ。
 ライヴのMCがすべて英語であることが、妙に不思議だった。
 
 終演後、駅へ向かう前、先ほどのうどんがよほど消化が良かったのか、「阿夫利」で辛口つけ麺1杯。
 駅界隈のF1屋で『マッハGOGOGO』のリモコン模型を発見。迷って衝動買い。
 

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2008年 07月 17日

西紅柿鶏蛋

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 映画記事『イントゥ・ザ・ワイルド』ようやく完成。
 製版所へ下ろして明日入稿の運び。

 夕方、編集:Sとの飯へ。
 会いたき人々が大勢なおかげで、どの人との飯会も久々になってしまうのだが、彼との語らいも何ヶ月かは経過していたはず。
 思いも寄らぬ意外なポイントにあったこの上海料理屋さんは、完全取材拒否を徹底的に貫くお店とのこと。
 確かにネットにも簡単な住所程度か、美味しいのでどうしても書き込んでしまった人の情報程度しかヒットしない。
 裏通りにひっそりとたたずむように、そして品格を感じる店構えが好感触。
 注文したすべての品々が明確なる主張を放ち、とても美味しい。
 
 確か、「西紅柿鶏蛋」とかいう、トマトと卵の炒め物がまた美味しいのだが、燻製のようなスモーキーな香ばしい香りがした。
 家で作れないものだろうかと、店のおかみさんに伺ったところ、「(燻製の香りがするなんて)よくわかったわね! そうなのよ、煙でその香りをつけてるの」っと即答。
 裏技とも言えそうな風味の秘密、隠し味の調味料まで丁重にご教授してくださった。
 間違いのない品目を提供してくださる上、こうした嬉しき物腰自体がよりこの店に対する心象をグンと向上させるのだ。
 ココ、もはや大好き。

 名店である所以をしっかり認識し、徒歩で新宿へと向かった。

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2008年 07月 16日

A BIG HAND FOR THE LITTLE LADY

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 昨日、漫画家:高井研一郎先生よりお貸し戴いたDVDを、漫画家:昌原光一が中継し、宅配送付してくれた。
 長年観たい観たいと思っていた、古い洋画『テキサスの五人の仲間』が編集部に到着。
 深夜入稿を終え、居眠りしながらの帰宅のくせにどうしても今観ておきたいと考え、結局今朝までかかって鑑賞。
 テキサスの五人の金持ち連中が、年に一度行うポーカーの大勝負。そこへたまたま居合わせた夫婦が勝負に大きく巻き込まれていくと言うストーリーだ。

 この作品の噂は20年くらい前から聞いていた。
 大昔に漫画家:中崎タツヤさんと初めてお会いした席で、彼に「こんなストーリーの映画のタイトル、知りませんか?」と問われ、答えられなかったおいらは、その内容を明確に伺い知ることとなったのだが、ストーリー概要を正確に聞いて、益々その作品を無性に観たくなったのだ。
 中崎さんが子供の頃、テレビで観た映画だったそうだが、(おいらとお会いしたその当時は)タイトルが解らないので探し出せなかったそうだ。
 おいらも何年にもわたり、飲みの席で多くの人々にその内容の一部を語り、タイトルを探していたが解らなかった。
 
 およそ10年前、この話を漫画界きっての映画通と言っていい昌原光一にふと伺ったところ、「ああ〜、それは『テキサスの五人の仲間』ですよ!」と軽く答えてくれた。
 本作は1966年:アメリカ作品で、おいらはその頃2歳、昌原は産まれていない時代だ。
 聞けば何度かテレビ放映されているとのことだったが、ソフトの版権も切れ絶版状態。ともかくおいらは鑑賞した記憶がない。
 さらに昌原がこう付け加えるのだ。
 「あの作品は『スティング』よりも上だと思いますよ。(立川)談志師匠もそう言ってましたよ!」
 
 狙う演出ポイントに向かって、ブレのない脚本がシンプルで痛快。
 40年以上昔の作品なのに、演出の肝がまるで色あせていない。このアイディアを参考にした作品は、映画に限らず数多くあるのではなかろうか。

 先生と昌原に大きく感謝。

 監督:フィルダー・クック、脚本:シドニー・キャロル、主演(と言っていいのか?):ヘンリー・フォンダの、ゲーム中の表情が印象的。
 ジェイソン・ロバーズは高井先生に似ていた。

※ストーリー…テキサスの金持ち連中五人が集まって、ポーカーの大勝負が行われる。そこへ、ポーカー好きの男がやってきて、勝負に加えて欲しいと頼み込む。しかし、男は瞬く間に金をスッてしまい、男の妻が代わって挑むことになるが……。

 夜、V社:Uちゃんと大変久々のサシ飯。
 待ち合わせのJR改札よりUちゃんお勧めの目的の店に着くなり、おびただしい枚数のDEEP PURPLE紙ジャケ・シリーズを贈呈いただき大感激。
 クーラ・シェイカーのクリスピアンが嫉妬しそうだ。
 やってきたのは豊島区南長崎辺りの和食店。
 このお店:Nの食材の何もかもが素晴らしい。
 
 鮎も天然物。鰻も天然物。鰻に関して大将の弁は「養殖物だと余計な油があるんですよ」
 おいら、鰻などは脂がのっている状態こそがよい鰻だとばかり考えていた。
 確かに、締まった質感の舌触りで味にも品格を感じさせるシロモノだった。魚を感じさせるのだ。
 刺身にしろ、澄んだ淡水の池沼に自生するジュンサイも、わさびを効かせて喰えば美味しいったらない。
 2件目にたどり着けないぐらい、お腹いっぱい料理を堪能する最中、隣あわせた客がどうも出版関係の方々のようで、漏れ聞こえる会話の中に、伊丹由宇兄の話が。
 店主である大将と、そのお客で、「伊丹由宇の文章がどれほど信頼があるか」という、大リスペクトなやりとりをしていた。
 こうなったら黙っちゃおられない! とばかりにおいらも話に参戦。
「伊丹兄はおいらも大の仲良しなんですよ」と少し鼻高々な気分。

 伊丹由宇の選んだ300件の店の中からさらに厳選し、100件を選出した原稿の記述があるそうで、その100件にこの名店:Nもしっかり掲載されたそうだ。

 22時を回れば、女将さんより飲酒の許可が下りるという大将。その鉄則は後で聞いたのだが、心地よき会話に、新鮮で丁寧な食材を堪能するうち、時計が22時を5分回った。
 「まぁ1杯いかがですか?」と1本大将にお付き合いいただく。

 大将の交流関係の広さに呻りながら、先日25週年を迎えられたという店には秋元康さんから贈呈された綺麗な花が飾られてあった。
 こんな辺鄙(失礼!)な場所で、こんな名店に巡り会えるとは!
 すぐ裏にあるという「トキワ荘」を取り巻く話も、実に興味深いものだった。

 次回の訪問を約束しつつ、Uちゃん行きつけの中野駅界隈のバーで、軽く3杯。
 ミュージシャン取材の幾つかの現場で、共に仕事してきたUちゃんの配慮は、今日も温かかった。

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2008年 07月 15日

全国一斉休漁

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 熱帯夜。
 昨日の午前3時過ぎには床についたのだったが、一人エアコンの無い部屋で寝た瞬間から、じめじめ感が押し寄せ、どうにもこうにも寝付けない。
 体感湿度が異常だった。
 やむなくエアコン設置の部屋へ布団を引き摺り、27度設定でとりあえずガンガン冷房ON。
 妙なコンディションのまま、結局ほとんど寝付けなかった。

 朝食には鰺の干物を美味しく戴く。
 この、日本の食卓に見られる当たり前の食生活が危機に瀕している。

 ワイドショーで盛んに放映している、前代未聞、漁業関係者全国一斉休漁。
 燃料費高騰による漁師たちの悲痛な叫びは、まったく他人事ではない。
 1970年代のオイル・ショックの頃は、幼い記憶を辿ればトイレットペーパーやら洗剤等の買い占めの映像が印象に残っているものの、日本全国の船が一斉に漁に出られないなんて現象は初めてなんじゃないか。
 遙か昔から、多くの先進国が経済面で中東の石油に依存してきた。石油に変わるバイオ燃料をどんどん代替え品として生産することが、今回の歯止めになるのか否かは専門家にしか委ねられないものの、こうした問題がわき起こる30年以上前から、結局政府の対策は皆無だったと言うことなのか。

 高騰がどこまで続くのか終わりの見えない現状。日常の食料品の高騰も、これまで感じたことのない実感を伴う危機感ばかり。
 原理的に、メロン1個にも、魚1匹にも、トマト1個にも、驚く程の石油が使われている現実を知れば知るほど、益々一民間人の想像では打開策は見あたらない。

 欧州連合(EU)欧州委員会は、緊急対策として約1000億円規模の漁業支援を行うことを加盟27か国に提案したと言うが、本件の落としどころは果たして如何に?

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2008年 07月 14日

SCREW DRIVER

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 入稿原稿を確認しながら、色校正をデザイナーに中継。
 明日渡米し、現地で某ミュージシャン・インタビューを行うレコード会社スタッフへ委ねた質問状、送信完了。
 今月取材のある日程の再確認。
 取材が立て込めば、前日に何度も時間と場所を確認しなきゃ、どうにも自分が信用ならない。
 珍しく終電より早い電車に飛び乗り、おいらにすれば早めの帰宅を心がけようと思っていた。
 ふと電車内で、買い換えたばかりの携帯を見れば、登録しかけたままになっていたフリーランス編集者:Tくんのアドレスが。
 「彼は、確かおいらと自宅も近かったハズ…」と以前の記憶を頼りに、帰途の道中の脚を止めないまま、ダメ元でお誘いのメール送信。
 
 身内だけで行った、ボクシング世界チャンピオン:新井田豊選手の祝勝会がTくんとの初対面の席だった。 
 速攻で返信されたメールへ数回のやりとりを行えば、どうもおいらの歩くところから徒歩2分圏内のバーで、海外在住のライターと飲んでいるのだと言う。
 編集者の勘か、ここは四の五の言わずにとっとと合流すべし! という意識の元、言葉通り2分前後で現地バーへ到着。
 このバーは、何年か前に先ちゃんと訪れた事のある店だ。

 この勘は正解であった。

 Tくんの連れ:ライターIくんは、海外より帰国のタイミングとの事。
 彼の人となりを伺ううち、徐々にとても心地の良い空気が流れるのを関知し、思わず思考の赴くまま、大いに思いの丈を語り合ってしまった。
 海外を拠点に活躍され、自身が睨む世界を貪欲に探求する者には、有名無名に限らず奇妙な魅力を抱かされてきた。
 彼のたたずまいは、ある種のピュアネスさを抱かせ、同時に潔さのようなものを感じさせた。
 
 肩肘の張らない人、肩肘の張らない酒、肩肘の張らないエピソード…これらが合致した時、わき起こる場の空気は、貴重で奇遇でかけがえのない良質の混沌を産み出す。
 出会いこそ人生也。

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2008年 07月 13日

アキレスと亀

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 TVスポットで北野武監督最新作『アキレスと亀』の告知を初めて観た。

 4月に行われた製作会見の折り、「今回はマジメに、たくさんの日本のお客さんに観てもらえるような映画を撮ってるよ。ここ2作品では、だんだんスタッフが話しかけてくれなくなったけど(笑)、今回はみんな寄って来てくれるから面白いものに仕上がってると思う」と語った北野監督の言葉が、個人的には『菊次郎の夏』を想像させた。

 先月開催された、第30回モスクワ国際映画祭で、北野監督は特別功労賞を受賞。
 「子供が大好きなおもちゃを与えられた時と同じようなもの」
 映画を撮る行為を、こんな言葉で綴った監督の表現が懐かしい。今も監督は現場でときめいているに違いない。
 9月20日よりテアトル新宿、銀座テアトルシネマにて公開。

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2008年 07月 12日

椅子

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 本棚を見ると、謹呈でいただいたらしき書籍を発見。しかしこの本を斜め読みでも読んだ記憶が蘇らない。
 おいらよりも4,5歳年上のとある高名なる編集者が、「最近、DVDで映画見ても、ラストシーンを覚えてないことがある」と言っていた。
 
 我が家、未だ大型テレビの購入に至っていない。
 その代わりパソコンのモニターが以前よりも大型になって、初めてPC画面で映画(DVD)を見る。
 パソコンに向かってそれなりのサイズの画面を正視し、ヘッドフォンを使用すればかなりの臨場感で鑑賞できる。
 しかし椅子がオンボロ。
 多くの作家の方々のように立派な椅子にあらず。彼らは座ることが仕事の一つでもあるので、多くの方々が大概重厚感のある高価な椅子を使っておられる印象を受ける。
 一般的に椅子なんてものは滅多に買い換えることはないが、大型家電量販店でフロアをうろつく際、パソコン椅子のコーナーを発見し、10コ以上の椅子に腰掛けてみた。
 例えば10000円以下の品から80000円程度の品まで様々。中でも30000円代後半の機種に惹かれるが、懐と相談し、この衝動買いは改めることに。
 午後6時30分より、1月以上遅れの6/2失速打ち上げ。
 お好み焼き屋〜イタリアン〜居酒屋経由で終日爆喰いの1日。馬鹿。

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2008年 07月 11日

テネイシャスD

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 本日〆切りの4C原稿を入稿し、京橋の最終試写へ。
 あのジャック・ブラック主演の映画『テネイシャスD』鑑賞。
 
 テネイシャスDは、俳優:ジャック・ブラックとカイル・ガスのユニット。
 想像と寸分違わない、B級色たっぷりの匂いを発散させた一流のB級作品だったが、おいらたちのようなロック小僧からの体験がない人々には、何のことやら解らない人名なり単語が出てくるのではなかろうか。
 なので、パワーロックを愛し、笑い、信じている者以外の人には勧めにくそう。
 くらだない事に信念をかけて、ある意味命がけで取り組む演者のパワーは、愛しさのような意味合いの気持ちを抱かせてくれる。
 カメオ出演で様々な大物も登場する本作。
 伝説のピックを探す道中、ピックを巡るふざけたエピソードを聞いただけでも、この作品を愛する側にいるべきだろう。

 そのまま京橋から東京駅八重洲口界隈まで徒歩移動し、G社のイケメン:Tと合流。
 近況を伺い、G社の移り変わった体制にやや驚かされた。

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2008年 07月 10日

レオナ・ルイス

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 今日も2本試写会断念…。
 7月にも再び来日を果たすUK発のスーパースター:レオナ・ルイスの記事仕込み中。
 明け方寝て、午前のそれなりの時間に目覚める習慣となっているこの頃、深い時間にならずとも軽い眠気が襲う。
 電車中、携帯ワンセグ点けてイヤフォン付けてテレビ観戦。まだやや落ち着かない。
 

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2008年 07月 9日

屋外の風

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 レコード会社との打ち合わせでトリプルヘッダー。
 夕方、渋谷円山町界隈のクラブで、来日中のクリスタル・マイヤーズのショーケース観戦。
 終演後、速攻で六本木へ移動。
 「こうしてゆったり語ることは、果たして何年ぶりになるのだろうか?」と想像しながらY氏、初飯となった編集:Oと待ち合わせた。
 遠巻きに見る東京タワーの光が心地よかった。
 屋外の風にあたりながら、積もる数年間の近況を、かなり包み隠さず語り合う。
 終電頃のタイミングで健康的なるお開きとなり、再びの再会を約束し帰途に。

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2008年 07月 8日

結局断念

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 どちらを見ようか迷っていた試写会:映画を、2本とも結局断念。
 念頭に「今年は映画のスイッチを入れよう!」と、多少無理しながらでも映画鑑賞の機会を高めようと考えたのだが、折り返し地点を過ぎて、思いの1/3といった鑑賞率。
 度重なる打ち合わせを経て地下鉄へ。
 携帯が登場してから、iPODが登場してから、電車内で音楽を聴く人が激増してきた印象を抱く。
 おいらの所有する音源ソースにしても、iPOD、iPODタッチ、シャッフルと一通りあるのだが、これらはすべてビンゴなり、パーティの景品で当たったシロモノだ。
 当たってなければきっとまだiPODユーザーじゃなかったと思う。

 買い換えた携帯にはワンセグ機能もついており、音量を消去し初めて写して見たが、電車の椅子に腰掛けてそれなりの時間がなければ、なかなか観戦に至らず。
 そして変えたばかりの携帯がやけに使いにくいのだ。

投稿者 yonezawa : 13:40 | トラックバック(0)

2008年 07月 7日

たった一度

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 市場価格1コ数万円もする宮崎マンゴー:太陽のタマゴを喰らっていたのは、帰省した折の去年の今頃だった。
 つまり小・中・高校時代の仲間らと再会を果たした夏。
 帰省のタイミングにしても、毎年毎年状況が変わりバラバラ。今年はいつ頃、九州の面々と再会できるだろうか。
 2002年から6年、今年七回忌を迎える親父の命日には帰省の予定。
 親父は亡くなって以来、たった一度しか夢に出てきてくれない。

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2008年 07月 6日

雨とApocalypto

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 九州、山口が梅雨明け。東京でも“振らない梅雨”ってのがここのところの印象だった。
 いよいよ激しく暑い日々の到来か。
 昼間の車中温度は真夏並に急上昇で、乗車後1時間、冷房が全然効かない。
 
 日が暮れた夕食時の夕方、ドライブがてら用事を済ませに原宿本面へ。
 カー・ラジオから流れてきたインターFMのDJ:島田律子の声は久しぶり。ご無沙汰している彼女に最後に会ったのは、彼女が臨月手前の頃だったか。
 周波数をJ-WAVEに回せばクラシック・ギタリスト:村治佳織の番組が。
 彼女とは、先日のライヴ会場以来お会いしていないが、ハンドルを握りながらあの瞬間のギターの音色を思い出していた。
 帰りの道中、ポツンとフロント・ガラスに雨が。
 
 「こんな時、親父ならどうするんだろう?」「こんな時、親父ならどこへ行くのだろう」様々な思考が浮かんでは消える。
 同時に、おいらの知る1960〜70年代時分の40〜50歳代の男達は、度量があって風格があり、つくづく立派だったなぁ…と回想する。
 
 明け方までかかり、今頃DVDで映画『アポカリプト』鑑賞。映像の迫力に倒れた。
 凄い世界観にして「この後の展開は一体どうなるんだ!?」っと子供のようにドキドキさせられた。
 劇中描かれたマヤ文明後期の中央アメリカは忠実なのだろうか?
 生け贄の心臓を取り出しとか、目を背けたくなるバリバリR指定であろう斬首シーンとか、冒頭に見せる森の中のトラップとか、妊婦の妻であるとか、足手まといのような仲間の大男とか、野卑で屈強なる敵の男とか、主人公の誇り高き父親とか、奴隷の姿、等…。
 見る者に良き意味の障害(刺激)を与えるような演出が尾を引き、作品に対して延々色濃く入り込ませる印象を得た。
 ああだこうだ考えさせない大変な演出効果を感じさせた。
 メル・ギブソンは心から映画が好きなんだな。
 監督業も俳優業並に実力を不動のモノにしつあるメル・ギブソンはもはや偉大なる世界有数のフィルム・メーカー。
 それにしても、弓も槍も石も怖すぎ。

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投稿者 yonezawa : 12:37 | トラックバック(0)

2008年 07月 5日

Newton Faulkner

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 BMGよりサンプル盤が届いた時から気になっていた、ギタリスト:ニュートン・フォークナーのアルバム『ハンド・ビルツ・バイ・ロボッツ』が、ここのところヘヴィー・ローテーションなCD。
 午前中、彼へのインタビューを行うべく都内某所へ。

 彼の音楽性同様、会った瞬間に彼の優しく温かい人柄がダイレクトに伝わってくる。
 例えば、ジョン・バトラーの醸し出す雰囲気と、とても似ている印象を抱いた。
 タッピングにしろ、ボディを叩きながらパーカッシヴにリズムを刻む演奏にしろ、まったく嫌らしさを感じさせず、どんどん彼の音を理解したくなってくる。
 彼の演奏を聴いて感激したジミー・ペイジが会いに来たそうだ。アコギ1本で奏でるクイーンからのカヴァー「ボヘミアン・ラプソディ」が、お茶目で嬉しい。
http://jp.youtube.com/watch?v=n_k8_HSA1-o

 ニュートン・フォークナー、最高!

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2008年 07月 4日

Bar STOP

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 飲め飲め団:団長は、諸事情の経緯あって現在8ヶ月間以上、禁酒を貫いている。
 しかし飲んべぇの心情を最も理解されている方なので、おいらのように飲み汚い輩の誘いにも、ノン・アルコールで最後までお付き合いくださるのだ。
 
 何年経過しても頭の痛い悩みの種が運命のようにつきまとう。
 何もかもぶっちゃけつつ思いをぶつけ、語らいの場を演出してくださる周囲の方々の距離感が嬉しい。
 デザイナー:Mちゃんに、編集:Y、MKらが順次合流し、賑やかなカウンターの面々と集い、夜が更けた。
 

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2008年 07月 3日

公ちゃん、大好き

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 avex所属のクラシック・ミュージシャンが集い、白寿ホールでコンベンションの演奏会が行われた。
 以前取材したバイオリニスト:奥村愛、チェリスト:遠藤真理、ピアニスト:三浦友理枝の演奏を聴くべくホールへ。
 登場するミュージシャンそれぞれが、とんでもない技術とセンスを駆使し、実にそつなく楽器を奏でる姿に聴き惚れた。
 チューニングは耳だけ。勿論演奏にクリックはなし。ステージを彩る圧巻の演奏に惹き込まれる。

 中でもこの日、初めて体感したピアニスト:辻井伸行の演奏には完全にノックアウトさせられた。『報道ステーション』、『題名のない音楽会』等のテレビ番組に出演し、その名も世間では認知されはじめた彼だが、オリジナル曲「川のささやき」の美しすぎる旋律、指揮者:佐渡裕の奥様に捧げたという曲「公ちゃん、大好き」の優しさには、少し涙目になってしまった。
 曲を聴きながら、大好きなRちゃんを想像してしまったからだ。
 
 前半後半のインターバルに遠藤真理ちゃん、三浦友理枝ちゃんらと取材以来の再会を果たし、インタビュー時の御礼を再びお伝えする機会を得た。
 近年のクラシック・ミュージシャンはつくづく美しい。
 日本で充分な実績をあげた後、欧米での鍛錬によって確かな技量をさらに磨き上げ、鍛錬を止めない彼ら。
 一点の迷いもない演奏が感動的ですらあった。
 ロック・ミュージックもクラシックもジャズも、おいらにすれば何もかもがROCKという思想でくくることが出来る。
 
 夜、編集者の鏡:T氏と念願のサシ飯へ。
 河岸を変え、S社:YMと合流。YMは、友人で親友だというFM横浜でDJを務めるTさんを連れ立ち、4人でがっぷり音楽談義。最高。
 元コア・オブ・ソウルのシンガーで、現在LOVE名義で活動を続ける中村蕗子の、溢れる才能に対する共通の認識に思わずほくそ笑んだ。

投稿者 yonezawa : 17:16 | トラックバック(0)

2008年 07月 2日

INTO THE WILD

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 映画『イントゥ・ザ・ワイルド』の主演俳優:エミール・ハーシュは、話題の映画『スピード・レーサー』でも主演を務めており、今回の来日は後者プロモーションの方がメインであったのかもしれない。
 おいらは『イントゥ・ザ・ワイルド』に関する単独インタビューのため、都内某ホテルを訪れた。
 
 エミールは、デビュー当時のレオナルド・ディカプリオ、あるいはリヴァー・フェニックスを彷彿とさせる若き才能溢れる俳優だ。
 現場のそこの空間だけはとてもリラックスした気持ちのよい空気が流れていた。
 「しかし子供の頃、アニメ『スピード・レーサー』(日本では勿論『マッハGOGOGO』)を見ていたけど、まさか自分が主演をやることになるなんて、信じられなかったよ!」と屈託のない笑顔で笑うエミール。
 髭を蓄えた出で立ちではあるが、まだまだ幼さを感じさせるナイスガイだった。
 短いセンテンスながら一つ一つの質問に真摯に回答する彼。制限時間をフルに活用し現場を後に。
 本作は、9月6日よりシャンテシネ、テアトルタイムズスクエア他全国ロードショー。

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 半蔵門で映画『P.S.I LOVE YOU』試写鑑賞。
 ヒラリー・スワンク:ファンであるおいらは、この作品をいち早く観ておきたかった。
 アカデミー賞を受賞した時のスピーチで、彼女はトレーラーハウスの中で育った貧困な生活体験の過去を語った。
 「仰天日記」のいつ書いたんだったか探すのも大変だが、2002年アメリカ公開の『Insomnia』取材時、ニューヨークのジャンケットで彼女へのインタビューを試みた事があった。
 真っ直ぐに見つめたまま、歓びをダイレクトに相手に伝える、あの瞳の凜としたたたずまいにおいらは瞬時にノック・アウト。
 一般的に、超美人女優というイメージを世間は抱いては無かろうが、あのチャーミングでキラキラ光り輝く眼差しは忘れない。

 劇中、30歳になる手前からのアメリカ女性を演じるヒラリー。女性向けの作品だという印象ながら、とあるマスコミ関係者の男性が鑑賞後、号泣していたそう。
 原作を読んでいないので何とも言い難い部分も多いが、正直、幾つかのシーンシーンの心理描写に、上手く同調or感情移入出来ない場面もあり、そこそこ佳作な脚本だった印象。
 ついでに思う事は、無くなった夫を演じたジェラルド・バトラーがどうにも馴染めない。打って付けのキャラの起用に感じられない。
 また、劇中登場するヒラリー周辺の女性達が、どうも中肉中背のオヤジ体型の男ばかりを“イケメン”として意識する描き方の演出にセンスの違いを感じた。
 
 “ヒラリーの登場するスクリーンで大きく泣きたい”。彼女への思いはそれだけだ。
 彼女は次回、大西洋単独飛行を女性として初めて達成したことで知られている女性飛行士:アメリア・イアハートの伝記映画『Amelia』(監督:ミーラー・ナイール)に主演することになっている。
 本作は、10月18日(土)、有楽座ほか全国拡大ロードショー。

※関連サイトより概要抜粋↓

■イントゥ・ザ・ワイルド/INTO THE WILD
 1992年4月、一人の青年がアラスカ山脈の北麓、住む者のいない荒野へ歩いて分け入っていった。4か月後、ハンターたちによって、彼はうち捨てられたバスの車体の中で、寝袋にくるまり餓死している状態で発見される。青年の名はクリス・マッカンドレス(エミール・ハーシュ)。ヴァージニアの裕福な家庭に育ち、2年前に大学を優秀な成績で卒業したばかりの若者だった。全財産を捨て、労働とヒッチハイクを繰り返しながら、アラスカへと旅立ったクリス。なぜ彼は、恵まれた環境にいながら、悲惨な最期を遂げたのか…? ジョン・クラカワー原作のベストセラーを、ショーン・ペンが映画化。

■P.S.アイラヴユー/P.S.I Love You
死んでしまった最愛の夫から、ある日突然届いた手紙。
それが、すべての始まりだった―。

世界40ヶ国以上で出版、500万人が涙した、一冊の純愛小説「P.S.アイラヴユー」(セシリア・アハーン著)の完全映画化。

 つましくても幸福な人生を信じて疑わなかったホリー(ヒラリー・スワンク)に突然、襲いかかった最愛の夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)の死。彼の死を受け入れられず、絶望に打ちひしがれる彼女のもとに、一通の手紙が届く。その手紙の差出人は亡き夫だった。それから、消印のない夫からの手紙が様々な形で届くようになる。最愛の人を失った悲しみと、最愛の人に出会えた幸せをかみしめながら、徐々に生きる力を取り戻していく…。

投稿者 yonezawa : 12:37 | トラックバック(0)

2008年 07月 1日

あと30分

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 「上野の森美術館で開催中『井上雄彦 最後のマンガ展』を見に行こうや」と、旧友:HHに誘われ、昼下がりの当日券目当てで電車に乗り込み、上野に向かっていた。
 午後一より半ドン仕事を終えたHHは、一足先に現地へ赴いていたようで、電車で移動中のおいらに携帯メール電話がかかってきた。
 およそ午後2時頃で、その日の当日券は売り切れの告知がしてあったそうだ。
 週頭の平日の昼間にソールド・アウト。なんたる反響なのだろう。日本国中から観客は訪れているのだろう。
 我が編集部にも井上さん担当編集がいるのだが、彼曰く全身全霊をかけた姿を目の当たりにしているので、他のささやかなる仕事もこの個展が開催中には引き受けられない現状の様子だった。
 行く先を編集部へ変更し雑務をこなすうちに、夕方原稿完成の連絡が。
 東西線で往復し最新原稿を無事入稿。今日は珍しい電車帰宅で帰途に。テンホーちゃんからのメールがあと30分早かったらなぁ…

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