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2008年 02月 11日

井の頭公園/グラミー賞/クラウディア奇蹟の愛

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 今朝7時まで起きていた間、花粉症と同時に少し喉の違和感を感知。
 風邪の初期症状状を自覚。
 
 正午前に起きて午後の昼下がり、井の頭公園へ。
 近所に住むトラヴィス(寅)とYを誘ったら、寅が体調不良でダウンとのこと。残念。
 公演には大勢の人々が余暇を楽しんで来ている。日差しのよい気持ちいい日本晴れの陽気。

 ここではめったに食べないのだけれど、小腹の空き具合から「いせや」でつくねと焼き鳥を塩で1本ずつ立ち喰い。
 池に浮かぶスワンの数も相当なモノだった今日の井の頭公園。Rちゃんはたま〜に転けながらも、見渡す景色の雑踏を無心らしき表情で眺めていた。

 本日発表のあったグラミー賞で若手カントリー歌手:ブラッド・ペイズリーを初めて見たけどギター上手いな。
 新人:エイミー・ワインハウスが最多5部門を受賞。報道によれば、ドラッグ問題等々で度々騒動を起こしているという彼女。
 ロンドンとの中継映像でもその特異なキャラの一部をかいま見れたような印象。

 昨年、共にインタビューする機会を得たジョン・メイヤーとアリシア・キーズの競演がよかった。「レーベル間の契約だ何だという面倒くさい事は置いといて、とにかくセッションしようぜ」と語った2人のフレンドシップが思い出された。彼らは双方の最新アルバムに参加し合っている。
 同じく過去にインタビューしたネリー・ファータド、ファーギーもプレゼンター、パフォーマーで登場。

 ボストンのリードボーカル:ブラッド・デルプが昨年無くなっていたことは、今日のこのグラミーで知った。
 高校時代、ボストンのファースト、セカンドをどれほど聴き込んだことだろう。
 ボストンのギタリストだったバリー・グドローのソロ・アルバムまでも彼は歌っていたんじゃなかろうか。
 デルプはバンドの活動休止中にはBeatlejuiceなるザ・ビートルズのカバーバンドでプレイしていた。死因は一酸化炭素中毒による自殺であったことが警察から発表されたそうだ。
 享年55歳。合掌。

 以前、ブログにも書き記した書籍『クラウディア奇蹟の愛』を奈良の従兄弟:太に贈呈したところ、歓びのメールが届き嬉しかった。
 改めて概要を語ると、91年のソ連邦崩壊後も蜂谷弥三郎さんは恐怖心が先立ち、なかなか日本に連絡をとれなかった。だが、96年、51歳になった娘さんが訪ロし再会を果たした。
 日本で、独身を貫いた久子さんがご健在で、夫を待っていると知ったクラウディアさんが、最も強く弥三郎さんに帰国を勧めたそうだ。
 書籍の冒頭引用されているのが、弥三郎さんとの別れに際してクラウディアさんが書いた手紙の一部。
 後のテレビ映像で見た、半世紀ぶりに夫:弥三郎さんと再会した時の久子さんの可愛らしさといったらなかった。そして弥三郎さんの精悍なこと。
 久子さんは、持ち込まれた再婚の話などは全て断ってきたのだ。夫が生きているかさえどうかわからない51年もの間。
 51年…
 まだ、おいらではその時間を知りようのない長さだ。

 夫の絶ちがたい望郷への想い。
 途方もなく想像もつかない51年間の日々を待ち続けた妻の想い。
 夫を救った孤児の女性がもたらした果てしなく広大な懐。

 学ぶことは多すぎる。

 この書籍の存在を知った後、田舎のおふくろにも即読んでもらった。
 母方にあたるおいらの祖父も、終戦と同時にロシア兵によって満州から連行され、捕虜になった経緯もあるので、この話は他人事ではなかった。
 まかり間違えば同じ運命を辿っていた可能性もあった。

 報道で知ったのだが、残念なことに昨年07年5月に久子さんは逝去されたそうだ。
 すべての日本人も、すべてのロシア人も、心から彼女のご冥福をお祈りしなければならない。

投稿者 yonezawa : 2008年02月11日 02:51

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