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2007年 10月 13日

厳罰に処す

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 「勝たれへんぞ。判ってるやろ?」「キンタマ打ってもええから」「おい大毅、肘でもええから目ぇ入れろな。思いっきり」「目ぇ、もっといけよ。目ぇのところ重点的に攻めろ…」
 一昨日の内藤×亀田戦──
 試合終盤、リングサイドで亀田父、興毅らセコンド側の指示がこういった内容のモノだったようだ。
 これら一連の驚愕の発言に、反則行為に続いて再び驚かされた。
 そうした指摘を踏まえ、日本ボクシング・コミッション側は父、兄を厳罰に処す方針を固めたという。
 かつて記憶の中に、リング上でクリーンに試合をしなかったボクサーはいたが、例外なくそれらの選手は消えゆく運命を辿っている。
 ボクシング・ファンは選手の一挙手一投足を見逃しはしない。
 演出上の口舌パフォーマンスと、見下し発言の判断は一目瞭然。
 翻って、かつて辰吉のビッグ・マウスをファンはどれほど温かい目で見つめてきたことだろう。
 1986年7月24日の両国国技館での浜田剛史×チャンピオン:レネ・アルレドンド(メキシコ)戦、WBC世界Jウェルター級タイトルマッチ。
 世界奪取直後の浜田のコメントには、未だに目頭が熱くなる想いだ。

 かつて、バルガス×デラ・ホーヤ戦の本気で凄まじかった世界頂点対決の中身。
 試合内容は破格に素晴らしい歴史的なモノとなった。デラ・ホーヤのファイトマネーが推定14millon(約17億円)、バルガスが推定6millon(約7億円)。考えられない規模のビック・マッチにふさわしい大舞台でお互い燃焼する白熱の名勝負。両者共々、玉砕覚悟で闘っている心の内が試合の中に見えるのだ。だからこそKO劇を引き起こす確立が上がるのだ。
 世界戦とはそういったものだ。
 予断ながらこの試合は、彼ら2人の直筆サイン入り色紙を読者プレゼントとし、インタビュー記事としてヤンジャンに掲載したのだが、記事作成時も、試合観戦中も、本の発売日も実に充実感の伴う試みだった記憶がある。

投稿者 yonezawa : 2007年10月13日 13:25

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