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2007年 09月 9日

えん罪

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 ドキュメント番組を観戦。
「富山県で起こった強姦事件の犯人が、別件逮捕の際発覚し、誤認逮捕された男性は仮出獄後に真犯人が判明したとして、検察官が再審請求をおこなうという異例の事態となった」
 裁判所の間違った有罪判決によって、犯人ではなかった人が2年あまりの服役。刑期を終えた後、真犯人が捕まったというのだ。
 さらに追い打ちをかけるように、彼の服役中、お父さんは他界されたのだという。なんと言う悲惨な事件なのだろう。

 こうした相次ぐえん罪の特徴は、いずれもウソの自白を警察が強制的に取り、誤判を引き起こさせている。
 警察は、誰が聞いても証拠不十分である人間を、なぜ強引に犯人にしたてあげたがるのかが判らない。そして裁判所は一体何をする場所なのだ。
 この問題、調べれば調べる程、煮えくりかえる一方。

 今年2月には、2003年の鹿児島県議選において公選法違反で起訴された被告12人全員に無罪判決が出ている。
 無罪判決は被告の県議のアリバイを認め、買収会合自体がなかったとしている。
 存在しなかった事件を警察がでっちあげたわけだ。つまり、6人の被告は人権を無視した取調べによってウソの自白を強いられていたことを意味する。
 何を言っても信じてくれない延々続く警察の取り調べを苦に、自殺未遂までした方もいたそうだ。

 これら相次ぐえん罪事件から教訓にしなければならないのは、まず、警察・検察の取調べの録音・録画をはじめとする捜査の可視化をすみやかに実施することだ。
 裁判所は自白の厳密なチェックをおこなう必要があるということだ。

 富山県の事件では新犯人が別件で逮捕された時に、発覚したケースなので、見つかった方が奇跡的だったと言えるだろう。えん罪の被害者として、そのまま泣き寝入りした人も、もしかしたら大勢いるのだろうか。
 恐ろしい問題だ。

 捜査の可視化は当然。個人的には裁判の放映も是非とも実現させてほしい。

投稿者 yonezawa : 2007年09月09日 03:58

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